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2014年08月26日
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カテゴリ: 日記
情けをかけるとその人の為にならない?


情けは人のためならず
この慣用句の誤用は若い方に多いようです。
言葉をそのまま読むと「人に情けを掛けて助けてやることは結局はその人のためにならない」と取れますので、そういう意味で使用する方が実に多いですね。
実際は、「人に情けを掛けておくと巡り巡って結局は自分のためになる」という意味ですから、この慣用句を理解するには、「人の為ならず」のあとを自分で補って理解しておく必要があるのです。「情けは人の為ならず 巡り巡って己が(自分の)為」というぐらい補っておけば間違えずに済むでしょうね。


敷居が高い
雰囲気の良いお店などを見つけたとき「あのお店は敷居が高すぎて入るのを躊躇してしまう」という使い方をされている方は、この「敷居が高い」を間違って覚えておられると思います。
「敷居が高い」には「高級過ぎたり,上品過ぎたりして,入りにくい」という意味はありません。
意味は、「相手に不義理などをしてしまい,行きにくい」というものです。

では、「敷居が高い」の誤用である「自分には合わないとか難しい」という意味で表現したいときには、どんな言葉を使うべきでしょうか。「自分には合わない、難しい」を表現したいときは「ハードルが高い」「レベルが高い」「分不相応」を用いるのが正しい用法だと思います。


号泣する
最近、号泣議員というのが出てきて話題になったことがありますが、この号泣とはどういう状態でしょうか?
(1)「激しく泣く」という意味
(2)「大声を上げて泣く」という意味
ウェブサイトなどには,「声を押し殺して号泣した」「周囲に気付かれないように号泣した」といった表現が見受けられますが,これらの使い方は,本来の「号泣する」の意味とは違っています。
本来の意味は(2)です。
ウェブで見かけた表現では、「母が横で声も出さずに号泣していました」「明らかに涙を出さず,声を出さず号泣されておられたと……」「号泣ですよ!最後なんて声出さないようにするので精一杯でした」「声を押し殺して号泣してしまいました」「
帰り道で思いっきり声を押し殺して号泣した」などなど・・・・。
「声を上げずに大声をだした」などと同様の矛盾した表現がいっぱいあるということですね。
このように「号泣」の意味するところの範囲が拡大して用いられるようになったのは,週刊誌やテレビ番組などが,誰かの激しく泣く様子を,声の有無にかかわらず,「号泣」と表現し始め,それが,次第に,一般にも広がっていったのではないかと思われます。

テレビなどのマスコミの力は強力ですが、それが故に正しい表現をする義務がマスコミにはあると思います。





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最終更新日  2014年08月26日 12時55分01秒
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