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強い風が吹く中、5月2日(土)から開催が始まりました。レースでは向かい風。しかし、前夜に降った激しい雨の影響で馬場水分は3.0%。軽い馬場でレースが行われました。このゴールデンウィーク開催から南側広場では「うまちか2026」が行われました。飲食ブース、ステージイベント、キッズコーナーやガラポン抽選会と様々なイベントが行われました。その中で、●NPOとかち馬文化を支える会 ばんえいサポート推進会議杯 2025年度ばんえいフェアプレー賞●日刊スポーツ賞 2025年度リーディングジョッキー●ばんえいアワード2025各賞これらの表彰式が行われました。NPOとかち馬文化を支える会「ばんえいサポート推進会議杯」2025年度ばんえいフェアプレー賞には中原蓮騎手が選ばれました。(主催者提供)(主催者提供)インタビューで中原蓮騎手は「昨シーズン尊敬する先輩である西将太騎手が選ばれ、こんなにも早く同じ賞を頂けるというのが凄く嬉しい」とコメント。先輩から後輩へ良い風が流れていますね。また、ばんえいアワード2025楽天競馬賞ベストジョッキーにはファン投票1位で今井千尋騎手が選ばれました。(主催者提供)(主催者提供)この賞で得た賞金40万円は帯広協会病院に寄付するとのこと。今井千尋騎手の弟の大翔(ひろと)さんは、アレルギー治療のため帯広協会病院に通院。現在は症状も落ち着き、厩務員として働いているとのこと。今井千尋騎手は「少しでも同じような症状で困っている子どもたちの力になれれば」という思いから、寄付を決められたそうです。改めて立派な方だなと感じました。帯広市長賞ベストホースの表彰では、メムロボブサップの馬主で生産者の竹澤一彦様のご子息、祐太様が壇上へ。(主催者提供)(主催者提供)インタビューでは「5年連続の受賞に対し、何度頂いても嬉しいとコメント。きゅう舎の皆様のお陰で昨年度は目標としていたレースが全て取れ充実した一年だった。遠征で帯広に来る事が簡単ではない事に対し気づかいながらも、全国のファンに向けラストイヤー、ぜひ現地でメムロボブサップの少ない日々を見て応援して欲しい」とコメント。受賞した皆様、おめでとうございます。(主催者提供)さてレースでは第5R「C1-5」組の一戦でスターノチカラが勝利。この勝利で管理する服部義幸調教師が通算3000勝を達成しました。(主催者提供)自身が持つ、歴代ばんえい調教師勝利数を日々更新し大台の3000勝に遂に乗せました。本当に凄い記録です。また騎乗の鈴木恵介騎手は3800勝を達成しました。騎手、調教師と同時に区切りの勝利を決めました。おめでとうございます。翌日3日(日)は開催スタート前に、松井浩文調教師の2000勝達成セレモニーが行われました。セレモニーの後半では多くのファンからプレゼントを受け取っていました。セレモニー終了後、藤本匠調教師、調教師会長の大友栄人調教師と並んで撮影。松井浩文調教師、関係者の皆様おめでとうございます。6日(月)は第2レースに今季最初の新馬戦が行われました。今季は第1回能力検査での合格頭数が少なく、最初の新馬戦は1つのみでした。レースはゴール前、激しい競り合い。制したのは8番人気10番ハゴロモゴールドでした。少し遅れて8番ニシオギオリジンが2着。人気を集め障害すんなりだった2番エイコウキングは3着でした。全体的に頭数が多いとはいえ、上位1・2・3着がコウシュハウンカイ産駒でした。今後もしばらくコウシュハウンカイ産駒がトレンドになりそうですね。
2026年05月05日
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9月20、21日は別海町産業祭という町の祭りに合わせ、別海馬事競技大会が開かれました。20日が騎乗、21日がばん馬ですが21日は荒天予報のため中止。20日は駆歩や速歩レース、繫駕競走が行われました。地元の愛好者や浦河町のポニー少年団などが参加。道外からも数人いましたよ!二輪馬車に乗る繫駕は、日本では唯一の開催となりました。20日は、いつものように別海町内にいるキタノキセキに会ってきました。名牝アンローズの息子。今年はイワキヘキレキ、イワキマッシグラの2頭が能検1着入線でデビューし、9月27日にマッシグラが産駒初勝利!父さんやったね~!この日はほかにもキタノキセキの仔たちに会わせていただきましたが、父と同じような星が額にある馬が多いんですよね。イワキマッシグラなんてほんとそっくり!!休みとなった日曜は、風雨が落ち着いてから中標津の大西牧場さんにお邪魔しました。ニシキエーカンがいます。2歳では牝馬のパワーシンデレラが頑張っていますね。看板がかわいいです。馬運車もおしゃれなイラストが描かれています。標津町の和田さんという方のイラストだそうです。ニシキエーカンは放牧して英気を養っているとのことで会えず…プレザントウェーも奥でお休み中。3頭いる種馬のうち、コウシュハボブに会わせていただきました。初年度産駒が1歳のコウシュハボブ。銀河賞5着、スターライト特別を勝利するほかA1~B1クラスで活躍しました。父はナリタボブサップ。種付けも上手で、発情がない馬には乗らず、発情が来ていれば車の中からアピールするそうです。子馬も小さく出て、大きく成長しているといい、今後を楽しみにしている様子でした。草競馬も含め、中標津や別海など、根室管内はばん馬以外にも、乗用馬やドサンコなど、いろいろな種類の馬がいる印象です。昔ながらの馬と暮らす景色が見られるようで、とても好きな地域です。取材/小久保友香・小久保巌義
2025年09月25日
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4月25日(土)の帯広は最高気温が12.7度、最低は-0.7度。翌日26日(日)は最高気温が19.9度まで上がりますが、最低は1.0度。まだまだ朝晩は寒いです。レースは砂塵が目立ち、27日(月)はAB散水を実施し行われました。26日(日)メインレースは「第20回ばんえい十勝オッズパーク杯」が行われました。もう知らない方も増えて来ましたので紹介しておきます。20年前の2006年、ばんえい存続の危機だった頃。オッズパークの親会社のソフトバンク・プレイヤーズと業務委託契約することで存続する事が出来ました。その時の斎藤修さんのブログを是非ともご覧ください ⇒ がんばれ!ばんえい今もばんえいが続き、ファンが増え盛り上がっている事に対し必死に残してくれた人達に感謝。今年のオッズパーク杯は「賭博黙示録カイジ」とのコラボイベントを開催しました。場内にはカイジの名シーン“利根川の焼き土下座”が体験できるフォトスポットが出来ました。土下座体験をしている方が見受けられました。また、ものまねステージも大賑わいでした。そのステージを盛り上げて頂いた皆様には、ばんスタにもゲスト出演頂きました。カイジネタで活躍のこりゃめでてーな伊藤こう大さんさかなクンで登場!兼光タカシさんばんえい界のカイジことスキンヘッドカメラお二人ばんえいを一日盛り上げて頂き、本当にありがとうございました。また天気にも恵まれ、無事にドローンショーも行われました。さてメインレースの「第20回ばんえい十勝オッズパーク杯」は2障害を降り、直ぐに先頭にたったメムロボブサップが勝利しました。(主催者提供)(主催者提供)(主催者提供)管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師はメムロボブサップで制した2024年以来3度目の「ばんえい十勝オッズパーク杯」制覇。騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手は同じくメムロボブサップで制した2024年以来の4度目の制覇となりました。お二人のインタビューはこちらからどうぞ。↓↓↓↓第20回ばんえい十勝オッズパーク杯BG2 メムロボブサップ阿部武臣騎手の「ざわっ」としたには笑ってしまいました。坂本東一調教者は2着スターイチバンと阿部雄優哉騎手への期待も相当高いと改めて感じました。メムロボブサップが引退しても坂本東一きゅう舎の強力な時代が続きそうです。関係者の皆様おめでとうございます。3着でしたが2障害の手前に先頭で来たクリスタルコルド。こちらは旭川記念で3連覇がかかり注目ですね。
2026年04月28日
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普段から帯広競馬場には多くのゲストにご来場頂いていています。先日2月18日(日)も、同じ北海道ではありますが遠く函館からゲストが★函館競輪で実況やスタジオ進行等を、ほぼ1人で行いファンから愛されている池田牧人(いけだまきと)アナウンサー!そして函館競輪をPRする人気者!熊のキャラクター「りんりん」!お2人、いや、お1人と1頭が、ばんばを観にやって来てくれました!!函館競輪とのコラボイベントのスタートは、まずは競馬場内で、じゃんけん大会そして予想会で、ご来場のファンを大いに盛り上げてくれました。※写真右が池田アナ(この後の写真でお顔も分かるので、ここではご勘弁を…)、左がりんりんその後は「ばんスタ」にも登場して頂き、池田アナから函館競輪の告知、そして素晴らしい絵の数々を披露頂き、楽しませて下さいました。ばんスタでも予想を披露★この予想、池田アナは見事的中!残念ながら「りんりん」は外れ。スタンドでシュンとしていました(笑)りんりん、後ろ姿もメチャ可愛いです♪最後はプレゼンターとして表彰にも登場。我々ばんスタメンバーも楽しい時間を過ごすことが出来ました。函館競輪の皆様、遠くから本当にありがとうございました。今度は我々が函館競輪に行けたら良いな~~と、妄想を膨らませております。今回このようなコラボイベントを企画し、実現してくれたサテライト石狩の皆様。サテライト石狩は競輪、競馬、オートレースと3つの公営競技を1つの空間で楽しめる場所★↓ ↓ ↓ ↓サテライト石狩|詳しくはホームページをご覧ください!施設内は競輪、競馬、オートレースを回遊しながら楽しめる夢の空間です。また今回のコラボ企画や、多くのイベントを普段から行っています。次週もこんなイベントが予定されています。今後も「ばんえい競馬」にも新しい風を呼び込んでくれそうです。まだ行ったことが無い!という方は是非1度サテライト石狩へ!!
