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ヨーロッパを列車に乗って旅してると、落ち着きます。なぜかいつもの国内移動の電車よりも、しずかなこころもちで車窓の風景を味わえます。日本のようなせわしない車内アナウンスが全然ないから、なのかな。それから客車のなかでも、座席の周囲に無粋な注意書きなど一切見当たりませんし。「ここでは、ケータイは使わないでね!」と、さりげないステッカーがいちまい。笑で、こっちは「デッキでなら、ケータイ使えるよっ♪」のメッセージです。どっちも、かわいいね。ひとまず今日で引越しが終わったので、明日からあさってにかけて鎌倉や箱根方面に、青春18きっぷを使って、ムスメが残り少なくなった学生時代の休暇を利用した、ちっちゃな一人旅に行って来るみたいです。親子そろって、うちのみんなは「鳩サブレー」が、大好き。鶴岡八幡宮の表参道に面した本店にも、行くらしい。青春18きっぷは5日分あるので、残った3日分は父親のおいらに買い取らせる予定らしいですが、たぶんおいらは飽きもせずに関西方面に行くんだろうなあ。3月末の26日から31日まで、上三川インターパークにあるジョウフルホンダ2F。写真と彫刻の親子展をギャラリー・ジェイで開催して、それが終わったら桜の季節の奈良や京都でのんびりしたいな。【過去にはるるが青春18きっぷを使ったKYOTOの旅日記、のホンの一部】 ↓ ↓百万遍知恩寺の桜花京都大学西部講堂の三ツ星★伝説のステージ 六角堂「御幸桜」の三度参り 本命京都敗北!サミットは北海道へ 映像アルバム】法輪寺の十三参り映像】京都のナンチャッテ舞妓さん★高台寺の氷菓 ぼくの旅行の道具は~色んな乗り放題きっぷ ★京都アートフリーマーケット2007春 映像10枚】春らんまんの渡月橋 京都のご当地☆郵便ポスト 大阪と京都の美術館百万遍かいわいで見つけた愛人の美容とホテル 映像】花の下で春を迎える~京都御所しだれ桜 ご当地☆JR京都駅前の郵便ポスト 映像12枚】京都・祇園花見小路の宵闇 京都加茂川浅春暮色年の瀬★京都宮川町そうだ京都、行こう 京都のおへそ見っけ!★ビルの谷間の六角堂 桜の下いっぱい走った京都 京都・東寺★五重塔の夜景映像13枚】京都駅ファンタジー 宇宙戦艦江戸城!~~旅のARTこれくしょん(京都市美術館) 映像】節分おばけ・・・京都☆祇園風景 映像アルバム】春の京都の花嫁さんたち もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年03月05日
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ついさっき、東欧から電話がありました。チェコを旅行していたムスメと息子からで、これから空港の手荷物検査を受けるところで、2時間後には飛行機に乗るところだそうです。天気予報では雪が降り続いてる予定でしたが、昨日あたりのプラハは冷たい雨に変わってるみたいです。日本の成田飛行場に帰って来るまでには、11時間ものフライト。狭い座席の中で長い間おなじ姿勢でいると、いろんな障害が出て来たりするエコノミー席症候群が、ちょっと心配。そう言えば・・・8年前だったか、一度だけおいらも睡眠不足と過労に加えて悪酔いが重なり、機内の通路でトイレに行こうとしたけど、どうにもふらついて足がもつれ、途中で倒れてしまったことがありました。2001年11月10日の日記⇒ 成田から深夜のバンコクへ移動☆ナップザックひとつで、アジアを3週間、旅することができるか?兄妹のふたり旅、なんだかいろいろトラブルなんかもあったみたいだけど、それも旅のハプニングのひとつで、なかなか楽しかったようです。今回の卒業旅行をする前に、ゆめちゃんはチェコや屋久島などに対する想いを個人のミニコミ誌としてまとめたりして。ついには先月、旅好きな友人とふたりで繁華街にある和風テイストなギャラリーを借りて「旅」をテーマにした二人展を開いたばかり。オリジナルのマッチ・ラベルを製作してみたり、それを素材にマップを展示して、遊んでました♪チェコの概要国名 チェコ 正式国名 チェコ共和国 Ceska Republika 国歌 Kde domov muj?(わが家いずこ?) 面積 7万8866km2(日本の5分の1弱) 人口 1034万人9372人(2007年9月) 首都 プラハ Praha 元首 ヴァーツラフ・クラウス大統領Vaclav Klaus 政体 共和制(2004年5月からEUに加盟) 民族構成 チェコ人94%、そのほかスロヴァキア人、ドイツ人、ポーランド人、ハンガリー人、ロマなど 宗教 カトリック教徒が26.3%、58.3%が無信仰、そのほか15.4% 祝日・祭日 2008年(2009年)1月1日 元日3月23日 イースター(4月12日)5月1日 メーデー5月8日 戦勝記念日7月5日 宗教記念日7月6日 ヤン・フスを偲ぶ日9月28日 チェコ国家の日10月28日 独立記念日11月17日 自由と民主主義のための闘争の日12月24日 クリスマスイヴ12月25日 クリスマス12月26日 ボクシング・デー ↑↑この街に実際に行って見て、期待は裏切られなかったらしく、彼らの感慨は深かったみたい。プラハから列車を乗り継いで、あこがれの世界遺産の街にも足を運ぶことが出来て。とりあえずは無事に帰国の途についたようで、親たちはひとまずホッと一息。----------------------------------------おいらにとって、ことしも見逃せないアートイベント、開催中です。平成20年度第32回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 (主催:東京五美術大学連合卒業・修了制作展)会期 2月19日(木)~ 3月1日(日)展示室 1A・1B・1C・1D・2A・2B・2C・2D・野外展示場A・B・C 作品ジャンル 日本画・洋画・版画・彫刻 料金 無料 最終日閉会時間 午後6時(入場締切 午後5時30分) 六本木の国立新美術館(港区六本木7)で、東京の5つの美術大学が合同で「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」を開いてる。 参加大学は、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学。同展は、年に1度開く都内の美大卒展の集大成ともいえる合同展。各大学の今年3月の卒業・修了生による油絵、日本画、版画、彫刻などのファインアート作品を展示。 今年で32回目を迎える同展は、2007年まで上野で開かれていた。もともと同時期に、東京芸術大学が上野の東京都美術館で卒業展を開いていたのに対抗し、私立の5大学が連合で開いてきたもの。 多摩美術大学教務課の担当者は、「六本木は会場となる国立新美術館をはじめ、サントリー美術館、森美術館など多くのアートギャラリーが集まる場所。そこで卒業制作展を開けることは、美大生の4年間の集大成として、また将来へ向けてのチャンス」らしい。 今年の出展作品の内訳は、多摩美=342人、武蔵美=263人、女子美=205人、造形大=149人、日芸=72人の合計1,031人。各大学から選抜された、膨大な作品に出会えます。-------------------------------------関連で、こんなのもやってます。武蔵野美術大学80周年記念大学院修了展'08 もの語る会場●東京都美術館(上野公園内) 2月21日~26日 9:00-17:00*最終日のみ14:00まで 東京五美大展と同じで入場料金は無料です。・・・【はるるが最近書いたしぜんのある風景の日記】・・・・・ ↓ ↓廃校の危機から蘇ったしだれ桜の花 映像】06ジャパンカップサイクルロードレース 里の秋★静かな赤色☆ちょっと褪せた彼岸花たちが並ぶその手前に、ちいさな黄色い野の花。さらに、ぼくたちの地方では「おこわ草」と呼んでいる、赤紫色した「あかまんま」が風に揺れています。。。映像アルバム】夜明けのチェンマイ 映像】みどりしたたるログハウスの周辺 ☆福島県、裏磐梯高原の雪解け水。富士山麓の湧水群~柿田河畔の映像作家 映像】雨ニモマケズ~宮沢賢治記念館 むぎわらとんぼ見たカンボジアの心やすらぐ大樹の影 ☆山形県、米沢市郊外のいちめんのはなばたけ。はなばたけみつけた 映像】まつりのあと~宇都宮から ☆JR九州の湯布院から博多までの車中で見かけたキャンペーン・ポスター。とうげみち 映像】戦場ヶ原のワタスゲ 本州最大級のスケール!市貝町の芝桜は満開です ☆フランス、パリ郊外のお城シャンティイの庭園で。映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年02月23日
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さっき、チェコの首都、プラハからのメールが届きました。残念ながら、ぼくんとこじゃなくって、配偶者の携帯に、です。笑お兄ちゃんはビール。 私はホットワイン呑んでます。送信日時: 2009年2月22日 16:30:50 1 つの添付ファイル ホットワインって、どんなかなあ?!さすがに厳寒の季節のチェコらしい呑み方、ですね。世界の天気予報によれば、プラハは明日まで雪が続くようです。滑って転ばないように、と返信しました。★ムスメが最近つくったコラージュ「旅・チェコ」しばらく前の日記に、あにいもうとの旅行 と書いた通り、こないだ26歳になったばかりの社会人になって久しい兄ちゃんが、この春に美術大学を旅立つ21歳の妹の卒業旅行に付き合って、仲良く東欧を旅行中。ネットで調べてみると、プラハの現地時間は日本より8時間遅れ。つまり、日本が夜の20:00のとき、チェコは昼の12:00。メールをもらったのは16:30前後だったから、計算してみるとふたりの旅行者がビールやワインを飲んでるのは、どう見ても朝食の時間ということになる。・・・いいのかなあ。いいんだろうな、きっと。苦笑
2009年02月22日
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きょう、成田から。うちの子供たちが東ヨーロッパのチェコに向かう飛行機に乗りました。子供たちと言っても、バレンタインデーの翌日の誕生日で、26歳になった社会人の長男と。こんど、4年制の美術大学の彫刻科を卒業することになってる、もうすぐ社会人の21歳の長女のふたり。先日の日記でも書いた通り、つい3日前までは学内で金賞をもらった卒業制作展が開かれていて、2日前まではそれとは別に同時進行、市内で自分たちの個展もやってて、搬出作業などもあって、学生生活最後の春は過密スケジュールでした。ふつう卒業旅行で海外に旅するというと、だいたい同級生たちと一緒に行くケースが多いんだけど。(クラスメートたちとの卒業旅行は、お手軽に1泊2日の蔵王温泉らしい。)どーゆー風の吹き回しか、同じ屋根の下の自宅で暮らしてた時代は、いつもケンカばっかりだったお兄ちゃんと生意気盛りの妹が、仲良く成田で待ち合わせ。最近は普段それぞれ別々の街に暮らしてるけど、親にも言えない相談事なんかもよくメールしたり、話したりする仲のようで、時々ひいきのアーティストの年越しライブにいっしょに行ったり、酒を飲んだりしてるようだ。都内の中央線沿線に住む長男のあきらは、電車で。美術大学のある町から直行するムスメのゆめは、長距離バスで。兄妹のふたり旅の出発点、成田空港へ。チェコにこだわってたのは、なぜか1年前ほどからチェコやウィーンのあるオーストリア、東欧やロシアに関心を持ってる妹のユメちゃんのほう。そのプランに、ここんとこ忙しく働いてばかりで、有給休暇が有り余ってる兄貴が乗ったカタチみたいです。ふたりとも二十歳を過ぎているので、親たちは旅行費用に関しては一切の援助はしていません。なるべくネットで格安な旅行を選んだとは言っても、相も変わらずふところは淋しくて、おこずかいまでのゆとりはなさそうなので。。。配偶者と相談して、ふたりぶんのお餞別を数日前に振り込んでおきました。そのことをメールすると、前日に「ありがと」と、ひとこと。出発日になっては、電話もメールもぜんぜん来ないよぉ~~、と配偶者はちょっとオカンムリ。1週間ほどの旅ですが、ちょうど日程の中にチェコの地方都市にある世界文化遺産で年に一度のお祭りがあるらしく、自力で時刻表など調べた電車を乗り継いで行くんだ!と、はりきっていました。いま飛行機に乗ってるふたりとも、オッチョコチョイなとこがある両親たちの血をしっかりと受け継いでるから、見知らぬ異国の空の下で迷ったりしないといいんだけどね。。。ロンドンのヒースロー空港で乗り換えてチェコに向かうらしいので、長時間のフライトになるなあ。ムスメは最初、カメラは持って行かないなんて言ってたけど、やっぱりデジカメは持参したほうが良いと説得して、持たせました。最近は大きな容量のメモリーが安くなってるので。200万画素ていどの画質で撮影なら、1000枚以上は軽く記録できるから1週間の旅行ならOK!でしょう、たぶん。カメラマンを職業にしてるお兄ちゃん、は旅行ではあまりカメラに興味ないみたいで。撮影はしないそうです。アンコールワットのてっぺんにある回廊で、夜明け方に出会ったこの旅人・・・確か、チェコのプラハ郊外に住んでる学生だって言ってたなあ。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年02月18日
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最近になって、いちばん嬉しかったNEWS。当の本人たちは、自分たちの父親がそんな風に思ってるなんて考えもしないだろうけれど。これから美大を卒業して社会に出ようとする年頃のおんなのこが、20代半ば過ぎの兄を誘って二人でいっしょにチェコを目指すらしい。いわゆる卒業旅行ってやつ、だけれども・・・。同級生たちとのグループ旅行は、別に国内の九州かどっかで済ますらしい。ふつう、思春期辺りから男女の兄妹は疎遠になりがちみたいだけど。どーゆーわけか?!うちの兄妹は、おとなになってもけっこう仲が良い。両親に話せないことも、ふだんはお互い遠く離れていてもメールなどやりとりしてて、たまに会うときは一緒に酒を酌み交わしたり、好きなバンドの年越しライブに出掛けたり。かといって、あやしい関係のわけはなく(笑)しばらく前から、ふたりともステディなパートナーが居て落ち着いた交際を続けてる。いったいチェコの何処に惚れ込んでそんなにもこだわっているのか、よく聞いてないから知らないけど、時間が許せばオーストリアのウィーンにも足を伸ばしたいとか。ぼくたち夫婦が、やがて年老いていつの間にかこの世を去ることになっても、たったふたりだけ残された自分たちのこどもが、いつも仲良くしつつ、お互いの人生を有意義にしあわせに暮らしてくれることを願う。★ムスメが最近つくったコラージュ「旅・チェコ」スタジオを任されて、中間管理職みたいなカメラマンをやってる息子は、正月休みで帰ってきてこたつに入りながら「こんど、3万円昇給するんだ」と、ニコニコしながら報告する。少子化もあって、都内の業界の競争も激しく、ときに理不尽な要求をする客もいて、それなりにしんどいことも多いようだけれども、学校を卒業して以来、ずっと同じ職場で頑張ってる。4つ違いのムスメは、2月上旬の卒業制作展の発表が一段落したあと、3月に入って社会人として職場で働き始める、その間のわずかな期間にヨーロッパに向かう。はるるさんの自宅がある宇都宮に戻って来て、関東地方の会社に勤めることになるので、引越しのことやら何かとあわただしい。明日は朝から首都圏でも雪が降るらしい。関東地方ぜんたいに降るという予報で、この冬はじめての本格的な雪が宇都宮にも。道理で、夜更けのリビングも底冷えしてる。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 パリで最も美しい橋 エッフェル八景★その4映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ ★遠望するモンマルトルの夕景。次第に闇が濃くなって丘の上にひときわ白くライトアップされてるのは、サクレ・クール寺院。映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 古城の森の中の白い番小屋映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月08日
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モンマルトル (Montmartre) はパリで一番高い丘。セーヌ川右岸18区にあって、パリ有数の観光名所。この地区は・・・パリと言うと、世界中の誰でもがイメージする坂道と石畳が続く細い露路が入り組んだ、古き良き時代のイメージそのまま広がってます。ゴッホの住んだアパートやルノワールの描いた庭園レストランなども点在する、素晴らしいパリの町並みを散歩するのは、それだけでタイムスリップしたような、ほんとに贅沢な気分。ちょっと観光客が多すぎるのが玉にキズ、ですけどね。でも、さらにもう一歩。角を曲がって、坂を上ったり下りたりしてゆくと、ユトリロの描いた哀愁の街角にひっそりと出遭ったりします。シャンソンの似合う、ちいさな公園とか。★遠望するモンマルトルの夕景。次第に闇が濃くなって丘の上にひときわ白くライトアップされてるのは、サクレ・クール寺院。モンマルトルは長い間パリ郊外の農地で、ブドウ畑と風車がシンボルでした。また、その丘の上には大きな女子修道院が建っていた時代もあったらしい。その都市化が進むのは19世紀半ば。ナポレオン3世の指示でオスマン男爵によるパリ大改造が行われて、多くの市民が中心部の家を失い、パリ外縁部のフォーブール(近郊)へ移転を余儀なくされたことになって・・。その移転先の一つがモンマルトルだったのです。パリの税金や規制が適用されず、また長年丘の上の修道女たちがワインを作っていたことは、モンマルトルが飲み屋街に変わる原因となりました。19世紀末から20世紀初頭、モンマルトルは享楽と退廃の歓楽街となり、ムーラン・ルージュやル・シャ・ノワールといったキャバレーが軒を連ね、有名な歌手やパフォーマーらが舞台に立っていました。1876年から1912年にかけてモンマルトルの丘の上にサクレ・クール寺院(Basilica of the Sacré)が、1871年の普仏戦争敗戦後にその償いとして一般の寄付で建設されて、現在までその壮麗な白いドームは街中から見えるパリのランドマークになっています。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 パリで最も美しい橋 エッフェル八景★その4映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 古城の森の中の白い番小屋映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2008年01月11日
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きらびやかなパリの19世紀から20世紀にかけての夢が、そのまま現実のかたちになって結実したような橋が、セーヌ川にかかっています。その名はアレクサンドル3世橋。この街に暮らすパリジェンヌたちに、「セーヌでいちばん美しい橋はどれ?!」と訊ねると。みんなが、この橋の名前を呼ぶはずです。だって・・・ほんとうにきれいだもの!★アレクサンドル3世橋(仏 : Pont Alexandre III)はフランス、パリのセーヌ川に架かる橋世界中の色んな大都市の橋が、この橋のスタイルを真似ようとするけれど、やっぱりホンモノにはかないません。重厚さ、軽やかさ、を併せ持った華麗さが香る、魅力的なこのアレクサンドル3世橋。いちばん似合うのは、セーヌの流れとエッフェル塔の姿でしょうか。★最寄の駅は・・メトロ8号線、13号線 アンヴァリッド駅 Invalides下車 ★となりのコンコルド橋のアーチから覗いたアレクサンドル3世橋。この橋はフランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設、パリ市に寄贈されました。橋はアンヴァリッド広場とグラン・パレ、プティ・パレの間を結ぶように建設されました。建設はエンジニアのJean Résal、Amédée d'Alby、建築家のCassien-Bernard 、Gaston Cousinに任されたそうです。橋は鋼鉄製、幅40m、長さ107mで3つの関節を持つ単一アーチ橋で、中央に橋脚を建てることなくセーヌ川を一跨ぎしている。両端には石造りのトンネルがあります。アレクサンドル3世橋の礎石は1896年にニコライ2世によって設置され、1900年のパリ万博に際して落成。橋の右岸、下流側には「1900年4月14日、フランス共和国大統領エミール・ルーベがパリ万博を開会し、アレクサンドル3世橋を除幕した」と記された記念碑が・・。アレクサンドル3世橋はアールヌーヴォーの街灯、天使やニンフの像、ペガサスといった華麗な装飾で有名です。4隅の17mの高さの柱の上にはそれぞれ芸術(Emmanuel Frémietによる) 農業(Gustave Michelによる) 闘争(Pierre Granetによる) 戦争(Clément Steinerによる) ・・を意味する女神像が立っています。また、また、装飾にもそれぞれテーマがあって、中世のフランス 近代のフランス ルネサンスのフランス ルイ14世のフランス となっているそうな。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』★河畔の遊歩道は、橋の下でトンネルになっています。★アレクサンドル3世橋のふたりの視線の向こう側には、セーヌの流れとエッフェル塔の姿があります。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2008年01月08日
