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午前中はいつもの楽団で3時間の練習、午後からは知り合いの演奏会を聴きに江別市の喫茶店に出かけ、ほぼ一日、家を空けていました。
会場は江別市野幌の閑静な住宅街にある「アールグレイ」という小さな喫茶店、20人も入れば満席です。
「ビオラとピアノのデュオ」演奏会ということでしたが、ビオラ弾きもピアニストも、かつて一緒にモーツアルトのピアノ四重奏曲(K478)を小さなコンサートで演奏した知り合いです。
ビオラの渋い音もなかなか良いものですね。選曲もこういう小さな喫茶店で聴くにはピッタリで、約1時間30分間の演奏を十分に楽しく聞かせていただきました。
こういう演奏会を聴くと、「自分も、大きな楽団で演奏するよりも小編成で室内楽を楽しむ方が・・・」という思いが一層つのります。
50年近く前、学生になって親元を離れ、色んなサークルがある中で、何か楽器がやりたくてオーケストラの門を叩いたら、たまたま対応してくれた先輩がチェロ弾きでした。
「ちょって手を見せてみろ・・・」と言われ、見せたら「お前はチェロだ、楽団の楽器があるから空いている時に使って練習しろ・・・」と教則本を渡されて初めて始めた楽器です。
私はメロディー楽器なら管楽器でも何でも良かったのですが、チェロに手を染めることになったのはまったくの偶然でした。
楽器に限らず、人生ってすべてに渡って偶然の出会いの積み重ねですね。
たまたま同期入団の同級生に誘われて弦楽四重奏に明け暮れ、その後オーケストラで前を弾くようになり、そして今また室内楽に戻りたくなっというわけです。
熱帯魚の飼育も「グッピーに始まりグッピーに終わる」と言いますが、こんな事を考え始めたのはやはり歳のせいなのでしょうね。