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November 1, 2007
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カテゴリ: 子供たち
古典の新訳が相次いでいる。
ちょっと前、朝日新聞でも新訳本の紹介がなされていて興味を持った。
懐かしいタイトルが並んでいたが、
「カラマーゾフの兄弟」なんて、内容を忘れている。
物思う秋、あの、これでもかというロシアの重たさを味わうのも一興と
本屋に行ってみた。
・・・結果、全然違う本を買って帰った。

新訳ってすごい。
多少大味な感が無きにしも非ずだけど、

同じ筆者の本、昔は行きつ戻りつしながら読んだもの。
それがするする理解できるのには恐れ入った。

一読して溜め息をついて、
「哲学を勉強しなおしたいなぁ」
と独り言を呟くと、思いがけずシュウの声が飛んだ。
「哲学は勉強するもんじゃないよ」

えっ・・・。

びっくりしてシュウを見ると、
「哲学は自分ひとりでやるものなんだ。勉強するのは哲学の敵なんだ。
 疑問に思うことを自分で考えることが哲学なんだよ」
賢しげに言ってくれるじゃアリマセンカ。



「あんたの言うこともわかる。哲学は自分の頭で考えなくちゃ意味がないんだね。
他の誰かが考えたことをただ学んでも、それは哲学をしたことにはならない。
ショーペンハウエルが言っていたけど『読書は人の頭を使って考えること』だ。
つまり、思うに哲学を学ぶということには広義と狭義の意味づけがあって、
今までに培われた哲学を体系的に学ぶことは狭い意味のものかもしれない。

自分の考えの及ばない広い世界を知るきっかけになる。
その知識の上に自分の哲学を構築するのがよいのではないか、と思いますが。
・・・それでもダメっすか?」

字にするとみっしりですが、こんなことを話しました。
そっちの世界にドップリ浸かってるときに刺激されたもんだから、ね。

シュウは
「それならいいんだ・・・と思う」(←やや弱気に)
そして、ちょっと笑って、
「最近、そういう文章を読んだところだったんだ」
「哲学は勉強しちゃいけないって?」
「うん。でも結局、自分で考えればいいんだよね」
「そう。自分の頭でね」

どうも、国語の問題かなんかで哲学について読んだらしい。
どうりでスパッと切り込んでくれたわけだ。

中学入試ってのはまったく侮れない
びっくりしたけど、いい刺激を与えてくれているなぁ、と思う。





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最終更新日  November 1, 2007 02:09:26 PM
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同じ6年生なのに・・  
yasukohatensi  さん
哲学を語る・・ウ~んさすがオーギュストさんの息子!!
家は、しゃべりは達者ですが、ほとんど《落語家》

これも親譲りか・・(主人です)

ところで、他人の言葉&考えを理解するには
一度全く自分の考えを捨てて、その人になりきって
全くその人の感覚で言葉や考えを理解する・・
と言うものも一度読んだ事があります。
だから、哲学を勉強する価値は、やっぱりあるんじゃないかな~
私のいけないところとして、いつも何でも自分に都合よく話を歪曲して、取るところ・・
だから、哲学を最初に作った人の意図もしっかり汲み取らなくちゃいけない!!
とそのとき思ったのでした・・第三の哲学の勉強の仕方です!! (November 1, 2007 08:25:15 PM)

Re:シュウと哲学(11/01)  
sweetvirginia  さん
こんばんは♪
シュウ君と哲学談義・・・。
受験勉強には功罪両面あると思うけれど、
子どもの知性が活気づいているのがこちらに伝わる瞬間って、一番嬉しいですよね^^。

実は・・・わたしは哲学科出身なんですが、
日常会話で「ショーペンハウアー」を発音した事はないかも~(^^;オチコボレダッタカラネ・・・。 (November 1, 2007 10:06:16 PM)

Re:同じ6年生なのに・・(11/01)  
yasukohatensiさん

ダイムくん、おしゃべりが達者なんですね。
しかも落語家調♪ 聞いてみたいです。^^
うちの子は上も下もポワンとしていて・・・テンポのいい会話に憧れます。

シュウの場合、テキストで読んで、たぶんそのまま憶えていたんでしょう。
柔らかい頭には簡単に思想もしみこみそうです。
(ちょっと怖くもありますね。^^;)

