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2005年の終わりに・・・・


2004/09/10
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テーマ: 戦争反対(1262)
カテゴリ: 溢れる想い
早いものでもう3年。いや、あの事件で被害者となられた多くの方の遺族の方々にとってはきっと、とてつもなく長い長い3年の月日だったのかもしれない。

9・11・・・この日を境に、アメリカは・・・世界はとてもとても変ってしまった。その位の衝撃。その位に忘れられない、いや
決して忘れてはいけない出来事があった日。
あの日あの時2機の飛行機が高くそびえ立ったワールド・トレード・センターに突っ込んで行った映像を、昨日の事の様にはっきりと思い出す事の出来る人もきっと、少なくないと思う。


昔、アメリカが全てだった。
アメリカに恋していた。
アメリカこそが私の全てで、アメリカ人の様に生き、笑い、
そして、あの国で骨を埋めるつもりでいた。

あの頃の私には、ブラウン管や雑誌、本で見る

こそが全てだった。あそこに行けば何かが変る。素晴らしい人生が待っている・・・。そう信じて疑わなかった。
「アメリカンドリーム」まさしく・・・(笑)

でも・・・そんな私に待っていたものは、当たり前だけれど驚きと、失望の毎日の幕開けだった・・・。


14歳で私は一人、渡米した。
親も、誰もいない。たった一人での渡米。でも、不安よりも期待の方が遥かに勝っていた。ずっと、ずっと夢見ていたアメリカ。その地をこの足でやっと踏める!14歳の私の胸は、期待で張ち切れそうだった。
でも、その期待や夢は渡米後すぐに、向こうの逞しい洗礼を受けて粉々に打ち砕かれる事になるのだけど(笑)

まず驚いたのは、無知だった私はアメリカ人=皆フレンドリーで温かいと思っていた。でも、英語もろくに喋れないアジア人の私に好き好んで喋りかけてくれる人なんて皆無に近くて、しばらくの間、本当に孤独な日々が続いた。初登校してすぐに、登校拒否になりかけたし(笑)

合理的で自己を通す。
自分が例え間違っていても、最後までがんとして己の主張を突き通す。
そして何より「自由」という名の元に、沢山の課せられた重い重い「責任」
私は、わずか14歳にして、人生の厳しさや現実を、少しだけかもしれないけど、かいま見れた気がする。

やられっぱなしの毎日だったけど・・・。
毎日アメリカを大好きになったり大嫌いになったりしてたけど。
 日本に帰ってからも私のアメリカへの愛は、消えなかった。
恋しくて恋しくて「アメリカに帰りたい」と、毎日泣いて暮らしていた事もあった。  でも・・・・。

色々な事が、変ってしまった。もう、私の過ごした、感じた、


日本に帰ってからアメリカ人以外の色々な国の友人達と触れ合い
彼等の中にはアメリカ政府のやり方に反発を受け、実際にその結果によって母国が悪い方向に向かってしまった人達もいて、皆 口を揃えてアメリカを憎み、嫌っていた。

この国くらい、沢山の人間達に愛され、同時に沢山の人間達に
憎まれている国はきっと、ないと思う。

私は、目の覚める様な思いだった。
ただ、夢や憧れだけで肯定していて、私はこの国の裏や真実、歴史・・・何一つさえも目を向けて見つめようとはしなかった。
 本当にその国を愛するという事は、まず その国を知ろうとする事・・・。
自分が、恥ずかしかった。何も、何も知らないでいて、知ろうとしないで、ただ「アメリカ大好きーーー!!」と、叫んでいた自分が・・・・。


日本人で、昔の方達の様に、愛国心魂を持っている若い人達は
一体どの位いるだろう?
 昔、アメリカ人でマリーンだった婚約者が言っていた言葉を思い出す。

「I am ever ready to die for my Country」

その頃、愛国精神の全くなかった私は、とてつもなく不思議な感じがしたっけ。なんで彼はそんなに自分の国を愛せるのだろう?
その代わりに果たして国は彼に何をしてくれるというのだろう?
って・・・。
 その言葉の通りに後に彼は、天国へと逝ってしまったのだけど。

9・11を境に、世界中で悲しいテロ行為が続いています。その中でもブッシュ政権は、強行姿勢を貫き通しています。
彼等は自分達を「世界の警察」と称し、又ある人達は彼等こそが今の全世界を恐怖に陥れた「元凶」だと反発します。
イラク戦争が始まってほどなくして、ブッシュ氏は戦争終結宣言を発表しました。でも、本当にそうでしょうか?
ご存知の様に今でも尚、イラクでは沢山の方達が亡くなられています。アフガニスタンでもテロ行為は続いています。

