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いつも行く地元の喫茶店のマスターは、クラシック音楽だけでなくてカンツォーネも大好きな方で、夜、店に行くと、だいたい有線放送のカンツォーネがかかっています。
そういうわけで、マスターが大切にしている、サンレモ音楽祭で発表され、当時ヒットしたカンツォーネのレコード全集をお借りしました。

1979年に発売されたレコードで、全10枚に1951年~1978年までの200曲が収録されています。聴いてみると最初の数枚はまだモノラル録音になっていました。

ステレオ録音のレコードが最初に出たのが1959年のLondonレーベルの「四季」ということですから当然なのですね。
そもそもマスターからレコードを借りたのは、カンツォーネでイタリア語を勉強しようと考えたからなのです。
素人目に、イタリア語は発音しやすいので、勉強しやすいと思いました。
私が小学生だった頃、確か高学年に「ローマ字」という教科があって、私はこの教科が大変好きでした。
「ローマ字教育が日本人の英会話能力をダメにする・・・」ということでいつの間にか無くなったようですが、私はこれがあったために、中学校で英語を初めて学習した時、アルファベットに違和感なく入れました。
例えば、「友達」の「friend」、発音は「フレンド」ですが、スペルは「フリエンド」と覚えると良いわけで、発音は無視して兎に角英単語を覚えるためには大変助かりました。
しかし、「飛べ飛べ天まで飛べ」をローマ字で書くと「to be to be ten made to be」となって、英語だと思ったら意味のよく分からない文になってしまうという笑い話もありますね。
高校に入って芸術は音楽を選択しましたが、私の習った音楽の先生はイタリア歌曲が得意な方で、「オ~ソ~レミヨ♪」とか「カ~ロミオベ~ン♪」とか、意味のよく分からない曲を歌わされました。
この時、「イタリア語って、小学校で習ったローマ字と同じ読み方をすれば良いのだ・・・」ということが分かりました。
一昨年、東京に行った時、神田の古書店を探してようやくイタリア語辞典を買い求めました。ようやくというのは、古書店にはドイツ語、フランス語、スペイン語はあってもイタリア語はなかなか無かったからなのです。
準備が整ったので、早速イタリア語の勉強を始めようと思ったら、そのうち、楽団でフランスに行くことになって、急きょフランス語の勉強をしなければならなくなったり、音楽活動が忙しくなったりで、イタリア語の勉強にはまだ手がついていません。