>ところで、他人の言葉&考えを理解するには
>一度全く自分の考えを捨てて、その人になりきって
>全くその人の感覚で言葉や考えを理解する・・
>と言うものも一度読んだ事があります。
>だから、哲学を勉強する価値は、やっぱりあるんじゃないかな~

そうですね。いろんな視点からものを見ることができるようになれば、
それだけ偏見や独善から自由になれそうです。
世の中の見方が立体的になる、というのかな?

ただ集約された知識を詰め込むだけでなく、
自ら考え、咀嚼して糧にできる人になってほしい。
そのためにもyasukohatennsiさんのおっしゃるようなやりかたでの
理解の仕方も、とても大事だと思います☆
(November 2, 2007 02:10:42 PM)

Re[1]:シュウと哲学(11/01)  
sweetvirginiaさん

こんにちは♪
哲学を専攻されていたんですね。
ご専門の方の前で、稚拙な会話、お恥ずかしいです。
何しろ、件の新訳本たちといっしょに「銀魂」(ジャンプ・コミックス)を
買って帰っているヤツの話ですから。
(↑せっかく買ってきたのに、私が読む前に
カイの友達の間をさまよっているらしいです。)

>受験勉強には功罪両面あると思うけれど、
>子どもの知性が活気づいているのがこちらに伝わる瞬間って、一番嬉しいですよね^^。

ほんとうに。受験勉強も捨てたものじゃないと思います。
国語の素材文にも面白いものはありますし、沢山の名文に触れるいい機会ですね。

私は興味が雑多なもので、子供のころは父との雑談がとても好きでした。
だから自分の子が育ったら、いろんなバカ話をしようと楽しみにしてたんです。
二人それぞれに趣味に付き合ってくれると、母として言うことありません。^^
(November 2, 2007 02:28:21 PM)

Re:シュウと哲学(11/01)  
y.y0416  さん
あ・・・「銀魂」出てたんですね・・最近はすっかり
ブリーチと・・えと・・あとなんだっけ?「イノセンス発動~~!」とか言うやつ・・アレにはまってはるのですよキューちゃんが・・。
「なんで、アレンの腕大きくなってんの?」
「なんで、痛がってんの?」
???????
何回聞いてもイマイチよくわからん母です。
シュウ君とのそんな会話・・素敵ですね。
うちも最近、受け売りちょんばれですが(笑)
問答を挑んできます。
私は大人気ない母なので、
「笑止。十年早いわ」と切り捨ててしまいます。(アカンなァ・・反省)
そうか・・「新訳」って現代風に訳しなおしてあるんだ・・へぇ~~知らなかった・・。
「カラマーゾフの兄弟」ってあたりもシュールですねぇ。
そんなのばっかり読んではドヨ~~ンとおも~~い気持ちになっていたあの頃・・・時間だけはタップリあったあの頃に・・・もどりた~~~い!!

(November 2, 2007 05:30:55 PM)

Re[1]:シュウと哲学(11/01)  
オーギュスト2007 さん
y.y0416さん

「銀魂」はブリーチと同じころ発売だったので、ちょっと前のものです。
Dグレは最近、盛り上がってますね~。
私はティキ・ミックが好きなので、最新刊は「♪」でした。
キューちゃんと話があうかな? ^^

シュウやカイとの話も、ほとんどそっちネタなワケで、
今回みたいな話は「特筆モノ」なのでメモっておきました。

子供との勝負、まだ負けられません。(ハイ、私も大人気ないもんで。^^;)
とはいえ子供たち、コミックスだけじゃなく、文学でも何でも挑んでほしいですね。
時間たっぷりの若い時分の読書・・・
そうそう。重たいもの、長いもの、ドンと来いだったわね。(←遠い目)
過ぎてからわかる、貴重な若き日でした~。
(November 2, 2007 08:17:14 PM)

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