2018年02月20日
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アンローズという牝馬をご存じでしょうか。名種牡馬ウンカイの妹で、2002年のダービーとオークスのほか2004~06年岩見沢記念3連覇などの記録を残す名牝。名門三井牧場の出で見た目も美しく、「ご令嬢」という表現がぴったりでした。唯一の息子、キタノキセキが種牡馬になったということで、別海町の粂川正幸さんの牧場を訪れました。牧場便りの写真を担当している小久保巌義はアンローズのファン。(文章担当は妻の小久保友香です)生まれたころからキタノキセキを追いかけていました。「かわいかったんだよ」と言ってますが、今はすっかり12歳のおじさん笑。それでも長く競走生活を続けることができました。ウンカイの種牡馬が増えている今、種牡馬入りしたことは嬉しいです。粂川さんに案内されて、キセキ君の馬房へ。ちらっとこっちを見たあとはじーーっと横を見たまんま。「覚えているか~」と言っても、ちらっと見て、それからまた横をじーーっ。目線の先には牝馬がいました。すっかり種牡馬の性格になってしまったようです(笑)。良いことです!牧場に到着した時は、汗をかいて、ご飯もなかなか食べないなど緊張していたそうですが、だいぶ慣れてきたのでしょうね。父は純ペルシュロンのトウカイシンザン。試験種付けも上手だったといいますし、花嫁も決まっているようで、産駒の誕生を楽しみに待ちたいです。それにしてもファン目線ですが、キタノキセキ、いい馬だなぁと惚れ惚れしてしまいます。「(祖父の)マツノコトブキがこんな感じだった」と粂川さん。本当ですか!! ファンへのリップサービスかなと思いつつ嬉しいですね。マツノコトブキの母初姫は、「サラブレッドみたいに小さい馬だった」そうです。帯広競馬場南側に展示されている「生産者の祭典」パネルで、ウンカイのパネルの下にマツノコトブキと二世ロッシーニの立ち写真がありますので、競馬場に来ることのできる方はご覧ください。粂川牧場といえば、ばんえい競馬初の1億円馬、キンタロー(1977生)の生産牧場でもあります。母・宝玉(ほうぎょく)から取り上げたとき、粂川さんも「これは大きい」と思ったそう。宝玉は当時は甲乙丙の「乙」と評価されたそう。しかしキンタローをはじめクメワカやクメチカラといった牡馬も繁殖入り。娘キタミヒメも血をつないでいます。お腹にキンタローが入ったまま草ばん馬にも出走し、かなり強かったそうですよ。昔は繁殖馬たちもよく草ばん馬に出ていました。キンタローは16歳のときの子。27歳まで生きた、元気なお母さんだったようです。3歳特別を勝った時のキンタローの貴重な写真。その下には引退式や共進会のレイがありました。2006年の蛍の光賞(定年制があった時代に定年の11歳牡馬、8歳牝馬によるレース)を勝ったクメノビューティーは、祖母がキンタローの妹キタミハナさて、キンタローの父は純ペルシュロンの二世ロッシーニ(1966生)。マツノコトブキの父も二世ロッシーニですね。2006年までは名を冠にしたレースもありました。網走にいた二世ロッシーニは、流星がきれいで胴長。ひふが柔らかく「ポコポコ歩く馬だった」そう。当時、近くには「楓朝(ふうちょう、1968生)」がいたため、そんなに人気はなかったそうですが、サロマシンザンなどの活躍馬を出し、年間120頭ほど人工授精を行ったそうです。二世ロッシーニが亡くなった時は、馬では珍しい農協葬が執り行われました。ちなみに「2世ロッシーニ」(1969生)という数字の馬もいます。純ペルシュロンの青毛で、阿寒にいたので「阿寒ロッシーニ」と言う人もいますね。馬事協会のページで検索をすると(すべて大文字の「ロツシーニ」です)、「ロッシーニ二世」という子どもや牝馬の「二世ロッシーニ」などいろいろいますね…。粂川さんは年に数回、帯広競馬場で馬車体験を行っているはまなす乗用馬生産組合などの会長でもあります。牧場にはポニーや乗用馬、道産子もいます。キタノキセキが来る前まではトウリュウがいたのですが、1月に亡くなってしまったそう。いろいろな馬の話を聞かせていただき、勉強になりました。粂川さん、ありがとうございました。牧場にいた1歳馬それから「すぐ近くだよ」と聞き、車で10分ほど走り(北海道の「近く」には気をつけてください!)、町内の坂脇牧場さんへお邪魔しました。メインは牛の牧場ですが、こちらにはメメノチカラやアアモンドノースがいます。現役時の2頭です珍しく両目が魚目(さめ)のメメちゃんは4月下旬に出産予定だそうです。坂脇さんは浜中町のクラブで乗馬にハマり、そのうち「乗るなら北斗の拳のような重種馬に」とばん馬を飼いはじめたそう!馬を置ける場所があることや、周りに馬を飼っている人がいるという強みはありますが、馬が好き、という情熱と行動力で、馬と住む夢を叶えた方がいるのですね。取材/小久保友香・小久保巌義
2021年04月07日
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4月17日(金)令和8年度のばんえい競馬が開幕しました!気持ちの良いスタートを切りたい所でしたが、開幕早々アクシデントが発生してしまいました。なんと馬衡機が故障してしまい、1日全レース馬体重の発表をする事が出来ませんでした。レース終了後に馬衡機は復旧し、翌日からは通常通り馬体重を発表し開催する事が出来ました。しかし休催あけで最も馬体重を知りたいタイミングで起きてしまった出来事。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。このような状況だったにも関わらず、ご参加頂いたファンの皆様に感謝しています ⇒ 帯広競馬場|馬衡機の復旧についてこの開幕の日、メインレースには楽天競馬賞「スプリングカップ」オープンの一戦が行われました。競馬ブックで出走メンバーの名前を見るだけでワクワクする豪華メンバーが揃いました。レースは下って鋭くキングフェスタが迫りましたが、先頭を譲る事なく王者メムロボブサップが勝利しました。レース後、阿部武臣騎手は「ばんえい記念(1トン)の後遺症もなく、体調もかわることなく良いです。春先の馬場は、やる気満々で歩を進めると足元取られるところがあり、今日もそういう所があり、決していいとは言えないレースでした。後方から迫る馬がいて「おお」と思いましたが、しっかりそりを引いていましたので、問題はありませんでした。次週重賞(オッズパーク杯)も取りにいきます」とコメント。10歳で今季ラストシーズンのメムロボブサップ。引退までへのカウントダウンが始まっている事を感じる今日この頃。ラストシーズンも、一戦一戦のレース振りをしっかりと見ていきたいですね。気候ですが、開幕から好天に恵まれました。帯広は17日(金)、18日(土)と最高気温が20度を超えました。ポカポカ陽気に誘われ20日(日)のお昼すぎ、南側広場に行ってみました。目に飛び込んできたのはピンク色の綺麗な桜の木。この日、帯広市からエゾヤマザクラの開花が発表されました。平年より14日早く、観測史上最も早い開花との事。春の温もりが花を咲かせ、眠りも誘っていました。ふれあい動物園で目に入った一コマ。ツトムの寝顔、めっちゃ可愛かったです。春ってウトウトしますよね…。レースでは第10レースでB2-4組の一戦が行われツカサマーチが勝利。騎乗した今井千尋騎手が通算400勝を達成しました。言うまでもなく、ばんえい史上最速での記録達成。今季も活躍が期待されます。さて開幕ウィークは5日間連続開催で、本日4月21日(火)もばんえいは開催!是非ともご参加下さい。
2026年04月21日
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今回は、インフィニティーが暮らす幕別町の村田律雄さんの牧場を訪れました。2014年にばんえい記念を制したインフィニティーは、2016年に引退、種牡馬入り。初年度産駒は今年1歳です。子どもは草ばん馬でも好成績を残しており、今年も60頭近く種付けを行うなど人気。来年のデビューが楽しみです。村田さんに産駒の良さを聞くと「特別大きいというわけではないが、バランスがいい」とのこと。今年もメムロコマチやフェアリードール、ハクバビューティーなどが種付けを行ったそうですよ。今年7月に行われた「十勝総合畜産共進会」でも「吉の雛菊」が最高位を受賞しました。幕別町からは34年ぶりだとか。さて、村田さんの牧場には馬産の礎となったさまざまな名馬が種牡馬入りしていました。牧場の入り口にある大きな馬の看板父の代から50年以上続く馬農家で、村田さんも30年以上馬にかかわってきました。「久都(きゅうと)」という純ペルシュロンからスタートし、ムジークなどのペルシュロンの種馬を管理。もともと「幕別はペルシュロンの町」といわれるくらいペルシュロンの多い土地柄だったそうです。その町に1974年、アメリカから輸入されてきたのがベルジャン種の「ジアンデュマレイ」です。「ジャンデ」と呼ばれたジアンデュマレイは、同時期に輸入された同じベルジャン種のマルゼンストロングホースとともに人気を集めました。ペルシュロンとブルトンが主流だった時代、ベルジャンの血統が入ったことで力比べだったばんえいはスピード勝負へと変化してきました。ベルジャンはペルシュロンとの掛け合わせで活躍しましたが、その一つには幕別にペルシュロンが多かった地域背景もあるのかもしれませんね。ジャンデのあとにやってきたのが、初の1億円馬キンタローです。入り口の看板に描かれているのもキンタロー。ファンが多く、1986年に種牡馬入りした際には大フィーバー。近くの町をパレードし、ファンや芸能人の取材が殺到したそうです。幕別町内の「杉野菓子店」(本町122)では「キンタローもち」も販売されています。梅と白あんを求肥で包んでおり、ジューシーでバランスが良く、とてもおいしいお菓子です。機会があればぜひご賞味ください。サダエリコやハイトップレディ、コスモカップ、最近ではホクショウダイヤなどを輩出した重賞10勝のダイヤテンリュウもいました。きょうだいにヨウテイクインやニセコクインがいる「華麗なる一族」で、現在は母父としても活躍馬を多く輩出しています。最近ではばんえい記念馬ニシキダイジンも過ごしていました。3世代しか遺せませんでしたが、メジロゴーリキやゴールデンフウジンなどの重賞勝ち馬をはじめ産駒が活躍していますね。村田さんはダイジンについて「力があり、性格が素直。ばんえい記念を勝つ馬を出してほしいね」と話していました。同時期に、カイシンゲキやフェアリードールの父サンデーブライアンも隣の馬房にいました。性格はも「皆おとなしい」と。「強い馬は利口。人間の言葉がわかる」そうです。それだけの信頼関係を、村田さんがつくっているのでしょうね。現在、牧場にはインフィニティーのほかにもう1頭、マルニセンプーがいます。今年の2歳が初年度。頭数か少ない割に、マオノダイマオーなどの活躍馬がいます。マルニセンプーの血統を見ると、祖母の父がキンタロー、父父がダイヤテンリュウ、母の祖父がジャンデと、村田さんの牧場にいた馬たちの結晶! ここにも血統のロマンがありますね。村田さんは見学について「見に来てください」とおっしゃっていました。取材/小久保友香、小久保巌義
