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2009年11月26日
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カテゴリ: 不思議

GCPは未来を予測するか?

懐疑論者はこういうだろう。"世界的な事件などは、それこそ毎日発生している。そして科学者らはEggsが反応したときのみ、それにあわせて大きな事件を選ぶのだ。結局のところ、我々の世界は毎日のように何かがある。続く戦争、テロ、更には数多い世界的な祝日だってある。科学者はEggsが反応したときだけ、事件を関係づけ、無理やり有意な確率を見出しているに過ぎない"、と。

しかしこうした反論を、研究団はきっぱりと否定している。研究団によれば、彼らは非常に高度な機器と計算技術を用い、的確に数値反応を分析し、有意なものとそうでないものをきちんと分別することが可能である、と話している。

「我々自身、この実験で何らか間違いを探すべく、必死になって探しています。しかし、我々のうち誰も、そして恐らく誰にもそうした間違いを見つけることは出来ないでしょう。我々の得るデータがまぐれで当たっているとした場合、その可能性はほとんど100万分の1以下です。これはあり得ないことです。」

しかし依然、こうした発見に疑問を呈する学者は多い。英ゴールドスミス・カレッジの心理学者クリス・フレンチ博士はそうした懐疑論者の一人である。「GCPは確かに無視できない面白い実験結果を報告しています。しかし、私はそうした実験結果に興味をもって、同じようなことを実験してみましたが、彼らと同じような結果は得られなかったんです。実験は早い段階で終えてしまったので、断言することは出来ませんが、とにかく今回は失敗に終わりました。従って、まだ判断はしかねています。」

そう博士が語る通り、安易にこれら実験の成果を信ずることは出来ないのは事実である。しかし、物理学の法則がこうした未来予知の可能性を完全に排除するという明確な根拠も、またないのである。

例えば、時間が常に先に進むものではなく、後戻りするという可能性もまるで否定できるものではない。そしてまた、もし時間が例えば波のように満ちては戻る - 干満を繰り返すものであるとすれば、我々が先に見た未来をあたかも「思い出す」ようにして、それらを後に「予言」することさえ可能なのかもしれないのだ。

「時間が過去に逆行しているという証拠はたくさんあるんです。」アムステルダム大学教授、ビエールマン博士は語る。

「そしてもしそれが物理学において可能ならば、我々の心においても同じ現象が発生することは想像に難くありません。言い換えれば、我々の全ては、未来を見ることができるということです。そしてもしそうした能力があるとすれば、そこには理論を支える様々な証拠があるはずです。」

逆行する時間

オランダはユトレヒト大学教授、ジョン・ハートウェル博士はこうした人間が未来を検知する能力が存在することを証明した第一人者である。1970年代半ば、博士は脳波スキャンを用いたある実験を行った。

実験で博士はまず、被験者らに対し、いくつかの刺激的な絵を含む画像を見せた。そして結果、刺激的な絵を見せるたび、被験者らの脳波は絵を見せる前に比べ大きな反応を示した。ここまでは予想通りの結果である。

しかしここから予想外の反応が起こった。やがて被験者らは、刺激的な絵を見る数秒前にも、脳波において同様の反応を示すようになったのである。これはすなわちショッキングな絵が来る場合、彼らはその数秒前にそれを検知していることになり、いかなる方法でもってか、数秒先の未来を検知していることを示したのである。

その後15年近くに渡り、このハートウェル博士の実験は注目を浴びることはなかった。しかしそれから米国の科学者、ディーン・ラディン氏が類似した実験を行い、ハートウェル氏と同様の発見をした。博士の行った実験では、被験者の皮膚に電極を取り付け、その反応を調べた。これは現在ではウソ発見機の原理ともなっている方法である。

そしてラディン博士はハートウェル博士が行った「画像反応」実験を行い、その皮膚における電気反応を調べた。そして結果はやはり同様のものだった。被験者らは、ショッキングな絵が見せられる場合は、その数秒前に反応し、それが電気反応として現れたのである。そしてその後も博士は実験を繰り返したが、やはり同様の結果が見られた。これは通常、起こりえない現象であるという。

そしてこれら実験については、ビエールマン博士もその結果を認めている。「本当に信じられませんでした。私も彼らと同様の実験を行いましたが、確かに同じ結果が得られたんです。正直、驚きましたね。それ以来、私も時間について、もう一度考え直してみることにしたんです。」またビエールマン博士によれば、この実験はその後いくつかの著名な研究所でも実験され、同じ結果が得られたものの、世間に公表されていないと話している。

「彼らは、そんな常識外れな実験結果を発表して世間に笑われるのが怖いんでしょう。だからいまだに実験を公表しないんです。だから私は彼らに言ってるんです。いつかみんなで一斉に、この結果を公表しよう、とね。これなら一人だけ恥をかかなくて済むでしょう!というわけです。」

しかし、もしビエールマン博士の話すことが事実であるならば、これはもはや笑って済む問題ではない。

未来予知、世界意識

こうした実験がもしまだ我々の未知の科学的法則を明らかにするならば、それは例えば我々がしばし遭遇する「デジャヴ(既視現象)」などを説明することになるのかもしれない。

またあるいは、このEggsのような箱を用い、我々の未知能力を更に拡張することさえ、夢ではないのかもしれない。

ネルソン博士はこうした試論について、現在は楽観的である。そして今後も結論を急ぐことなく、長期的に調査を行う予定であるという。「いつか、我々はこの実験を通してこれから世界で起こる様々な事象を検知できるようになる時が来るかもしれません。しかし、まだ現在ではそれが一体どんな出来事なのか、そして何処で起こることなのかまで調べることは出来ないんです。」そして博士は冗談めかして続ける。「それが出来るようになるまでは、CIAに売りこむことも出来ないでしょう。」

しかしまた、ネルソン博士は未来を具体的に予測し、それらを未然に防止すること自体が、彼の研究の究極的な狙いではないことを強調している。

「私が研究を通して追い続けているのは、我々全員が共有している"何か"です。それは現在、神とも呼ばれるべきものかもしれませんし、我々が呼ぶように、世界意識(グローバル・コンシャスネス)とでも言うものかもしれません。現在の我々の姿は、あたかも個人主義の怪物です。今、我々は社会によって、個々がバラバラに引き離されています。しかし、それが人間のあるべき姿だとは思えません。本当のところでは、我々は、我々が自覚している以上に、心の奥のどこかで、繋がっていると思うんです。」






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最終更新日  2009年11月26日 21時14分42秒コメント(0) | コメントを書く
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