9・11で亡くなった大勢の方々・・・関係のない多くの尊い命達を一瞬にして粉々に失わせてしまう醜いテロ。遺族の方々のお気持を想うと、心が痛みます。3年経った今でもそれはきっと、消える事なくそれぞれの方々の胸に強く強く残っている事でしょう。

テロ行為は決して許される事ではありません。
と同時に、その行為にまで至ってしまった、そしてそれしか道が残されていないと感じる様になってしまった彼等の背景や歴史にも思いを寄せずにはいられません。
復讐への、復讐。
憎しみから、憎しみの連鎖・・・。
悲しみが、ずっと ずっと 続く・・・。
 私だって、わからない。今はこんな風に自分の意見を落着いて話していられるけど、いざ自分の愛しい人、大切な者達がこの様なテロによって、一瞬にして命を奪われる事になったら・・・。
 きっと、きっと、その様な行為に至ってしまったテロリスト達の思いにまで心を馳せられない。憎しみでいっぱいになるだろう。復讐したい、殺してやりたいって思うだろう。

でも、その憎むべき、じかに手を下した人間は自爆して、もうこの世にいない・・・怒りを何処へ持っていけばいいのか?
と、なると当然その思いはそんなテロリスト達を生んだ場所、そして、そんな彼等を救援している者達へと向くのは当然の流れかもしれないな・・・。

イラクでの戦争も、まだまだ続いている。
世界各地にこの9・11の爪跡は深く深く残っています。
この出来事を風化させない為に、私達に出来る事はなんだろう?

平和・・・誰もが望んでいる事なのに。
どうしてかな?人は、自分の平和や幸せを望むが為に、自分以外の人間の幸せには、ひどく無頓着になってしまう事が、あるよね。

亡くなられた沢山の方々一人一人に、それぞれの大切な人生があったでしょう。そして、残された遺族の方々も尚、この日がやって来る度に込み上げて来る痛みを抱えて日々を生きている事でしょう。

ロシアやインドネシアでも大勢の尊い命が亡くなられました。
これからアメリカは・・・世界は、どこへ進んで行くのでしょうか?人が生きている限り憎しみの感情は無くならないのかもしれない。悲しい事だけど。
でも、どんな国の、どんな人種の、どんな人間達にも。
自分の自由を求める権利はあります。そしてそれは、誰にも除外されるべきではない。
ただ、その「自由を求める主張の仕方」が時としてテロでしか現す事が出来ない国の人達の事を思うと、又 胸が痛みます。

一人一人の力は小さいけれど。
でもね、一人でも出来る事、きっとあると思うんだ。
まずは「知ろう」とする気持。「知りたい」って思う心。
それが始めの一歩になるって、私は強く信じてる。
その国を愛するには、まずその国を知ろうとする事。
それは、嫌な事もいい事も含めた全て。
何がなんでも「自分達の国は全て正しい!」と主張し続けるのは、かなりのリスクを従うと思う。間違いを認める事はとても勇気が居る事だけど。それなしでは平和への道は望めない・・。

私には、こんな風にしか自分の想いを語る事が出来ないけど。
一人一人が恐れのない静かな日々を送れること、そして、世界中から憎い、悲しみと怒りしか生まない「テロ」や「戦争」という行為が無くなる事を・・ただただ願わずにはいられません。

改めて、9・11で亡くなられた多くの尊い命、そして一人一人の方々のご冥福を心から 心から お祈り申し上げます。



決して忘れてはいけない日・・・9・11が、あなたの心に残したものはなんですか??


********************************************************
追記です。

皆様の熱い想い、そして温かいお言葉コメントの数々・・・
本当にありがとうございました。自分と同じ様な思いを持っていらっしゃる方、そして同じ様に「遠い国で起きた人事」とは想わずに自分の痛みとして心を痛められている沢山の方々がいらっしゃると解って、本当に嬉しかったです。
今、日本(9月12日午前10時半)アメリカ(現地時間11日午後10時半)ではまだ、9・11の追悼集会や番組が行われています。
改めてこの様な不当な出来事で、一瞬にして大切な愛する者を失ってしまった方の悲しみはどんなに時間が過ぎようとも決して消える事はないのだろうなと、残された遺族の方々の「今」の涙を見て想いました。
この、大勢の方々の死を、決して無駄にはしないように・・・
そして、もう悲しい歴史をこれ以上繰り返す事のないように・・・
自分に出来ること、考えていきたいです。

改めて、コメントを頂いた沢山の方々に・・・
ありがとう!!これから皆様の熱いコメントにお一人ずつ私も熱い想いを持ってお返事させて頂きます。





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Last updated  2004/09/12 10:28:08 AM
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