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平成17年度に行われた就学相談会
平成17年度に行われた就学相談会
日記からのコピペですが、日記だと探すのが大変なのでこちらに。
2005年6月24日の日記
からです。
翌年度の4月に小学校、中学校へ入学する 障害があると思われる子を持つ親向けの「就学相談(就学説明会)」へ行ってきましたので、自分のメモをかねて載せておきます。
なお、これから上げる事柄は私の住む市区町村の物ですので、市区町村、都道府県が変われば全く参考にもならないでしょう。また、これは2005年(平成17年)の情報です。それを念頭に置いてお読み下さい。(質問されても居住地を明らかにはしませんので、聞かないでくださいね~^ ^;)とりあえず、「区」「都」という言い方をします。
また、この相談会(説明会)は2箇所で別々の日に行われていますが、区に一つだけある発達センターに通う4~5歳児の親にはセンターから案内があり、センターで行われました。区報でも紹介されていて、それは区の会館で行われました。保育園や幼稚園にも案内は行ったようです。センターに通っている人は、都合によって会館の方に出席する事もできました。(就学相談は、うちの区では随時行われています。 まず「教育センター教育相談科」へ電話を入れて日時を決めて、 個人的にも相談できるようになっているようです。 「教育センター」は「発達センター」とは別のものです。それぞれの名称は、その自治体によって異なります。)
対象となる人
・区に住所があり翌年度4月に就学をする子で、障害があると思われる子
・現在小学校6年生に在籍する子で、中学校の心身障害学級または、盲、ろう、養護学校中学部に就学を希望する子
・就学猶予・免除の措置を受けていて来年度4月から就学を希望する子
この相談会は、それらの障害があると思われる子に、
それぞれの障害の程度や発達の状況に応じて、子の持っている力をより伸ばすことの出来る教育環境を考えていくことを目的として実施
されています。転学・通級(弱視、言語、難聴、情緒障害)についての相談も随時受け付けているそうで、4月以降の子の状態により転学や 中途からの通級もできるそうです。
また、うちの区では通級は先の4つのみで、知的障害は心身障害学級へ通う事になり、通級もする事ができるそうです。普通学級に通い、通級もするという事もあるそうです。
相談会ののち、一人一人に応じた学校を検討するにあたり様々な段階を踏んで就学となるようで、教育センター教育相談科の担当員がそれに当たるようです。相談員6名、心理士2名からなるチームで、それに発達センターの職員も実際には加わる感じになるようです。
ちなみに、2004年度行われた就学前検診では(これは区に在住の就学予定の子は全員受けないとならない。明らかに就学は無理な子も受けないとならず、検診に行かれない場合は、地区の小学校指定医の診断書が必要だそうです)100名ほどが「発達センターで相談して下さい」と言われたそうです。
その中には、既にセンターに通う子も含むそうですが、相談を拒否した人も3名ほどいるそうで(^_^; また、100名という数字は、区の一学年の人数でけいさんすると、2%強です。
特殊学級の設置数
区内59の小学校中、
知的障害学級設置校は11校。
難聴の通級を設置しているのは2校。
弱視通級は1校。
情緒障害通級は2校。
言語通級は2校。
通級2種とか、知的障害学級と通級を設置している学校もあります。中学校は記載をはぶきますね。どの学級も1クラス8名、先生2名。8名を超えると1クラス増やし、先生も1名増えるそうです。(でも、教室数が空きがなくてクラスを増やせない学校もあるそうです)基本的には居住地から一番近い学校を勧めるとの事ですが、決定権は親にあります。
■就学相談の大まかな流れ
まず、
相談受付
をします。
金曜日の相談会に行った人は、その場で受付してました。まだ予定が分からない等の場合は、後日個別に連絡を入れる事になります。「就学相談表」に必要事項を記入して提出し、
面接予約
を入れます。この表には、現在の子の様子や生育歴を書くそうですけど、うちはまだ再来年なので用紙は戴けないので、細かい内容は分かりません。でも、面接の時には母子手帳を持って来て下さいっておっしゃってました。産まれた時の状況や身長体重を確認するそうです。
面接日が決まったら、
子を連れて親と一緒に面接
になります。
生育歴を中心に発達の状態、現在の健康状態、行動の特徴、興味、感心などや、学校体験(詳しくは後記)の希望校について、現在の通園(通学)、通所先での生活の様子、訓練の経過などを聞かれるそうです。あらかじめ、何歳頃がどんな感じとメモを作っておくと良いとおっしゃってました。
面接後、
学校の見学
をします。
通常学級、心身障害学級、盲、ろう、養護学校などの見学
です。
これは、保護者が直接学校と連絡をとり、見学日時を決めます。別途資料に、今年度の心身障害学級設置校の授業公開日一覧を戴いたんですけど、通級は学校公開はなく、体験のみでした。
また、1学期の公開日はもう終わっている所が多かったんですけど、運動会や展覧会の日程も書いてありまして、それも大変参考になるそうです。見学は、公開日になるのかどうかは、各学校へ確認だそうです。
その後、
子の諸検査
があります。
これは、学校見学と前後する場合もあるんでしょうね。夏休みから9月くらいを目安にしているといいそうですけど、後に詳しく書きますが、11月の「就学支援委員会」が開かれる前、ギリギリにならないと順番が回って来ない事もあるので、早めがいいでしょうとの事です。
まず、教育センター教育相談室の2名の心理相談員が行うものがあり、これは発達検査で遊びみたいな事を色々しましたよね? そんなやつだそうです。その子によって内容は変わるそうです。2名の相談員で区内の相談者全員を診るそうで(^_^; 相談に来ていたのが、センターだけで100名くらいいましたけど、そのうち半数くらいが来年度就学予定の方々・・・(;^_^A アセアセ・・・ 時間的に間に合うのかい?(ーー;って思ってしまった。
続いて、
医学診断
。
これは、健康状態を見るのではなく、発達状態を見るそうなので、内臓の調子は?とかを診るんじゃないそうです。これも、教育センター教育相談室の担当医2名が行います。
でも、月に2回で1日に3名くらいしか見られないので ・・・って言ってましたけど、そう言われてもどうしろっちゅうの?(ーー; 発達診断ができる掛かり付け医でも良いみたいですけど、所定の用紙があるのと、有料になるそうです。また、持病などがある場合は、掛かり付け医に診断書を書いてもらっておいて この医学診断の時に見せてくれれば、より正確な診断が下せるので との事です。先天性異常や染色体異常、喘息持ち、重度障害などなどの方々が、その辺を熱心に質問してらしゃいました。
また、医学診断では心理検査の結果も参考にするようで、心理が先だそうです。
それで、いよいよ
学校体験
です。
体験できるのは、
通常学級1校、心身障害学級・盲・ろう・養護学校1校
。学校体験時には、
教育センター教育相談室の相談員が同行
します。1校しか体験できないので、慎重に選んでおかないとなりません。同じ知的障害学級でも、学校によって特色があるので見学は必須ですね。見学は親だけでいいんですけど、学校体験は通う子が一緒でなければ話になりません。
就学前に体験授業が受けられるのは一回だけ
です。一日か数時間かは、学校や学級によって違うようです。
そして、いよいよ
11月、就学支援委員会
が開かれます。
数回行われるようですが、ここで その子に応じてどの学校の級が良いのかを検討します。委員会は、教育委員会の方や教育センター相談室の相談員、医師会の医師などなどの他に、子の現在通っている園の担任、園長、学校体験の時の担任、その小学校の校長も含まれ、よほどの事がない限り全員出席の元、最初に提出した就学相談表や面接時の資料、検査資料、学校体験時の資料(学校に書いてもらうものだそうです)、園の資料(通っている園に書いてもらう物だそうです)など、全てを総合して検討するそうで。この結果は、希望の就学先とは異なる事もあります。
委員会で検討の後、その
結果の連絡
が来ます。その結果を参考に、就学先を決めるわけです。
また、11月というと「就学前検診」の時期で、これは全員受けなければならず、既に発達センターに通っている子でも「相談に行って下さい」という結果が来る事もあり(来ない事もあり^ ^;)、それは 発達センターに言ってくれればいいってだけです。
通常学級で大丈夫そうだと思っていて、委員会の結果も同じなのに、たまたま検診でパニックを起こすなどして「相談して下さい」って通知が来るという事もあるそうで、それって「通常学級に通えないですよ」という通知でもある感じはありますから「え~~~!?」って思っちゃいますけど、そこは教育センター相談室の相談員の方から教育委員会に説明するそうです。
後は、
「入級申込書」が発送
されるので、保護者氏名などを記入して教育センター就学相談宛に返送。学務課学事係より12月以降に順次
「就学通知書」
が発送されます。
うちの区は地域の学校に通う事になっているので、他の学区域の学校へ行きたい場合は、「就学通知書」が届いてから変更手続きをしなければならないそうで。でもこれは通常学級の場合。通級や心身障害学級の場合はそういう縛りはないので自由に選べます。でも、6年間通うわけですから、やはり近い所を勧めているそうです。
また、隣の区に非常に良い身障学級を見つけたので そちらに通いたいという方がいらっしゃって、その場合は区の教育センター相談室の方も何もお手伝い出来ないので、保護者が直接その区にかけあう事になるとの事。まぁ、そりゃそうですよね。でも、そちらで受けて下さるかどうかは分からないし、何という課が担当かも分からないともおっしゃってました。ただ、「教育委員会」という名称と組織はどこでも共通なので、まずはそちらに伺ってみてはどうでしょう とアドバイスして下さってました。
お母さん達の、始まる前の友達同士のおしゃべりで、やはり介護老人かかえていて、自分も持病があって、それでもPTAの頼まれて・・・なんて話が聞こえてきて(^ ^; パワフルなあなたなら大丈夫よ~なんて冗談で言われてましたけど、「嫌よぉ~死んじゃうわ~(;´Д`)」って、笑いながら。みんな、大変なのね~。
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