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パリの街が、夕闇に包まれる頃。エッフェル塔のイルミネーションが点灯されます。その瞬間。塔ぜんたいが、まばゆい閃光にきらきらきらきら輝きます。そのオープニング・セレモニーのような姿を、少し離れた建物の屋上などから眺めていると・・・まるで、スノウボールのなかの、ちいさなイミテーションのエッフェル塔のように見えます。しばし、おびただしいストロボライトの明滅が、無音のうちに繰り返されたあと。見慣れた、夜景のなかのエッフェル塔のすがたが、何もなかったように平然とした表情で夜空の中に浮かび上がります。何度、見ても飽きません。人生って、それほどわるいもんじゃないな・・・・と、うっとりさせられる瞬間です。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓サグラダファミリア教会の未来予想図◇ふらんす★田舎町の色えんぴつエッフェル塔 八景★シャイヨー宮&モンマルトルスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 古城の森の中の白い番小屋もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2008年01月06日
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パリの何処か、高い場所に上ったり、広く視界が開けた場所に立つと、風景の片隅に必ずと言って良いくらいにエッフェル塔の姿があります。一人旅をスタートして、パリを訪問してから数週間ほど経過すると、エッフェル塔を見ると・・・なんとなく親近感を持って、旧友に出会ったような、不思議になつかしいような感覚さえおぼえたり、しました。マリーアントワネットが、断頭台の露と消えたコンコルド広場。ここは、パリの中心と言っても良いくらいの場所。コンコルド広場からまっすぐ西に続くシャンゼリゼ大通りは、あの凱旋門に突き当たります。そして、隣接するチェイルリー公園(同名の宮殿の跡地)を東に進めば、ルーブル美術館に。ナポレオンがエジプト遠征で分捕ってきたオベリスクの向こう側に、エッフェル塔が重なって立っています。ルーブル美術館前の道端で、やたら増殖しちゃってる色んなエッフェル塔たち。ふらんす現代美術の殿堂、ポンピドーセンターの最上階から。遠くに、エッフェル塔がぽつんと立っています。ポンピドーセンターから見下ろすパリの町並み。歩行者天国になっている広い通りに夕暮れ時のひとびとの長い影が。サマータイムの時期によーろっぱを旅行すると、とにかく1日が長い長い。この写真を撮ったときには、すでに午後9時前後でしたが、まだこんなに明るい。日没はさらにこの後、10時近くだったような気がします・・・夏至も近かったんだけどね。★印象派の名画がきら星のように収蔵されてるオルセー美術館の片隅に展示された、おおきなエッフェル塔の模型。【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓映像】森の青空図書館~妻有アート2006 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。 映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」青森県・弘前市 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館タイの友人画家が描いた絵 スペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ映像】1週間で7つの美術館へ!今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート ↓はるるさんの写真が展示されてます。 映像】草間彌生「花咲ける妻有」~遅く起きた朝は・・ ダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館☆パリ映像】菊池歩/こころの花が3万本☆妻有アート06 映像】東京都内の美術館巡り もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2008年01月04日
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きのう、エッフェル塔の建設途中の絵葉書写真を日記にUPしていたら。その関連で、今までにPARISの各地で撮影した、さまざまなアングルからのエッフェル塔の写真のストックがぞろぞろと出て来たもんで、何度かに分けて、ちょいとご紹介。1937年のパリ万国博覧会の時に建設されたシャイヨー宮から見た、宵闇のエッフェル塔。この宮殿の前は、約10ヘクタールのうつくしいトロカデロ庭園。噴水や人工池の周囲にはブロンズ像、石の彫刻が配置されて、季節によっては移動式の回転木馬のイルミネーションもロマンティックな夜景を彩ります。その庭園の向こう側はセーヌ川が流れていて、正面に架かるイエナ橋を渡ると目の前(とゆーか、頭の上)に高く優雅なエッフェル塔が立っている場所にたどりつきます。モンマルトルの丘の、ちいさな公園から遠望したエッフェル塔。この風景の背後では・・・年老いた数人のシャンソン唄いたちが、アコーディオンとバイオリンの伴奏で、マイクも無しに野外演奏していました。パリはそんなに巨大な都市ではないので、市街地を歩いていると至る所からエッフェル塔のシルエットを目撃できます。そもそも、都市の設計と法律が、そうなるように設定されてるんですよね。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像アルバム】蚤の市の飛行機たち ★ずしりと重量感たっぷりの、四発のプロペラ機。銅製?!だか、しんちゅう製らしくて、主翼のさしわたしは1メートル20センチほど。むかし、こんなスタイルで大西洋横断してた旅客飛行機があったような記憶があります。ほとんど天候に関係なく成層圏を悠々と航行する現代のジャンボ・ジェットなんかと違って、めまぐるしく変化する雲の合間を飛んでいた、冒険いっぱいのわくわくするようなフライトの頃がよみがえります。映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ ヴァンドゥーム広場のにわか雨映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像アルバム】パリ★カフェの流儀教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~古城の森の中の白い番小屋もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2008年01月03日
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近年の温暖化のせいでしょうか。・・きっとそうなんでしょうね。しのぎやすかったはずのフランス北部の首都、パリの夏がとても暑くなりました。そして、ときどき南国のような激しい通り雨が、石畳にたたきつけるように降り注ぎます。カメラのレンズにも、水滴が。★塔の遥かなてっぺんに立つ孤高のナポレオンも、雨に打たれています。、パリのど真ん中のオペラ座から、歩いて10分ほどでヴァンドゥーム広場に着きます。オペラ座から伸びるラ・ぺ通りをまっすぐ進んでゆくと、青空に堂々とそびえるナポレオン像が見えてきます。正方形に切り取られたようなヴァンドゥーム広場は、パリの広場の中でも一番の美しさと評判の空間。広場をぐるりと囲むのは、官庁のほか、ショパール、ブシュロン、ディオール、フレッド、ミキモトといった高級宝石店、そしてかつてココ・シャネルが住んでいたことでも有名なホテル・リッツといった高級ホテル。華やかなデコレーションは一切ないものの、どこからか漂うその上品な雰囲気は、ヴァンドゥーム広場ならでは。本物の都市の気品、「シック」という言葉が似合う空間です。★いちだんと雨脚が強くなって、ヴァンドゥーム広場に人影が絶えました。おいらも、老舗の時計店の軒先を借りていっときの雨宿り。ヴァンドゥーム広場. Place Vendome. 中央に高さ44mのオーステルリッツ記念柱、四辺を宮殿風建築が囲む、荘厳な雰囲気が漂う広場。ブルボン王朝の絶頂期、ルイ14世の治世を称えるために建設され、当初は中央に14世の大騎馬像が立てられ、1720年に完成。けれどフランス革命後に王室の権威の象徴の騎馬像は壊され、その後、しばらくしてナポレオンが巨大な記念柱を建てました。この柱の素材ははオステルリッツの戦いで勝利したときに、ロシア・オーストリア連合軍から分捕った1250門の青銅の大砲を溶かして鋳造したもの、ということですみずみまでが歴史のある広場です。★このときは広場全体が著名な現代彫刻家の個展会場みたいになっていました。もちろん公共の場所なので無料です。ヴァンドゥーム広場には気品が漂う。「広場の王様」というにふさわしい格調の高さがある。この広場は木や緑が一本もない。まわりに立つ建物の外観はほぼ同じ。外観だけでは建物の内容が判らない。真中に一本の記念碑が立っているだけだ。それでいて恐ろしいほどの風格に満ちている。確かに、これがパリそのものだ・・・。そう言えば、この広場。寒い冬のある日に、うちの配偶者といっしょに来たことがあります。(そのときの日記から一部を・・)リヴォリ通りからヴァンドゥーム広場を望む。オルセー美術館からセーヌ川にかかる歩行者専用のソルフェリーノ橋を渡って、チェイルリー公園を抜け、ヴァンドーム広場を経由してまっすぐオペラ座に向かう道。交差点の向かいをふと見ると、角にゴディバのお店が。「ちょっと、待っててね」そう言うと、配偶者は信号の変わるのを待って、宵闇の明かりに浮かぶショコラのお店へ入って行きました。パリの中でもとりわけハイソなムードの漂うヴァンドーム広場の周辺。ヴァンドゥーム広場付近にはゴディバ、アルマーニ、カルティエ、ゲラン、ブルガリ、ピアジェ、シャネル、ショーメなど一流店舗がひしめきます。あのダイアナ妃が、その華麗な生涯で最後の回転ドアをくぐった最高級ホテルのリッツの玄関もここに面していて、作曲家ショパンの終焉の場所になったアパルトマンなどもこのすぐそば。とっぷりと暗くなった、冬景色のヴァンドゥーム広場。<撮影2006年1月>前日に蚤の市で150ユーロ(約2万円)という破格値で買った、ミンクの毛皮のロングコートを着ておいらの前を歩いて行く配偶者の後姿。現地フランス在住の蚤の市のベテラン女性に言わせると、普通なら700ユーロ以上(10万円超)はする品質の良いもので、新品ならそれこそふらんすで最低でも数十万円はしてしまうものだったようです。王家の紋章が入ったうつくしい裏地もしっかりしていて、これだけでもふらんす往復ホテル付き、ひとりあたま5万1千円の旅費のモトは取ってしまったかも知れません。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓サグラダファミリア教会の未来予想図◇ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ古城の森の中の白い番小屋ダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像アルバム】蚤の市の飛行機たち 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像アルバム】パリ★カフェの流儀教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2007年09月15日
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去年の今頃、恐れ多くもじぶんの写真展なんぞ開催してしまったとき。お客さまの目に真っ先に飛び込む入り口正面に、小さな額に入れて、お気に入りの1枚の写真を飾りました。はるるさんの写真とムスメの彫刻を見に、宇都宮のラフォンテ・ギャラリーに来て下さった数百人のひと以外には公開していませんでしたが、思い出したようにここにUPさせていただきますね。。これが、そのとき飾った写真。まるでグリム童話に登場するような、ひっそりとした森の中のたたずまい。シャンティイ城の背後に数キロメートルに渡って広がる、あきれるくらいに深いフランス式庭園の森の分かれ道で見つけました。30分ほど、森のあちこちを歩いたんだけど・・・つがいの白鳥が棲んでいる水路沿いの並木に出るまで、ほんとうに怖くなるほど誰も居ない場所だったので、異次元空間に浮かび上がるような、森番の小屋でした。なんか、ものがたりがひとつ、生まれて来そうな光景ですよね。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像アルバム】蚤の市の飛行機たち ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ふらんすのわんこたち★ペットのいる風景映像】パリのお菓子屋さん ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像アルバム】パリ★カフェの流儀映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像スケッチ】水の上から見たセーヌ河畔 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪
2007年06月28日
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ふらんすの人は、観光客に対して英語を知っていても知らないフリをする、というエピソードは・・・ちょっと前にはいくぶん真実が含まれていたのかも知れませんが。南仏、コートダジュールの浜辺では、ほとんどの若い女性がトップレスで日光浴している、というのと同じくらいに、最近は信憑性の薄い「伝説」に近いものになってるみたいです。コンコルド広場の正面に見えるマドレーヌ寺院から、オペラ・ガルニエ(パリ・オペラ座)に向かっての目抜き通りに面したカフェに寄りました。目と鼻の先に、ミュージシャンなら誰もがあこがれるオランピア劇場がある場所です。はるるさん、ここで一度だけですが大好きなシャルル・アズナブールのステージを聴きました。午前中でも6月の陽射しは強いので、日除けテントの下でカフェします。ここは老舗の「カフェ・オランピア」という名前のお店。座席に座ってぼんやりしてる目の前、パリジャンとパリジェンヌたちが足早に過ぎてゆきます。それにしても、中年過ぎの男たちの後姿がみんなカッコイイ!!ファッショナブルというのでもなくて、さりげないお洒落がサマになっていて、男のおいらが見てもしぶい色気があります。ここカフェ・オランピアの店内では、音楽の殿堂にちなんだネーミングにふさわしく、ランプシェードの古典楽器模様からテーブルクロスの五線譜まで、徹底してコーディネイトされてるのがうれしいです。デミタス・サイズのカップにひとくちサイズのチョコレート付きで出てくる薫り高いカフェの値段は、だいたい1.5から2ユーロ前後で、高くても3ユーロ止まり。ふつーは、200円から300円ちょいになるでしょうか。(最近は、円安ユーロ高なので、もう少し割高かなあ?!)昼時に珈琲を飲みに行って、テーブルクロスのセットしてある席に座ったりすると、怒られます。セッティングしてある席はランチするひとのための席で、カフェだけでは使えない。よく見ると、テーブルクロスの敷いてある席と、そうでない席が半分づつ。ひとつおりこうになって、次回からは澄ました顔で珈琲用のシートに座れば、旅人のあなたもさりげなくパリジャン気分。さっき、カフェの値段は、だいたい1.5から2ユーロ前後で、高くても3ユーロ止まり。と言いましたが・・・それは席に座ってのお値段です。けど、だいたいのカフェにはスタンディング・バーがあって、そちらで飲むと1ユーロになったりします。日本ではカウンターでの立ち飲みも座り飲みも値段は変わりないけど、パリではとたんに半額になります。でも、座席の快適さでの差別なのかと思ったら、知り合いになったフランス人が言うには「カフェを運ぶ距離が違うから」だそうだけど?!真相は、わからない。ビールの値段も半額になるので、ちょっと喉が渇いた程度のビールの1杯なら、だんぜんカウンターがオススメです~♪ふらんすのひとたちは、誰もがわんこ好きなので、見知らぬ同志でも会話が弾みます。けれど、外出するための「しつけ」は、仔犬の頃から厳しすぎるほどにきちんと受けているのが、あちらでの常識なのです。自宅のリビングなどではやんちゃなわんこでも、いったん玄関を出ると他人の迷惑になるようなことは、ありません。公共の場所で「ちゃんとしてる」わんこの姿は、とてもりりしく見えます~♪今日は「夏至」でしたね。日本よりも高緯度にあるパリでは、6月というと夜の9時過ぎまで空が明るくて、10時近くになってやっと夕暮れになるくらい。ふらんすのこの季節は、一年でいちばん気持ちの良い気候が続いて、生きることの喜びを実感します・・・文字通りの「ジューン・ブライド」、ひかり輝ける六月がここにあります。テニスの全仏オープンも、ちょうど今頃。そして間もなく革命記念日の「巴里祭」がやって来ますね。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓サグラダファミリア教会の未来予想図◇ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2007年06月22日
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パリにはほんとうに沢山の美術館・博物館がありますが・・・実は、それよりもっと凄い数の楽しい路上博覧会が、毎日のように開催されているんですよ・・♪しかも、この路上博覧会の入場料はいつも無料だし(笑)★この木製の手描きサインボード、この世界は宮崎アニメ「紅の豚」の時代のちょっと前かな?!複葉機といっても二枚翼どころか三枚翼も飛ぶ姿がいいですね~♪~その青空無料博覧会のゆるい雰囲気を、ちょっとだけ味わってみましょう。かつてパリの城壁にあった門(ポルト)付近に開かれていたノミの市。現地のひとたちはピュス(ノミ)と呼んだそうです。どうやら、 1850年代のパリ大改造計画の際、市内を追われた廃品回収業者たちが、パリ外周に集まって市を出したのが事の始まりらしい・・です。いつも忘れずに「しっかりと値切る」そして、「スリに気をつける」と、アタマにしっかりと刻みこんで、宝捜しにいざっ出陣!!★第二次世界大戦前には、殆んどの飛行機が総金属製になりました。当時、ジュラルミンの金属製のまばゆい光沢は、時代の最先端・・・未来を予感させる存在でした。が、英国海軍のソードフィッシュなど、まだ現役で活躍した複葉機も。その当時に新発明されたレーダーには、当然ながら布と木で生産された旧式の二枚翼は映らず、かえって忍者のようにステルス性を持っていたわけですね。笑★かなり大型のオイル・エンジン付きのラジコン飛行機ですが、立派な細工の木製でした。プロペラをつけた胴体と、取り外されて下敷きになってる主翼は、1メートルちょっと。手入れはしてあるので、燃料さえ補充すればちゃんと飛べるそうです。★アメリカ海軍の戦闘機のかたわらに印象派風の油彩画、そして何故か日本の茶筒、アラビア風の花瓶。この、わけのわかんないとりとめのなさが素晴らしい。今日の蚤の市の映像は、主にひこーきを中心にご紹介しちゃいます。。。会場は有名なクリニャンクールの定期市と、マレ地区で1年に数回だけ開かれる大規模な蚤の市の2ヶ所。この蚤の市に出品されてる灰皿の中に映ってるのは、ピカソ美術館にほど近いタンプル公園わきの町並みと並木の上に広がる青空。日本では絶対に見つけられない飛び切り高価なアンティークから、絶対にありえない超格安のスクラップ同然(でも、本物)のピストルまで、ありとあらゆるものが所狭しと並び、にぎやかで面白い本場のパリの蚤の市。お互いの、過激にブロークンな英語と、はるるの貧しいふらんす語と、ザジのカタコトの日本語を交えて。ふらんす映画と日本アニメとロックの話で、我知らず、しばしのひととき盛り上がってしまった。笑「いつか、またね!」と手を振った後で、何も買わなかったどころか、彼女が売っていた商品を見ることもなく、別れたことに気付いたけれど・・・後の祭! 程好く良い味で、くすんでいるサイドカー付き軍用バイクのモデル(20cmほど・金属製)です。これも、ファンにはたまりません。★売っているひとも、どんな製品に使用された金属製の鋳型なのか判ってないようでした。でも、ひこーきに山盛りになってる搭乗者たちも、わんさか楽しそう~♪★「なつかしい未来」という言葉があります。こんな、流線型の未来が輝いていた時代のこと。ロケットなのか、ジェット機なのか、今となっては判らない。そう言えば、スターウォーズの最新作に登場したアミダラ女王の宇宙艇が、こんなかたちしてましたね~♪★まだ、貧しかった時代の戦後日本で、少年たちが一度はみんなつくった覚えがあるゴム動力のこんなひこーき。「竹ひご」と「バルサ材」とで、必死に工作したひとも多いのではないでしょうか。日本では角材が主でしたが、蚤の市に並んでいたこれは円筒形のボディですね。★ずしりと重量感たっぷりの、四発のプロペラ機。銅製?!だか、しんちゅう製らしくて、主翼のさしわたしは1メートル20センチほど。むかし、こんなスタイルで大西洋横断してた旅客飛行機があったような記憶があります。ほとんど天候に関係なく成層圏を悠々と航行する現代のジャンボ・ジェットなんかと違って、めまぐるしく変化する雲の合間を飛んでいた、冒険いっぱいのわくわくするようなフライトの頃がよみがえります。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓サグラダファミリア教会の未来予想図◇ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2007年06月12日
