2007年06月09日
XML
カテゴリ: 想い
「白洲次郎 占領を背負った男」

夢中で読みました。
もう、すんごい、ステキな本ですよ!

白州次郎とは、上質の美学を知る、
エッセイストの白州正子のご主人…と思うなかれ。

占領下の日本で、GHQと丁丁発止をし、
戦後の名宰相・吉田茂とともに
日本の経済の復興・発展のために
陰で尽力した、すんばらしい方なのです。


語学は堪能、英国式のダンディズムも身につけ、
それはもぅ、「格好良い」の一言です。

この本では、日本史で名前しか覚えていない、
近衛内閣、東久邇内閣、幣原内閣…
といった戦後の日本史の舞台裏も生き生きと
描かれているのですが、
このころの官僚とか政治家は、実はスゴイんですね。

白州はケンブリッジですが、
ほかにもエール大学、プリンストン大学、
ボン大学…。
そういうところで学んだ精鋭がゴロゴロしているんですよ。


一人もいやしません(笑)。

そういう人たちが、外国と交渉して、
戦前・戦中・戦後の日本を。国際社会の中で
確固たる地位を築けるようにしてくれだのだと思うと、
頭が下がります。


自分の行動原理が、我欲でないところなんですね。

普通だったら、「もっと金が欲しい」
「もっと高い地位に就きたい」…。
そういった欲を満たすために
仕事をしたりするものですが、
白州は違うんです。

お金や、地位には興味がない。

ただ、国のため…
占領下の日本ができるだけ優位になるため、
戦後、資源のない日本が発展するためには、
通商であると狙い定め、それを推進するため…
獅子奮迅の働きをして、そして道を作ると、
さっと後に譲ってしまうのです。

誰でも、「格好良い」「尊敬されたい」と思うものです。

でも、そういうものは、自分から言うものではなく、
その人の生きざま、あるさまを見ている周りの人が
自然に思いたくなるものなんですよね。

そういう意味で、白州はまさに格好良いと
思いたくなる人です。

白州は、日本という国に誇りを持っていて、
その国を、自分なりに守るために、
自分のもてる力…語学力、交渉力、カン…
すべてを駆使して、邁進しました。

あの時代、このようにグローバルな視点で
動く人がいたからこそ、
日本の戦後の発展があったのでしょうね。

振りかえってみると、
自分はどうかなと思います。

日本も好きだし、
地球も大切です。

でも、そのために、グローバルに長期的な視野を持って、
自分のもてる力をなにか使っているか…?

誰もが、「自分がもてる力を発揮する」という意味では
変わりがありません。

身の回りのことを大切にすることが
一番ではありますが、
もっと大きく、ものを見ていきたいな、
とも思わせてくれるこの本。

オススメです!!!!!!

↓「格好良い!」と思われた方は、押してみてくださ~い!
ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年06月09日 22時31分01秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

AYA 

AYA 

コメント新着

むらさき綴り@ Re:中国人は、なぜ日本語読み?(11/06) 今さらですが、全く同じ思いをして辿りつ…
晴月@ Re:一流の人が使う、幸せの「さしすせそ」(06/13) サシスセソ、すぐ頭に入りました。明日か…
326@ Re:恩着せがましい人の心理(04/08) わかりやすくてためになるお話しありがと…
あい@ 彩矢子先生へ。 プリンセスルールに続きプリンセスハート…
あきこ@ ありがとうございます いいことを聞きました♪ お財布と鍵を失く…

お気に入りブログ

【しあわせお父さん】 ツイてる☆とっさん!!さん
仕事が楽しくて仕方… たなかひでのりさん
KazufRooM Kazufさん
★サンチャゴ巡礼日記 ピルグリム・スピリットさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: