鶺鴒の集い

鶺鴒の集い

2005/01/29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
信用って何でしょう。

私は人からナイショにしてねと言われた話は絶対に人にしないし、言われなくても言わない方がいいと判断した話はしない。
人がナイショにしたいことを他の人間に言わないなんて、基本中の基本のルールではないか。


今日、友人(以下A)が私の目の前で他の子(以下B)に「冥美は信用できへん、冥美はおしゃべりやから」と宣ってくださった。
Bと私は親しくない。だからBは外部から与えられた私の情報を真実と受け取ってしまう。
私はお互いによく知りもしない人間の信用を失った。

Aに「私があなたの秘密をしゃべったことないやろ?!ww」と言うと、彼女は「え~、でもなんか雰囲気がしゃべりっぽい」とのこと。
私はこの一言で全人格を否定された。

私は小さい頃から、駄々をこねても泣いても拗ねても、酷く叱られた。よそのお子さんと同じではいけなかった。

常に仮面をかぶって生きてきた。そしてその仮面は、いつしか私の顔と同化してしまって取れなくなった。
それほどまでに必死で笑ってきた私故に、それが裏目に出たのだ。
素顔を隠して生きざるおえなかった私に下された罰は、自分の本心が見えなくなることだった。
そしてその罪に罰があるとしたら、どこまで私は堕ちればいいのか。

たかがそんな言葉でそこまで深刻になるなんてと嘲笑されるかもしれないが、信用は私の盾なのだ。
盾が砕かれたら、私は全くの無防備で晒される。
だからそうなる前に、私は自身を守らねばならない。

私は、私を貶める人間を許せない。許すつもりもない。





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最終更新日  2005/01/30 01:35:36 PM


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