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パリ郊外の古城を訪問するため、乗換の北駅に向かう途中のメトロ(地下鉄)の車内では、大道芸人のライセンスを持ったサックス奏者が、マック・ザ・ナイフとか、ナイト・アンド・デイなどのなつかしいナンバーを、やさしく演奏していました。とても、心の琴線に触れるような歌と音色だったので、乗り合わせた車両のみんなから、沢山の拍手と小銭が集まっていました。★メトロ9号線のホーム。おいらも、余ってた小さい単位の小銭ばかりをひとつかみ、あげました。笑でも、「メルシー・ボク、むっしゅー」などと言われて、にわかパリジャンは少しばかりくすぐったい気分。数日まえは、別の路線でアコーデオン持って、シャンソン歌ってた老女なんかも居たなあ。お酒か煙草か、その両方なのか分からないけど、ひどく枯れた歳月を感じさせるだみ声でしたが、シャンソンというものは元々、「はやりうた」だったのですよね。☆メトロ名物の大型広告ポスター (これは確か、クルマのコマーシャルでした?!)すでに遥か彼方の歳月にブームは過ぎてすっかり時代遅れの音楽スタイル、フランスの若い人たちの強い支持は無いみたいで、どちらかというとある程度以上の年代にとってのノスタルジックな唄のようです。現在の荒廃した生活が覗えてしまうような、哀しい演奏のアコーデオンが切々と人生のはかなさを思い知らせます。。。でも、その前のメトロで出会ったフォークシンガーはひどかったなあ、ギター・コードをいくつかのパターンしか知らないらしくて、ありゃモグリだなきっと。コンコルド広場辺りの地下鉄駅から乗り込んできたひょろひょろに痩せていた、顔色のわるい青年。・・なんだか鬼気迫る表情で、自作の詩みたいなものを朗々と語って居ました。メトロを乗り換えるたび、と言うほどではありませんが、クラシックやジャズ、ラップをはじめシャンソンとかラテン音楽やカリブの歌など、ほんとうにいろんなスタイルの演奏が、走行中の車内や地下連絡通路の隅々まで響いて来るのは、なかなか良いものです。☆過去にマリーアントワネットが処刑された(市民による大量テロ装置)ギロチンも設置された歴史を持つ、コンコルド広場地下のメトロ駅。まあ、それも演奏のレベルをある程度クリアしてるひとたちが、ライセンスを持ってやっているんでしょうけどね。けど、そんなのにお構いなくゲリラ的に無許可演奏をやって、ポリスにとっ捕まえられないよう、スバヤク電車を乗り換えたりしてるつわものミュージシャンなんかも居ます。郊外電車やメトロの車内、そして連絡通路や街角で生演奏が聞こえてくると、なんとはなしに「旅愁」をかきたてられます・・。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 民衆を導く自由の女神~ルーブル美術館のドラクロワ もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2007年06月11日
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この旅でフランスに来てから、初めて。ふつーに、観光をしてみました。と言っても、5-6日間かけてのパリ市内のあっちこっちに散在する美術館めぐりの移動の合間に、大体の主な観光地は通って来ちゃったんですよね。なもんで、今朝は久しぶりにじっくりと熟睡しちゃって、朝寝坊の8時半起き!もたもたしてて、ブローニュの宿を出たのが10時過ぎ。地下鉄を乗り継いで、11時過ぎのシャンティイ行きがある、国鉄へ。パリの北駅から、ふつーのひとたちといっしょに郊外のローカル鉄道に乗って、30分~40分ほど。★人口1万人のちいさな町シャンティイのかわいらしい鉄道駅舎です。さてさて、お昼ちょっと前に着いたシャンティイ駅は、有名な競馬場もある郊外の町ですが、ここで困ったことに。いつもと雰囲気を変えて、せめて広々とした森と公園と田園の広がる場所に来たので、自転車かバイクを借りて、思いっきり走り回ろうとプランしてたのですが・・・この駅前で、レンタルしてるはずのお店が無い!駅の直ぐ近くにあるツーリスト・インフォメーションの立派な建物に飛び込んでも、シャンティイから少し離れた町にならあるなどと教えてくれるだけ。どーなってんだろ??★お城のフランス式庭園で暮らしてる白鳥さん「そうだろう? シャンチィ(シャンティイ)へは十回来ているし、そのうち三度か四度かは、おまえの家に泊まったはすだ。そうそう、十日ほどまえもここに寄ったぜ、仲間の三人の銃士を連れて。」ダルタニャン物語1巻 友を選ばば三銃士 25章 「ポルトス」あの、有名な物語にも登場してるんですね~♪笑★ここで、こんな馬車に乗って結婚式をするカップルも多いです。あーあ、もんのすごく広いんだよなあ、ここは。まず、お城にたどり着くまでに2キロ。さらにさらに、古城の周囲に展開される気の遠くなるような広さの回遊できるフランス式庭園やイギリス式の庭が数キロメートルに渡って展開されているんだもの。よっしゃ!ここは城を取り巻く庭園の隅々まで、歩き回って制覇してやる。。。なんだか、いつもの美術館めぐりとまったく同じパターンになっちまったぜい!シャンティイ市は、パリ郊外、約40キロ北東のロワーズ県内にある人口1万2千人の小さな町。競馬の盛んなことで知られ、調教師や馬主も多数在住。毎年、競馬のエルメスカップの開催地としても名高い土地で、あの武豊騎手のお家(たぶん別荘)も、ここにあります。そして市のシンボルともいえるのが、名城として誉れ高いシャンティイ城です。ルネッサンス期の壮麗な建築様式を代表する建築物で、シルヴィー池に囲まれて美しい姿を水面に描き続けてきました。ローマ帝国支配時代から城壁があったといわれ、1386年、シャルル6世の大法官、ピエール・ドルジュモンの居城となりました。その後、増改築が相次ぎ、現在の館は19世紀にオマール公爵が大改築しました。城の庭園は広壮で、池、あずまや、石像などが設けられており、四季の変化が美しいことでも知られています。また、城内には、城主オマール公が設立、歴代城主の収集品を集めたコンデ美術館や図書館があり、ラファエロなどの名画、金銀細工で装丁した本のコレクションが一般公開されています。1989年、姫路市の市制100周年を記念して、国宝姫路城とシャンティイ城が姉妹城提携を結びました。日本国内の城が海外の城郭と姉妹城提携を結んだのは初めてのことらしいです。★右手の建物は世界最大の馬小屋で、決して宮殿ではありませぬ。汗お城の入り口に到着する前に、深い森の中の道を抜け、さらにもっと広いシャンティ競馬場のわきを歩き、かつては250頭以上の馬をいっぺんに飼育していたという、大宮殿のような厩舎(うまごや)に沿って歩いて、歩きました。世界で最も美しいと評される大厩舎には、アール・コンテンポラン(現代芸術)のアーティストによる1000点以上の絵画・彫刻・デッサンが収められた馬の博物館があります。毎日数回、見学会が催されていて、高度な馬術ショーの内容はとても豊かで楽しいものですよ。 日本と違って、ものすごく見晴らしが良く見通せるもので、お城の尖塔だけが遥か彼方に見えるけど。。。なかなかなかなか、近づいて来ない。いいかげん、のども渇いてお腹も空いたので、お城の堀端の前で、見事にほんものらしく、きれいに二度揚げしたフレンチフライのポテトに、さっぱりの塩と、オリジナルのマヨネーズをたっぷりおまけしてもらって、さらにフランスパンのオープンサンド。。。どちらも3ユーロづつだったかな。いやまてよ、それに缶ビールとミネラル水を追加しても、10ユーロ出していくらかおつりが来てたし。。。もうちょっと、安かったかも?!有名観光地なのに、ぼったくらないし、とても材料も良くって美味しいし、なかなか貴重な良いおばさんの屋台でした☆★シャンティイ城のフランス式庭園内『メゾン・ド・シルヴィ』では、本格的シャトーウェディングも可能。シャンティイ城は400年の歴史を持ち、ルイ13世やブルボン公も城主だった、格式の高い国宝級のお城です。32万坪のこの「フランス式庭園」はルイ14世のためにヴェルサイユ宮殿の庭園作りに携わったアンリ・ル・ノートル氏が、その前にここの庭園を作り、まさにヴェルサイユのモデルとも言われる存在。そんな庭の中に「メゾン・ドウ・シルビー」があります。この建物はアンリ5世の館で、1604年に建てられ、のちにアールデコ調の装飾でトータルされた優雅なものです。★シャンティ城の広大な庭園から。これは正面から向かって左側に広がるイギリス式庭園からの眺め。城の背後から右手にかけては、さらに広大な幾何学的フランス式庭園があります。6月のふらんすは毎日さわやかな晴れの日が続いて、日本と違って梅雨なんてものは無くて、正にジューンブライド!(北海道の気候と似てるかな?!)★うつくしい薔薇が、いっせいに咲きそろう季節です。いやあ、ホントに全部の庭園を感激しながら歩いてしまったので、ふりだしに戻ってみれば、すでに午後5時過ぎ。地方駅のことで列車が遅れたりして、実際にパリ北駅に着いてみれば6時を過ぎていました。再びダルタニャン物語・・・ポルトスはその貴族に向かって、国王陛下のため一杯飲んでもらいたいと答えた。結局、国王vs枢機官ということになり、決闘に突入。負傷して(けっこうな刺し傷)、持金を賭け事で失って、ダルタニャンがイギリスから戻ってきてもポルトスはその場に居座っていた(宿泊代未払いのまま)。そのシャンチィの旅籠屋の名はサン・マルタン。ポルトスが懇願したにもかかわらず、コナクール夫人からのお金はついに届かず・・・。けど、ポルトスだから笑って済ませるけど、ものすごく悪いことしていると思うよ~、ポルトス。【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】フランス田舎町のわんこに出会う 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2007年06月05日
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冬のパリ。北関東に住んでいるおいらにとっては、とりたててきびしい寒さという印象はありません。緯度は日本列島よりも高いけれど、大西洋のあたたかい海流のせいもあって、雪もそんなには積もりませんし。けど、ふつーに寒いです。笑ただ、格段に晴れの日が少ない。なもんで、セーヌ遊覧船の名物、オープンデッキも人影まばら。★間もなくポン・ヌフ橋にさしかかったバトームーシュの上甲板の椅子はがらがら、大部分のひとたちは、ぬくぬくと暖かい階下の船室の窓から見物しています。(奥に見えるのはルーブル美術館と歩行者専用の芸術家橋ポンデザール、手前はパリ最古の歴史をもつシテ島の先端)☆セーヌ川にかかる現在のアルマ橋周辺には1820年頃まで人がほとんど住んでいなかったため、両岸を結ぶ交通手段は何もありませんでした。けれど、1855年のパリ万国博覧会のため架橋されることが決定し、1854年に工事を開始したものの万博には間にあわず、その1年後の1856年に完成。この橋の右岸側に、パリの遊覧船としてはいちばんメジャーなBateaux-Mouches(バトームーシュ:セーヌ川遊覧船)乗場があります。約75分でセーヌ川をひとまわり、セーヌにかかる数々の橋を水面から見るのも楽しいです。エッフェル塔を間近に見る橋のたもとから、いろんな種類の遊覧船が優雅に発着する姿は、いっとき時間を忘れさせる光景。このアルマ橋にさしかかった辺りの高速道路で、あのプリンセス・ダイアナの非業の死もありました。★アルマ橋のたもとから夕日の射すエッフェル塔を眺める。冬になるとパリはあいかわらず天気がすぐれない。毎日どんよりと曇った空。ときおり、雨や雪片が混じり、雹(ひょう)が降る時もある。パリに住む多くの人々が冬は心身の不調を訴え、鬱病になる人もいると聞く。それは、この季節に太陽の光が不足するから。パリにくる前に人からも聞いていた友人も。住んでみてはじめて実感したらしい。・・晴れ渡った空に輝く太陽のありがたさを。★アレクサンドル3世橋はフランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル2世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設、パリ市に寄贈されました。セーヌに架けられた幾多の橋の中でも、最も美しいものと言われています。アレクサンドル3世橋はアールヌーヴォー様式の街灯、天使やニンフの像、ペガサスといった華麗な装飾で有名ですが、4隅の17mの高さの柱の上にはそれぞれ芸術(Emmanuel Frémietによる) 農業(Gustave Michelによる) 闘争(Pierre Granetによる) 戦争(Clément Steinerによる) を意味する女神像が立っています。 また、装飾にはそれぞれテーマがあって、中世のフランス 近代のフランス ルネサンスのフランス ルイ14世のフランス を、象徴しているそうです。(アレクサンドル3世橋の出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)今年の1月末にPARISを訪問したときには、はるるさんがシャルル・ドゴール空港に到着する前日まで、先週からずっと悪天候が続いていたらしいんだけどーー。けど、ふぁーすと・ねーむが晴夫という名前の通り、「晴れオトコ」のはるるさんのおかげか、おいらたちの滞在中はおおむね好天気の中を歩き回ることが出来ました。笑でも、季節や年齢にかんけーなしに、冬枯れのセーヌ河畔でもパリの恋人たちのハートは熱く燃えているみたいです♪ いいなあ。(彼らの足元に、よく見ると祝福するみたいに一羽の白い鳥が飛んでいるのが見えます)【はるるが過去に書いたよーろっぱ関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつスペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像】パリのお菓子屋さん 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 ★世界遺産モンサンミシェル修道院の最寄り駅、ノルマンディーの片田舎にあるちいさなポントルソンの町外れ。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2006年12月13日
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パリの街角で見かけた、らくがき。前回は「にゃんこたち」でしたが・・・。映像】巴里の屋根の上の猫~パリの落書き。 今日は、地上に落ちて来た「星たち」?!のご紹介です。らくがきと言っても、ビジュアルだけでなくって「ことば」のらくがきもありますよね!同じ、パリの街角でも1968年のカルチェ・ラタンには、史上有名な出来事があって、数々の落書きがいたるところで叫んでいたのです。いろんなお星さまたちといっしょに、1968年のパリに集まった世界中の若者たちの肉声を伝える言葉たちも、ちょっとだけみなさんにご披露しちゃいますね!!★ なんか言いたいことがあるのだけど、それが何なのか分からない。 ★ 自由とは沈黙する権利のことだ。★ 大声で叫べ。 ★ 創りだせ。 ★ 自分の目の前を見ろ。 ★ 革命は独創力だ。★ 演説は反革命的だ。 ★ 同志よ、称賛をやめよう。スペクタクルはどこにでもある。 ★ 抵抗のスペクタクルに巻き込まれるな。スペクタクルに逆らえ。★ 自由とはすべての犯罪を抑制する犯罪だ。それは私たちの最後の武器でもある。 ★ 自由の敵のための自由はないよ。 ★ 収容所、刑務所などの門を開け放て。 ★ 心の窓を開放しよう。 ★ 一旦目を開いてしまったら、もはや静かに眠ることなんてできないぜ。 ★ 未来は、私たちが今その中に入れるものをただ受け入れるであろう。★ 幸福は職場のボスを吊るすことにあり。 ★ 経済はボロボロだ。私はそれが完全に崩壊することを望む。★ カネを愛するなんて、なんて悲しいことだろう。 ★ 君には盗みもできるはず。 ★ 疎外を廃絶せよ。★ 最初の不服従、それは壁に書くこと。 ★ 壁に書くのはあまり好きじゃないなぁ。 ★ あらゆる場所に書け。 ★ 書く前に考えることを学べ。 ★ 美しいものや言い表わすことの出来ないようなことについて書きたいけど、書き方が分からない。★ 私には書いている時間なんてない!!! ★ 愛について語る者は愛を破壊する。★ 消費社会打倒。 ★ 商品は人々のアヘンだ。 ★ 商品を燃やせ!★ 幸福はお金で買うことは出来ない。盗め!★ 1968年において自由とは革命に参加することだ。 ★ 黄金時代とは金が普及しななかった時代のこと。★ すべての戦争、暴動および不正の原因は財産の存在だ。(聖オーガスティン)★ 同志よ、人々は野原だけでなく社会科学の教室でもセックスをするようになったぞ。 ★ 革命的な女性はさらに美しい。 ★ ゼルダ、愛してるよ! 働いてなんかいられない! ★ 若者はセックスをする。年寄りは猥褻な身ぶりをする。★ 戦争ではなくセックスをしよう。 ★ お互いを愛せ。 (1968年の5月革命の時にパリの街角や大学内の壁にかかれた落書きの一部、より)1968年5月。パリは激しく揺れていました。学生街カルチェラタンの占拠から始まった暴動はゼネストへと発展、ついには大統領を退陣へと追い込んだのです。当時のことを、人々はこう呼びます。「五月革命」と。近代パリの歴史は革命の歴史であり、バリケードの歴史です。フランス革命から五月革命まで、パリの民衆は立ち上がるたびにバリケードを築いてきました。 やがて、世界的な大波となって「世界同時革命」のスローガンも生まれ、アメリカでも日本でも広範囲に起こった学園紛争の導火線にもなったのが、この「五月革命」でした。ドイツ系ユダヤ人留学生でアナキストの赤毛のダニーことダニエル・コーン=ベンディット(ダニエル・コーン=バンディ)が指導部の中心にいたフランス5月革命という学生運動。ダニーはローリングストーンズのミックジャガーとともにパリ大学のあるカルチェラタンをデモ行進しました。この60年代後期は、アメリカでは、「イチゴ白書」で有名なコロンビア大学闘争や、非暴力学生調整委員会、ウエザーマン、ブラックパンサーにいたる学生運動の高揚があって、またイタリアでもボローニア大学を始めとして闘争は広がって行きました。ドイツでもドイツ社学同を指導部隊とした運動が広がり、60年代後半からの日本では新左翼三派を中心とする新左翼5流13派と日共系との対立と並存で、激しいものになりました。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓M12号線アベス駅★世界中の愛の言葉で埋まった公園★ 映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん 映像アルバム】ふらんすパリのわんこたち ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う ★世界遺産モンサンミシェル修道院の最寄り駅、ノルマンディーの片田舎にあるちいさなポントルソンの町外れ。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2006年07月28日
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モンマルトルの丘(海抜130m)にいちばん近いパリ市内の地下鉄12号線Abbesses(アベス)駅の地上出口は、昔ながらのパリの情緒が漂うアベス広場の真ん中にあります。モンマルトルの玄関口、アベス駅。薄暗い通路の先に、パリでも珍しくなった螺旋階段が続いています。外光を頼りに登っていくと・・・。ほら、見えて来ました。「メトロ12号線アベス駅入り口」。完成したのは、アールヌーボー様式が全盛の1900年です。すっかり町の景色に馴染んでしまっているせいか、作者の事に気を止める人は少ないようですが、作者はエクトル・ギマールと言います。知る人ぞ知る伝説の建築家。その目の前に、広場に面したささやかな古い公園があるのですが・・。公園に隣接した建物の壁に、こんなものを見つけました。★2005年夏、撮影。色っぽい「ねえちゃん」だなぁ~と、見とれていたら・・・その下の模様だと思っていたのは、世界中の色んな言語でびっしりと書き連ねられた「世界中の愛の言葉」たち、だったのです。★さらにしつこく、字がよく読めなかったので、2006年1月に再び撮影。(木立の影を見ると、すっかり冬なので枝の葉が落ちています)どうやら、ふらんす人のひとたちが、自分たちだけの努力で完成させたものらしく、日本語の表現もなんだかビミョウな部分があったりします。笑でも、さすがに歴史のある芸術の丘に開かれた公園らしくて、ちょっと素敵ですね。(この写真を撮ったとき、実はこの壁画の真下にあるベンチでは、歩き疲れ果てたうちの配偶者がぐったり座ってました!)モンマルトル界隈のゆうぐれどき。あなたも、有り余るような愛の言葉に会いたくなったら、アベス広場の女神?さまの顔を見に行ってみましょう。ロマンティックな出来事が、待ってるかも。笑【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う ★世界遺産モンサンミシェル修道院の最寄り駅、ノルマンディーの片田舎にあるちいさなポントルソンの町。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ ////////////////////////////////////////////////////////☆今まで、あやしいほむぺにUPした映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに700枚ほど整理してみました・・♪ ↓ ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)映像アルバム】ふらんすパリのわんこたち こちらは、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑 ↓デジタル映像あるばむ総合メニューそのいち 映像】いのりのかたち~サン・ルイ島からセーヌを渡って
