アヤノブの部屋
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マックやケンタッキーのポテトやチキンナゲットに含まれるトランス脂肪酸には地域差がある!?ちかごろトランス脂肪酸って良く聞きますけど、ちょっと調べ物していたらマックやケンタッキーのポテトフライやチキンナゲットに含まれるトランス脂肪酸が、国や地域によって差があるって報告を読みまして、ちょっとさらってみようかなっと思いました。トランス脂肪酸ってなに?(参考:食品安全委員会ファクトシート「トランス脂肪酸」から)(http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-trans.pdf)トランス脂肪酸は、マーガリンなど加工油脂や、これらを原料として製造される食品のほか反芻動物の肉や脂肪中などに含まれる脂肪酸の一種です。脂肪酸とは、油脂などの構成成分で、大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。トランス脂肪酸の生成については、次の三つの過程が考えられています。1.油を高温で加熱する過程において、シス型の不飽和脂肪酸から生成2.植物油等の加工に際し水素添加の過程において、シス型の不飽和脂肪酸から生成3.自然界において、牛など(反芻動物)の第一胃内でバクテリアにより生成(脂肪や肉などに少量含まれる)トランス脂肪酸の作用としては悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロール(低比重リポたん白質:肝臓から体内の各部へコレステロールを運ぶ物質)を増加させ、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロール(高比重リポたん白質:体内の各部から肝臓へコレステロールを運ぶ物質)を減少させる働きがあるといわれています。また、大量に摂取することで、動脈硬化などによる心臓疾患のリスクを高めるとの報告もある。トランス脂肪酸の一人当たりの摂取量は?米国では20歳以上の大人で、一日当たり平均約5.8gとなっており、摂取エネルギーに占める割合は2.6%であると推計されています。EUでは、1995~1996年に14か国で行われた調査によると、一日当たり平均摂取量は、男性で1.2~6.7g、女性では1.7~4.1gとなっており、それぞれ摂取エネルギーの0.5~2.1%(男性)、0.8~1.9%(女性)に相当しています。なお、最近の調査では、EUの多くの国でトランス脂肪酸の摂取量が減少しています。日本では、硬化油、乳、乳製品、肉、バター、精製植物油の摂取量を考慮して推計したものによると、トランス脂肪酸の摂取量は一日当たり平均1.56gとなっており、摂取エネルギーの0.7%に相当するとみられています。諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられます。とのことでした。ということでマックやケンタッキー(KFC)のポテトやチキンナゲットに含まれるトランス脂肪酸には地域差がある!?この調査は,43人前のファーストフードをマクドナルドとケンタッキーからチキン・ナゲット160gとフライドポテト171gを2004年11月から2005年9月の間に20ヶ国で購入しトランス脂肪酸の含有量を測定した。トランス型脂肪酸の含有量は、デンマークとドイツでは1g未満,ニューヨーク(マクドナルド)10g,ハンガリー(KFC)では24gと様々。調査した43人前の半数は,トランス脂肪酸を5g以上を含んでいた。約5gの毎日の摂取量のトランス、中性脂肪は虚血性心疾患の危険度を25パーセント増加すると言われている。マクドナルドの上位3つは,ニューヨーク10g,ペルー9g,アトランタ8.5g下位3つは,デンマーク1g未満,スペイン2.5g,ロシア3gKFCの上位3つは,ハンガリー24g,ポーランド19g,ペルー15.5g下位3つは,ドイツ1g未満,ロシア1g,デンマーク1.5g米国とペルーのマクドナルドアウトレットでフライドポテトの調理に使用されている油は、それぞれ23%,24%のトランス脂肪酸が含まれていたが、多くのヨーロッパの国でフライドポテトのために使用される油はトランス脂肪酸を約10%程度を含んでおり,スペイン5%,デンマーク1%とさらに低い国もあった。(参考:Stender, S. Trans Fat Now Listed with Saturated Fat and Cholesterol on the Nutrition Facts Label. The New England Journal of Medicine, April 13, 2006; vol 354: pp 1650-1652.)(http://content.nejm.org/cgi/content/extract/354/15/1650)米国FDAは、トランス脂肪酸の摂取量を減少させることが心臓病リスクの低下に有であるとして、一般食品、サプリメントにトランス脂肪酸含有量の表示を義務化することを決定した。 食品製造業者は2006年1月1日までに、表示をすることとされている。米国FDAは、この規定により、消費者が健康によい食品を選択するための情報を得られ、また、この表示制度の導入により、年間600 件から1200 件の心臓発作を予防し、250 名から500 名の心疾患死亡者を減少することができるとしている。 (参考:東京都食品安全情報評価委員会資料(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/shiryo/040126cec3_5.pdf)日本では,影響なし。とのことで規制も何もなし。食事、栄養および慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合(Joint WHO/FAO Expert Consultation on Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases)の報告書では、心臓血管系の健康増進のため、食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、実際にはトランス脂肪酸の摂取量は、最大でも一日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告しています。(参考:食品安全委員会ファクトシート「トランス脂肪酸」から)表示しているメーカーはあるのかな?雪印乳業やコープでは,販売しているマーガリンなどのトランス脂肪酸の含有量を公表していました。商品名 含有量(g/商品10g)ネオソフト 0.6ネオソフトハーフ 0.6ネオソフトべに花 0.5雪印リセッタソフト 0.3(参考:雪印乳業株式会社「トランス脂肪酸について」平成17年9月9日)(http://www.snowbrand.co.jp/report/documents/20050901.htm)コープはこちらCO-OPマーガリン類のトランス脂肪酸含量(%) マーガリン コーンソフト 11.4 コーンソフト NON-GMO 11.4 コーンソフトバターの風味 10.8 ケーキ用マーガリン 10.9 カスタードスプレッド 10.3 ガーリックマーガリン 10.4 はちみつ&ソフトバター 10.6ファット スプレッド コーンソフトハーフ 4.0 NEWソフト 6.1 クリームブレンド 7.0 べに花ソフト 6.3(日本生協連:トランス脂肪酸問題について,05/04/11)(http://www.co-op.or.jp/jccu/news/syoku/syo_050413_01.htm)と一部では公表していますが,まだまだ少ないみたいですね。自主的な表示を望みますね。じゃあトランス脂肪が少ないのってどんなのかしら?楽天では,クリスコ ショートニング トランスファットフリー 453gトランス脂肪酸含有量1%以下!合成保存料や着色料も不使用ノルウエー産【リネヤマーガリン(400...がありました。日本のマックやKFCも公表していただきたいものです。リンク大歓迎!がんばって発信します!?チャイルド・リサーチ・ネットの相互リンク推奨いただきました。 ←役に立ったり、面白かったらクリックしてね。byアヤノブ
2006年05月24日
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