*ぽこ・あ・ぽきーと*

*ぽこ・あ・ぽきーと*

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

アヤこん

アヤこん

フリーページ

コメント新着

テンションMAX@ ここ見てれば間違いねぇって!! ここ見てれば間違いねぇって!! http://ra…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/k90q1e5/ ち○…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
2005年03月17日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は珍しく真面目な話をします。

数ヶ月前、15歳のLちゃんが妊娠していることを知った。
Lちゃんはいつも私が働いているところにシャワーを浴びに来る。

その当時私がLちゃんについて知っていたことはというと、彼女が路上生活をしているということ、お腹の子どもの父親は30歳くらいの12人で一緒に暮らしているうちの男性の一人だということ。
私はどっちも顔見知りで、彼には好印象を持っていたからショックを受けた。

数日後私たちはLちゃんと他のNGO団体のところへ面接に向かった。
それはLちゃんが路上生活をやめたいと言い出したから。
私の働いているところは男の子しか住めない。
だから女の子も住める団体のところへ面接に向かったんだ。


すると彼女は「動くのが分かるよー。」と教えてくれた。
15歳の彼女の中には確実に新しい命が宿っているのだと少し嬉しくなった。

でも面接の数日後、返ってきた答えは「NO」だった。
理由は教えてくれなかった。でも恐らく彼女が妊娠しているから。
「妊娠してるからこそ住むところを探してるのに!」と私は少し途方に暮れた。

だけどほんの数日前、Lちゃんとその彼がシャワーを浴びにまたやってきた。
Lちゃんは私に「私、彼と今日か明日結婚するの!これからは二人で一緒に暮らすの!」と言ってきた。
15歳の彼女はとっても幸せそうだった。

シャワーから出て来た彼女に「お湯ちゃんと出た?冷たくなかった?」と聞くと「路上生活をしてたら水で済まさないといけないことって結構あるからもう慣れたよ。」と言っていた。
「どれくらい路上生活してるの?」と尋ねると「7年間。5歳のときお母さんが死んだんだ。その後家庭内で色々問題が起こって路上へ出て行ったんだ。」と言う。
「どんな問題?」と聞くと「私には長い歴史があるんだ。路上に飛び出して6年間はバンダ(路上にたむろしている子どもたちのグループ)と暮らして、その後は彼らと暮らしてるんだよ。」と教えてくれた。


すると彼女はさっきは語ってくれなかった彼女の周りで起こった「問題」を少しずつ語りだしてくれた。

彼女は泣きながら私に全てを話してくれた。

私は彼女の手をとって慰めてあげたかった。
でも私にはそれが出来なかった。
それは私は「エデュケーター」だから。


でも私は時々これが分からなくなる。
一緒に手をとって慰めてあげたくなる。
でもそれをしたらいけないんだ。
それは「エデュケーター」は「友達」ではないから。
私は彼女の話に耳を傾けて冷静にコメントをしてあげることしか出来ない。
でもこれが、私がメキシコでソーシャルサービスに関わるに当たり学んだ最も大きな事の一つだ。

彼女は「私は時々泣きたくなる。泣くことが必要な時がある。でも彼は私が泣いていると自分のせいだと感じて自分を責める。でも違う、彼の責任じゃないの。だから私は彼の前で泣きたくないんだ。」と続けた。
15歳の彼女の周りで起こった壮絶な問題を嘆くんじゃなくて、自分以上に周囲を労わる彼女をすごいと思った。

私は「彼にきちんと説明してあげなさい。何で自分が泣きたいのか、自分が何を思っているのか。そして彼の責任ではないんだよってちゃんと説明してあげれば彼もきっとわかってくれるよ。」としか言えなかった。
彼女は頷いてくれた。

その後彼もキッチンへ入ってきた。
涙目の彼女に気付き、心配そうに彼女を抱きしめ「僕たちは今日か明日に結婚するんだ。そして抱きしめあってキスをするんだ。アヤコ、どう思う?」という彼もまた幸せそうだった。

私たちのNGOのトップは神父さんだ。だから二人は神父さんに自分達の結婚式を挙げてくれるよう頼んでくれと他のエデュケーターに頼んでいた。
本当に式、挙げられるといいな。

もう一人のエデュケーターは「たぶん実際はないだろう」と言っていたけど、二人が私に幸せそうに話してくれたみたいに、彼が早く仕事をみつけて、路上生活をやめてアパート借りて子どもと一緒に幸せに暮らしてくれたらいいなと心から思う。

そんな二人をみて「大切にし合ってる二人にちょっと嫉妬する。」と他のエデュケーターにぼそっと言うと「アヤコ!そんなところに嫉妬するんじゃないの!!!」と言われてしまった・・・。

この話は私の卒論のケースには当てはまらないから正式に文書として私の手元に残しておくことは出来ないけど、そんな二人の話をちょっとここでしてみました。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年03月18日 05時49分18秒
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: