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富山市にある「池田屋安兵衛商店」に寄りました。ここは富山の
薬売の店です。店構えは「なまこ壁」をあしらったもので、『座売り』に
こだわり、二十数種の自家製和漢薬や、二百数種類以上の薬草から
お客様の症状に合うお薬を調合してくれます。
僕らが小さい時に、大きな荷物を背負い、田舎を一軒、一軒廻って
歩いた富山の薬売り、使った分だけ補充してくれる薬売、非常に
懐かしい思いをしています。
昔、富山の薬売さんが持ってきてくれて、見覚えのある薬が有り
ましたので、思わず写真に撮りました。




越中富山の薬売の起源
富山の薬売りの起源は、バスの添乗員さんが説明してくれたので
紹介します。
「元禄3年(1690)、富山藩主前田正甫公が江戸城に参勤した時の
ことです。諸大名が居並ぶなかで、三春城主秋田河内守が突然腹痛を
訴えられました。正甫公が印籠から反魂丹を取り出して勧めたところ
たちまち腹痛が治まったのです。あまりの薬効の早さに驚いたのが
その場にも居合わせた諸大名たち。「自領内で販売してもらえないだろうか」
と申し入れが相次ぎました。他国との交流を嫌った藩政時代としては異例の
こと。これが越中売薬の起源と言われています。」
そして、この店の売り物は「反魂丹」と言う薬で、上の薬は、この反魂丹だっ
たそうです。この薬は、胃痛・腹痛によく薬で、この店の看板にも大きく書か
れています。
完
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