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病室へ行くと、妻はMRI検査を終えていましたが
のど飴のトローチみたいなものが頭にいくつか付けられていました。
どうやら手術の時に、コンピューターで位置を測るのに必要なものらしいです。
着いて早々、麻酔担当の先生から麻酔についての説明があり
これの説明・同意書に署名をしていると
手術を担当してくださる先生から呼び出しがありました。
面談室へ行き、妻と一緒に待っていると、先生がカルテを持って登場。
早速、今日の検査結果を
コンピューターに写し出された画面を見ながら説明していただきました。
「検査結果では、腫瘍は良性の髄膜腫と考えられます。
検査前は脳浮腫が強く悪性の可能性もありましたが、
まだ確定ではないけれども、悪性ではなさそうです。
摘出した後、病理診断を行い、腫瘍の性質を確定させましょう。」
「ただし腫瘍のある位置が問題あって、上矢状静脈洞・脳表静脈という
頭蓋内で重要な静脈に進展していますので、腫瘍がそれらに癒着浸潤している場合には
腫瘍を全部取り除くことが出来ないかもしれません。
出来る限り安全な方法で手術しますからね。」
これを聞いた妻、おもむろに
「先生、全部取っちゃってください!」
おいおい、気持ちは分かるけど、静脈をもし切っちゃったら血が半端なく出ちゃうし
そっちの方が逆に危ないって。
それにしても脳の手術は危ないのは理解しているつもりですが
手術の前に
「以下のような術後合併症の可能性があります。
・ 静脈洞からの出血により、輸血する可能性があります。
・ 術後のけいれん発作
重症な場合には人工呼吸器管理下にコントロールする必要があります。
・ 術後出血(脳内出血・硬膜外出血)・髄液漏・術後感染(髄膜炎)・創部感染
・ 全身麻酔・術後薬剤 心不全・肝機能不全・腎不全などの多機能不全
・ 上記の合併症により不可逆的な意識障害・神経障害を生じたり、
命に関わることもあります
…等々」
これだけいろいろな事が面談票に書いてあると、
先生が「大丈夫だからね。」とおっしゃっていただいても
スゴク不安になっちゃいません?
説明していただいた後
「もう検査は終わったので、今日はこれから外泊しても構いませんよ。」
という話でしたので、7月23日まで自宅に戻っておりました。
そして昨日病院にまた行ったのですが
妻と義母が「戻る前に教会に行きたい。」と言うので
ミサに出席していたら、約束の時間を大幅に遅れてしまい
病院に行く途中で看護婦さんから私の携帯に電話が…。
そんなこんなで、今日これから妻の手術があります。
私も病院に行ってきます。
どうか、手術が成功しますように。
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読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
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