2002年11月28日
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コミュニケーション論とは、存在論だったりするのではと思うことがある。
前々回の日記では、
「コミュニケーションは、あなたと私のあいだにあるもので、
あなたと私のあいだにしか成り立たない」
と書いた。
コミュニケーションはあなたと私という異なる二者間にあるもので、
当然だが、いずれか一方だけでは成り立たない。
それは同時に、コミュニケーションを行なうこと自体、
異なる二者がともにベネフィットを受ける場合にのみ成り立つもので、

コミュニケーションとは私のためでも、あなたのためのものでもなく、
二人のためのものだということにはならないだろうか?
私は自分自身のために話すのでもなく、あなたのために話すのでもない。
また私は自分自身のために聞くのではなく、あなたのために聞くのでもない。
話すことも、聞くことも二人のため、あるいは二人の関係のためであり、
二人のベネフィットのためである。
もちろん、その場合、二人それぞれがどのようなベネフィットを得るかは
問題ではない。
私とあなたがコミュニケーションを通して得るベネフィットがおたがいに
異なっていても問題はないし、おそらく、そういう場合のほうが多いだろう。

そんなことを考えるのは、「仕事をする」ということについて考える時だ。

バンビは自分のためとも、お客さんを含めた誰か他人のためとも言い切れないと思う。
それはやはり仕事によって結びつく双方のためだと思うのだ。
よく自分のやりたいことをしたいと夢を語る人がいる。
そういう言葉を聞く場合でも、バンビは2種類の感じ方をする。
それが単なるわがままのようなものなのか、

によって感じ方が違う。
前者だとあまりその内容にさえ興味をもてなかったりするが、
後者ではその内容に関わらず話を聞いてみたくなる。
前者は単なる夢想でしかなく、後者は現実的な夢だと感じられるからだ。
バンビにとって「仕事をする」ことは1つのコミュニケーションだ。
仕事を通じて、ともにベネフィットをわけあうような関係を築くのが仕事だと思う。

以上のような意味で、バンビは、
コミュニケーション論とは、存在論だったりするのではないかと思ったりする。





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最終更新日  2002年11月29日 11時54分21秒
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