失われた時を求めて

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あきさん

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カテゴリ: 映画
この映画はゆうちゃんとこうちゃんに誘われて鑑賞しました。手書きハートハート

前回の第一章の続きです。3部作で60億円かかっているらしいです。星

1970年大阪千里で開催された万国博覧会も関係しています。

岡本太郎の太陽の塔に似たものが出てきます。

映画とは少し離れますが・・・・・

あの時代は70年安保もあり、学生運動も盛んでした。しょんぼりびっくり大笑い

原点に遡り考えましたので権威は失墜し革命の予感を感じた時でした。星

高校卒業式ボイコット事件がありました。

運動会の仮装行列ではは佐藤首相の葬式があったりしました。



アラン・ロブグリエ脚本 アラン・レネ監督の

「去年マリエンバードで」と出会いました。

大学の映画クラブの友人とはケベック館のディスコで踊りました。

学園祭ではキャロルの矢沢永吉、山下洋輔トリオ、五輪真弓も来ましたが

赤軍派の映画監督足立正夫も来ていました。

黒テントが構内であり沖山秀子も来ていました。

京都はもっとスゴカッタです。

世界中からヒッピーが集まっていてある喫茶店の2Fに寝泊りしていました。

同志社の構内ではあやしげなパーティーをしていましたし

京大西部講堂ではアンダーグラウンドなロック・演劇・舞踏の数々・・・・・

そんな雑多な時代背景を反映してか・・・・・・



moulin_rouge[1].jpg

去年マリエンバートで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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去年マリエンバートで
L'Année dernière à Marienbad

製作 ピエール・クーロー
レイモン・フロマン
脚本 アラン・ロブ=グリエ
出演者 デルフィーヌ・セイリグ
音楽 フランシス・セイリグ
撮影 サッシャ・ヴィエルニ
編集 アンリ・コルピ
ジャスミーヌ・シャスネ
公開 1961年6月25日
1964年5月2日
上映時間 94分
製作国 フランス・イタリア
言語 フランス語
allcinema
IMDb
表・話・編・歴
去年マリエンバートで(きょねん まりえんばーとで、L'Année dernière à Marienbad)は、アラン・ロブ=グリエによる脚本をアラン・レネが監督した映画である。1961年、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。日本公開は1964年5月。

脚本のロブ=グリエ自身の言によれば、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて作られた作品であるという。より正確に言うならば、芥川龍之介の『藪の中』を下敷きにした作品群の1つということになる。

ココ・シャネルが衣装をデザインしたことでも有名。


キャスト
A - デルフィーヌ・セイリグ
X - ジョルジュ・アルベルタッツィ
M - サッシャ・ピトエフ
淑女たち - フランソワーズ・ベルタン、ルーチェ・ガルシア=ヴィレ、エレナ・コルネル、フランソワーズ・スピラ、カリン・トゥーシュ=ミトラー
紳士たち - ピエール・バルボー、ヴィルヘルム・フォン・デーク、ジャン・ラニエ、ジェラール・ロラン、ダビデ・モンテムーリ、ジル・ケアン、ガブリエル・ヴェルナー

ストーリー

主人公の男Xは、女Aと再会する。Xは去年マリエンバートで会ったと語りかけるのだが、Aは記憶していない。しかし、AはXの話を聞く内に、おぼろげな記憶を取り戻していく。Aの夫であるMは、「去年マリエンバートで」実際に何が起こったのか知っているのだが・・・。


後年、脚本を担当したロブ=グリエがこの映画の仕掛けについて語っている。 それによると、黒沢明の『羅生門』がモチーフとなっており、最初に、

1.現在
2.Xの回想(Xにとっての主観的事実)
3.Aの回想(Aにとっての主観的事実)
4.過去(客観的事実→Mの視点)
の4本の脚本が作られ、それらをバラバラにつなぎ合わせて、最終的な脚本が完成したという。その際に、それぞれの場面が1~4のどの脚本に該当するのかがなるべくわからないように慎重につなぎ合わされ(時間軸の入れ替えも行われている)、最終的に完成した脚本はダイヤグラムシートを伴う、非常に複雑な物になった(海外の研究書にはダイヤグラムシートを伴う完成脚本が収録されている)。

さらに、このダイヤグラムシートは一部のスタッフにしか知らされず、そのため、出演者はしばしば自分が何を演じたらいいのかわからず、混乱状態に陥ったが、それも全て内容をより効果的にするための計算であった。

ただ、服装やセットなどは明確に1~4の脚本で区別されていて、注意深く見れば、どの場面が1~4の脚本のどれに当たるのか判別できる仕掛けになっている。

結果として、ロブ=グリエ曰く「非常に緻密に計算された作品で、曖昧さのかけらもない」作品になった。


ロケ地
作品のロケ地はミュンヘンである。
シュライスハイム城(Schloss Schleissheim)のノイエス・シュロス(新しい城、Neues Schloss)
現バイエルン州立美術館。映画では、男の記憶内や、額入りの写真として登場するフレデリクスバートの庭園。庭園にたたずむ人々の異様に長い影は地面に描かれたものであった。
ニンフェンブルグ城(Schloss Nymphenburg)[1]
主要な撮影が行われたロココの宮殿。映画に登場する幾何学模様のフランス庭園もここ。
アマリアンブルク(Amalienburg)
オープニングの独白シーンでここのシュピーゲルザール(鏡の間、Spiegelsaal)の鏡を利用した。また、男と女の最後の夜の演奏会のシーンもここだ。
実際のマリエンバートは、チェコ語でマリアーンスケー・ラーズニェ(Marianske Lazne)といい、プラハ西方約130km、カルロヴィ・ヴァリの南にある温泉療養地である。本作品とは題名以外は無関係である。

トリビア
この映画を題材としたジョーク。
警官「怪しい男だな。この辺りで窃盗事件が多発してるんだが、お前がやったんじゃないのか?」
男「違いますよ」
警官「本当か?昨日の夜も事件があったんだが、昨日の夜はなにをしてた?」
男「昨日の夜は、映画を見てました。「去年マリエンバートで」って映画です」
警官「嘘じゃないだろうな?本当に見たというなら、どんな話しだったか説明してみろ!」

このジョークはロブ=グリエ自身のお気に入りで、良く披露していたという。

この映画に度々登場するゲームについて。
ゲームの名前はニムと言い、数多くのバリエーションがあるのだが、いずれも法則性があり、必勝法が存在する(必勝法を知る同志で対戦すると、基本、先手必勝)。映画の中では、XとMが繰り返し対戦するが、XはMに勝つことが出来ない。必勝法のことを知っていたある記者が、「このゲームは二人の関係性を示す暗喩ですか」と監督に尋ねた所、監督は「あのゲームはMのXに対する優位性を示すために取り入れた物だが、必勝法のことは知らなかった。しかし、面白い偶然だ」と答えたという。

倉本聰の『昨日、悲別で』は、類想の命名ではないかといわれる





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Last updated  2009/02/04 08:14:41 AM コメント(2) | コメントを書く
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