FUN HOUSE

FUN HOUSE

PR

プロフィール

costello_pp

costello_pp

カレンダー

お気に入りブログ

プロの料理人に10… New! ken_wettonさん

ブルース・スプリン… New! an-daleさん

カレミン旨そば ラーメンたんろんさん

たてじまロック タル虎6さん
ぷろぐれ者がゆく! chop100さん

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006.07.24
XML
カテゴリ: 妻の闘病記




病室へ行くと、妻はMRI検査を終えていましたが
のど飴のトローチみたいなものが頭にいくつか付けられていました。
どうやら手術の時に、コンピューターで位置を測るのに必要なものらしいです。

着いて早々、麻酔担当の先生から麻酔についての説明があり
これの説明・同意書に署名をしていると
手術を担当してくださる先生から呼び出しがありました。

面談室へ行き、妻と一緒に待っていると、先生がカルテを持って登場。
早速、今日の検査結果を
コンピューターに写し出された画面を見ながら説明していただきました。

「検査結果では、腫瘍は良性の髄膜腫と考えられます。
検査前は脳浮腫が強く悪性の可能性もありましたが、
まだ確定ではないけれども、悪性ではなさそうです。
摘出した後、病理診断を行い、腫瘍の性質を確定させましょう。」

「ただし腫瘍のある位置が問題あって、上矢状静脈洞・脳表静脈という
頭蓋内で重要な静脈に進展していますので、腫瘍がそれらに癒着浸潤している場合には
腫瘍を全部取り除くことが出来ないかもしれません。
出来る限り安全な方法で手術しますからね。」

これを聞いた妻、おもむろに
「先生、全部取っちゃってください!」

おいおい、気持ちは分かるけど、静脈をもし切っちゃったら血が半端なく出ちゃうし
そっちの方が逆に危ないって。

それにしても脳の手術は危ないのは理解しているつもりですが
手術の前に

「以下のような術後合併症の可能性があります。
・ 静脈洞からの出血により、輸血する可能性があります。
・ 術後のけいれん発作
  重症な場合には人工呼吸器管理下にコントロールする必要があります。
・ 術後出血(脳内出血・硬膜外出血)・髄液漏・術後感染(髄膜炎)・創部感染
・ 全身麻酔・術後薬剤 心不全・肝機能不全・腎不全などの多機能不全
・ 上記の合併症により不可逆的な意識障害・神経障害を生じたり、
  命に関わることもあります
  …等々」

これだけいろいろな事が面談票に書いてあると、
先生が「大丈夫だからね。」とおっしゃっていただいても
スゴク不安になっちゃいません?

説明していただいた後
「もう検査は終わったので、今日はこれから外泊しても構いませんよ。」
という話でしたので、7月23日まで自宅に戻っておりました。

そして昨日病院にまた行ったのですが
妻と義母が「戻る前に教会に行きたい。」と言うので
ミサに出席していたら、約束の時間を大幅に遅れてしまい
病院に行く途中で看護婦さんから私の携帯に電話が…。

そんなこんなで、今日これから妻の手術があります。
私も病院に行ってきます。

どうか、手術が成功しますように。

************

読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
 ↓↓

人気blogランキングへ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.07.24 06:18:23
コメント(15) | コメントを書く
[妻の闘病記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: