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小さなスーパーマーケットに行ったら、魚コーナーの方がハエたたきを持ってハエを追っかけていました。
子供の頃は近所に鶏や馬を飼っている家があったりして、そこらじゅうにハエがいて、食卓などにとまっているのは当たり前の光景でした。
天井から「ハエ捕リボン」を吊し、食卓の食べものは網で出来たカヤみたいなもので覆い、細かい金網で出来ていた「ハエたたき」を振りかざして、ハエを追っかけていた記憶があります。

それにしても、最近、住宅地ではあまりハエを見かけなくなりましたね。ゴミの分別処理が行き届いてきたのでしょうか。
私はなんでも凝る性分なので、子供の頃からハエたたきにも夢中になり、自慢出来るほどの腕前になっていました。

「そお-っと近づいて、素早く叩く」がコツですね。キリギリス捕りと同じで、辛抱強さが大切です。新人研修で精神修養のプログラムに取り入れるのもいいかもしれません。
そういうわけで、腕が落ちないように時々ハエを叩きながら大人になり、そろそろ退職という頃になったら、「仕事辞めたらどうするの?・・・」なんて、よく周りの人に聞かれ始めました。
そう言われたら、冗談まじりに「町内中のハエを叩いて回りますよ・・・」「ボランティアにもなりますから・・・」なんて言っていたものです。
まあ、結局、音楽をはじめ、色々な趣味を持っていたいたものですから、ハエをあまり見かけなくなった昨今でも、退屈で困るということはなく過ごさせていただいております。