2006年07月22日
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惜しいところで、優勝できませんでしたね。それにしてもジダンのレッドカードは、どうだったんでしょうか?彼らしいのかなあ?!あの、いきなりの頭突きという暴力的行為の背景には、イタリアの選手マテラッツィが彼に向かって出身地に関する侮辱的な発言をしたことがあって、人種差別という根深く深刻な問題が、その背景にあるらしいのです。なんだかんだと言われながら、苦戦しつつ予選リーグを勝ち抜け、試合を重ねるごとに強さを加えて、とうとうブラジルまでも破って決勝進出して、イタリアと世界一を競ったフランス・チーム。ジダン抜きのPK戦にはちょっと悔いが残りますが、やはりそれを上回ってイタリアの総合力は優勝チームにふさわしいものでしたね。ベスト8やベスト4クラスのチームになると、同点での延長戦やPK戦も多くて、実力は本当に伯仲してました。もう、どこの国が優勝してもおかしくないくらいに、横一線状態。手に汗握る、素晴らしい試合の連続でした!ドイツにも、ブラジルにも、そしてフランスにも、神様は平等にチャンスを与えてくれていたんでしょうね。きっと。移民の差別問題が底にあった、フランスの暴動騒ぎの余波で精神的にも分裂状態だった国内も、このサッカーW杯の快進撃と、英雄ジダンの活躍で、閉塞感の中で荒れていた若者たちの心がひとつになり、盛り上がったようです。なんたって、ジダンそのひとも出身は北アフリカの旧フランス植民地からの移民だったので、彼らにとっての「希望の星」といった反面があったみたいで。この試合限りで引退のジダンもそうですが、カーンもW杯代表から退くことを表明しましたし、日本のナカタも・・・・。かっこ良く去って行く名選手の話題が、スパイスのように効いた興味深い大会でした。☆半年前、エッフェル塔を正面に見るトロカデロ広場の中央に飾られた、ドイツW杯のキャンペーン・モニュメント!ちょうど、去年の今頃にもフランスは同じように国際的に大きなイベントで、いい線まで競り合いながら敗北していました。本命は「パリ」と目されながら、ライバルの「ロンドン」に負けてしまった、オリンピックの誘致合戦。すっかり、フランスじゅうが「その気」になっていて、パリの町並みもあちこちでオリンピックのマークだらけだったので、国民の落胆はけっこう大きかったみたいです。(なんせ、ラテン民族だし!)でも、それを横目にしつつも、喜びに湧いていたお祝いムード一色だったロンドンも、その直後の同時爆破テロの衝撃で吹っ飛んでしまいました。一喜一憂も、この世の中はうたかたのこと。ほんの紙一重で、明日は何が起こるのか、わかりませんね。ミサイル発射の可能性は、ほとんど皆無だと・・。つい先日まで、大部分のその道の評論家などが言っていましたが、現実には複数の北朝鮮の弾道弾が日本海に飛びました。そのミサイルの多くは、実際に日本列島ぜんたいが射程距離に入るものなんです。自分のアタマの上に、ミサイルが落ちてくるなんて。夢にも思わないひとが大部分でしょうけれど。あるはずのないことが、日本国民のだれにでも現実に起こってしまうこともある、この世界。化学兵器も、核兵器も、ノドンやテポドンといったミサイルには積めます。そればかりか、通常の火薬のミサイルでも、それが日本の全国各地に存在する原発を直撃することを考えると、人口の過密なこの列島で、チェルノブイリ以上の大被害をもたらすことは、明白です。在日アメリカ軍基地の近くの住民が、真っ先に危ないのはアタリマエですが、はるるさんの住んでいる北関東の地方都市なんかでも、けっこう危険度は高いのです。なぜって、昔から市内の南部に航空自衛隊の大規模な基地があるもので・・。でも、あんまり心配し過ぎるのも良くないね。なんにも心配しな過ぎるのも、どうかと思いますが。汗追記】英紙が言うにはジダン選手、「テロリスト」と言われたとか。いっぽう、フランス国内の報道番組では・・。1・アルゼリア出身という人種差別をされた。2・イスラム教徒という信仰を侮辱された3・母親や妻のことを中傷されたなどと、分析されてます。いずれにせよ、当の本人たちもなかなか真実を語らないでしょうね。ジダンは涙を浮かべ、無言で退場して自分の選手生活にピリオドを打ちました。【はるるが最近書いた、W杯の関連日記】 ↓ ↓FIFAランキング厳しい現実の日本サッカー ジダンと中田とカーンの背中早朝の対ブラジル戦 ナカタのメール☆ネットdeありがとう クロアチア戦ドロー 自宅でWカップ観戦 ドラゴンズ首位奪還!& W杯ドイツ★開幕戦 【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像アルバム】パリのわんこ。 映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2006年07月09日
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フランス人の犬好き、ってとても有名ですけど・・・。最近はいくらか改善もされていますが、パリの街角にわんこのうんちが多いのも有名で、エッフェル塔や凱旋門などと並ぶ(隠れた)名物として、良く知られています。笑★クリニャンクールの蚤の市で、ひとりでお留守番してた賢そうなわんこ。パリの街には、毎日16トン(!)もの犬のうんこが落とされて、年間に1100万ユーロ(約16億円)も使って、きれいにしているそうです。★ちいさな公園の片隅にもあった犬専用のトイレも撤去されて、立ち入り禁止になってるとこが増えてます。毎朝、夜明け方の4時ごろから道路掃除部隊が出動して、パリじゅうの道路をきれいにしています。・・・それでも、日に平均して600人ほどの「犠牲者」が、出ているそうな。←だれが、そんなヒマな統計をとったのか知りませんが。笑★どうぶつって、よく飼い主が飼っているうちにお互いになんとなく似て来るって言いますねぇ~♪一応、監視員に現行犯で捕まると、罰金400ユーロ(約6万円弱)もとられることにはなってるらしいけど、実際に払ったというケースは聞いたことないです。★アラン・ドロンを始め、著名人が多く住む高級アパルトマンがひしめくサン・ルイ島を望むセーヌ河畔の散歩道。とゆーわけで、2003年。ついにパリ市当局は犬のうんち撲滅大作戦を展開し始めました。。。でも、それは「道路上で出したモノは、必ず飼い主が後始末する」という、現在の日本人にとっては極めてアタリマエのこと、の徹底。愛犬団体の協力で、飼い主教育に力を入れ、街角に専用のビニール袋を設置、現行犯からはホントに罰金を取る!と、ゆーことらしい。★家族が見守る中で・・・ただいま、作業中のわんこ。そして、今まで歩道に描かれていた犬のシルエットのマークは、「ここじゃなくて、あっちへ行ってしなさいっ!」の印でした。そこには「←」がついていて、車道わきの下水の流れるところ、つまりそこならしてもいい、の意味だったんだけど、このマークも禁止され消去。その流れで、よく公園にあった小さな砂場状の犬用トイレも同時に撤去されたようです。★いいこにしているカフェ・オランピアでのわんこ・・・ギャルソンにもモテています。その一方で、その他の公共の場所でのしつけは徹底していて、都会生活の中で生きるためのマナーをきちんと身につけたわんこたち、ほんとうにお行儀が良いです。カフェでおしゃべりしていても、その足元の愛犬は30分でも1時間でも、じっとおとなしくお座りして待機してる姿、アタリマエの風景。子犬のうちに、はたで見ているとちょっと可哀想になるほど、家庭でも徹底して厳しいしつけを受けますし、もっと厳しい専門のトレーナーに依頼する飼い主も多いみたいで・・・・・その肝心な時期に、甘やかし放題に可愛がってしまって、大きくなってからどうにもならなくなり、成すすべも無く持て余す日本人とは、かなりの隔たりを感じます。でも、これって犬のしつけだけじゃなくって、人間の子育て教育そのものにも通じるものがあるような・・。PARISの犬のうんち、ちょっと前よりはずいぶんと改善されているようです。でも、それは取締りの目もきびしく、観光客の多いオペラ座通りなどの界隈に限ってのこと。パリの高級住宅街として知られる16区のイエナなどでは、まだまだあっちこっちで犬のうんちを見かけました。★偶然なんだけど、別の日にセーヌ川の河畔を散歩していたご婦人と大型犬のペアを、オペラ座通りのオランピア劇場の前で再び目撃&撮影しちゃいました。オペラ座界隈は商業地区、ギャラリーラファイエットやプランタンなどの大きなデパートがある地域にそもそも犬を飼って暮らしている人が少ないので、フンも少ないんだろな~。イエナは住宅街なので、犬を飼って住んでいる人が多いというのは納得できます。でも問題は「高級」という点にも。なぜかというと、パリで犬を買うこと自体、値段が高くて、一匹10万円以上はします。いわゆるブランド犬ともなれば、なおさらのこと。なもんで、犬を飼う以前の問題として買える人は「お金持ち」の部類に入る。そのため、お金持ちが多く住む16区では犬も多く住んでいるということになりそう。うんちの多い原因は、この区域に住む人間性とも関係しているような気もします。歴史的には19世紀後半から20世紀初頭にかけて再開発されたこの地域に、地方からの貴族を中心に、お金持ちが集まって来ていて・・。こんな区域に住んでいる21世紀の末裔は今でも、その当時に近い(階級)意識を持っているのではないでしょうか。わかりやすく言えば、目の前で自分の飼い犬が道ばたでうんちをしても、「何で、この私がフンなんか拾わなきゃならないのっ?!」といった意識を持っている人が、この区域には多いのかもね。日本でそんなこと言ったら、近所の自治会役員のおばさんに張り倒されそうだけど。笑・汗【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 夕暮れのサグラダファミリア教会 映像】欧州美術館のショップあれこれ♪★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2006年06月28日
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千年以上のふらんすの歴史に彩られた干潟に浮かぶ、神秘のモンサンミシェル修道院。ーー西半球の驚異といわれる世界遺産。 ☆この↑映像は、現地で入手の絵葉書から。。宮崎アニメの名作「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも、言われていますね。サン・ミシェルは、英語読みだとセント・ミカエル。日本語訳にすると「大天使ミカエル」のこと、なんですねえ・・・。自分自身で手配して旅行を楽しみたいっ♪とゆー方はこちらを参考に。フランス・ツーリズム旅行情報局 モン・サン・ミシェルのページ 一人旅の列車でおいらのお向かいの座席にいた、(胸元がちょっと気になる)女性は、ずうう~~~っと熱心に読書してました。レールの音の中での車窓の田園風景と、本に集中するその表情とが、なかなか様になっていて旅情を誘います。 夕日に映えるあの尖塔に向かって、パリのサンラザール駅からの列車を乗り継いで、ノルマンディ地方をゆく途中。 日本の普通列車よりもスピードが速いので、3時間ほどで数百キロメートルの移動。大西洋も、直ぐ近くです。ノルマンディの名物と言えばりんごと乳製品。海には豊かな海産物。りんごのワインシードル。それを蒸留したりんごのブランデー、薫り高い高級酒カルバドス。シードルと言えば一緒にいただくクレープ好きの方も多いでしょうね。そのクレープもノルマンディの食べ物らしいです。日本人の好きなチーズと言えばカマンベール。カマンベールはノルマンディのカマンベール村が起源とか。 ポントルソンの町に到着。さすが、自転車の盛んな国。とても安い値段で自分の自転車もいっしょに列車の旅です。 目的の駅PONTORSONでインフォメーションに寄っていたら、到着列車に接続するバスをうっかり乗り過ごし、目的地のモンサンミシェルまで10数分ほどのバス移動(でも、歩いたら8キロ以上の距離)のために、1時間ばかりの余分な待ち時間。 駅前のモンサンミシェルへのバスの待合室に貼ってあった、案内図。ここから世界遺産のモンサンミシェル修道院までは、約8キロメートルのいっぽん道。 ひまつぶしに、駅前広場を横切って踏切を渡ります。 そのあと、すぐ右に曲がったら・・・。 なぜだか?!行く手に、えんぴつが立っていました! ああ、そうか!ここは小学校前の、横断歩道。どうやら、校門の正面は走るクルマは片側通行で徐行するように、自然に導くためのもの、らしい。 ひと目、見れば。初めて通りかかったドライバーも、「ここは学校だなっ!」って、すぐに解かるよね。日本だと、でかい字で「学童注意!」なんて、書いてあるところかも。・・・校門の色といい、この色鉛筆といい、ふらんすらしいなかなかお洒落な心配り、だな~♪ ちょうど、その小学校の横断歩道お向かい正面にある、可愛らしい家。町外れのこの辺りは、敷地がゆったりとしているので、平屋建ての家屋が大部分です。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】(の、一部) ↓ ↓映像アルバム】ふらんすパリのわんこたち 映像】パリのお菓子屋さん 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 夕暮れのサグラダファミリア教会 映像】欧州美術館のショップあれこれ♪★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2006年06月08日
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世界遺産モン・サンミシェル修道院のほど近く。なぁんでもない、ちいさな田舎町のぶらぶら散歩をしていたら。。。。とつぜん、道の真ん中におおきな色鉛筆たちの行列が立っていました。さて、この「ふらんすの色鉛筆」は、いったい何者でしょうか?!なんのために、こんな場所(ど~ろのどまんなか!)に並んでるのか・・・??答えは、明日の日記で。笑人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、お気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)
2006年06月07日
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パリで世話になってるひとに頼まれて、日本から中古のデジカメを送ることになった。(向こうで同じものを買おうとするとバカ高い!ので、送料払ってもまだ遥かに安くつく)趣味で上質なリネンやレースのアンティークに近いクロスを収集している友人が、最近は台所周辺の雑貨や古い関連書籍にも手を出していて、いよいよネットでのビジネスにしようと準備中。その強力な武器になる手持ちのデジカメの調子が悪くなっていて、使い慣れた同じ型式のデジカメを頼まれたのだ。荷物の送り先の彼女は、観光客がまったく知らないような「蚤の市」にも、毎週のようによく顔を出しているだけでなく、地元のフランス人同士のネットワークにも首を突っ込んだりしてるひと。★フランスの電車に乗っていると、いろんな種類の音楽家が生演奏を聞かせてくれます。メトロや郊外通勤電車などでも、シャンソンはもちろん、詩人の自作詩朗読やJAZZ、POPS,ラテン・・・多様です。素晴らしい演奏には、惜しみない拍手とチップ。その反対は冷たく無視!笑国際宅配便なんかだと、どのくらいなのかなあ??と、宇都宮市内にある業界大手の配送業者の、国際貨物あつかいの事務所をネットで調べて電話してみた。「はい、こちらXXXXの営業所、XXと申します」と、いかにも一流どころの業者のてきぱきとした応対をする、若い?おねえちゃんの声。「こちら、XX町のはるるさんと申しますが、フランスに小包みたいな荷物を送りたいと思って、予算とか、向こうに届くまでの日程はどのくらいになるか、とか聞きたくて、電話しました。」「はい、それではまず、荷物の大きさはどのくらいのものになりますか?」あらかじめ、サイズや重さを調べておいたので、そのメモを見ながら答える。「たて23Xよこ15X高さ13センチくらいの箱に入れて、パッケージしてあります。中身はがたつかないように、詰め物してあるカメラと説明書で、包装込みの重さはぜんぶで750グラムほどです。」「ちょっと、お待ち下さい・・・」と、しばらく待たせられて。「・・・・・。」どうやら、料金表をパソコンのディスプレイかなんかで確かめたり、先輩か誰かに聞いたりしてる気配。「お待たせしましたーー。」1分ほど経って、回答が出たようだ。「おおよその、概算になりますけれど、だいたいのところ・・・いちまんえんほどになるかと、思います。」と、さわやかな明るい声ですらすらと。「あ、はい!」あまりの値段にびっくりして、もう一度、聞き返しそうになり、思いとどまる。がーん、となってしまったおいらだけどーー。「判りました。どーも、ありがとうございます」と、そそくさ電話を切る。何故、こんなに衝撃を受けたのかと言えば。今回の荷物で送ろうとした中古のデジカメの値段そのものが、ちょうどいちまんえんポッキリだったのだ。それに、消費税がプラスされて1万500円。それなのに、送料がいちまんえんだなんて!なんてこった、ぱんなこった!!これじゃまるで、せっかく格安で調子の良いカメラを探した意味、ないじゃん。まてよーー。ここは、気を取り直して。最近、民営化されて意識改革の進みつつある郵便局・・・郵政公社の、宇都宮の本局に電話してみた。こちらでも、窓口担当者と同じような会話を繰り返す。その結果、解かったことは。航空便よりも、安くて速い、EMSとか言うシロモノがあるらしいこと。料金も、日本からふらんすのパリまででーー。航空便で、この大きさと重量だと、3350円。(日本で発送してから、ヨーロッパの現地到着まで一週間ほど)EMSとか言うシステムだと、同じ条件の荷物が2400円。(しかも、発送から3日間で相手の手元に届くという)別に、本局にわざわざ出掛ける必要は無くて、その辺にある零細な特定郵便局などでも、日本国中どこからでも受け付けてくれて、発送できてしまうらしい。おまけに、自動的に2万円までの内容物の事故補償みたいなのも、付いているという。世の中どんどん変わって行くけれど、こーゆー変化はウレシイですね♪さっそく、バイクで家から数分のセブンイレブンのある交差点の向かいの、ちいさな郵便局に移動して発送伝票を書いて来ました。帰ろうとしたら、EMS利用者のアンケートを渡された。これを記入して封筒に入れて送ると、キャンペーン中らしく、5000円分の商品券が当たるとか。しかも、まだ利用者が少ないので、競争率が低くて当選の確率がけっこう・・・♪らしい。むふふ☆ところで、EMSって?いったい、なんなんだろう??どんな単語のイニシャルなのか、など。ぜんぜんわからず、調べようともしない、ずぼらなおいら。笑////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。☆嵐の海辺で、人っ子一人居なかった昨日が嘘のような、まぶしいニースの海辺で酒とイタリアンが並んだ、はるるたちのテーブルです。 南仏シャガール美術館。★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2アオザイ姿のある風景☆サイゴン。
2006年06月05日
