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2008年03月17日
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カテゴリ: 不思議
失われた技術・・・ロストテクノロジーとは?

ロストテクノロジーとは、何らかの理由により現代では失われて
しまった技術のこと。似た言葉にオーバーテクノロジーが挙げら
れ、こちらは時代錯誤の遺品(オーパーツ)として紹介されて
いる。

ロストテクノロジーは端的に言えば、失われた技術体系であるが、
更にはそれに拠って製造された物品から、製造方法が理解できな
い場合などにも適用される。それら製品の性質が、
一概に再現不可能な状態にあるものや、或いは伝えられている
製法では再現できないもの、または製法に何等かの要素が

様々である。




特に過去の名工の作による「業物(わざもの・→刀剣の業物一覧)」
と呼ばれる工芸品の中には、その名工個人の経験によって生み
出されたものも少なくなく、これが再現不可能な理由となって
いるケースも見られる。

ロストテクノロジーの例

正宗など日本刀の製法
技巧が後継者に継承されなかった。また第二次世界大戦以降に
刀鍛冶が工芸品・美術品以外では社会に必要とされなくなった
など。

ダマスカス鋼の金属混合比 アメリカで現存するものを分析し、組成の再現に成功したとされ
る。逆に「オーパーツ」扱いする神秘主義者は伝説上のダマスカ
ス鋼を想像し、再現されていないと主張するケースもある。



した様々な憶測が飛び交う。

ヴァイオリン「ストラディバリウス」の製法 アントニオ・ストラディバリが製法を秘匿したうえにイタリアの
楽器製造産業が途絶して不明となった。ただし後世の科学分析
などにより幾つかの製法上の秘密が判明したと見る説もあり、
その一方ではこれに匹敵する楽器製作技術の再現に対する制作者

らしいのは単に“もともとの製作精度が高いこと”“丁寧に扱わ
れ、修理も高度な技術を持って施されてきたこと””経年変化に
よる木材の音響特性の変化”の要素があったからに過ぎないと
いう見方もあり、現在はこちらの説の方が有力である。
現にこれら三つの要素を満たした古いバイオリン(チェロなども
含む)は素晴らしい音色を保有している。

和算
江戸時代に爛熟期を迎えたが、その後明治時代に西洋数学が学問
の基礎として利用されるようになり、研究者らが途絶してしまい、
その後は発展していない。

始皇帝の兵馬俑
権力を誇示する意味でも技巧と財力が投入された。同規模での再現
はその量・技巧共に困難である。後の権力者によって迫害対象と
もなったため忘れ去られ、同地域では後世に地中に存在する得体
の知れない焼き物人形とみなされた。

北宋の汝窯の青磁
高麗青磁
高麗滅亡後、職人の多くが海外に流出、あるいは白磁の製造に切り
替えるなどしたため技術が失われた。現存数は非常に少なく、
高値で取引される。

古代ローマの水道橋
後にローマが衰退、中世ヨーロッパでは技術的にも文化的にも正
しく伝承されなかったため、人類の技術では不可能とされ、
「悪魔の橋」と呼ばれたものもある。

戦艦の主砲
製造には巨大な専用施設とその運用を行う経験を備えた専門の
技術者を必要とし、40cmなどの大口径主砲は製造施設も技術者
も断絶している。なお、厚さ300mmを超える装甲についても同様
に現在の技術・設備では製造・再現できないとされ、設計文書に
残された以外のノウハウが失われている。
21世紀初頭の現在、対艦船戦闘の主流はミサイル巡洋艦による
対艦ミサイルに移行しており、艦載砲も重装甲の戦艦に対する
砲弾一発辺りの打撃力よりも、対小型艦艇・対空攻撃用に
連射性能や初速・射程が重視され、口径も小型化されている。





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最終更新日  2008年03月17日 09時11分08秒
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