2018年10月31日
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ナナノチカラの初仔が生まれたと聞き、足寄町にある加藤信一さんの牧場を訪れました。2016年のばんえい記念馬、フジダイビクトリーが昨年6月末から種牡馬として過ごしています。今年のばんえい記念直前企画でフジダイビクトリーを取材した記事・動画はこちらフジダイビクトリーはすでに50頭ほどに種付けを行ったそう。前回も話していた通り、人の言うことは聞き、馬には厳しく色気が強いとのことで、種牡馬としては理想的ですね。ばん馬は種牡馬が繁殖牝馬のもとに行くことが多いですが、フジダイビクトリーは近くの牧場にだけ行き、函館や釧路など道内各地から「嫁入り」している牝馬がたくさんいます。モテモテですね。もう一頭の種馬、ライデンロックに種付けしにきた牝馬もいますよ!!10数頭の馬たちがいて、今が一番にぎやかです。牧場には、2016年ヒロインズCなど重賞5勝のナナノチカラがいて、自由に出入りできる小屋がある放牧地で過ごしています。今年3月末に、初仔となるカネサブラックの牝馬を出産しました。人懐っこく、膝の上に頭を載せて寝てしまうそうです。相性はナナの仔だから「ハチ」。雨が嫌いで、雨が降ったら小屋に入ったり、庇の下に入ったりするそう。かわいいお嬢様ですね。ナナのお腹にはフジダイビクトリーの仔がいるそうです。おそらくカネサブラックの血を引き青毛でしょう。青毛は仔馬の頃、グレーっぽい毛に覆われます。銀色に輝いているようです。なんとか、左から(ライデン)ロック、ナナ、ハチ、を並べて撮ったつもり(笑)ナナは馬房の中にいます。隣の放牧地には、今年繁殖入りし、すでにフジダイビクトリーを受胎したカツフジヒメとプランセスもいます。青毛がオークスなど重賞に出走したプランセス。栗毛、カツフジヒメのかわいらしい前髪は現役時のままです2018年クインカップを制したメヂカラも、今年のヒロインズCを最後に引退し、繁殖入りしています。以前加藤さんの牧場にいたカネサブラック。ラストクロップとなる今年の仔は8頭生まれているそうです。最後に種付けをしたという、プレシャスリンの仔に会うことができました。草に埋もれていますね(笑)。みんな元気に育ってほしいです。今年生まれた仔たちは早くて2年後、2022年にデビューです。文/小久保友香写真/小久保巌義
2020年05月27日
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昨年の11月から休止していた帯広競馬場プレミアムラウンジがいよいよ5月9日(土)にリニューアルオープンします。これに伴い、本日10時からばんえい十勝公式ホームページにて予約の受付がスタートしました。帯広競馬場プレミアムラウンジ特設サイト落ち着いたモダンな雰囲気で一面ガラス張りのラウンジでは臨場感あふれるレースを一望できる特別な空間をみなさんに提供します。場所や面積は以前と変わらず、帯広競馬場3階。お一人様からご利用できるカウンター席のほか、カップルやファミリーなど複数名のお客様がご利用いただける個室などご用意。それぞれのニーズに合わせてご利用いただけます。カウンター1席1,000円個室タイプへ続く道は床に絨毯がひかれ高級感漂います。Aルーム(2〜3人部屋)3,000円Bルーム(4〜5人部屋)5,000円一室のみのVIPルームLounge「輓」10,000円プレミアムラウンジご利用特典は、お一人様3本まで無料ドリンクのサービス、各席・各部屋に予想紙1部サービスします。ご予約は従来の電話予約から全てネットからの予約に変更になりました。ご予約は2ヶ月ごと。VIPルームのみ10日前から受付開始とのことです。空き状況によっては当日の利用も可能。予約フォーム要チェックです。プレミアムラウンジ、どうぞご利用ください。今週のばんえい競馬はゴールデンウィーク開催。場内イベント盛りだくさんです。うまくて近い、みんなの笑顔が集まるおびひろ競馬場、観光客の方はもちろん、地元の方も十勝の美味しいを感じることができるイベントです。飲食ブースでは帯広名物豚丼をはじめ十勝の食材を使ったグルメなど多数。キッチンカーはデザートが充実しています。1日中楽しめる充実のステージイベントや遊んで楽しいキッズコーナー。十勝の特産品やばんえいグッズなどが当たるガラポン抽選会など行います。ばんえい競馬と合わせて美味しい食とイベントをお楽しみください。また、2日(土)13時からはばんえいアワード2025の表彰式を南側イベント広場特設ステージにて行います。受賞者、受賞馬の関係者のみなさんが登場します。ぜひお祝いに帯広競馬場へお集まりください。今季もばんえい競馬公式Youtubeにて配信も行います。遠方の方は配信をぜひご覧ください。次の日3日(日)には先日通算2000勝を達成した松井浩文調教師の達成セレモニーを行います。歴代、現役ともにわずか3人という2000勝達成という大きな記録を開業22年で打ち立てました。セレモニーは12時50分からパドック横表彰台にて行います。贈り物は直接松井調教師にお渡しいただけます。ぜひ帯広競馬場へお祝いにお越しください。またこちらもばんえい十勝公式Youtubeにて配信を行います。遠方の方は配信にお集まりください。松井調教師セレモニー後、13時からはふれあい動物園にてHMH(ヒロユキモチダホースマンシップ)によるホースショーを行います。賢く可愛らしいクォーターホース達の演技をどうぞご覧ください。ゴールデンウィーク開催。注目レースは3日(日)のメイン11レースサッポロビール杯スーパージョッキー賞3歳以上選抜の一戦です。昨シーズンリーディングジョッキー上位10名を選抜し3歳以上馬のB1からB4格付けまでの範囲で希望馬を受付け編成されるレースです。昨年のリーディングジョッキー上位10名は下記の通り鈴木 恵介騎手今井 千尋騎手西 将太騎手金田 利貴騎手西 謙一騎手渡来 心路騎手赤塚 健仁騎手長澤 幸太騎手島津 新騎手中村 太陽騎手出走馬はタイタスクリスタルホークヤマトタイコーウチュウジンユウマダイマジンコブダイヤマルホントーマスレイリーキングクロコトブキハゴロモファルコン以上の10頭です。B1ー1組で安定感見せるクロコトブキに注目が集まりそうです。雨が降って軽くなればスピードのあるクリスタルホークが面白そうですし、昨シーズンぐんっと成長見せたマルホントーマスにも期待したいです。スーパージョッキー賞、発走は20:00の予定です。ご期待ください。また今開催から2歳新馬戦がスタートします。4日第2レースばんえい十勝公式ホームページより今のところ登録馬10頭デビューを迎えた10頭応援よろしくお願いいたします。新馬戦が始まるにあたり今年もしばらくの間エキサイティングゾーンにコーンが設置いたします。人馬の安全確保のため、ご理解いただけますと幸いです。エキサイティングゾーン コーン設置について
2026年05月01日
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帯広市の南に、競走馬の育成、馴致を行う「前進ファーム」があります。ここに名馬2頭が来ていると聞き、伺いました。過去のばんブロに登場した2頭。ぱっと見て誰かわかりますか?左が3月に引退したキサラキク。右はフクイズミです。現役時代最強牝馬だった芦毛2頭がそろい踏み。すごいですよね。キサラキクは、インフィニティーを種付けするために十勝へやってきました。フクイズミはここ最近種付けをしても受胎しないので帯広畜大で診てもらったところ、子宮に筋腫があるため治療をしていたそうです。前進ファームは、インフィニティーがいる村田畜産などの十勝管内の種牡馬牧場や帯広畜大が近いことや、場長の川副さんの技術が信頼されていることもあり、馬主が馬を預けていきます。今年、種付けに来た繁殖牝馬はほとんどが受胎して牧場に帰っていったそうですよ。キサラキクは受胎しやすい体を作るためにちょっとダイエットしているそうで、以前よりスリムに。フクイズミも排卵が来たそうです。牧場に入ると、犬が元気にごあいさつ。11頭いるそうです。猫は6匹。子猫が生まれていました。牛3頭、羊1頭。馬は36頭います。これら2頭のような繁殖牝馬、デビュー前の競走馬、ポニーなどさまざま。この馬は「ジジ」、36歳。知り合いが草ばん馬に使っていた馬で、ここで余生を送っています。面倒を見てくれ、と言われることも多いそうで「もう余生牧場だ」と笑う川副さん。川副さんは馬の調教や馴致も行い、また、草ばん馬にも積極的に参加されているので練習用コースもあります。ここ最近、競馬場や牧場では帯広畜大やサラブレッドの獣医師に診てもらう、という話を聞くようになりました。これまでもばん馬を研究されてきた方はいましたが、サラブレッドにおける獣医学の発展を考えると、その技術の高さをばん馬に生かしてもらえるというのはとてもうれしいことです。楽天競馬でも畜大と連携し、獣医畜産学の観点から、競走馬資源の確保や生産数増加にむけた取り組みを検討しています。馬が病気になったり、急逝するたびに、ばん馬を専門的に研究してくれる施設がないかと、ずっと思っていました。引退後の寿命があまりに短くて、もどかしい思いでいました。ばん馬は体が大きいからサラブレッドとは治療も違う部分があるだろうし、競走馬の飼料も独特。今後、研究が進んでくれることを願っています。2頭は最後の種付けで、受胎しているかどうかを確認次第、道南に帰るそう(2頭のいる牧場は比較的近くなんです)。取材/小久保友香、小久保巌義
