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maito3377さん
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日韓併合時、朝鮮半島出身の初の女性飛行士、朴敬元(パク・キョンウォン)の「本」である。
「本」と言ったのはこれはドキュメンタリーや伝記ではなく、小説ですらないからである。
結論から先に言うとホントにつまらない本であった。
映画「青燕」が素晴らしいかと言うとそこそこの映画なのだが・・・(史実と違う恋愛を絡めるところなんざ「腹立ちぬ」と同列)
それにしてもなんてフェミニストで自分勝手で事大主義な女として朴敬元を描くんだろう。
ホントにそんな詰まらない飛行士だったとは思えない。
「ウェノム(日本人の蔑称)の鼻を明かして、朝鮮人の優秀性を知らせたい」とか
「パンチョッパリ(親日朝鮮人の蔑称)と呼んだ故郷の人を見返してやりたい」なんて考えて飛行士になったなんて言うのは後付けの思想(まさしく思想)だ。
朴飛行士は純粋に空が好きで、飛行機が好きで、飛ぶことが好きだったんだと思う。
ありとあらゆる繋がりを求め、自分の夢をかなえるべく努力した女性だと思っている。
周りにいた日本人や朝鮮半島の同胞たちはそんな姿を応援してくれたのだ。
これは国籍、国境、民族とは違って、本当に飛行機の好きなもの同士のネットワークなんだと思う。
油まみれになってレースカーの整備をしている少女は何も男に勝ちたい、女としての能力を認めさせたいなんて思ってやってはいない。
「好きだからです」
私の知っている少女ははにかみながらみんないつも同じ返答をする。
それが本当に知っている女性の発言だ。
フェミニストの著者には及びも付かぬ境地なのだ。
あとがきに「どうやらわたしは、一人の朝鮮人女性としての朴敬元の〈実像〉を明らかにするよりは、彼女の胸を借りて自分の疑問をブツブツつぶやいていたような気がします」とある。
全くその通りです。
執筆に10年もかけた駄作です。
私が本をこんなに貶すのも珍しい。
買った本なので余計に腹立たしい。
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