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クレーム・ブリュレ好きな女の子のフランス映画「アメリ」を何回も観ました。空想の中でひとり遊びをしていたちいさな女の子アメリは、そのままオトナになって今はモンマルトルのカフェで働いています。主人公アメリが大好きなのは,クレーム・ブリュレの上の焼いたカラメルを,スプーンのお腹で「コンコンコン」と叩いて壊すこと。運河の岸辺で水切りをすること、そして周囲のひとびとを今よりもちょっとだけシアワセにするような「いたずら」を仕掛けること。そんな、ささやかな人生。けれどある日、スピード写真のコレクター青年ニノ、との出会いで彼女の生活は大混乱。ーーー果たしてアメリとニノの不器用な恋の行方は?!注意】アメリとモンマルトル界隈の映像はこちらに引っ越しました。ごめんね。旅行者の口コミサイト「4トラベル」はるるさんの旅行記コーナーもともと、配偶者と一緒で「カラメル好き」のおいら。思わず食べたくなって,近所の洋菓子屋さんに走りました。買った直後に職人さんがバーナーで表面を焼いてくれたのには,ちょっと感激。そうそう、焼きたてが美味しい~♪地下鉄(メトロ)をBLANCHEで降りて地上に出ると、すぐ近くにムーランルージュ(赤い風車)という有名なキャバレーが。メトロという呼称は、もともと「メトロポリタン」の略なんだそうです。ムーラン(風車)ルージュ(赤い)は、あのロートレックが入り浸ったキャバレーで、フレンチ・カンカン踊りの発祥の地。ディナー・ショウのある夜になると、この風車はきらびやかなイルミネーションに包まれ、ステージには半裸のきれいなおねーさんたちが、山盛りになって登場します。ここを題材にした宣伝ポスターは、不世出の画家ロートレックの出世作&代表作のひとつになりました。ムーラン・ルージュのわきの坂道を上ってゆくと、道は自然にモンマルトルの丘に向かいます。まもなく左手の角に見覚えのあるカフェが現れます。そう、あの映画「アメリ」のロケに使われたカフェは実在してるんですよねえ。笑「カフェ・ドゥ・ムーラン」 アメリがウェイトレスとして働いているカフェ。 その名前のまま実在する店で撮影されています。映画『アメリ』で主人公アメリが働いていたCAFE DES 2 MOULINSの店内です。ムーラン・ルージュのあるクリシー大通りからも、そう遠くないところにあります。 元祖?!「アメリのクレーム・ブリュレ」を、この店でオーダーして食べることができます。笑フランス映画「アメリ」のヒットで、すっかり日本でもお馴染みになって、人気者になったクレームブリュレ。ケーキ屋さんでテイクアウトするより、出来るだけカフェでできたて(焦がしたて?)を味わうのがおいしいお菓子。モンマルトルのこのお店。ぼくが最初に行ったときも、休日のお天気の良い日だったせいか、テラスの椅子からトイレわきのテーブル席まで、ぎっしり満員でした。カウンターの風景も映画そのまま。・・・・ほらね。笑(これは↑映画のワンシーン!)映画のヒット以来ずっと繁盛してるようですが、映画とちがうのはアメリが働いてないのと、トイレ入り口の壁におおきなアメリのポスターが貼ってあったこと、くらいでしょうか。去年の初夏に行った時には、ほぼ満員でとてもにぎやかでしたが、今年になって1月下旬の寒い時期に再訪したら、そこそこの入りであの映画の世界のようにさりげない空気が漂っていて、なかなかいい感じ。アメリのカフェを通り過ぎてまっすぐ行くと、すぐに石畳のT字路に突き当たります。これは、観光客用に走ってる、汽車ポッポのかたちをした小型バスみたいな電気自動車。その先を左手に折れたカーブに差し掛かると、ぜんぜん売れない画家のゴッホが弟のテオと住んでいた、古いアパートメントがあるんです。目立たないので、大部分の観光客はそれと知らずに通り過ぎます。入り口の壁には、そのことを記したちいさな金属プレートが付いているので、それに気付いたひとはドアの前で記念写真を撮ったりしていました。この周囲は、いかにも古いパリの下町の雰囲気が残ってる、素敵な界隈です。ユトリロの描いた風景そのままのたたずまいがあっちこっちにあって、ぼんやり散歩してるだけでも退屈しません。一歩、ちいさな通りを入ったら、ちびっこがふたり。こっちに来るかと思ってたら・・立ち止まって、なんか相談を始めちゃいました♪☆おまけ☆ジャムねこケーキ店さんの日記で紹介してましたが。限定発売のDVDボックスで「アメリ缶」とゆー、ものがあるそうです。笑この缶の中には DVD(2枚組) パンフレット マウスパッド が入っています。そしてもちろん限定ボックス、それだけではありません。さらにアメリのポストカードと世界を旅するドワーフからの手紙。そしてごていねいにクレーム・ブリュレ・キャンドル アメリ・スプーン キューブリック が入っています。あの映画を観たひとなら、ひとつひとつ思い当たって、思わず微笑んでしまいそう。。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像アルバム】パリのわんこ。 映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、はるるのほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3) 映像】パリのお菓子屋さん☆サロン・ド・テ「アンジェリック」 2006年1月 パリのマドレーヌ寺院近くで撮影。現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑デジタル映像あるばむ総合メニューそのいち
2006年03月24日
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今朝早く、東海地方に2泊3日の予定で配偶者が出張に行ってしまったので、買い置きのバレンタインチョコは昨日の夜に受け取りました。どんなチョコレートなのかは知らなかったけれど、これを買ったお店は知ってます。おいらは、交差点の反対側に立って見ていたもので。笑オルセー美術館の鑑賞を終わって。セーヌ川の対岸ポン・デ・ザール(Pont des Arts=芸術橋)のたもとから眺めた、たそがれ時の印象派美術館の姿。もともとは100年以上前のパリ万博に合わせて作られた鉄道の駅舎でした。人影の絶えたメリーゴーラウンド。コンコルド広場とルーブル宮殿に挟まれた、広大なチェイルリー公園の一角。リヴォリ通りからヴァンドーム広場を望む。オルセー美術館からセーヌ川にかかる歩行者専用のソルフェリーノ橋を渡って、チェイルリー公園を抜け、ヴァンドーム広場を経由してまっすぐオペラ座に向かう道。交差点の向かいをふと見ると、角にゴディバのお店が。「ちょっと、待っててね」そう言うと、配偶者は信号の変わるのを待って、宵闇の明かりに浮かぶショコラのお店へ入って行きました。パリの中でもとりわけハイソなムードの漂うヴァンドーム広場の周辺。ヴァンドーム広場付近にはゴディバ、アルマーニ、カルティエ、ゲラン、ブルガリ、ピアジェ、シャネル、ショーメなど一流店舗がひしめきます。あのダイアナ妃が、その華麗な生涯で最後の回転ドアをくぐった最高級ホテルのリッツの玄関もここに面していて、作曲家ショパンの終焉の場所になったアパルトマンなどもこのすぐそば。とっぷりと暗くなった、冬景色のヴァンドーム広場。<撮影2006年1月>前日に蚤の市で150ユーロ(約2万円)という破格値で買った、ミンクの毛皮のロングコートを着ておいらの前を歩いて行く配偶者の後姿。現地フランス在住の蚤の市のベテラン女性に言わせると、普通なら700ユーロ以上(10万円超)はする品質の良いもので、新品ならそれこそふらんすで最低でも数十万円はしてしまうものだったようです。王家の紋章が入ったうつくしい裏地もしっかりしていて、これだけでもふらんす往復ホテル付き、ひとりあたま5万1千円の旅費のモトは取ってしまったかも知れません。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓映像】パリのお菓子屋さん 映像アルバム】ふらんすパリのわんこたち ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】「アメリ」の映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う ★世界遺産モンサンミシェル修道院の最寄り駅、ノルマンディーの片田舎にあるちいさなポントルソンの町外れ。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ ////////////////////////////////////////////////////////☆あやしいほむぺにUPしたちょっと前の映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪ 映像】「ぼくはパリのお菓子屋さん」デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑映像】都電始発駅「三ノ輪橋」暮色★もっともっと沢山、見たい人は・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー 映像】小樽・硝子工房のきらめき☆
2006年02月14日
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午前中いっぱい、ルーブル美術館を歩き回ったあと、メトロで近くのマドレーヌ寺院のところまで移動して「アンジェリック」とゆー、お店を目指しました。実は、去年の6月にふらんすとスペインを訪問して以来、昔からよく読んでいるアジア関連書籍に加えて、ヨーロッパ関連の本も枕元に置くことが多くなってます。その中で、パリ在住のお菓子屋さんの話が読みたくって、たまたま帰国後すぐに手に取ったのが「ぼくはパリのお菓子屋さん」という、千葉好男さんの著書。1968年9月、菓子作りの経験がない池袋駅近くのパン屋の息子という19歳の少年が、フランス菓子修行の夢を抱いて渡仏。やっとの思いで修行の道に入ったものの、経験のないことがばれ「お前なんか、とっとと日本に帰れ!」と、怒鳴られたことも。本当の菓子修行はここから始まったのだ。幾度の苦難を乗り越え、コンクールに挑戦し賞を受賞。そして妻や子供たちの支えを得ながら、自らの道を切り開いていった。フランスに住みついた一人の菓子職人が、波瀾万丈の人生を織りながら語る、フランス菓子謳歌。その体験談のリアルな展開に時を忘れて、はるるさん、思わず一気読み!その翌日には配偶者にも勧めると、彼女も中に登場して来る数々の食べ物の描写によだれをたらしながら「美味しそうだなあ~」と読み進めたのです。★通りの反対側の舗道から発見した「アンジェリック」です。2006年1月撮影★もう、こうなったら、今度PARISに行ったら、ぜひとも「アンジェリック」にいかなくっちゃ♪ふたりで固く?!誓い合っていた??のでした。笑100gで6ユーロ。好きな取り合わせで選ぶことが出来る量り売り★洗練された深い味わいのショコラたちあの、リュック・ベンソン監督などもこの「アンジェリク」のファンで、けっこう顔を出すという、地元のパリジャン&パリジェンヌなどのファンに強く根付いたサロン・ド・テ。お店はマドレーヌ寺院とオペラ座に通じる高級商店街のヴィニョン通りにあります。1980年、オープンの時の店名は「フォンドゥール」でした。そして1977年に「サロン・ド・テ・チバ」、さらに1988年「サロン・ド・テ・アンジェリック」と改名しました。「アンジェリック」のアンジェとは、フランス語で“天使”のことで、それから派生したアンジェリックは、“天使のようにやさしい”という意味。お店の出来立てケーキたち迷いながら選ぶ、パリの「アンジェリック」そして、以前はギャラリーだったそうで、まだ名前が売れていない若き時代のピカソが作品を置かせてほしいとやってきて、始めてピカソの絵が展示された記念すべき場所らしいです。すごいよなあ。28, Rue Vignon Paris 9e Tel :01 47 42 01 24Fax :01 47 42 21 24Metro :マドレーヌ ★ぼくたち夫婦が訪問したときのワイン付のランチ・タイムの詳しいほーこくはあ・と・で。・・・で。もちろん、ランチのあとは至福のデザートを、あれこれとチョイス♪♪しちゃったことは、言うまでも無く。笑あのセンチュリー・ハイアット東京では、去年に続いて今年2006年も5月上旬に、千葉さんのデザート・ブッフェ「パリのお菓子屋さん」のイベントが開催されるそうです☆珈琲や紅茶などの飲み物が付いて、本場のお菓子たちを自由に選んで食べ放題のプランが、2000円ちょっとで実現します。わざわざヨーロッパ遠征しなくても、パティシエの千葉さんが(短期間ですが)日本に戻ってきて本場の味を楽しませてくださいますよ~♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 すぐそばの公園の池に映った、夕暮れのサグラダファミリア教会 映像】欧州美術館のショップあれこれ♪★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2006年02月11日
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全体が美術館みたいなバルセロナの街を歩くと、そこかしこに建築家ガウディの手によって生命を吹き込まれた、様々な曲線・螺旋・波のようなうねり、に出会うことが出来ます。寄せる波のような、せり上がる岩山のような、カサ・ミラの屋上には遠い夢みたいな世界があって。屋上に林立する奇怪な煙突の群れは、あのピカソもミロもダリも、み~んなこの街から出発したのだと、教えてくれます。石や鉄や陶製タイルなど、どれも冷たいはずの素材なのに、何故か不思議に温かいぬくもりを感じさせる有機的な造形。案外、見逃されてしまうけど・・・街中の至るところにある足もとの舗道の敷石までもが、彼のデザインになるやさしい曲線に飾られていて、なんとなく嬉しくなるんです。中央はガウディ建築の代表作のひとつ、集合住宅の「カサ・ミラ」。右手前に見える金属製の街灯も、いかにもガウディのデザインらしく、しっくりとバルセロナの町並みに溶け込んでいますよね。バルセロナの街角のぬくもりの原因のひとつが、ガウディの曲線なら・・・はるるの楽天日記のあたたかい原動力は、何と言っても、いつも訪問して頂いてるみなさんのご支援しかありません。2週間ほど前に「はるるのほむぺに日記リンクして下さったひとが483人目ありがとう~♪」と、ほーこくさせていただいたばかりですが、新たにあやしい日記の「まぶだち」になったひとが増えてるので、感謝のメッセージも込めてここにみんなのプロフィールをご紹介☆おかげさまでプラス7人ぶんの日記になりましたので、開設以来の楽天日記リンク総合計は【490人】になって。。。通算アクセス数も73万を超えています。★ サグラダファミリア教会の未来予想図◇ガウディ ←はるるの過去日記です。・・・ほんとうに、ありがとう。としか、言えませんが思いきり嬉しい数字には違いありません。何故ってこの数字は、はるるのほうからリンクをお願いしたわけでなくって、ぜ~んぶ、みなさんが自発的にはるるのHPを気に入ってくれたもの。おいらのまったく知らない処で、見知らぬひとたちが勝手にリンクして下さったものばかり、だから。ここに「どうもありがとう」の、感謝のキモチを込めて、その横顔をご紹介~♪いつものように、それぞれのみなさんの楽天ほむぺの自己紹介部分を、(使ってるひとは)映像も含めてそのままに表示しています。 ↓↓↓↓ まっちゃんのメモさんの日記 株主になろう。海外にでかけよう。この世は、宝島だ!!ニックネーム まっちゃんのメモIT・デジタル系★ 東京都 ★ 男性ツアーでない海外旅行7回。バックパッカー聖地のタイ カオサンは、いろんな国の人がいっぱい。韓国ロッテワールドは遊び心いっぱい。香港は映画 恋する惑星の階段を下りる。言葉わからない海外は、バス鉄道に乗るにも緊張。目標は世界の物見遊山と宇宙旅行。自慢のアイテム >似顔絵!?:by 似顔絵イラストメーカー:<七星 昴さんのプロフィールの写真は掲載されていません>七星 昴さんの日記 七星の書棚閲覧記 ニックネーム 七星 昴(ななせすばる)といいます。★ その他は非公開漫画や小説を問わず、SF・ファンタジージャンルが大好きです。好きな映画 >サスペンス系も好物です。24は全巻揃ってからじゃないと見ない事にしてます。痛快な展開とユーモアのきいた意外な結末であればたいてい満足しています。好きな本 >きたのじゅんこさんの画集。この方が描く天使が大好きです。好きな音楽 >映画、ゲームのサントラが主です。曲にこだわるので、アーティスト名がわからない事も度々あります。はまってること >FFの新作を心待ちにしつつ、現在ドラクエやりこみ中。アクションRPGは勘弁して欲しい今日この頃 まなつママさんの日記 まなつママの日記女性★ その他は非公開なぜか、もうひとつの楽天ブログへロングインできなくて、やり直しています!(^^)!<ラタナコーシンさんのプロフィールの写真は掲載されていません>ラタナコーシンさんの日記 ニックネーム ラタナコーシン職業は非公開★ 東京都 ★ 男性 ★ 5月4日生まれ(牡牛座)自慢のアイテム >エメラルドブッダ六壬式盤思い出の場所 >渡り廊下などほしいもの >サイン(有名な人のとか)生ハムメロン夢・目標 >説教ラタナコーシンさんの年表昭和53年生まれました。昭和56年弟が生まれました。昭和64年昭和天皇が崩御しました。平成2年大変でした。平成8年チーズ ikotanさんの日記 桃太郎侍の日記・・・いつか投資家になるぞ!ニックネーム ikotan職業はメーカー・商社系★住んでいるところ 非公開 ★ 男性 正義の味方は辞めました今は単なるボヤキ親父・・・投資家をめざして!人生再出発です。金だ!金だ~ぁの越後屋を目指します・・趣味・特技 >仕事・株・海外旅行・パソコン・世界遺産・美術・バイク夢・目標 >会社の○○を追い出しまっとうな道を歩ませること!会社の収入以上を株で稼ぐこと好きなスポーツ >あしたのジョーがんばれ元気!好きな言葉 >「ひと~つ人世の生血を啜り、ふた~つ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を、退治てくれよ桃太郎!」ほ~のぼ~のと・・ほのぼのと~ってか!ikotanさんの年表2004年8月桃太郎侍、初めて株の世界にデビューしました。ワクワク!新鮮でした。2005年2月バイオ祭りでどん底に、株の世界の汚さを実感!この恨み一生忘れません。必殺仕事人になってやる!2005年7月桃太郎侍 株に益々はまる。会社の建て直しはどうするのか?株世界の悪を切る道を選ぶ!2005年10月ブチ切れしちゃいました!本業投資家、副業は今の会社・・に考えが変わる. TheBusinessManさんの日記 ニックネーム TheBusinessMan職業はIT・デジタル系★住んでいるところ 埼玉県 ★ 男性 ★ 4月14日生まれ(牡羊座)20歳後半のサラリーマンです。もうすぐ結婚!!もうすぐダイエット!!困ったサラリーマンにお付き合いください。好きなスポーツ >テニス/スキー(ともに10年以上) asanohchangさんの日記 ニックネーム asanohchang職業は非公開★ 東京都 ★ 男性 ★ 焼酎好き&中国茶にはまりつつあるasanohchangです。更にお手製果実酒作りにもはまり、酒抜きの人生なんて考えられなくなってます。はまってること>酒@焼酎&Beerそして果実酒作り好きな音楽 >柴田淳/熊木杏里/DoAsInfinity/池田弛穂ほしいもの >趣味だけに費やせる時間と【おのろけ日記】が書けるようなネタが作れるデート時間asanohchangさんの年表2002ただの酒呑みから焼酎好きになる2003/oct勢いづいて当サイト開設2004/jul初めて1日のカウンターが100を超える!人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 すぐそばの公園の池に映った、夕暮れのサグラダファミリア教会 映像】欧州美術館のショップあれこれ♪★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年11月22日
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パリには沢山の美術館・博物館がありますが・・・実は、それよりもっと凄い数の楽しい路上博覧会が、毎日のように開催されているんですよ♪しかも、入場料は無料だし(笑)~その雰囲気を、ちょっとだけ味わってみましょう。(とても1度ではお伝え出来ませんので、とりあえず今日の日記は1回目とゆーことで!) 地下鉄駅からの角を曲がったら、目の前に「蚤の市」が開始されてました!笑かつてパリの城壁にあった門(ポルト)付近に開かれていたノミの市。現地のひとたちはピュス(ノミ)と呼んだそうです。 どうやら、 1850年代のパリ大改造計画の際、市内を追われた廃品回収業者たちが、パリ外周に集まって市を出したのが事の始まりらしい・・。 これは、なんかのゲームに使用する「駒」のように見えるんだけど、説明を聞いても早口のフランス語で、わけがわからない・・・でも、なにげに楽しい♪ 「しっかりと値切る」あんど「スリに気をつける」を、アタマにしっかりと刻みこんで、宝捜しにいざっ出陣!! それぞれのテントがレースや古本やホウロウというふうに専門分野をしっかりと持っているお店が目立ちます。 油絵のパレットと、ふるいミニカーが、無造作にディスプレイ?!されてます。(ほんまかいな??) 春画といっしょに並ばされてなんだか恥かしそうな、きれいな青の「鳩サブレ」みたいなとりさん。こんな画風・・・はるるさんの「このみ」です。 日本では絶対に見つけられない飛び切り高価なアンティークから、絶対にありえない超格安のスクラップ同然(でも、本物)のピストルまで、ありとあらゆるものが所狭しと並び、にぎやかで面白い本場のパリの蚤の市。 小さな蚤の市でも、じつに様々なものが売られています。古着、古本、古い写真、食器、人形、おもちゃ…。 ただし、どれもかなり味が出ていて、使えるのかどうか疑わしいものも多い。 その他にも、ちょっと外れた場所では家から持ってきたという感じの使い古されたものを、シートにのせて売る人も見受けられます。・・・それでも時々、そんな場所にこその掘り出し物もありますので、なかなかあなどれません。お互いの、過激にブロークンな英語と、はるるの貧しいふらんす語と、ザジのカタコトの日本語を交えて。ふらんす映画と日本アニメとロックの話で、我知らず、しばしのひととき盛り上がってしまった。笑「いつか、またね!」と手を振った後で、何も買わなかったどころか、彼女が売っていた商品を見ることもなく、別れたことに気付いたけれど・・・後の祭! 聞けるかどうか解らないけど・・めっちゃ、かわいい色とデザインのAMラジオ。(短波もFMも付いてません) ママ~、あたちも見たい! そっちに並んでいるペンダント☆ ずっしりと重かった、差し渡し30cm以上はあった大きな金属製の戦車。ファンには、たまらない。 これは、映画の宣伝用に使われたスチール写真や、芸能雑誌のグラビアを飾ったと言う流出モノのキャビネですが・・。中には、ふつーの古い写真やフィルムも売り物になっています。ただの風景よりも人が写ってる写真ほど価値がある、とゆーのがオモシロイ。 小さな蚤の市でも、じつに様々なものが売られています。古着、古本、古い写真、食器、ろうそく立て、古い額縁、人形、おもちゃ…。 ただし、どれもかなり味が出ていて、使えるのかどうか疑わしいものが。 なんとなくアンティークというよりレトロ感覚で、妙に新しいライトスタンド。ロボットの部品の一部のようで、不思議に生々しい。 ひとかかえもありそうな硝子製の、ベルのかたちをしたランプシェード?!かな?? ぴかぴかの灰皿に映った、通り沿いの並木。 程好く良い味で、くすんでいるサイドカー付き軍用バイクのモデル(20cmほど・金属製)です。これも、ファンにはたまりません。 哀愁のロボットくん。からっぽの頭部にはキャンディでも詰まっていた気配が・・・。 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、お気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。☆嵐の海辺で、人っ子一人居なかった昨日が嘘のような、まぶしいニースの海辺で酒とイタリアンが並んだ、はるるたちのテーブルです。 南仏シャガール美術館。★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2アオザイ姿のある風景☆サイゴン。