2019年07月31日
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2026年05月03日
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珍しいブチ柄の競走馬として愛されたブチオに会いに、音更町のメグミファームを訪れました。鹿駁毛のブチオは体も大きく、Aクラスで活躍し重賞にも出走。昨年引退して種牡馬入りし、今年初産駒が生まれました。ブチオ、つやつやで元気そうです!馬のつやつやぶりから、馬たちを大事に手がけているのがわかります。ブチオが暮らすのは、馬主だった長澤廣茂さんの娘夫婦が経営するメグミファーム。種付けは上手だそうで、目谷貴宏社長によると「昨年は勢いがあって牝馬にかかっていくところがあったけれど、今年は大人になって余裕が出てきた」そう。大人の魅力が出てきたようです!父のコマローレンスも種付けは上手だったそうです。メグミファームは小麦やビートなどの畑作農家との兼業です。小麦畑が美しいですね。ちなみに、農業大国十勝では、ビート、豆類、ジャガイモ、小麦の「畑作4品」と呼ばれる農作物の輪作が一般的に行われています。さて、親子の放牧地へ向かいます。ブチオの仔は4頭おり、そのうちブチ毛は1頭。ぶちいた~!!ブチオそっくり!!芦毛の馬にぴったりくっついているけど、う、母芦毛だった…?芦毛でブチ…!?と混乱していましたが、ただ優しい馬(トウショウジュエル)だっただけのようです(笑)それからお母さんのヒカルモモカと一緒になりました。娘の友恵さんに生まれた時のことを聞くと「白い脚が出てきて、もしかして……」と思ったら…!!きたー!!という感じだったそう。その瞬間を想像すると、こちらもうれしくなりますね!ヒカルモモカ、でかした~「1頭しかいなくて」といいますが上出来ですよね。ブチオの姉、エンジェルガガも今年ブチ柄の仔を産んだそうなので、無事に成長して、ブチ毛同士の活躍を見られればと思います。撮影のために放牧地にいると、もう仔馬たちがわらわらと(笑)いつも大事に、手をかけているのがわかります。メグミファームの生産馬にはオークス、ヒロインズカップなど重賞3勝のダイヤカツヒメがいます。「すごく性格がきつかった」そうで、牧場のパドックを飛び出て奥まで走っていったこともあるそう…。でも活躍馬には、逃げていった、というようなエピソードが多い気もします。牧場は長澤さんの父で、騎手、調教師だった長澤豊秋さんが開業しました。調教師時代には昭和60年度のリーディングトレーナーにもなるなど活躍。平成元年で引退し、牧場を始めました。このころは12月で開催が終わり、春までは休養、トレーニングの時期。ブチオを管理していた今井調教師も騎手時代、長澤さんの牧場で調教などを行っていたそうです。長澤さん親子は、馬関連の役員を務めるなど音更、十勝の馬産に大きく貢献し、馬産地を盛り上げてきました。平成2年からは父楓朝の純ペルシュロン、カズミノルを種馬として繫養しつつ草ばん馬に参加。夫婦でかわいがって、よく草を食べさせながら一緒に散歩していたそうです。豊秋さんの死後も馬産を継いだ妻の和恵さんは、2012年に放映されたNHKドラマ「大地のファンファーレ」で、赤木春恵さんが演じる名物馬主のモデルだそうです。モデルとなった馬はカズリキジョンコ。その仔が、ぶち毛を産んだ、ヒカルモモカです。カズリキジョンコの現役時代事務所には過去の馬資料がたくさん!お宝の山ですメグミファームは、近くの小学校の馬体験や写生会などでも協力しています。さきほどの優しい芦毛、トウショウジュエルが乗馬体験を行い、13人の児童全員が背中に乗って楽しんだそう。令和3年に目谷さんが三代目となりました。娘婿となる目谷さんは馬にかかわったことはなかったそうですが、すっかり馬の魅力にはまっているようです。その魅力は「馬を子どものころから見ていると愛着がわく。テストに受かっているのを見ると感慨深いです」といい、長澤さんも働きぶりに舌を巻いています。馬の扱いが難しいことや、生産の難しさ、ばんえい競馬の未来など大変なことも多い業界ですが、「新しい人が増えて業界が盛り上がれば」と話していました。歴史ある牧場が新たなパワーを加え、脈々と受け継がれていく話はうれしいですね。少しずつですが、生産者の息子、娘、孫が牧場を継いだ、手伝っている、という話を耳にするようになりました。馬産地の話題になると「高齢化が…小さな牧場が減っていって…」という話になりがちですが、それだけではない、頑張っている方々がいるんだ、ということを知ってほしいなと思います。取材/小久保友香・小久保巌義
2024年07月17日
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今週は伝統の4市記念競走、第56回旭川記念(BG2)が13日(日)に行われます。※静止画ばんえい十勝公式ホームページから旭川記念、岩見沢記念、北見記念、帯広記念。それぞればんえいを実施していた競馬場を冠名に持つ格式の高い古馬伝統の重賞で、総称して「4市記念競走」と言います。古馬一線級の馬にとっては最高峰レース「ばんえい記念」に向け、これらを制覇するのが年間の目標となります。ばんえい競馬ではこの4市記念競走に合わせて帯広競馬場や場外発売所、インターネット投票と連動したイベントを実施します。13日(日)帯広競馬場では14時から場内中央南側にて旭川銘菓をプレゼント。先着200名様です。15時10分頃から同じく場内中央南側にて競馬ブックトラックマン定政紀宏さんとフリーアナウンサーの松野莉奈さんをゲストに迎え、旭川記念を含む場立ち予想を行います。旭川市、旭川北彩都場外発売所(レラ・スポット北彩都)でも開門(13:00)と同時に記念御朱印風キーホルダーをプレゼントします。こちらも先着200名様です。楽天競馬でも今週12日から14日の3日間でばんえい競馬の馬券を合計1000円以上購入した方の中から抽選で旭川梅光軒 4食 冷凍ラーメン、10名様記念御朱印風キーホルダー、30名様楽天競馬オリジナル ポッ娘QUOカード10名様をプレゼント。チャンスアップとして、旭川記念の馬券を合計1000円以上購入するとなんと当選確率が2倍にアップ。エントリーが必要なキャンペーンですのでお忘れなく。さて今年の旭川記念は小頭数の7頭立てになりました。7月13日(日)第11レース第56回旭川記念(BG2)3歳以上オープン別定の一戦。インビクタクリスタルコルドヤマカツエースコウテイコマサンエースオーシャンウイナーキングフェスタ 以上7頭立てコマサンエースのみハンデを課さればんえい重量は800kg。今の勢いを考えればハンデも克服できそう。障害も安定しており、重賞3勝目を狙います。重賞はやはりインビクタ。安定感ある障害力に走りぶりを評価したいです。昨年優勝馬のクリスタルコルド。障害すんなりクリアできれば今年もあっと言わせる存在になりそうです。障害降りてからの足ならキングフェスタ。障害のかかりがこちらも注目の一頭ですが前走は本調子ではない中2着までもってきました。前走よりも体調は上がっていればさらなる好走も期待できます。旭川記念、発走時刻は20:00の予定です。どうぞお楽しみに。今週は第7回開催後半ということで2歳新馬戦も組まれています。また14日(月)のメインレースには5歳牝馬オープンの一戦。白鳳賞が組まれています。8月に行われる5歳世代戦。朱雀賞に向けても注目の一戦です。華やかな牝馬レースご期待くださいね。また藤本匠騎手のばんスタアンサーも13日(日)に放送予定していますのでこちらもどうぞご覧ください。
2025年07月11日
