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幼児が言葉を覚えるのは、母親を始めとして周囲の人達が話すのを真似するところから始まるようです。
もっとも、最初は意味も分からずに真似しているのでしょうが、成長とともに、どういう時に使うのか、分かってくるのですね。
「門前の小僧習わぬ経を読む」の例えがあるように、幼い子供の口から突然「えー?」と驚くような難しい言葉の飛び出してくることがあります。
私のように、いつもくだらないことばかり言っていると、いつのまに覚えたのか、孫が、突然真似して言い出すことがあります。
例えば、私が昔ドイツ語を習いたての頃に一生懸命覚えた定冠詞の「der-des-dem-den」、今でも、何かの拍子に私の口から飛び出すことが度々あります。
そうすると、それを聞いていた孫がいつの間にか覚えてしまったようで、突然、口真似をして言い出すということがありました。
そんな時「あーら、お利口さんですねー」なんて言って褒めてあげるのですが、勢い余ってその後に「お利口にグリコ!」というセリフが、ついつい私の口をついて出てしまいます。

今でこそテレビはあまり見なくなりましたが、昔はよく見ていたので、コマーシャルの果てまで、頭に焼き付いてしまったようです。
今は、何でも調べようと思えばそれが叶うインターネットの時代ですから、「お利口にグリコ」って一体何だったのだろう? と検索してみました。
すると、大昔にやっていた「がっちり買いまショウ」というテレビ番組の中で、漫才師の「夢路いとし・喜味こいし」さん達が言っていたということが分かりました。
「恥ずかしながら」、子供だけでなく、大人もこうして言葉を覚えるものなのですね。私だけかな?