2005年10月06日
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もちろんアジアにも日常的に存在していますが、ヨーロッパにも屋台や蚤の市なんかの、路上での露天の商売がいっぱいあります。そんな道端のお店にも、愛想の良い「看板ムスメ」たちのたくさんの笑顔がありました。かつてパリの城壁にあった門(ポルト)付近に開かれるノミの市。現地のひとたちはピュス(ノミ)と呼んだそうです。☆パリ市内の蚤の市で、彼女が創ったオリジナル・デザインのアクセサリーを買った。1850年代のパリ大改造計画の際、市内を追われた廃品回収業者たちが、パリ外周に集まり、市を出したのが事の始まり。☆古い町並みのマレ地区にある公園のわきで、野菜たっぷりの生ハムサンドの昼食を買った。日本では絶対に見つけられない飛び切り高価なアンティークから、絶対にありえない超安物まで、ありとあらゆるものが所狭しと並び、にぎやかで面白い本場のパリの蚤の市。☆思いがけない場所で、思いがけない「とんぼ玉」に出遭って、とてもうれしかった。「値切る」あんど「スリに気をつける」を、脳裏にしっかりと刻みこんで、宝捜しにいざっ出陣!!☆パリの蚤の市で、しずかな埋もれ火のような花たちに出合った。☆スペインの田舎町フィゲラスで、ヒマそうにしていたアニータから久しぶりにガラス瓶のコーラを売ってもらって飲んだ。☆地下鉄のザジに出遭った蚤の市。お互いの、過激にブロークンな英語と、はるるの貧しいふらんす語と、ザジのカタコトの日本語を交えて。ふらんす映画と日本アニメとロックの話で、我知らず、しばしのひととき盛り上がってしまった。笑「いつか、またね!」と手を振った後で、何も買わなかったどころか、彼女が売っていた商品を見ることもなく、別れたことに気付いたけれど・・・後の祭!★今日は、日曜日なので「どこかにつれてって!」と、配偶者がねだるから。。。ちょっと、その辺にドライブして来ます。それに、今夜は夏の間のプール開業が最後の日になるので、はるるさんも最後の宿直があるんです。。。 プール・プール・プールの日々が終ると、おいらの夏も終ります♪さらなる日記更新は、明日になるかなあ?!今年は、 闇の中から看護婦さんが5にん☆?・・などという事件も無くて、比較的には平穏なシーズンでした。☆読んでいただきありがとうございました!お一人1日1クリックでポイントが加算されるブログランキングに参加しています。このHPがお気に入りいただけた方は、クリックをお願いいたします。↓ ↓ ↓ 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪ ルーブル美術館でゴロニャン。 デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー 映像】いのりのかたち~サン・ルイ島からセーヌを渡って★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年09月04日
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世の中には、時として。見てみたいけど、じつは見たくないもの。見たくないけれど、どうしても見てみたいもの。とゆー、存在がある。忘れられない初恋の人の、数十年後のすがた・・・とか。永遠に未完成のまま、いつまでも現在進行形の工事中が続いている、バルセロナの◇サグラダファミリア教会とか。Sagrada Familiaでも、こないだの6月。スペイン第2の都市、バルセロナの街をさんざん歩き回って、ガウディの代表的な設計によるサグラダファミリア教会の周囲を遠巻きに1回、直ぐ近くを2回ほど、ぐるぐると廻ったあげく・・・。そろそろ薄暗くなってお腹も空いてきたので、最寄の店でパエリヤでも食べようかと思いついたとき。建設工事中の通用門のわきに掲示されたものを発見してしまった。これは、どう見ても未来の完成予想図のようだ。汗ずっと前に、ガウディの関連の写真集かなんかの分厚い本の巻末に掲載されていたものを見たような気もするけど、おぼろげな記憶のこと。こうやって、今更のように目の前につきつけられてしまうと、言葉も出ない。すごいんだか、すごくないんだか。よくわかんないけど、やっぱりすごいんだろう。。。。きっと。こんなものを前にすると、思考能力が停止してしまう。☆読んでいただきありがとうございました!お一人1日1クリックでポイントが加算されるブログランキングに参加しています。このHPがお気に入りいただけた方は、クリックをお願いいたします。↓ ↓ ↓ 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪教会としてはパリ市内最古の建築と言われているサンジェルマン・デ・プレ教会の、そのすぐ裏手にあるちいさな広場にあるドラクロワ美術館を目指す。 牢獄のピーターパン~教会裏手のドラクロワ美術館デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 すぐそばの公園の池に映った、夕暮れのサグラダファミリア教会 映像】欧州美術館のショップあれこれ♪★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー ★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年08月31日
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ロマン主義絵画の旗手、ドラクロワはダンテ・バイロン・シェイクスピア・ゲーテなどの文豪たちの作品から構想を得て、強烈な色彩によるドラマティックな構図で描くことで知られましたが、ショパンなどの音楽家や詩人などの芸術家たちとの交流でも有名な画家。 1830年、ドラクロワは兄にあてた手紙の中で『今度、ぼくは現代をテーマにとりかかりました。バリケードがテーマです。祖国のために敵を倒すことはできなかったとしても、少なくとも祖国のために作品を描き上げることはできると思います』と、つづった。彼の代表作のひとつとなった「民衆を導く自由の女神」という大作は、この年に起こった7月革命ーーー自由主義者の弾圧に乗り出したブルボン王朝にパリ市民が憤激して、バリケードを築いて蜂起した歴史的事件がモチーフになっている。正確な意味でのロマン主義とは"主題の選択" とか "正確な真実" とかに あるのではなく《 感じ方 》 にある。彼らは それを 外部に 探したが、実は 《 内部 にのみ 》 発見し得た のである。~ シャルル・ボードレール ~ ウジェーヌ・ドラクロア[フランス 1798-1863] 民衆を導く自由の女神[油彩・キャンバス 1830作] ルーブル美術館所蔵[フランス] ☆想像力が生み出したフランス7月革命の擬人像 1999年にフランスと日本の至宝ともいえる文化財の交流展があったとき、日本からはフランス側の強い要望で、法隆寺の「百済観音」が海を越えたけれど、フランスから三重の箱におさまって、特別チャーター機に乗ってやってきたのは、この「民衆を導く自由の女神」。1830年の七月革命は、ドラクロワが初めて目にしたパリの民衆の底知れないパワーだった・・。この作品には、ドラクロワが現実に体験し、感じとった革命の暴力的で、しかもリリカルな情景が、リアルに描かれています。東京の国立博物館が展覧会場になったけれど、往年の「モナリザ展」に次ぐような大行列が出来たようですね。そのときは上野まで行かなかったはるるさんは、ルーブルでこの6月に宮殿内部の膨大な作品群を前に歩き疲れ果てて、広間中央のソファに座り込んでしばらくの間ぼんやり観たのが初めて、だったんだけどね・・。 でも、どんなに凄い作品でもさりげなく他の収蔵品と同じようなスタンスで並べられてるところが、さすがルーブル。しばらく前までは、あのミロのヴィーナス像でさえ、他のギリシャや地中海諸国の古代彫刻群の中のひとつとして、いっしょに立っていたらしい。今まで、教科書でしか知らなかったこんな大作の絵画でも、なんとなく身近かな存在として親しめるようなスペースです。東京で出会えず、地球の反対側での初対面で良かったのかも?!☆読んでいただきありがとうございました!お一人1日1クリックでポイントが加算されるブログランキングに参加しています。このHPがお気に入りいただけた方は、クリックをお願いいたします。↓ ↓ ↓ 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪教会としてはパリ市内最古の建築と言われているサンジェルマン・デ・プレ教会の、そのすぐ裏手にあるちいさな広場にあるドラクロワ美術館を目指す。 牢獄のピーターパン~教会裏手のドラクロワ美術館デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。フランスで「シスの復讐」を見た☆★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー 映像】いのりのかたち~サン・ルイ島からセーヌを渡って★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年08月25日
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パリ市内のメトロの9番線から、途中で今まで乗ってない10番線に乗り換え。教会としてはパリ最古の建築と言われているサンジェルマン・デ・プレ教会の、そのすぐ裏手にあるちいさな広場にあるドラクロワ美術館を目指す。 ☆サンジェルマン・デ・プレ教会の尖塔はるるの今回の旅では、パリに来て初めての個人美術館で、ドラクロワ自身のプライベートな入居宅がそのままのかたちで、開放されているもの。となりの花屋さんも、シックでほれぼれとしてしまうようなたたずまいで、口数の少ないふたりの店のひとも素敵です。☆サンジェルマン・デ・プレ教会の、すぐ裏手にあるちいさな広場。なんだか、ぽーっとしながらドラクロワ美術館の階段を登ってゆくと、そこはタイムスリップしたような静寂の異世界。同じ、この階段の手すりを交流のあった作曲家ショパンなども、何回となく使って上り下りしていたことを想うと、胸に迫るものがある。ちいさな中庭に、ひっそりと群れて咲くバラの香りが、かなしくもはかない。あまり、ひとに教えたくないような場所だ。ドラクロワの描き出す奇跡のような色彩が、こんな場所で生まれていたのか・・・と、納得してしまいそうな。日本と違って、フラッシュさえ使わなければ撮影がOK!の美術館ばかりが続いていたので、ここもそのつもりで居たら「むっしゅー、のん!」と、細身のきっぱりと知的な美術館職員のおねえさんに注意されてしまいました。でもそのあと、入り組んだ個人住宅の中の美術館なので、順路にまごまごしてたらやさしく先に立って、別棟の建物と庭園に通じる階段まで案内してくれて振り返り。。。今が盛りのバラのように薫り立つ笑顔で「パリにようこそ」と、あいさつしてくれました。そのひとことで。徒労に終わった朝の失敗のもやもやが、きれいに溶けてゆきそうな気分に。あまり混雑していない、ほっとするような空間に1時間あまりも身を置いていたもので、なんとなくあたまがカラッポになったまま、階段を下りてみどりいろの重いドアを押して、内庭を通り抜け、しっとりと雨に濡れた表のちいさな広場に出ましたが。。。☆2005/6/5 撮影そこに、飛び立とうとする姿のまま、広場中央の石柱に焼きつけられている、黒い影だけになったピーターパンが居ることを発見。いつの日か私は 逃げる幸福を追いかけ迷子になった。サージャントペパーの甘い調べつめたい果実の香りがした かすかにふるえるくちびる山本周五郎の世界を開いた 一通の手紙。(私の誇りは 常に 私でなく)女子高生と駆け落ちした漫画少年でありNWSFの翻訳家として活躍する同人誌サークル仲間だったセーラー服日本のウッドストックと言われた中津川フォークジャンボリーのステージに立つ同級生やグライダーに乗って空を駈ける髪の長いおんなのこの姿だった。感謝を感謝のままに表わせないわがままのなかで絶望もなくただ 浮き草のよろこびを知ってその快適な疲労感のなかにおぼれてゆく 愚かしさ。日比谷の野外音楽堂で成田の三里塚で頭脳警察のロックを口ずさんだ馬鹿大麻を音楽仲間に無料で配ってNHKの全国ニュースTOPに登場した阿呆チョコレート菓子のようにあまくとけていったはなびらたち・・・そのとらえどころのないよろこびに。赤黒く染まった不安に塗り込められた密室の夏を繰り返し 繰り返して。いつの日か私は 逃げる幸福を追いかけ迷子になった。 by はるる (1976 夏) ・・・そう言えば。年に一度だけの全日本SF大会の横浜で開催された【HINCON】も、この詩みたいなものを書いた時期に近かったような気が。。。あの夏。スターウォーズの最初の作品が日本で公開される1年前に、16ミリのモノクロ映画でパイロット版(長さは十数分)を、歓声を上げながら観ていた。 まだ、デススターとかライトセーバーなどとうい名称も知らず、ただただその圧倒的な宇宙空間の存在感と疾走するスピード感に、酔って。SFXということばも、「おたく」という言語も、この世に存在していなかった季節。【おことわり】ドラクロワ美術館とその周辺についての画像は、100枚ほどありますので、後日にまとめてUPさせていただきますので、よろしく。【はるるが最近書いた、ふらんす関連日記】 ↓ ↓M12号線アベス駅★世界中の愛の言葉で埋まった公園★ 映像15枚】田舎町の色えんぴつの正体は・・・。 映像】パリのお菓子屋さん 映像アルバム】ふらんすパリのわんこたち ★世界遺産のセーヌ河畔を散歩するパリ市民たちと、そのパートナーのわんこたち。ルーブルのピラミッド「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像アルバム】ふらんす古城の花嫁たち ~ジューン・ブライド賛歌映像】フランス田舎町のわんこに出会う ★世界遺産モンサンミシェル修道院の最寄り駅、ノルマンディーの片田舎にあるちいさなポントルソンの町外れ。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ ////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。フランスで「シスの復讐」を見た☆★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー 映像】いのりのかたち~サン・ルイ島からセーヌを渡って★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年07月19日
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パリのリヨン駅から乗ったフランスの高速鉄道TGV(速度は世界一)は、地中海側随一の港町マルセイユを過ぎて、しばらくすると海に沿って走ります。南ふらんす。なまりいろのそらが、だんだん不安な色に変わって来たと思ったら、吹き降りの激しい風雨になりました。映画「ジャッカルの日々」なんかに見られるように、ニースからモナコへの海岸線は「コルニッシュ(corniche)」というずっと切り立った崖になっていて、くねくね道。たぶん日本だったら、やんちゃな走り屋さんの兄ちゃんたちの腕試しスポットといったところでしょうか(でもここで走るのは、フェラーリかポルシェ!)。ローカル線にのるとイタリア・ジェノヴァまで、ずっと車窓右手に銀色に輝く地中海が広がり、気分は最高!(晴れていれば・・汗)TV番組「世界の車窓から」気分~♪で、7時間電車に揺られればミラノです。ヨットは、すべて繋されている港で身を寄せ合って、きれいに整列。映画祭で知られるカンヌ駅を過ぎるころになって、やっと少しおだやかな雨に。"CIEL BLUE,SOLEIL ET PLAGE,C'EST RADIO RIVAGE !"(フランス語教科書'Avec Plaisire'より)のうたい文句通り、青空と太陽とビーチに恵まれた地中海沿岸。古代ローマ帝国時代から、小アジアやアフリカなどへの玄関としての歴史があるけれど、いまや、ニース(Nice)、カンヌ(Cannes)、アンティーブ(Antibes)など、誰もが知っているヨーロッパ、いや、世界随一のリゾート【コートダジュール】として知られます。アンティーブやカンヌの海辺は砂浜ですが、なぜかニースはこぶし大の石の転がるビーチです。日が長くなって、21時過ぎてもまだ明るいサマータイム。オープンエアのカフェは夜中過ぎてもかなり騒がしい!雨がほとんど降らずに乾燥して、山火事が頻発することも。日中は30度を越えますが、夜間は20度前後と比較的涼しい。服装は半そで、半ズボンでOK。・・・のはず、だったけど今は珍しく荒れ模様のお天気。なまりいろの空の下。ニースの駅舎。街角を曲がったら、道の向こうにひとけのない海があった。たそがれのあいまいな霧の流れる異国の路上で、途方にくれたようにたたずむ恋人たちを見ながら、僕は思った。人や街並みは移り変わって行く。何もかもが時の流れとともに、止めるすべもなく変化して行く。現在の自分の年齢がどんなものかと、思う。これまでの歳月は、何だったのだろうか、と。それらの月日を、僕はうまく整理できないでいる。18才のときにそうだったように、もしかしたら58才になったときも、そうなのかも知れない。きっと僕は今、現在の自分の年齢に疲れているんだろう。プロヴァンスがカラッとした印象なのは、夏の3~4ヶ月間、ほとんど雨が降らない地中海性気候のために、湿度が低く乾燥しているため。これは、サハラ砂漠からの暖気団が、中央高地によって大西洋側の湿った低気圧から守られているから。年間をとおして強い日ざしと雨が少ないのが一番の印象です(年間日照時間約2500時間、年間降雨量約650ミリ)。これが、ブドウの栽培に適しているわけです。四季がありますが、日本より春と秋が短いようです(現地の人に「日本の方が四季という感じがする」といったところ不服げな顔をされましたが)。ちなみに日本との時差は8時間。サマータイムの時期は7時間となります(サマータイムは、3月の最終日曜に開始し、10月の最終日曜に終了だそうです・・・思ってたより、ずっと長いなあ)。あるいは、おそるおそる世の中と接触を開始した思春期のころから現在まで、過去を振り返らずに、ただ前ばかり見ようとして走ってきた自分の、折り返し点を手探りしてるんだろうか。けれど、マラソンレースと違って、折り返し点を示す親切な円錐を見つけることはできない。とにかく、過去のことを何かひとつでも整理して、ひきだしにしまってみよう。ひとつが上手くゆけば、後は次々に上手くできるはず。のらいぬがぽつん。道の真ん中でいつまでも、こちらを見ていた。雨粒が、ふいに烈しくなる。日本という国の街並みとはまったく異質なんだけれど、「ことば」も「かおり」も、ひとのぬくもりみたいな部分で、どこか共通している気配がふいに顔を出す。その、妙な「ずれ」が歩いている、この背中を押している。好奇心のなかで、くらやみよりも向こう側のネオンサインの輝きが、なんだか怖い。明かりが点いている店が海岸通りにも点在してるけど、あらしのよるには客は誰もいない。開店しているはずなのに、人影のない店が続いてた。みんな、何処へ行ったのだろう。裏通り。いつの間にか、異界への入り口に突き当たっていた。僕は胸がいっぱいになった。シルエットになった人々が、音も無く談笑し、食事している・・。少しだけ、眠ろうと思った。そう思うと、身体じゅうに気だるい快感が押し寄せる。旅の果ての、感触。少しだけ、眠ろうーーー。霧になった雨は、あまりに心地よいし・・。それに多分、今。ぼくは目に見えない折り返し点に、ひとりで立っているんだろうから。この翌日には、まぶしい陽射しと青空が同じ海辺に広がるなんて信じられなかったけれど、真実でした・・・。☆ここに掲載した撮影写真は、すべて2005年6月の旅行中のものです。。。人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、お気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。☆嵐の海辺で、人っ子一人居なかった昨日が嘘のような、まぶしいニースの海辺で酒とイタリアンが並んだ、はるるたちのテーブルです。 南仏シャガール美術館。★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー アオザイ姿のある風景☆サイゴン。★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年07月16日