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11月13日、帯広市内で「令和3年度 第2回馬の担い手養成研修会」が開かれました。重種馬生産の担い手を養成、確保するために日本馬事協会が主催。対象は「重種馬生産に興味のある方」で、興味があれば誰でも参加できる講座です。参加者が10人ほどと少なかったのは残念。今後コロナも明けて、行き来ができるような時期に行われるといいですね。最初は馬文化について、NPO法人とかち馬文化を支える会の専務理事で、馬関連の著書もある旋丸巴さんの講演「十勝の馬文化」です。「馬、といったらどんな場面を思い浮かべますか」。初心者対象といっても、会場は馬にかかわる人が多くマニアックな答えが出ましたが(笑)、一般の方は競馬や乗馬など、馬の背中に乗る「騎馬」のシーンを思い浮かべるのでは、と思います。でも実は、馬が家畜化されたとされる6000年(諸説あり)の歴史のうち、騎馬の歴史はというとそう長くはない。最初の騎馬民族といわれるスキタイが存在したのが2800年前とされ、すぐ馬に乗ったとしてもそのくらいの歴史しかない。それならば、それまでの間は馬は何をしていたのか―というと、それは牽引文化なのだ、ということにつながります。ばんえい競馬が文化といわれる所以なのですよね。次に十勝の馬の歴史を、昔の写真とともに説明していただきました。馬耕をしながら子馬が近くをうろうろしている写真、かわいかった。資料館などでも馬耕をする馬は母馬ですよね。話を聞いた方からは「子馬が畑荒らして大変だったー!はははー!」と言いながらも、子供は母が働く姿を見ているので馴致をしやすかった、という話も教えていただきました。木材を運ぶ馬搬では、手綱のない馬の写真を見せていただきました。馬が自分で働いているんですね。たまに馬そりに乗ったお嫁さんの写真を見ることがあるかと思いますが、これが必ず冬。馬車ではなく馬そりなのはなぜか、というとほとんどの方が農業をされているので農閑期しか結婚式はできなかったということからです。大津漁港でも馬は船を引き上げるのに活躍します。帯広の町中を、馬車が走ります。「本当に馬なしでは生きられなかった」と、大げさな話ではなく、多くの方が話していたと聞きました。産婆が来るのも、誰かが亡くなったというときも。今、帯広競馬場ではNPOが主催した思い出の写真コンテストの入選作が展示されています。場内には資料館もあります。最初は「昔はこうだったんだなぁ」と感じるだけかもしれませんが、馬について知っていくうちに、1枚の写真から生活とのかかわりなど、いろいろなものが見えてくるかと思います。道内の資料館ではほとんどの地域で、馬が開拓した歴史を残す道具や写真が展示されています。インターネットでも探せば出てくると思いますので、新たな視点で見ていければ、と思います。それからは出前事業の紹介もありました。NPOでは長年出前授業を行っているので、そりに乗って喜ぶ子どもの写真を見たことがあるかと思います。ただ、あくまでも「授業」。馬の歴史や文化について授業を行ったうえで、馬と親しんでいるとのことです。馬文化を残すのに、ばんえい競馬は必要ないんじゃないか、と言われることもあるそうです。それでもなぜ、ばんえい競馬が存在しているか。それは、ばんえい競馬自体が産業として成り立っている(資料だけを残すとなると莫大な費用がかかる)。そしてさまざまな技術も残ります。馬の扱いだけではなく、馬具、診療技術、などもそうですね。「『文化です』と自信を持って言える理由を学んでいってほしい」とおっしゃられていました。「十勝には歴史財産が残っているのだと皆に語っていってほしい」とも。「馬の担い手」というと直接馬に触れ合うことばかりを考えてしまいますが、文化を知ることもその一つ。重種馬生産が増えてほしいけれど、どうしても馬に触れ合うことができる環境にない、という方はこちら方面で学びを深めていくのも一つの手かな、と思います。そしていろんな人に語っていく人が増えれば…と思っています。次はストレートに「ばんえい競馬について」という講演。帯広市農政部参事で、前室長の佐藤徹也さんによるお話で、ばんえい競馬のトップにいる方直々に解説してくださいました。佐藤さんは、ばんえい振興室に来たのが2007年度。新生ばんえいになってからずっと競馬を見続けている貴重な方です。実は平地競馬のファンだったそう!思い出の馬はレガシーワールドだとか(笑)。最初に画面に出てきたのは、競馬法第1条。どのような内容かご存知ですか。「この法律は、馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するとともに、地方財政の改善を図るために行う競馬に関し規定するものとする。」地方財政の改善を図るための競馬なのです。「今年ようやく寄与できるようになりました」との一言に重みがあります。成り立ちなどの歴史についてはここでは割愛します。ばんえいホームページからダウンロードできる10周年記念誌などをご覧ください。2007年(平成19年)、一市開催になってからの流れも紹介いただきました。「5、6年はどうすれば赤字にならないかのみ考えていた」。そして平成23年に転機が訪れます。それは3連単のスタート。それまでもナイター競馬という取り組みがありました。そしてネット売上が増加します。平成19年は2割だったというのが今では、92%をネットが占めているそうです(コロナの影響もあります)。これまでのPR活動、経済波及効果のほか歳出内訳、振興課の取り組みについても紹介していただきました。平成27年度から生産者賞をスタートし、厩舎や駐車場のライン引きなどの改修。最近は「明るい競馬場へ」ということで、イルミネーションが増えています。いいことばかりではありませんでした。本来馬券を買ってはいけない厩舎の人間への処分。今年の能検の件(電話が殺到したが市民からはなかったそう)。そしてコロナ禍。ここで「来場者増」から「来場のない」中での運営へと、経営方針を変更します。なかなか聞くことのない、競馬運営の話をざっとまとめると、努力や苦労などの気づきがありました。そのうえで、競馬が行われていることを実感できます。ファンみんなに知ってほしい内容でした!そして最後は、十勝管内の生産者によるパネルディスカッションが開かれました。十勝馬事振興会の佐々木啓文会長(帯広)、宝田浩二副会長(豊頃)、青年部部長の川端陽一さん(音更)の3人です。進行役は家畜改良センター十勝牧場で馬を担当している田中翔子さんです。かいつまんで紹介します。会話内容は前後している部分もあります。馬事振興会は、今は130人の生産者がいるそうです。以前は500人いたころもあったそうで、道東地区の他の振興会と集まったり、内地の競馬場を見たりしているそう。当初からの目的は「仲間づくり」。馬の世界は人とのつながりが大事だと、生産地にいくたびに思います。青年部ができたのは平成4年ですが、当時は50人以下でそれだけ跡継ぎがいなかったと。青年部の活動としては、いつもばんえい記念の日にスタンド入り口近くで馬券の買い方講座を行っています。今年4代目となった川端さんは「気軽に来てくれれば」と話していました。生産に興味がある方は話しかけてみてください。まず最初は「繁殖牝馬の交配相手をどうやって決めているか」。これについて佐々木さんは「人間関係が強い」。その市町村で種馬を扱う人がいて、その人たちとの絆が強いということ。ばん馬の血統をよく見ると、その町にいる父馬が、その町のいろいろな牧場の繁殖牝馬と交配しているのがなんとなく見て取れるかと思います。川端さんは「種馬を飼っている方に手取り足取り教えてもらっている」そうです。これぞ「担い手育成」ですよね。馬の売買について、市場か、庭先取引か、という話も出ましたがみなさん庭先が多いとのことでした。「人脈がないなら市場を使う手もある」と。「生産していて嬉しかったこと」という質問に、佐々木さんは「ばんえい記念に出したこと」。オイドンですね。ばんえい記念に限らず、生産馬がレースに出るのは「子供が運動会に出るような気持ち」といいます。「何にも代え難い経験ができるのは間違いない。儲けるなら難しいし、金目的ならやめたほうがいい」。宝田さんも「佐々木さんの言う通り」。そして「今日まで続けられたことが嬉しい」。一緒に馬を始めた中で、残っている人は周りにそういないそう。川端さんは「馬主に買われ、レースを走って上位に行くのを見ていくこと。考えていたより高い値段で買われたこと」。出産には事故もつきものです。今年も辛い経験をされたそうで「元気な馬を生産して行きたい」とのことでした。参加者からの質問で、交配は人工授精か、本交か(サラブレッドのような馬と馬との交配)、という話が出ました。ばん馬は人工授精も認められているのです。今回の参加者3人はほとんどが本交。それは、最初の話にも出たように交配相手ば人付き合いによるものだから、ということがあります。佐々木さんは人工授精はやらない理由として、創業者である祖父から「馬は因縁の強い家畜」と言われてきたことがあると話していました。生命の尊厳に対する礼儀である、と。考え方は人それぞれですが、気持ちはわかりますね。ここで、十勝牧場の田中さんから、純粋種の人工授精を十勝牧場で行っていることについて説明がありました。牧場には技術者もいて受胎率は8割と高い割合であるそうです。ここ最近はヤマトタイコーやアルジャンノオーなど、十勝牧場出身の親から生まれた産駒が競馬場でも活躍していますね。また、話の中で佐々木さんは「今やっていることが正しいんだと思わないこと」。血統も、育成方法も変わっていきます。今は競馬場で働く人が少なく、馴致にも時間がかかる。夏は広い放牧地に馬を放しますが、みなさん「クマが出て移動した」「クマがいるようだ」という話になりました。北海道の山なので、いるんですよね……。さて、私からもばんブロで紹介するにあたり「これから生産をやってみたいという人にアドバイスを」とお願いしました。佐々木さんからは、「腰を据えて生産してほしい。今回のような会で人間関係を作り、いろいろな人に聞けば、始める切り口はいくらでもある」。そして「馬好きなら。金好きはやめたほうがいい」。昔「馬は儲かる」と聞いて入ってきた人はある程度経ったらいなくなっていったそう。そういうのを繰り返し、人が減ってきたのを見てきたこともあって勧めるのにも慎重な様子でした。宝田さんは「必要なのは、土地、資産、技術、人脈」。そして「財力は間違いなくいる」。土地があれば夢を持てるかもしれないが、馬では食べていけないし、生産は24時間必要だから、時間の使い方も考えなくてはいけない。人脈を使っても、片手間にできない。素人が手を出すものではない。と、なかなか厳しい意見でした。それだけの覚悟は必要ということですよね。厳しいけれどおっしゃるとおりだと思います。馬が好きなら自分で生産をしなくても、人に預ける手もあるという話もしていました。川端さんも「本業あっての生産。馬を飼うのは難しい。経費がかかる、それに尽きる」。話を聞きながら、20年以上前、私がサラブレットや乗馬の世界で話を聞いたときも、このような雰囲気だったなと思いました。サラブレッドの世界では就業応援サイトの「BOKUJOB」開設など以前よりは体制も整い始めているとはいえ、それでも人不足。難しい問題ですね。人脈が必要というのは強く思います。どの世界でもそうですが、人の縁を信じ、話を聞いて受け入れていく柔軟性がある人はすっとその世界に入っていくなぁと思います。全ては行動力。20年前、そのような状況の中、競馬の世界に入っていった人たちが活躍している話を聞くたび、ばんえいの世界でも…と思います。馬の担い手を増やすための企画はこれからも行われていくと思いますので、今後も紹介していきたいと思います。取材/小久保友香
