おとぼけ香港生活から脱皮

おとぼけ香港生活から脱皮

中国の水事情


住まわせてもらえることになった。
ここの敷地には同じ家が何件も建ち、日本で言うと別荘に値するのだとか。
敷地の入り口には守衛までもついている。この一歩でると別世界のように
貧富の差が歴然としている。

さてこれから住む家には

香港の家にはない、バスまでもついている♪
毎日、お湯に浸かってバブルバスなんてのもするのよ~♪

なんて浮かれていた。

さて、汗だくになった体をお風呂にお湯を溜めたのではあるが。


お湯が茶色い!!!!!!


しかも風呂場は錆の匂いが立ち込めていた。


そこですかさず、キッチンの蛇口をひねってみた。

こっちもですか!


シンセン・経済特別区のホテルに何度か泊まったことがあるが、
こんな水が茶色を帯びているなんて一度もなかった。
やはり一歩出た田舎はあまりよく設備されていないようだ。


近所には日本人家族と、旦那の上司家族(奥様は日本語ベラベラの中国人)
が住んでいた。 この奥様方の話では、
ここは蛇口をひねると虫が出てくる程汚いから、食器は消毒機で消毒しなくてはいけない。
料理の水は買ってきた水。
そして、
洗濯機の給水口の下に洗濯物を置いておくと茶色になるから、洗濯機に
水を溜める時度に洗濯物を一旦取り出す。

であった。


さて、お風呂に入った感想は、というと、

お風呂に入って来たのに、体から錆の匂いが漂っていた。

仕舞いには髪の毛がキシキシし出す始末である。

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