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昨日、オリンピック決定で歓び一色に包まれたロンドンが、今朝になって一転、連続テロと思われる地下鉄内部の爆発で多数の死傷者を出したもよう。☆パリのメトロ9号線1990年代の地下鉄サリン事件のときと同じように、通勤ラッシュの時間帯を狙った卑劣な犯行だ。(現地警察は、慎重な言いまわしで「同時多発テロ」との断定を、現時点では避けているけれど)←その後、テロと断定された。。タイミングからして、先進国首脳会議の「サミット」に合わせて計画されたに違いない。☆過去にマリーアントワネットが処刑された(市民による大量テロ装置)ギロチンも設置された歴史を持つ、コンコルド広場地下のメトロ駅。ちょうど今、社団法人の日本地下鉄協会が発行している2005年版の本「最新・世界の地下鉄」を読んでいる途中だったので、より一層おどろいた。こないだの旅行では、台北の近代的な地下鉄に乗ったばかりだし、その半月ほど前にはパリのメトロを連日利用しまくって、スペインのバルセロナやマドリードでも、乗り放題のパスを買って、重宝したばかりだったので。身近な事件として、ニュース映像の犠牲者たちの姿を見ても、とても身につまされた。色々と便利な文明生活と引き換えに、きれいな水や空気や森を失ったと同じように、都市生活にかけがえのない便利なツールとしての地下鉄を手に入れた人類は、それと同時に大きなリスクある膨大な量の閉鎖空間を背負っている訳だ。「最新・世界の地下鉄」に収録されている現在稼動中の地下鉄142都市の数のぶんだけ、同じ可能性があることになる。☆メトロ名物の大型広告ポスター (これは確か、クルマのコマーシャル?!)ロンドンの地下鉄が開業したのは、1863年というから、今から140年も昔。日本では、江戸時代末期でみんなちょんまげをしていた頃にさかのぼる。遅れたパリのメトロも、1990年には開通。現在の運行列車数や、輸送している旅客数では本家のロンドンをパリが大きく上回ってる。マドリードが1919年、バルセロナは1924年に開通している。ヨーロッパの近代化の歴史ってものの蓄積は、こんな処にも現れている。地球上に生息している動物のなかで、いちばん危険で獰猛な生き物は「にんげん」そのものだ、と言われて久しい・・。マイナスのエナジーに熱くなる世界の【負のスパイラル】状態に、脱出口は無いのだろうか?!2012年オリンピックで、パリが最有力候補だった大きな理由のひとつに、イラク派兵に最初から反対していた国だったので、「テロの可能性が少ない安全な国」という要素も、現実的にあったみたいですね。今となっては、もう遅いですが・・。人気blogランキングへ ↑なんだか、楽天仲間でやってるひとが多いので、はるるも混ざっちゃったよ♪(もしも、この「あやしい」ほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)
2005年07月07日
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6月上旬のパリの街を散歩していて、不思議なことがあった。????あっちこっちに、オリンピックの五輪マークが存在してる。【2012オリンピック】??ん?ん~っ?なんじゃ、こりゃあ?!・・・そんなもん、聞いたこと無いぞっ!?????シャンゼリゼ大通りからデパートや国鉄駅、お役所の建物にエッフェル塔の正面まで。?????ほんとに、至る所どころか・・・売店で買ったお菓子のパッケージにまで。?????それどころか、スペインに移動してみたら、今度は首都のマドリードの街の中までもが、何故かオリンピック・マークだらけでパリと同じ状態。?????こっちは、キャッチフレーズが「2012PARIS」じゃなくって、【2012マドリード】になってたけど、あとは似たような五輪マーク☆?????ず~~~っと、疑問だったんだけど、ここ数日のニュースに触れて、今頃になってやっと、そのモヤモヤが氷解しました。笑2012年夏季五輪の開催地を決定する国際オリンピック委員会(IOC)総会の立候補5都市によるプレゼンテーション(招致演説)が、6日午前9時(日本時間午前10時)からパリを先陣に始まってます。混戦模様の中、最有力と言われるパリは、映画監督のリュック・ベッソン氏が製作した美しい映像で魅力をアピール。フランスのシラク大統領が「すべてのパリ市民と国民が五輪を望んでいる。みなさんの選択と最高の決断を熱望します」と訴えたそうです。最大のライバルと目されるロンドンは、ベッカム夫妻もアピール。 演説はニューヨーク、モスクワ、ロンドン、マドリードの順で行われたらしいけど、アメリカのプロモーション映像の監督は、なんとスピルバーグだそうで。今夜、シンガポールでIOC委員による投票が行われて、日本時間の午後8時半過ぎに開催都市が発表される予定なんですね・・。さんざん、パリで五輪マークを見て来たせいか、今回はなんとなくPARISを応援しちゃいたいような心境のはるるさんです。 **** **** などと、言ってたら速報がっ!!どうやら、2012年のオリンピック開催都市は、宿命のライバルの「ロンドン」に決定した模様。前回、ロンドンでオリンピックが開かれたのは、第2次世界大戦直後の1948年頃のことで、もう50年以上も前になるらしいです。パリ市民は、さぞかしがっかりしてることでしょうね。なんせ、本命と対抗馬のパリとロンドンの得票差は、たったの【4票!】しか無かったらしいっ!「がっかりだわ、あんなに準備してたのに・・」「わたしたちのオリンピックを盗まれてしまったような気がする」 (発表直後、ニュースフィルムの、フランス市民の声より)なんせ、ラテンの血が流れてるひとたちだし、大本命だなんて言われてて、もうすっかり「その気」に、なっちゃってた市民が大部分で、前夜祭までやって、ワインやシャンパンで盛り上がってたひとも居たらしいし。彼ら(彼女ら)は、どうやって、立ち直るんでしょうか?!・・・それとも、一晩、ぐっすりと眠ったらけろりとしてるのかな?おいらにゃ、よその民族のことは、ワカラナイ。人気blogランキングへ ↑なんだか、楽天仲間でやってるひとが多いので、はるるも混ざっちゃったよ♪(もしも、この「あやしい」ほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)
2005年07月06日
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朝一番で、その夜に出発するパリからバルセロナまでの夜行寝台国際特急列車のチケットを、地下鉄を乗り継いでオーステルリッツ駅の窓口で確保してから・・・セーヌ川に沿って散歩しつつ、まだ見ていない美術館を目指した、その途中でのこと。パリの歴史を見守ってきたノートルダム寺院のあるシテ島に隣接し、超高級住宅地としても知られるサン・ルイ島から、セーヌに架かるルイ・フィリップ橋を眺める。対岸に渡り、ゆるやかな坂道を登ると左手パリ市庁舎裏に教会が。パリ最古のオルガンが現存するサンジェルヴェ・サンプロテ教会前の小さな広場その教会を挟んだ、石畳の広場の真向かいに、キリスト教徒のための専門書店があって、にぎわってます。ポストカードや様々な小物も並べてありましたが、はるるの目をひいたのはウインドウいっぱいに浮かんで居た、ちいさな木彫りの天使たち。いのりのこころが、そのままにかたちになっています。単に、かわいい御土産の人形に留まらない「しずかな気迫」のようなものを感じて。気付いたときには思わず、うすぐらい店の中に入って、ひとつひとつの天使たちと対面していました。キリスト者が、キリスト者のために、たんねんに「いのち」そのものを削ってつくられたもののように感じて。なんとなく、購入することをためらうままに、店をあとにしました。。。あとになってみると、この天使たちと同じものは、たくさん歩き廻ったパリ市内の何処にも見かけることがありませんでしたが。中世から近世にかけての西洋絵画や彫刻などには、様々なかたちで「天使」たちが描かれていたり、表現されていることに、改めて思い知らされた旅でした。「天使」というと、こどものイメージが中心の感覚があるけど、「天の使者」というだけで成人の姿のものだってもちろん多いし、ちょっと異様だけれど幼な児の生首の根元から羽が生えてふわふわとまとわりつく場面の作品も、いっぱい見ました。
2005年06月23日
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先週までの旅行で、パリ郊外の古城シャンティを訪問したとき、たまたま週末だったせいか・・何組かの新婚カップルたちのしあわせそうな微笑みに出会いました♪パリジェンヌたちのブライダル・ファッション☆2005年6月の輝く花嫁さんです。何故だか知りませんが、日本の姫路城と姉妹城になってるシャンティ城。少し離れた場所からお城を眺めると、緑に囲まれたお城がまるで水面に浮かんでいるように見えてしまうランドスケープ・デザイン。 フランスで、最も美しいといわれている城。ーーあのヴェルサイユ宮殿の、モデルにもなったお城です。こーゆー、開けっぱなしの笑顔を見ていると、やっぱりフランス人ってラテン民族なんだなぁ~、と。しみじみと思ってしまいます。これを撮影したのは、ちょうど1週間ほど前の2005年6月11日の土曜日。力仕事をする馬って、やっぱり早く走るだけのエリートであるサラブレットとはまったく違って、大地にしっかりと太い足で踏ん張ってますね。ハネムーン仕様にデコレーションされた、新婚カップルのおめかしクルマ。クルマを待たせて居たのは、あわてた様子で走ってる、こっちの新婚カップルたちでした・・♪ションティ城(日本のガイドブックなどではシャンティ)門前のハネムーン飾りのクルマでは、正装した(花婿より?!)ハンサムな運転手が待機しています。笑向かって右側の優雅な鉄製のゲートを入って、左側にある建物の中で見学入場するための切符を買います。庭園と外側からのお城だけを見るなら日本円で500円、城内の美術館なども興味あるなら1000円ほどになるようです。ここからお城までは意外に距離があって、広い石畳が続いています。ションティ城の広大な庭園から。これは正面から向かって左側に広がるイギリス式庭園からの眺め。城の背後から右手にかけては、さらに広大な幾何学的フランス式庭園があります。しかし、まぁ~スゴイなあ!と、思うのがあのHIS。笑シャンティイの森にひそかに佇む 麗しい プチ・ベルサイユなんてキャッチで、日本人でも結婚式を挙げられるプランなんてのが、ありました☆ふたりでの挙式パッケージ代金は、¥372.000らしいです。地元の業者で手配も出来るので、そっちのほうがもう少し安くなるみたい。お城の近くでは、別の花嫁さんも記念撮影してました。城主の公爵が収集した、品よく、小粒で秀逸で、ルーブルにも遜色ないと言われる有名な美術コレクションがあります。城内の美術館にはラファエロ、ドラクロワ、クールエもあり、個人コレクションとしては欧州でも有名。「あ~ん、立てない。あなた~♪」カメラマンだけでなく、花嫁さんは花婿さんにも手伝って欲しいと、甘えてます。ときは今、まさにジューンブライド!1年でいちばんお天気も良くて、緑が光り輝く季節です。。。日本では「つゆどき」なんだけれどね。晴れ渡った青空の下に、どこまでも続くような緑したたる庭園が広がっています。希望に満ちたふたりのうしろすがたを見ていたら、こちらまで心弾んで来ちゃうような、そんな気分。フランス式庭園は (のちにヴェルサイユの庭園も手がけた)ル・ノートルの設計。大運河に、小さな遊覧ボートもうかび、ため息が出るくらいステキ。この城と フーケの ヴォー・ル・ヴィコント城が のちにヴェルサイユ造営のきっかけとなりました。あひるじゃないよっ。お城の庭園に、お約束のように白鳥の夫婦が巣づくりしてました。遥か彼方に見える建物は、数少ない公衆トイレのひとつで、とても素朴なたたずまいです。さらに、深い森の中の道を奥へ奥へと、ゆっくりたどって行くと、お城の入り口付近で言葉を交わした見覚えのあるカップルたちが、さらに向こうの森、行く手の方角からやって来る。しばらく、豆粒のような姿が大きくなるのを、ベンチでエビアンを飲みながら待った。「やあ、おめでとう~!!」って、声をかけたら。「また遭ったね。あ・り・が・と~~っ♪」って、両手を広げて喜びをからだいっぱいに表わしてくれた。先の角を曲がった運河沿いの並木のある開けた場所に、彼らの乗って来た馬車と、友人たちのクルマが待っていました。「あなた、カメラよ。そっち向いて、笑ってサービスしなきゃ!」赤いドレスの友人に言われて振り返り、こちらに向かって花嫁がひまわりみたいに微笑む。宇宙が祝福してくれているような、まぶしく降り注ぐ天からの白いひかりに包まれて。一行は森の中を踊るような身軽な足取りで、つかの間の夢のように消えて行きました。「あ~あ。早くしないと、かぼちゃになっちゃうよ~!」そんな声が聞こえそうな、ねずみさん(?!)の御者が、馬車の上で待ちくたびれています。あの花嫁さんたちは、何処まで行ってしまったんでしょうか・・・。☆読んでいただきありがとうございました!お一人1日1クリックでポイントが加算されるブログランキングに参加しています。このHPがお気に入りいただけた方は、クリックをお願いいたします。↓ ↓ ↓ 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪////////////////////////////////////////////////////////☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪ ルーブル美術館でゴロニャン。 デジタル映像あるばむ総合メニュー(3)現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。★もっともっと沢山、見たい人には・・・。こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー 映像】いのりのかたち~サン・ルイ島からセーヌを渡って★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓デジタル映像あるばむ総合メニュー2
2005年06月19日
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帰国して、4日目。昨夜は、いつも横になると直ぐに熟睡モードに入ってしまうことが多いはるるには珍しく・・・なんとなくなんとなく眠れずに、気付いたら夜明け近くまでも寝床でずるずると2冊も本を読んでしまった。。幾多の芸術家たちを輩出した背景を明かしたバルセロナの美術関連書と、相変わらずアーナーキーで痛快な西原理恵子のぜんぶ事実というふれこみの「脱税」漫画。漫画と言ってもサイバラの場合は、圧倒的にページ当たりの文章の量が多いので、下手なエッセイ本を読むよりも余計に時間がかかる。汗窓の空が少し明るくなった頃になって、やっと本格的な眠気がやって来て、目覚めて見れば土曜日の今朝はすでに午前11時半。やばっ!日本に戻った直後は、とにかく夜遅くになるまで眠らないようにして、なるべく普通の時間に睡眠するように心がけたのに、せっかくの努力?!も水の泡。揺れ戻し、だ。日本とフランスの時差は8時間あって、サマータイムが適用されている現在は7時間。日本での正午の12時は、向こうでは早朝の5時。その早朝の5時の日本は、ヨーロッパでの夜の10時頃に当たる。☆午後10時でもまだ明るいシャンゼリゼの夕焼けに浮かんだエトワール広場の凱旋門そう言えばここ数日。昼間の何でも無いときに「くらっ」っと、眠気が襲って来ることが何度かあった。夜、いざ眠りにつこうとすると、いつもより寝つきが悪かった。日本からモスクワでのトランジットを含め、14時間ほどのフライトでパリに向かったときは、とにかく日中の飛行だったので眠らないようにするのにもさほどの努力は必要なかった。翌朝からは、バリバリとエンジン全開モードで行動が可能だったんだけど。帰国時には、夏至近くの白夜だったとはいえ夜間飛行を挟んでの地球をぐるりと半周する長旅だったので、知らない間に体内時計に負担が大きかったようだ。4日目になって、睡眠パターンがそっくりヨーロッパ時間に戻っちまった。汗早く、正常な日本時間に時計の針を戻さなきゃ、ちとつらい。
2005年06月18日
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夜になって、美大1年生のムスメから電話があった。開口一番、「わたしです」とも「XXです」とも名乗らない。笑・・きっと、父親に電話するのが照れ臭いんだろな。(それは、こっちも同じだけど)「おみやげ、な~に?!」 と、さっそくだ。☆彫刻レプリカも数多い、薔薇も花盛りのロダン美術館のショップ。はるるさんは一人旅のせいもあって、いつもは御土産なんてほとんど買わないひとなんだけど、今回は別。いちばん、おいらのフランスとスペインの美術館めぐりの旅をうらやましがって、怒ったのがムスメだったから。罪滅ぼしの美術館グッズは、必須アイテムだったのだ。汗☆スペイン北部、ダリの生地フィゲラスの町にあるミュージアムショップで人気のオブジェでも、ダリ美術館の昆虫のような細くて長ぁ~い足をしたぞうさんのオブジェ☆なんかを買って帰国しても誰も(はるる以外は)喜ばないし。☆地中海に面したニースを愛したシャガールの美術館で売られているポストカードたちいちばんに間違いが無くってオーソドックスなのは、それぞれの美術館オリジナルの「ポスト・カード」なんだろうけど、それだけでは余りにも芸が無い。☆ミロのPOPな絵柄で遊ぶドミノ・ゲームバルセロナのミロ美術館では、テーブルセンターにもなりそうな1メートル四方くらいの大きさの、いかにもミロらしい絵柄のちりばめられたスカーフが気に入ったので2種類。それと、ミロのキャラクターの絵合わせで構成されたドミノゲーム・セット。そんな他に美術館ではないけれど、バルセロナのサグラダ・ファミリア教会周辺で手に入れたガウディの絵柄(ぜんぶ違う)で構成されたひとまわりだけ大ぶりな、緻密な印刷がまばゆいトランプ・セット。パリのポンピドー・センターでは現代美術のポップ・カードたち。ニースのシャガール美術館では、独特のどうぶつたちをモチーフにしたペンダントやブローチ(オリジナルの皮袋に入ってる)。☆パリ市内にある東洋美術の至宝が並ぶギメ美術館のショップでも、一人旅の場合は何と言っても「軽薄短小」が大切なので、はるるさんが買ったものは、やっぱり「絵葉書」が多かったです。。。☆印象派絵画の宝庫としても知られる、セーヌ川に面したオルセー美術館のショップルーブル美術館なんかでも見掛けたけど、所蔵品のレプリカってのは定番アイテムみたいですね。☆一番人気のポスターや絵葉書はミロのヴィーナスの、ルーブル美術館。パリのレプリカとしての御土産がエッフェル塔だとしたら、ルーブルの場合はやはり「ミロのヴィーナス」あたりが、いちばんの売れ筋みたい。でも、絵でも彫刻でも「重厚長大」なものは、問題外のさらに外側でしたけどね。笑☆特にミロに関連する美術書なども充実しているジョアン・ミロ美術館3月に大学のある町に引っ越して以来、まだ一度も自宅に戻ったことのないムスメ。さすがに、おいらの子供。笑たくさん色んなことがあって、先輩や教授にも可愛がられ、親しい同級の仲間も増えて、授業の内容も充実しているようで、ホームシックとは無縁の生活みたいです。つい最近、石膏で制作していた彫刻作品の第一号が完成した、と嬉しそうに報告。近い内に、流木を使った過去の作品ふたつを、手直しをしてみたい、とも。幼い頃から仲良し従姉妹のまりりん、と言えば・・・現在、オートバイの中型免許を取得中で、すでに仮免は終えていて、もうすぐ卒験らしい。当人たちは気付いてないだろうけど18才と19才、どちらもぴかぴか輝いている季節だ。どんどん、変化することが当然だし、成長して行くには必要な時期。【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。不思議☆アリスの庭 ~宮城県美術館~ 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート タイの友人画家が描いた絵 映像】ダリ劇場美術館(スペイン)スペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ映像】東京都内の美術館巡り 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪、所要時間は(ただいま「あやしいふるほんやさん」は、全国ランキングちょっとダウンして40~50位前後を迷走中!笑)人気blogランキングへ
2005年06月16日
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千年以上の歴史に彩られた干潟に浮かぶ、神秘のモンサンミシェル修道院。ーー西半球の驚異といわれる世界遺産。夕日に映えるあの尖塔に向かって、パリのサンラザール駅からの列車を乗り継いで、ノルマンディ地方をゆく途中。 ☆この↑映像は、現地で入手の絵葉書から。。☆はるるが乗った列車の窓から見た、ノルマンディ地方のうしさんやひつじさんの多い田園風景。ノルマンディの名物と言えばりんごと乳製品。海には豊かな海産物。りんごのワインシードル。それを蒸留したりんごのブランデー、薫り高い高級酒カルバドス。シードルと言えば一緒にいただくクレープ好きの方も多いでしょうね。そのクレープもノルマンディの食べ物らしいです。日本人の好きなチーズと言えばカマンベール。カマンベールはノルマンディのカマンベール村が起源とか。最後の駅PONTORSONでインフォメーションに寄っていたら、到着列車に接続するバスをうっかり乗り過ごし、目的地のモンサンミシェルまで10数分ほどのバス移動(でも、歩いたら8キロ以上の距離)のために、1時間ばかりの余分な待ち時間を、ちいさな田舎町PONTORSONでのんびり散歩しながら過ごすことになりました。ふいに、目の前の草薮からのそりと現れた、ずうたいのでかいわんこ。この、いかにも仲の良さそうなおじいちゃんおばあちゃんの愛犬でした。首輪もくさりも関係無しに、みんなに愛されてしあわせそうなわんこの名前、ジジだそうです。はるるも、ちょっとだけご夫妻にあいさつして、わんこに顔をなめられての歓迎を受けましたよ。生まれも育ちも、この土地PONTORSONのひとたちらしいです。第二次世界大戦のときは、少年少女だったようだけど、あの史上最大の作戦ノルマンディ上陸のドイツ軍VS連合軍の激しい戦いは記憶にあると言ってました。
2005年06月15日