2021年11月25日
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木曜日から気温がグッと下がり、半袖で出かけると体が震えるぐらいひんやりとした空気の帯広。先週、見つけたどんぐりも色がだいぶ色褪せてきました。長かった夏が終わり、本格的に秋の始まりを感じます。今週はウマ娘プリティーダービーとばんえい十勝コラボイベント23日、24日、2日間行われます。9/23(土)はポップアップストアの出店やアニメイトカフェ、等身大パネルやフラッグの展示がされ帯広競馬場内がウマ娘仕様となります。24日(日)は帯広競馬場にお越しいただいたお客様先着5000名様に「ウマ娘 プリティーダービー×ばんえい十勝 オリジナルうちわ」をプレゼントいたします。また場内、南側イベント広場にて進行役の草野仁さんと共に、声優の徳井青空さん(テイエムオペラオー役)、咲々木瞳さん(アドマイヤベガ役)、中村カンナさん(ナリタトップロード役)がトークショーを行います。2部制となっており①13:30〜 ②16:00〜を予定しています。また連携事業としてレースも開催9月24日(日) 連携事業 第8競走「ようこそオペラオー記念」 連携事業 第9競走「ようこそアヤベさん記念」 連携事業 第12競走「ようこそトプロ記念」こちらも合わせてお楽しみくださいね。詳しい内容はばんえい十勝公式ホームページをご確認ください。さて今週はレースも注目!重賞が組まれています。9月24日(日)第31回銀河賞(BG2)4歳オープン別定の一戦です。ヤマノコーネルホクセイウンカイシンエイアロイトワイチロヘッチャラヤマカツエースキングフェスタクリスタルコルドツガルノヒロイモノ 以上9頭4歳重賞路線の第2弾です。キングフェスタは第一弾の柏林賞をトップハンデ、障害で膝をついたものの圧巻の末脚で1着。今回も750kgトップハンデですがここも期待の一頭ですね。あと一歩と惜しいレースが続くヤマカツエース。先行、登坂力をいかしてここも注目です。末脚のあるトワイチロも近走良化が見え期待したいです。また24日(日)の第10レースは2歳牡馬オープンの第44回青雲賞が行われます。ライジンサンブラントンユウキアヤノダイマオーホクセイハリアーユーフォリアホクセイポルシェフレイムファーストショータイムミチシオウルトラコタロウ 以上の10頭今年の2歳馬は力が拮抗していて大混戦です。ウルトラコタローは前走強い勝ち方をしこのクラスに戻ってきました。勢いに注目です。A1クラスで力を見せ続けるミチシオもここは期待したいところですし安定感のブラントンユウキや、好調続くホクセイポルシェにも注目です。今週もばんえい競馬どうぞお楽しみください。9月25日(月)はばんスタ延長戦の配信も今シーズンもちょうど折り返し。前半戦をふりかえりながら分析をしていきます。 後半戦の馬券検討の参考に!!注目馬や騎手などを紹介していきます。 メールテーマは「後半戦で注目している馬や騎手は?」 皆様からのメッセージをお待ちしております。 抽選で5名様に秋の味覚サンマ。感がさえて馬券が当たるよう脳を活性化させるDHA・EPAが豊富な「さんま」を使用した「釧路名物 魚政 さんまんま」をプレゼント。 ぜひご参加ください。
2023年09月22日
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先日、置戸町に行ってきました。置戸町、ご存じですか。人間ばん馬が有名な町です。キャラクターのおけばんばくんもかわいいですよね。このことからも、馬が丸太を運んできた歴史がある町ということはわかりますが、今は馬の生産農家は1軒いるか、いないかだそう。その置戸町に4月、新しく馬がやってきたということで、会いにいってきました。ばんえい競馬とは直接関係はないのですが、ばん馬が活躍した地域ということで、ご紹介いたします。場所は、今は閉校となった境野小跡。到着すると、校庭に馬場ができています。角馬場と丸馬場一つずつ。木がある場所には馬が放牧されていて、いい活用方法です。馬を担当している、地域おこし協力隊員の八木一馬さんにご挨拶。それまでは苫小牧市の地域おこし協力隊員で、木育や自然体験のほか、馬を使った林業などを行ってきました。町内で農業と林業を行う瀬口農産の従業員という形で、八木さんと、菊地莉奈さんの隊員2人で馬の世話をしています。着いたときは菊地さんがナナに乗っていました。ナナはばん馬とフリージアンの子。昔、道南にいたころに会ったことがある馬で久しぶりの再会でした!!あちこちで仕事をする、素晴らしい馬です。こちらには、ナナのほかにポニー2頭、ドサンコ2頭、ドサンコとハフリンガーの子(馬関係者はどさリンガーと呼びます笑)とその子、計7頭がいます。八木さんからの話を聞くと、人の縁がうまく巡り巡って、ここで馬が過ごすことになったことがわかります。放牧地には土俵! 昔千代大海?が巡業で来た時に周りの人が作ってしまったそうです(笑)置戸はおもしろい人が多いとか(笑)境野小もとてもきれいなので、今年くらいに閉校になったのですか?と聞くと17年前だそう!!状態の良さに驚いていると、町の人が「いつか何かに使えないか」ときれいにしたまま保ち続けていたそうです。そろそろやめようか…というタイミングで馬がやってきたそう。置戸町はなだらかな丘があり、地形を利用して馬を鍛えよう、と考えていた方もいたそうです。今後は馬によるセラピーや児童デイサービスなどを考えているそうです。奥様は保育士で、菊地さんも保育士の資格を取って夢に近づいています。お子さまも馬と一緒に散歩して、素敵な光景です。瀬口農産さんも馬が好きだそうで、2人の活動を後押ししてくれています。置戸高校は福祉科の学校ですし、いろいろと活動が広がるかもしれません。でもやはり置戸といえば林業。馬搬もいずれは、と話していました。人間ばん馬に馬がいたら、と夢は広がります。人も馬も、うまく行く時って、こういう風に流れがくるんだな、と思います。「馬で何かしたい」という方はいても、なかなかうまく進まないこともあって、馬で何かを行うことの難しさを感じています。でもここでは、馬への思いがうまく巡り、馬が活躍した場所としての土壌を感じます。郷土資料館は冬季はお休み、ということで図書館に行ってきました。とてもキレイな図書館です。その先に役場や旧置戸駅、「人間ばんば」の会場があります。雪に埋もれていた人間ばん馬会場八木さんに「軍馬の資料がある」と聞いていたのですが見つけられず…ただ、郷土史を読みながら置戸と馬の歴史を知ることができました。大正2年には神社で競馬会が行われ、昭和7年には種付け所が開設。馬は2000頭ほどおり「馬の下置戸」といわれたそうです。馬に関心がある人が多く、品評会では上位を独占。名馬が多く、結果多数の馬が軍馬として買い上げられていったそうです。皮肉なものです…。昭和27年には第1回ばん馬大会が開かれ、100頭ほどが出場。女性騎手レースもあったそう。昭和31年には馬が1306頭いましたが、徐々に減りばん馬大会は昭和40年に終了。昭和51年に馬は61頭となりました。その翌年、52年に人間ばんばの前身となる夏祭りのイベント「バチ曳き合戦」が行われます。これらの歴史がわかるのは、郷土史がしっかりしているのもありますが、2024年12月をもって休刊となった「置戸タイムズ」の存在が大きいです。馬のことをどこまで郷土史に載せているかは、町によってかなり差があります。当たり前すぎるのか、馬のことがあまり載っていない町も。北海道の馬の歴史をさらにひもといていければ、と思っています。取材/小久保友香
2025年12月25日
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2026年03月22日
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2026年05月02日
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2026年05月04日
