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カテゴリ: Tomoest
なんか最近、自分でもウトウト寝が怖いです。

「大丈夫!いつもどおりに予約録画しているって!」と夢の中で誰かに言われてその気になり、
気がつくと3時半、PCのHDには何も録っていなかったみたいです。

ひぐらし今回も見逃した…。

以前ならかなりショックなんでしょうけど、なぜかそんなにダメージないみたいです。

たぶんFate(すていないと)とかFate(ほろう)のせいなんでしょうね。


その『ほろう』なんですがようやくクリアして、全編終わりました。
個人的に最後の戦闘シーンが派手で私好みだったです。

私の場合、『すていないと』の後ですぐ『ほろう』をしたもんですから、感動もひとしおでした。



それはともかくこれでやっとFateから卒業できそうです。余韻はかなり続くと思いますけど…。


それではまた…。



<ついに判明>
あー長かったです。ようやくここまでたどり着けたって感じです。
話はまだまだ続きますがとりあえずタイトルの意味が判明したということです。
こういうのを思いつけるから日本語っていいなと思います。
会話ばっかりで話が進むのはあまり好きではないのですが、これはなんというか勢いみたいなもので、余計な描写がない方がテンポがいいような気がしたんですけど。たぶん書いているときはこれが最良と思っています。
たぶん明日以降に読み返すとまた違った感想になるんでしょうけどね。



『Tomoest』 その21


「お、お気に入りかどうかはともかく、かなりの日本通だってのは確かだけど。」


ロンドン郊外に住んでいて周囲とはかなり違和感のある武家屋敷、正直あれはすごかった。



そっかーあの時、理紗もプロジェクトに参加してたよね。それで覚えてるんだ。


「わからんかなぁー。値切ったらええねん。」


「ええーっ!! 支社長に直接!? 交渉なら営業部のビルスウェリーさんとかのほうが…。」


そういうなにわの商人みたいなことできないよぅ。通訳ならともかく営業には向いてないのに。
それにビルスウェリーさんは営業マンにしては気さくないい感じの人だったし。




今、一瞬、理紗の目が光った。絶対、光った。悪いこと考えてる目だ。


「何で? 私?」


「案外、巴やったら居合いとか殺陣とか見せたらただでくれるんちゃうん。」


そりゃあこの仕事で接待に行けば出し物の一つとしてするけど…。
武芸も芸のうちだし…。
でもスミスさんってすごいしかめっ面で見てた気がするんだけど。
あっ、そうか旦那さんの方が日本通なんだ。
いや、ケイトさんは着物を着ていたわよね。和風美人って感じに着こなしていたし。
でも仕事には厳しい人だったような気が…。


「そんなの無理!! だってあの人はビジネスはビジネスって割り切っている人よ。」


「ふ~ん…。そうか…。巴、知らへんねんや。」


理紗がにた~っと笑う。悪意が現実になる瞬間を見ているみたい。

私は飲み干したビール缶を掴む手に少し力が入った。
なにやら嫌な予感がしたからだ。


「何が?」

「ほうー、EC専課長代理ともあろうお方がそんなことも知らんて…、
 灯台下暗しとはこういうことを言うんやなぁ。」

「だから何よ? 変な事だったら怒るわよ。」


じれったくて、ますます手に力が入る。


「そっかー、巴御前様にもおわかりになられぬのですか? 
 これはこれはお怒りをお静めになりなま…、
 あ、噛んだ。ウチこういうのは難しいからあかんな。
 『なりなませ』って何って感じ。」

「理紗!!」

「あーん、しゃあないなぁ。巴御前様が暴れんうちに教えたろか。
 あのな英語で比較級ってあるやん。例えば『より広い』やったら『wider』って感じで。」

「うん…。」

「じゃあ最上級は?」

「あの…、理紗、もしかして私を馬鹿にしてる?
 これでも一応、TOEICのスコア900以上あるんですけど。
 最上級なら『widest』でしょ。」

「そう正解。そこでや。巴も海外三課に入って3年。ヨーロッパ中の取引先にもかなり顔が売れてる。
 今では欧州どころか世界中に巴のファンがおってもおかしない。」

「それはないと思うんだけど…。私、地味だし…。」

「いいや、このEC専を追い出されたウチでさえ、巴の写真を譲ってくれという声もちらほら。」

「えー、まさか。ありえないでしょ、それ。」

「うん、まだない。残念やなぁ。」

「理紗? 話が見えない。」

「でもなぁ、やっぱり世の中には好き物もおるんやって。
 しかもなぜか社長クラスばっかり。」

「はぁ…。実感ないけど…。それで?」

「とある社長さんが言いました。世界中の誰よりも私が『Tomoe』のファンだと。」

「ファン!? なんで?」

「たぶん日本好きの上に、巴の殺陣を見せられたら、そりゃファンになるで。」

「まぁ…そんな人もいたような気がするけど。接待の席で見せてくれって言う人もいたわよね。」

「そうやろ。で、その人がこう自慢するんよ。『私はTomoest』だって!」

「Tomoest? それ英語になってないし…。」

「ええやん、日本語独特の遊びやから。たぶん最上級の巴ファンって言う意味やろ。」

「そんなの本当の英国人が思いつくわけないでしょ、って日本語!?」

「そうや日本語でどう表現するかって話。だったら英語っぽく『Tomoest』でどうやって。」

「誰、そんなこと言ったの。あ……、まさか!」

「たぶん巴の想像通りの人かなぁ。あんなん思いつくのあの人しかおらん。」



                          …つづく。





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最終更新日  2006/09/13 05:14:28 AM
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