月とうさぎ

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風来のアツ

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2009年04月24日
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カテゴリ: おもうこと

  昨年秋、栗城史多(くりきのぶかず)さんの話を聞く機会があった。

栗城さんは ソロアルピニスト である。

「北大に通っていたとき彼女にふられ、その彼女が好きだった登山とはどんなものだろうと思ったことから山登家となった」と笑いながら話していた。

栗城さんは、世界7大陸の最高峰を無酸素・単独登山にチャレンジしている。

現在、6大陸の最高峰の登頂に成功し、今年の夏に最後のエベレストを目指している。

私はそれまで彼のことは全く知らなかった。

会ってみると、とても小柄(身長160cmぐらい)でごつくもない、26歳、普通の青年だった。

とても世界6大陸の最高峰を単独で制覇したという人間には見えないというのが正直な感想だった。

しかし、彼の言葉は、エネルギーにあふれていて、スポンサー集めなども苦労した(1回の登山には2千万円ほどの費用がかかるらしい)と話していたが、スポンサーの方々が彼を応援しようと出資を決めたのがわかる気がした。

彼の話の中で、こんな言葉を聞いた。

「Beyond the limit」

苦しいことは必ず乗り換えられる。その先には、すばらしいものが待っている。

というのだ。登山をしていてまず悩まされるのが高山病。

激しい頭痛と吐き気に襲われ、どうしようもなくなるのだそうだ。

しかし、この苦しみを乗り越えれば、また登れると強く思って高山病に耐える。

3日~1週間もすると、自然と体がなれ、また登れるようになるらしい。

次に天気。吹雪などでベースキャンプに何日も缶詰になっても、悲観的にならない。

必ず晴れる、すばらしい景色が待っていると念じ、何日間もじっと登れる日を待つのだという。

そしてたどり着いたところには、何にも変えることできないすばらしいものがまっていると話していた。

 現在彼は、8000m峰のヒマラヤ・ダウラキに挑戦している。

その模様は、 彼のブログ で見ることができる。私も毎日欠かさずチェックしている。

興味のある人は、ぜひのぞいてみて欲しい。

辛いことがあってもがんばろうという何かかしらの勇気や希望がもらえる気がする。






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Last updated  2009年04月25日 07時16分50秒
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