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7月上旬、小清水町の林牧場で今年から種牡馬になったカネゾウに会いに行きました。林牧場がある小清水町はオホーツク海に面し、原生花園が有名な、花と鳥の町です。JRA小島太元調教師・騎手や、ホッカイドウ競馬の千島一巳元調教師や伝説の名騎手、千島武司さんの出身地でもあります。カネゾウといえば、きれいな連銭芦毛。健在でしたよ!撮影のためにちゃつ(小さな放牧地)から出してくれたのですが、今時期に外に出されるといえば種付けしかないですよね…。お仕事モードになってしまいなかなか撮影できず(笑)(あとはご想像ください笑)でもそれは、種馬としては優秀ということでしょう。時間をかけずに種付けができるのは、お互いの牧場にとっても助かります。上手で、受胎率も良かったそう。立ち上がっていくほどだそうです!競走馬時代から、この気性の良さ(ばん馬では激しめのことを良さ、といいます)が特徴でしたね。人には優しく、余計なことはしないと、林英明場長(56)も絶賛です。今年は17頭に種付けしたそうです。今年は馬パラチフスが十勝管内の牧場に出たこともあり、馬の移動を避けていたため他の牧場にあまり付けられなかったのが残念だといいます。父カネタマルの貴重な血筋。母は純ペルシュロンです。(母・弥生姫の写真は、ばんブロVol.28にあります)林牧場は、林さんの父、林正男元調教師が開いた牧場です。家には農耕馬がおり、山の木を伐ったり出したりする「やまご」(山子)、運送などの「馬車追い」の延長としてばんえいに世界に入りました。以前はそのような人が多かったといいます。調教が上手だった林さんは、なんと小島太調教師の父、竹次郎さんに誘われて、牧場を買い取ったそうです。この場所が、小島太さんの生家だったとは!!「サクラ」の馬たちのファンだった私は驚きです…。牧場は和牛との兼業。ばん馬のほかに道産子や中間種など、さまざまな馬がいるとても大きな牧場です。サイズ感がわからなくなる(笑)道産子12頭にまで減った牧場を、現在の代表・林秀明さん(56)が、正男さんが亡くなられた8年前から牧場を継いでいます。そこからどんどん馬が増えていきました!「(馬を)好きでやる人がいないと。できることはやりたい」と情熱を燃やします。今では繁殖牝馬は、レースを目指す用の重種馬は20数頭で、交雑種の肉馬用を含めると約60頭にまで増えました。ということは子馬も含めると100頭以上がいることになります。種馬もカネゾウを含め5頭います。昨年まではカミノシズクもいましたが、亡くなってしまったそうです。肉馬についてはいろいろ考え方があるかと思いますが、肉用に生産される馬や、用途変更される馬がいて回っている社会です。ばん馬は特に肉馬とのつながりが深いです。林さんはばん馬の発展のために「肉の消費も増やしていきたい」と幅広く馬を手がけ、牧場を離れるその時まで、めいっぱいの愛情をかけて育てます。カネゾウのファンであれば見学は可能とのことです。マナーを守って見学してください。さて、たくさんの馬たちは夏の間はどこに放牧されているかというと、海に近い原生花園と涛沸湖の間の放牧地にいます。ここは、自然の花々が咲き誇る観光スポット、小清水原生花園の一部。今はエゾスカシユリやハマナスなどがきれいでした。すぐそばをJR釧網本線が走り、今時期は「原生花園駅」もあります。原生花園の丘にエゾスカシユリ。斜里岳と道路の間が馬の放牧地(去年の写真です)放牧地は道路と濤沸湖の間で、大きく2箇所に分かれています。野鳥観察デッキ側には道産子が20頭ほど。木道もあります木道から。奥に見える建物が道路を挟んだところにあるインフォメーションセンターと原生花園駅です。その少し東側にある駐車帯や、今は使っていない展望牧舎側にはばん馬や交雑種が30頭ほどいます。私たちが行った時は、2箇所とも道路側に馬が来てくれていました!以前は遠~くにいて、豆粒…。ちょっと買い物して戻ったら手前に移動していてうれしかった(笑)。こういうのって運なんですよねー。以前は周りの牧場の馬と一緒に放していたそうですが、今では農家も減り、林さんの馬だけになったそうです。林さんの馬が増えたことで「馬のいる景色」も増えました。多くの観光客は北海道の景色として喜んで、風景に溶け込んだ馬たちと記念撮影しています。放牧は5月から11月までとのことです。今年の能検を受けたメイホウもいました。おなかにはカネゾウの子がいます!きれいな芦毛が出てほしいなぁ~。(許可を得て撮影しています)取材/小久保友香、小久保巌義
2022年07月27日
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オホーツク牧場めぐり、訓子府町の次は網走市へ。網走監獄や流氷が有名な観光地です。看板を目印に、能取湖沿いにある佐藤牧場さんにお邪魔します。牛舎がずらっと並び、入ってはみたものの…佐藤さんはどこに?!広すぎて電話してしまいました。こちらには昨年から種牡馬入りしたトレジャーハンターがいます。2012年ポプラ賞、2013年ドリームエイジカップを制し、ばんえい記念にも出走していますがスピード馬のイメージもある馬です。兄インフィニティー、妹クインフェスタも重賞勝ち馬という名血です。筋肉が目立つかっこいい馬を発見。トレジャーハンターでした。とてもおとなしい。佐藤さんによると「隣にいる牝馬とグルーミングするんだ。珍しい」と。その牝馬は、昨年ナナカマド賞を制したアバシリサクラの母、琴桜だそう。種付けのときはパワフルだそうで、オンオフがはっきりしているのですね。今年生まれるはずのトレジャーの子は流産してしまったそうなので、来年に期待です。トレジャーハンターが来たのは昨年春。種牡馬として導入した理由は「ほっぺすごいでしょう。あごの張りがすごい!」また、血統的な理由ももちろん。きょうだいが走っていることと、タカラコマが入っていることが魅力だそう。「帯広で、いかにオープン馬を作るか」。今の活躍馬を見ると、帯広ではパワーだけではなくスピードも必要ですよね。「サラブレッドと同じように血統を大事にすることで、安定した馬づくりにつながる」といいます。いい馬はどうしてできるのかな、と日々考え続けているそうです。その佐藤さんが「私以上に血統を求めた」というのがウンカイを生産した帯広三井牧場・三井樹雄さん。「今は血統を語れる人が少なくなった」と話していました。繁殖牝馬は6頭。生産馬のほか、タカラコマの血を引く馬など、血統的魅力のある馬たちが大事に育てられています。「障害力は遺伝が多いな」とのこと。2019年の第17回北海道総合畜産共進会で最高位を受賞したウィナーサラも元気でしたよ! https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/201910020000/このときの記事でも書きましたが、サラが引退した2018年は、ばんえいが存続できるか心配で、3歳で黒ユリ賞4着の活躍馬が引退することに驚きました。ばんえいが続くと信じ生産を続けた佐藤さんの勇気が実を結んだと感じます。1歳馬は買った馬も含めて3頭いました。体力が付きそうな山の上の放牧地と下とを行ったり来たりしていました。この山の上に放牧地があるそうです肉牛を営む佐藤さんは1972年に網走市内から、今の場所に移動。最初はお父様が馬、佐藤さんが牛を中心に営み、30年ほど前は馬が80頭ほどいたこともあったとか。「(重賞の)肩掛け30本だよ!」今では200町の牧場に600頭近くの和牛がいる大牧場です。息子さんが社長となった今は、佐藤さんが熱心に馬の面倒を見ます。佐藤さんは共進会でも1等が多く、とても丁寧に馬を仕上げられます。十勝のグランドチャンピオンとなったニュータカラコマもはじめは佐藤さんの馬でした。部屋に所狭しと並ぶ馬の写真を見ると、引退時は違うオーナーだったような…?という活躍馬が多く、この馬の話を聞いてもいいのかな?と思うのですが「その馬が一番高いときにどうするか、なんです。経済を回す」。ばんえいの世界は、馬の売り買いが盛んに思います。そのようにして、経済を回していくのが昔ながらの馬社会なのかな、と感じます。以前は「ウィナー」という冠でしたが、網走市内の牧場が佐藤さんだけになってしまったということで、今は「アバシリ」。今は少なくなってしまいましたが、網走、北見は名馬が多くいた地でした。二世ロッシーニがいたのも網走市藻琴。楓朝(ふうちょう)は紋別市、タカラコマがいたのは、網走市の東、北見市常呂町でした。「タカラコマの子は全部テスト(能検)受かったんだ」。北見競馬のレース名にもなったペルシュロンのオナシスは網走の卯原内にいたそう。オナシスの産駒には、初めて牝馬でばんえい記念を勝ったダイニミハル、その前年の優勝馬カツタローなどがいます。過去のばんえい記念優勝馬を見ていたら、父がオナシス、楓朝、二世ロッシーニとこのあたりの馬たちが並んでいました。ここからは想像ですが、オホーツク地区は林業が盛んだからパワータイプの馬が多く、結果ばんえい記念を勝つ馬が多かったのでしょうか…?さて、馬が走り出したのは、コロちゃんという捨て犬が数十年前に家にやってきてから。漁師町らしく、アラをコロちゃんのために魚屋に頼むなど大事にしてきたそうです。その後もいろいろな犬が佐藤家にはいたそうです。守り神なのでしょうね。猫もたくさんいました。馬は「生きがい」。「夢をいかに追い続けるか」と80歳の佐藤さんは話します。牧場の見学は可能で、すでにファンも訪れているそうです。網走のアプト・フォーという商店街には、直営場外馬券場「アプスポット網走」があります。網走市出身の七夕裕次郎騎手(浦和、岩手で限定騎乗中)の情報も展示されていました!取材/小久保友香・小久保巌義
2021年08月12日
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バレンタインデー2月14日(土)から開催が始まった前回の開催。場内では元アイドルで現在はプロ雀士の中川美優さんが登場。「中川美優からの挑戦状」と題して、謎解きイベントを14日・15日と2日間開催しました。両日、第5レース予想解説時に「ばんスタ」にもご出演頂きました!・14日(土)・15日(日)イベントのご紹介や予想も披露頂きました。また場内、そしてばんスタへのお越し楽しみにお待ちしております。2日間ありがとうございました!さて日中の最高気温は土曜がプラス4度と上がった影響か、やや渋い馬場でレースが行われました。15日(日)はプラス2度で、朝方うっすら雪が積もりましたが土曜と同じような馬場でメインレースを迎えました。メインは『第51回黒ユリ賞』3歳牝馬オープン定量の一戦が行われました。各馬がほぼ横一線の格好で第一障害を降り、ジェイノホマレが勢い良く前へ前へと飛び出し先行します。これにカワノラクシュミー、ヤマノブラウン、コトブキラベンダーらが続き、各馬が刻みながら2障害手間に着きます。まずジェイノホマレ、そしてマノブラウンが登っていきますが2頭共に坂の中腹で止まります。この外をコトブキラベンダーがすんなりと障害を上がり、二腰目が入ったジェイノホマレと並び2障害を降ります。ジェイノホマレはその後つまり失速。コトブキラベンダーが先頭に立ち、懸命に歩きます。ゴール手前でコトブキラベンダーが一旦止まるものの、すぐに立て直してリードを保ったまま先頭でゴール。見事、世代女王に輝きました。(主催者提供)(主催者提供)(主催者提供)障害7番手から追い込んだフェスタクィーンは2着。母クインフェスタも黒ユリ賞は2着でしたが、娘も勝利とはなりませんでした。人気のヤマノブラウンは渋とく歩き3着に入りました。勝利したコトブキラベンダーを管理する平田義弘(ひらた・よしひろ)調教師はホクセイヒラリで制した昨年に続き「黒ユリ賞」連覇、そして3度目の制覇。騎乗した西将太(にし・しょうた)騎手はジェイカトレアで制した2019年に続き2度目の制覇としました。お二人のインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第51回黒ユリ賞BG2コトブキラベンダー関係者が能力の高さを感じていたコトブキラベンダーが、トレーニングを積み最高の形で結果を出ました。未来が楽しみなコトブキラベンダー。関係者の皆様、おめでとうございます。
