2003年12月14日
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忘年会の次の日です。
いやいや、当日みたいなもん?(笑)。
ほとんど寝っぱなしだったので、取り立てて書くこともないんですが、
ま、なんか他の話でも。

これはぼくの癖のようなもんですが、
たまに漢字が気になります。
気になるっていうか、ふと「その漢字で意味あってるの?」みたいな、ね。

“ステキ”はやっぱり、「素敵」じゃなく「素適」がよいな、
だとか、
「一生懸命」より「一所懸命」のほうが、なんか大げさでなくがんばれちゃうよ、
とか、そんな類のお話。

そんなひとつに、
「“幸せ”って漢字が、“辛い”に似てるのなぜかしら?」
という疑問がずっと心のどこかにひっかかってまして。
特に調べたりするほど気にしてはなかったんですが、
ちょっと前にたまたま目にした本で、答えに近いかな?ってものに遭遇!
単純にうれしかったと同時に、しばし声が出せないほどショックを受けて。


『感じの漢字』というタイトルの本だったのですが、
簡単にいうと、著者である高橋政巳さんが、
「古代文字(漢字)に秘められた先人たちの哲学、デザイン力」をご本人の筆により
表現したもの。

いまにも動き出しそうなほど自由闊達に。ときに鋭く。
その本の最後に紹介されていたのが、ご本人も衝撃を受けたという「幸せ」の文字。
(記憶をもとに書いていますので、多少の誤差はお許しくださいね…)

「“幸せ”と一言でいっても、一人ひとり違うもの。
 だれかにとっては空腹を満たすことかもしれないし、
 家族と暮らすことが幸せという人もいるはず。
 昔の人は、この“幸せ”という概念をたったの一文字で表現することに
 ずいぶん苦労したに違いない」。

高橋さんのその思いを、先人たちは逆転の発想で鮮やかに裏切ります。
「幸」の文字が表していた図形とは、牢につながれた人の姿。
みんなにとっての幸せを描くのではなく、幸せの対極である不幸、
誰にとっても不幸である“牢につながれた人の姿”を描くことで、逆に“幸せ”を表現したのです。
それはまるで「牢につながれていないこと。それだけで幸せなことじゃないか」と言わんばかりに。
いや、一言も発せず“いつまでもみんながそう思い続けられること”を、ただただ静かに願うように。



デザイン会社のオフィスで、仕事の連絡待ちの時間にたまたま手にした一冊の本。
きっと、仕事の資料やサンプルとして購入されてたんだろうけど、
ぼくにはとてもうれしい出会いでした。
機会があれば購入して、手元に置いておきたい。
ふと、なにげなく眺めてみたい。
そんな一冊。

1,200円とお求め安い価格なのも、さらにうれしい。
興味をもたれた方はぜひチェックしてみてください♪
デザインも優れていて、ほんとおすすめです。


http://www.fusosha.co.jp/senden/2003/039472.html



これじゃーただの書籍紹介だな(笑)。
いやいや、なんとなく書いておきたかったのですよ。







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最終更新日  2003年12月16日 17時14分39秒
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