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14日の午前11時には、成田の税関をフリーパス状態で出て来て(若かった頃、アジア各地からあやしそうな格好で帰国してた時は、必ずと言って良いくらいに厳重に荷物チェックされてたのが、嘘のよう)到着カウンターで、宇都宮直行のバスのチケットを予約。☆北極圏の沈まない太陽 2005/6/13 23:34パリから戻った身体には、亜熱帯の国を訪問したような気分で・・・日本は、暑いっ!☆真夜中の陽射し 2005/6/13 23:36 まもなく(たぶん1週間ほど)で、「夏至」になるので現在は1年でいちばんに夜の短い季節。☆いちばん沈みかけた状態でも、結局、つめたいひかりの太陽は空と大地の間というよりは、地球と宇宙のすきまのスカイラインに、かろうじてひっかかったままでしたよ。 2005/6/14 0:00ユーラシア大陸のシベリア部分を横断する帰りの便では、地平線すれすれを横に移動してゆく、白夜の沈まない太陽を真北の方角に見ながらの不思議な夜を過ごしたフライトでした。西から北の方角に、ぐるりと回って行き、さらに北から東に向かってじりじりと昇ってっ行く、おかしな感覚。☆あっという間に復活して来る陽射し。2005/6/14 0:33今回の15日間の一人旅では・・・パリで10ヶ所以上、スペインのバルセロナやマドリード、南フランスのニースなどでも10ヶ所あまり、ぜんぶ合わせると20ヶ所を超える美術館を、思うままの時間だけかけて「おなかいっぱい」気分で堪能して来ました。まともに日記が書けずに、ごめんなさい。生きて居なくっても「ペット・ロス症候群」です。まったく、いいとしした分別盛りのオトコなのにね。。。
2005年06月14日
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パリの地下鉄の迷宮に、天使うさぎさんが消えてしまいました・・・。・・・はるるさんは、とりあえず無事に、今日のお昼にシャルル・ドゴール空港から帰国します。14日のお昼には、成田空港。
2005年06月13日
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フランスに来て、初めて。ふつーに、観光をしてみました。と言っても、5-6日間かけてのパリ市内のあっちこっちに散在する美術館めぐりの移動の合間に、大体の主な観光地は通って来ちゃったんですよね。なもんで、今朝は久しぶりにじっくりと熟睡しちゃって、朝寝坊の8時半起き!もたもたしてて、ブローニュの宿を出たのが10時過ぎ。地下鉄を乗り継いで、11時過ぎのシャンティ城行きがある、国鉄へ。パリの北駅から、ふつーのひとたちといっしょに郊外のローカル鉄道に乗って、30分から40分ほど。今朝の地下鉄では、大道芸人のサックス奏者が、マック・ザ・ナイフとか、ナイト・アンド・デイなどのなつかしいナンバーを、やさしく演奏していましたよ。とても、心の琴線に触れるような歌と音色だったので、乗り合わせた車両のみんなから、沢山の小銭が集まっていました。おいらも、余ってた小さい単位の小銭ばかりをひとつかみ、あげました。笑でも、「メルシー・ボク、むっしゅー」などと言われ、少しばかりくすぐったい気分。昨日は、別の路線でアコーデオン持って、シャンソン歌ってたひとも居たなあ。お酒か煙草か、その両方なのか分からないけど、ひどく枯れた歳月を感じさせる歌でしたが、シャンソンというものは元々、「はやりうた」だったのに、すでに遥か彼方の歳月にブームは過ぎて、若い人たちの強い支持は無いみたいです。現在の荒廃した生活が覗えてしまうような、哀しい演奏のアコーデオンが切々と人生のはかなさを思い知らせます。。。でも、その前のメトロで出会ったフォークシンガーはひどかったなあ、ギター・コードをいくつかのパターンしか知らないらしくて、ありゃモグリだなきっと。なんだか鬼気迫る表情で、自作の詩みたいなものを朗々と語る若者なんかも居ました。地下鉄駅を乗り換えるたび、と言うほどではありませんが、クラシックやジャズ、シャンソンとかラテン音楽やカリブの歌など、ほんとうにいろんなスタイルの演奏が、地下連絡通路の隅々まで響いて来るのは、なかなか良いものです。まあ、それも演奏のレベルをある程度クリアしてるひとたちが、ライセンスを持ってやっているんでしょうけどね。パリの芸人たちについては、また長くなるので・・あとでまたの日記で。さてさて、お昼ちょっと前に着いたシャンティ駅は、有名な競馬場もある郊外の町ですが、ここで困ったことに。いつもと雰囲気を変えて、せめて広々とした森と公園と田園の広がる場所に来たので、自転車かバイクを借りて、思いっきり走り回ろうとプランしてたのですが・・・この駅前で、レンタルしてるはずのお店が無い!駅の直ぐ近くにあるツーリスト・インフォメーションの立派な建物に飛び込んでも、シャンティから少し離れた町にならあるなどと教えてくれるだけ。あーあ、もんのすごく広いんだよなあ、ここは。まず、お城にたどり着くまでに2キロ。さらにさらに、古城の周囲に展開される気の遠くなるような広さの回遊できるフランス式庭園やイギリス式の庭が数キロメートルに渡って展開されているんだもの。よっしゃ!ここは城を取り巻く庭園の隅々まで、歩き回って制覇してやる。。。なんだか、いつもの美術館めぐりとまったく同じパターンになっちまったぜい!お城の入り口に到着する前に、深い森の中の道を抜け、さらにもっと広いシャンティ競馬場のわきを歩き、かつては250頭以上の馬をいっぺんに飼育していたという、大宮殿のような厩舎(うまごや)に沿って歩いて、歩きました。日本と違って、ものすごく見晴らしが良く見通せるもので、お城の尖塔だけが遥か彼方に見えるけど。。。なかなかなかなか、近づいて来ない。いいかげん、のども渇いてお腹も空いたので、お城の堀端の前で、見事にほんものらしく、きれいに二度揚げしたフレンチフライのポテトに、さっぱりの塩と、オリジナルのマヨネーズをたっぷりおまけしてもらって、さらにフランスパンのオープンサンド。。。どちらも3ユーロづつだったかな。いやまてよ、それに缶ビールとミネラル水を追加しても、10ユーロ出していくらかおつりが来てたし。。。もうちょっと、安かったかも?!有名観光地なのに、ぼったくらないし、とても材料も良くって美味しいし、なかなか貴重な良いおばさんの屋台でした☆いやあ、ホントに全部の庭園を感激しながら歩いてしまったので、ふりだしに戻ってみれば、すでに午後5時過ぎ。地方駅のことで列車が遅れたりして、実際にパリ北駅に着いてみれば6時を過ぎていました。モンマルトルの散策と丘の上の寺院から、たそがれどきを眺めてから宿に戻るつもりで、何故かかんちがい。モンマルトルは、その北駅からも比較的近くの場所で、歩こうと思えば歩いても簡単な距離だったのに、わざわざ、地下鉄に乗って「もんまるとる」じゃなくって、セーヌ河をはさんで反対側の位置にある「もんぱるなす」まで行ってしまった。とほほ。自分のせいだから、どうしようもない。また、片道30分ほどもかけて、今度は本当の目的地のモンマルトルまで。丘の上の純白の大聖堂が、夕陽に染められて1日の終わりを告げたのは、午後9時半ごろ。緯度の高いヨーロッパでは、夏至の近い今の季節は明るい時間がめいっぱい長いので、旅行者にとっても1日の活動時間が何時間も増えて、ベストです。でも、さすがに地下鉄の間違えやなんかでもたもたしてたから、モンマルトルの繁華街のすぐ裏手にある「ダリ美術館」を観て行こうと思ってたのに、クローズしてました。けっきょく、やっきょく、はるるさんは、今日のパリとその近郊でも、馬鹿の一つ覚えみたいに、よーく歩きましたとさ♪ちゃんちゃん。。。おしまい。
2005年06月12日
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駆け足でしたが、欲張って観て歩いたパリ市内以外にも、さらに10ヶ所以上の美術館を観て周って来ましたので、とりあえずの日本語でのごほーこく。(一部は、悪夢のローマ字日記にも書きましたが・・笑)最初は、フランスの北のはじっこのほうにあるパリから、スペインの東北部の地中海に面した海岸線沿いのバルセロナまで、夜行寝台の豪華国際列車(トレイン・ホテルとも呼ばれてる)エリプソスに乗車。全速力で走る新幹線と同じようなものが、きっちりしたレストランやビュッフェ車両も併設して、眠らずに夜通し10時間以上も走り続ける姿を想像してみてください。その路線や列車便ごとに、「パブロ・ピカソ」とか「サルバドール・ダリ」などスペインを代表する画家たちの名前が付いているのが、いかにも国家として芸術を大事にしてるらしいのがわかります。ちなみに、はるるが予約した列車の名前は「ジョアン・ミロ」号・・・なんだか、こんな名前の列車に乗って、念願の「ジョアン・ミロ」美術館に行くというのが夢のよう。日本では「ホアン・ミロ」と呼ばれることが多い画家ですけど、世界的な呼び方としては「ジョアン・ミロ」のほうが、一般的なようです。2000キロメートルあまりを移動して、バルセロナに到着したけど、ここから更にローカル線で地方都市のフィゲラスまで足を延ばすことに。あの奇才とも天才とも言われた「サルバドール・ダリ」のふるさとの町。オリジナリティあふれる建築と、その内装そのものまでが「サルバドール・ダリ」のそのひとと作品になってる、奇想天外な世界で空前にして絶後の美術館。さらにバルセロナに戻って、その翌日にかけては、広大なオリンピック公園の中の一角にあるミロ美術館やカタルーニャ美術館。アントニオ・タピエス美術館、ピカソ美術館、など。その上に、早朝でまだ何処の美術館も開館してないうちに、地下鉄で4つほど先にあるガウディの代表作のひとつ、グエル公園を2時間ほどかけて散策。あの壮麗かつバルセロナの象徴とも言える、永遠なる未完の教会・・・大聖堂サグラダ・ファミリアには、たそがれどきと早朝と昼間の3回、その陽射しによって変貌する全容に対面するために足を運びました。ほかにも、ガウディのつくった集合住宅カザ・ミラの流動するような曲線の、内側も外側もたっぷりと。ああ、こんな風に紹介してるといつまで経っても終わらないので、あとは簡単に。スペインの首都マドリードに移動して、世界最大かつ最高の美術コレクションのひとつとして知られているプラド美術館で4時間を過ごし、ティッセン・ボルネミサ美術館で更に圧倒され、国立ソフィア王妃アートセンターでピカソの渾身の傑作「ゲルニカ」に対面してカウンターパンチをくらう。この3ヶ所を丸々1日で体験してしまうと、あとはよれよれになってました。汗コートダジュール海岸として知られる、地中海に沿った南仏のリゾートに静養?!のために再び豪華国際夜行寝台列車で移動。シャガール美術館の透明な青と、マチス美術館の強烈な青が、印象的でした。。。なんか、おなかいっぱい美術館を観たなあ。という、正直な感想。その前に、パリでも数多く堪能してたからね。一生懸命になってることが多くって、ふと気が付くと、精神を集中してる時間が多すぎて、気力体力ともに、いっぱいいっぱい。ぜいたくな悩みです、きっと。笑
2005年06月11日
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今日の昼下がりは、ビーチサイドのカフェ・レストランでイタリアン料理を肴に、ビールを飲んで潮風に吹かれていましたが・・今は、パリの真夜中。宿に戻って、やっとやっと日本語で読み書きできるパソコンに感激の再会!!相変わらず、何処へ行ってもやることは同じなはるるさん。朝から、ニースにあるシャガール美術館と、マチス美術館をそれぞれ2時間づつかけてじっくりと味わいました。そのあと、美術館めぐりの途中でゆきずりに知り合った、シンガポール在住の日本国籍の女性と、遅めのランチをご一緒することに。波打ち際にシーズンだけ仮設される、一流ホテル経営のしゃれたビーチサイドのカフェ・レストラン。全体がホワイトの基調で統一されていて、我々のテーブルの目の前には水着姿のひとびとが日光浴している、白の木製デッキチェア。フォトジェニックなプロポーションのパレオ姿も、ボード・ウオークを行き交っています。もちろん、テーブルもパラソルも、出て来る食器もホワイト。「いやあ、すごいなあ。ここじゃ、ほら海の波も、空の雲も、そこらへんに飛んでるカモメさんたちも、みんな白でまとめちゃってる!」などと、面白くも無い冗談など言いながら。「旅をしてて、こーゆーときが時々あるんだよね。生きててヨカッタ♪って、思えることが、さ」と、ふたりして頷き合う。ゆっくりと、時の止まったような1時間半あまりを過ごしてから、お勘定をして(ひとり2000円ほど)ビーチを離れるときに、ここの高級リゾートと言われるニースでの海岸での禁止事項が十数項目も書いてあるサインボードに気付いた。その一番最初のほうに書いてあるのが、「音楽禁止」・・・・そう言えばそうか。飲み物を飲んで、食事をしている間、寄せては返す波の音ばかりが、ぼくたちを包んでいた訳だ。泣き喚くこどもたちの声や、無作法にはしゃぎまくる若者達のグループも居なくて、みんな静かに沈黙を味わったり、自分達のなにげない会話を楽しんでいる。そう、大人がゆったりとくつろいで、人生の中でたいせつにしてみたい「ひととき」・・・そう、それこそフランス人たちが口にする「セラヴィ」・・・ひとがひととして生きる喜びを実感出来る空間なのだろう。永い間かけて培って来た、バカンスという文化そのものの一端に触れたような気にさせた、今日の昼下がりの波の音。そして、その鮮やかな潮騒の彼方まで広がる、地中海の青の深くあざやかなグラデーション。もっとも、おいらが泊まったのは駅前近くのごちゃごちゃしたとこにある二つ星クラスの安宿ホテルで、1泊5-6千円ほど。笑食事のあとは、パリに向かう高速鉄道TGVの時間が迫っていたので、途中まで一緒に歩いて、生鮮食料品のマーケットを発見して買い物をするという彼女と、ちいさな露天市場の前の交差点でバイバイ。それにしても、地図を読むのが好きで、たくさん歩き回るのが大好きで、方向感覚に優れていて、道にあんまり迷ったりしない女性とは、あまりお目にかかったことが無かったもので、少しびっくりしつつも感心しました。(この日記、まだ書いてる途中。まだ続きます・・・たぶん)追伸、カジノはモナコ(モンテカルロ)だけの専売特許じゃなくって、ニースなどにもいくらでもありました。苦笑あまり、ふつうに在り過ぎるもんで、有り難味がなくって、スロットマシーンを3回ほど回しただけで止めました。(結果は・・・記憶にございません!汗)
2005年06月11日
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MONACO(MONTE CARLO) WA HARURU no iru NICE kara densya de 30 pun nanodesuBLACK JACK de NURETE NI AWA?! nooo mouke????!!!***ehehekekka wa atodene+++tuisin+++tokorode ippaisyasin wo torimasitagenzai no tokoro wa6000 mai hodo desu gamada mada hueru kana?!
2005年06月10日
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2005/6/5PARIS karaBARCELONA desokokara sarani2005/6/6DALI nobizyutukan ga aruchiisana mati FIGUERES made2005/6/7BARCELONA de4kasyo no bizyutukan2008/6/8 MADRID dewaGOYA wotakusan mimasitasonohoka ni 3 kasyo no bizyutukan2005/6/9MADRID kara HOTEL TRAIN deichido PARISni modotte karaminami furansu noNICE ni kiteimasumonako tokannu nihasamareta umibeno matikokonihaCHAGALLyaMATISSEnadotakusan no bizyutukan ga arunode...asita ha dokokana?????nihongo ga kakityai yo!!!siku sikuHARURUSAN
2005年06月09日
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KONYA KARA HARURU SANSUPEIN NI MUKAI MASU SAISYO WA BARUSERONA MADEYAKOU RESSYA DESUSOREDEWA MATANE?!
2005年06月06日
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さて、予定を入れてない今日こそは未見のパリ市内の美術館を、4つか5つは観てやるぞぉーっ!と、意気込んだのは良いけれど・・スタートからつまづいてしまった。だいたい、こちらで普通の美術館が開館するのは午前10時ごろが平均的。ルーブルの午前9時からオープンというのは、早いほうみたいです。で、アパルトマンの4階にある宿の螺旋階段を、9時半くらいには朝食も済ませて、元気にたったったと駆け下りてゆきました。徒歩1分ほどのメトロ(地下鉄)入り口に立って、ひょいと通りの反対側を見ると・・・日本でも見慣れた大手写真メーカーのみどり色のロゴマーク☆が!実は、きちんとした予定には入れてなかったんだけど、今日のうちにやっておきたいことが、ふたつあったのです。ひとつは、明日の日曜の夜にスペインか南仏に向かう夜行列車の予約を、前日にはしておきたかったこと。もうひとつは、ちょっとばかり予想以上のペースでデジカメの撮影枚数が増えているので、手持ちのデータ保存のためのスマートメディア(旧式だけど、まだ使えてる)の予備が残り少なくなって来ていたこと。なるべく、撮影済みのメディアをCDロムに変換して、クリアにしたものを増やしておきたかった・・。滞在中の今まで、毎日目にしていたのに気付かなかった写真やさんの看板に足を止めて、メトロの階段を下りずに、目の前の横断歩道を信号も守らずに渡ってた。(だいたい、こっちのひとはクルマが来ない時には、みんな信号なんて無視してる)店の扉を開けようとしたら、閉まってる。店頭の表示を見ると、AM10時からオープンらしい。現在、使用済みで64MBの画像データがいっぱいになってるのが5枚。撮影するときに、画素数を上げてしまうと、HPにUPするときにやたらにメモリが多くて重くなるので、ほとんどの場合は30万画素の最低レベルにしてます。おかげで、64MBだとメディア1枚あたり600-700枚の画像に。(5枚だと、少なくとも4日間で3千枚くらいシャッターを押した勘定になる)コンパクトと、10倍ズームのと2台のカメラに入ってて使用中のものが2枚。あとは、もう1枚の予備がケースに残されている状態なので、早めになんとかしたかったので、30分ほど、この周辺を散歩して時間待ちをすることにした。5つ星ホテルの庭園を逍遥したり・・。住宅街の中もぶらぶらしたおかげで、この近所にはなかなか便利なスーパーが3軒と、国際警察官たちのかっこいい拠点があることなど発見!やれやれ、10時を少し過ぎたかなあ・・と、戻ってみるとまだ閉まってる。通りかかった近所のおばちゃんたちに聞いてみると、この商売っ気のない駅前一等地の写真やさんは、土曜日と日曜日がお休みらしい。ああ、せっかく美術館に一番で入って、空いてるうちに堪能しようと思ったのに、その野望はつゆと消え、おまけに画像データの処理はふりだしに戻るし。あーあ。こーゆーのを、ひとはなんとかかんとかの「くたびれもーけ」って、言うんだよな、きっと。くやしいから、この周囲の中規模ショッピングセンターの中や、街のエレクトロニクスのお店、PHOTOCOPYと表示のOA関係のところなんか、覘いて回った。最後の店なんか、写真をコピーしてくれるってうたい文句だし、パソコンやCD,DVDも並んでいていて、これはもう絶対に大丈夫だと思ったら・・・・「フォトコピー」って、ふらんすでは日本で言うただの「コピー」のこと、でした。結局全滅だったので、気を取り直して地下鉄移動。今日は9番線から、途中で今まで乗ってない10番線に乗り換えて、教会としてはパリ市内最古の建築と言われているサンジェルマン・デ・プレ教会の、そのすぐ裏手にあるちいさな広場にあるドラクロア美術館。パリに来て初めての個人美術館で、ドラクロア自身の入居宅がそのままのかたちで、開放されている。となりの花屋さんも、シックでほれぼれとしてしまうようなたたずまいで、口数の少ないふたりの店のひとも素敵。なんだか、ぽーっとしながらドラクロア美術館の階段を登ってゆくと、そこはタイムスリップしたような静寂の異世界。ちいさな中庭に、ひっそりと群れて咲くバラの香りが、かなしくもはかない。あまり、ひとに教えたくないような場所だ。ドラクロアの描き出す奇跡のような色彩が、こんな場所で生まれていたのか・・・と、納得してしまいそうな。日本と違って、フラッシュさえ使わなければ撮影がOK!の美術館ばかりが続いていたので、ここもそのつもりで居たら「むっしゅー、のん!」と、細身のきっぱりと知的なおねえさんに注意されてしまいました。でもそのあと、入り組んだ個人住宅の中の美術館なので、順路にまごまごしてたらやさしく先に立って庭を案内してくれて。。。今が盛りのバラのように薫り立つ笑顔で「パリにようこそ」と、あいさつしてくれました。そのひとことで。徒労に終わった朝の失敗のもやもやが、きれいに溶けてゆきそうな気分に。あまり混雑していない、ほっとするような空間に身を置いていたもので、さらにゆったりと美術鑑賞したくなって、広大な庭園が美しく、そこでもランチをすることが出来るというロダンの美術館まで。地下鉄を1回乗り換えるけど、駅にすれば3つか4つ目なので直ぐに着いた。周囲を改装工事中で、ちょっといやな予感がしそうだったけど、そんなことは無くって中身のほうは庭園も館も無事でした・・・。入り口直ぐの「カレーの市民」の群像から始まってロダンの作品が、部屋と言わず庭と言わず、あちこちにあるんだけれど、庭のたたずまいの邪魔にならない程度にさりげなく凄い作品が存在してる。
2005年06月05日
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