2026年02月17日
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いよいよラストウィークをむかえた帯広競馬場。大一番、ばんえい記念は22日(日)最終12レースです。20時00分発走予定です。少し、お天気が気になってきました。先週までは開催3日間、雨や雪の予報はなかったのですが、ここにきて、木曜日、金曜日、土曜日に雪予報が。春を感じられたポカポカ陽気もどこかへ。気温が下がりダウンが必要な寒さに逆戻り。「今季は1週ずれたので雪の心配は少ないね」なんて話していたんですが・・・。少しでもお天気が回復する事を願って。また今日の午前中、帯広競馬場ではばんえい記念の枠番を決める抽選会が行われました。結果は上記の通りです。調教師だけではなく、阿部武臣騎手、西謙一騎手、今井千尋騎手も抽選会に参加。ばんえいフルゲート。10頭揃ったばんえい記念になりました。オープン馬が5頭。中でも昨年の優勝馬。メムロボブサップの連覇に注目が集まります。昨年度は阿部武臣騎手が急なケガにより渡来騎手とペアを組み勝利。渡来騎手はばんえい記念初挑戦で初勝利を決めました。その後阿部騎手は懸命なリハビリを重ねて2025年7月26日に復帰。7月28日のメインレースではメムロボブサップと約5ヶ月ぶりにペアを組みゴール後はスタンドのファンから拍手が送られました。今季は阿部武臣騎手とばんえい記念に挑みます。昨年ばんえい記念2着コマサンエース雨や雪はこの馬にとってはプラスになりそうです。高重量戦に適性を見せているコウテイ。障害力の良さが光ります。コウテイは馬場が重くなり、力のいる馬場がより力を発揮できそうです。昨年初挑戦で4着のタカラキングダム。ポイントは障害。降りられればあの力強い末足を見せてくれるでしょう。鈴木恵介騎手が騎乗という点も注目を集めそうですね。2年ぶりの挑戦。ネオキングダム。前走深雪特別で渡来騎手に乗り替わり、快勝。スタートに課題はありますがスローペースになる重賞は歓迎です。ばんえい記念初挑戦が4頭。ヤマトタイコーとペアを組む今井騎手、昨年は除外のため登録はありましたが出ることは叶いませんでした。いよいよばんえい記念に初挑戦です。出走馬を管理する調教師、騎乗騎手のコメントがばんえい十勝ホームページにのっています。ぜひご覧ください⬇️第58回ばんえい記念 調教師・騎手コメント農林水産大臣賞典第58回ばんえい記念(BG1)4歳以上 オープン定量の一戦3月22日日曜日 第12レース 20時ちょうど発走予定です。年度末の最高峰レース。ぜひご期待ください。ばんえい記念以外にも20日(金)第11レース スターライト特別5歳オープン21日(土)第11レース クリスタル特別4歳オープン22日(日)第8レース 福寿草特別3歳牝馬オープン 第9レース 若草特別3歳牡馬オープンなどなど、世代特別戦も多く組まれ見どころが多い3日間です。ぜひご参加ください。ラストウィークは春分の日を含めて3連休。十勝帯広へ訪れる方も多くいらっしゃるかと思います。22日(日)までばんえい記念に合わせてばんば盛りも実施中です。今年はSNS投稿キャンペーンがパワーアップ。賞品も大変豪華です。美味しく食べて、レースも見て、SNSに投稿をして賞品もぜひゲットしてくださいね。3日間、場内イベントも盛り沢山。ばんえい記念CMナレーションを務めた宇梶剛士さんのトークショーをはじめ、お笑い芸人シモリュウのお笑いステージ調教師となった、藤野俊一騎手・藤本匠騎手によるレジェンドトークショーなど注目どころ満載です。今年もホッカイドウ競馬とコラボ阿部龍騎手がばんえい記念誘導馬に騎乗する他、PR ステージばんスタにも出演予定です。帯広競馬場だけではなく、直営場外発売所でも22日はイベントも実施。ぜひお近くの発売所にお立ち寄りください。楽天競馬presents、ばんえい競馬番組ゆるゆるばんばの配信も行います。今年度最後の配信現地に来られない方も配信で一緒に盛り上がりましょう。楽天競馬ではばんえい記念プレゼントキャンペーンを実施中。ばんえい記念を含む、今週3日間内に対象賭け式で馬券を購入すると豪華賞品が当たるチャンス。エントリーが必要なキャンペーンですのでお忘れないよう最終開催もお得にお楽しみください!
2026年03月19日
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昨日までの今季の開催、多くのばんえいファンの皆様のお陰で終える事が出来ました。本当にありがとうございました。ばんえい記念ウィークは様々なイベントが行われ、3日間盛り上がりを見せました。ばんブロでは少しづつ記して行こうと思います。今回は3月22日(日)に行った農林水産大臣賞典『第58回ばんえい記念』(BG1)を振り返ります。まず天候を振り返ります。金曜、土曜と前夜から当日の朝方にかけ雪が降りました。ただ降った量は少なく、最高気温も7~8度あり極端な軽い馬場にはなりませんでした。22日(日)は最高気温が11度まで上がり、概ね晴れ。3年ぶりに雪が降らない中でばんえい記念が行われました。今年は競走除外の影響を受けず、今井千尋騎手がヤマトタイコーに騎乗しレースに挑みました。この瞬間、ばんえい史上初の女性騎手がばんえい記念の騎乗を果たしました。レースは10頭がスタートするとメムロボブサップ、クリスタルコルド、アアモンドキーマン、コウテイが先行し1障害を降ります。今年は1障害で苦戦する馬が見受けられる展開。中でも昨年の2着馬コマサンエースは膝をつき最後に1障害を降りました。久々の極端に軽くは無い馬場、歩を進めた後じっくり止まって歩いてを繰り返す各馬。1~2障害の中間点を過ぎたあたりからコウテイ、クリスタルコルドの2頭が抜け出し、それを一番外でメムロボブサップが見る格好に。この3頭が並び第2障害に到達します。前半は2分4秒。今年はばんえい記念らしいペースでした。まず挑戦したのはコウテイ、続いてクリスタルコルド、メムロボブサップが登坂を開始します。コウテイ、メムロボブサップは坂の途中で止まり、クリスタルコルドは膝をつきます。その中でじわっと上がってきたメムロボブサップが先頭で第2障害をクリア。立て直してクリスタルコルドが2番手、開いてコウテイが3番で第2障害を降ります。この時点でメムロボブサップは残り30Мを切って一人旅。残り10Мで一旦止まりましたが、再び力強く歩きゴール。圧勝でばんえい記念連覇、3度目の制覇を果たしました。(主催者提供)(主催者提供)(主催者提供)(主催者提供)メムロボブサップを管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師は、ばんえい記念連覇。今回で4度目の制覇。昨年は直線の怪我で騎乗できなかった阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手はこの馬で制した2023年に続く3度目の制覇となりました。お二人のインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第58回ばんえい記念BG1メムロボブサップ阿部武臣騎手は昨年、直前の怪我でばんえい記念に乗れず。本当は自らが騎乗し1億円達成を成し遂げたかった事と思います。この1年越しのばんえい記念制覇は、特別な制覇となった事とと思います。坂本東一調教師のインタビューでは、レース間隔が空くとメムロボブサップの闘争心が少しづつ抜けてしまうというお話がありました。でも年齢もありますから、ラストイヤーのレース路線をどう歩んで行くのか気になる所です。関係者の皆様、おめでとうございます。2着には初挑戦のクリスタルコルドが入りました。旭川記念を連覇し、帯広記念でもメムロボブサップの2着だったクリスタルコルド。来年度はメムロボブサップのライバルになるのでしょうか?3着はコウテイが入りました。高重量戦での能力の高さは見せました。4着にはネオキングダム、そして殿人気のダイリンファイターが5着に入りました。鈴木恵介騎手が騎乗したタカラキングダムは6着。1障害で苦戦したコマサンエースは7着。アアモンドキーマン8着、ジャパントップ9着、ヤマトタイコー10着。全馬が無事に完走しました。今年は勝ち時計が3分を超え、久々ばんえい記念を見た!という気持ちにファンも関係者もなれたと思います。どの馬も重病みになる事なく、来年度また自らの条件で元気な姿を見せて欲しいです。
2026年03月23日
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2026年04月21日
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2026年04月25日
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2026年04月26日
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