北京ビジネス最前線改め中国ビジネス後方基地

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2004.12.03
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アメリカのIBMがパソコン事業を中国のLENOVO(聯想)に売却すべく交渉している、との話。売却価格が10~20億US$になると言うから驚愕です。


でも、VAIOに一時期浮気した私も、結局戻る鞘はIBMのノートブックでした。耐久性と操作性というビジネス・ユースには不可欠な二つのスペックにおいて、IBMにかなうモノはいないと思っていました。

IBMにとってパソコン事業など、子供相手におもちゃを売っているようなものなのかもしれません。BtoBのSolution領域のほうがシェアも利ざやも大きいので、この分野で他社を引き離すほうが効率的なのでしょう。でもまさか本気で事業売却を考えているなんて思いもしませんでした。
こんなニュースを耳にすると、NECや富士通は別として、Panasonicや日立やSHARPやJVCのパソコンまでが秋葉原に並んでいることが思い出され、なんだか日本企業って、ホントお人好しというか商売ベタなんだな、って思ってしまいます。

しかも、交渉相手は中国のPCメーカー&ディストリビュータのLENOVO(聯想)という話。私はこの会社の本社ビルに行った事があります。10年ほどで東アジアのPCトップメーカーに成長した企業だけあって、若い社員が皆自信に満ち溢れていました。ビジネス交渉は常に強気で、礼に欠くような姿勢すら感じました。東芝のパソコンのディストリビュータとして頭角を著しつつ、自社ブランドの力が増すと、こんどは東芝に対して相当厳しい条件を突きつけてきた、という話も聞いたことがあります。
個人的には「成り上がり」企業と言う雰囲気をすごく感じています。バブルが弾け始めた10年ほど前、私は日本IBMのコンシュマ部門に出入りしていましたが、あの頃の日本IBMを考えると、いまのLENOVOには相容れないものを感じてしまいます。そもそも、LENOVOに10億~20億と言われる売却費を調達するだけの資金力があるのかどうかも疑ってしまいたくなります...

報道によると、IBMは当初、東芝に売却話を持ちかけていたとのこと。ま、お断りするにはそれなりの理由があったのでしょうが、IBMが次の交渉相手に選んだのがこの東芝と因縁のあるLENOVO(聯想)だとは、IBMも何を考えているのか...
東芝にも、LENOVOにも、もう自社ブランドによるパソコン事業は止めたほうがよい、とでも言っている気がしてなりません。

lenovo

LENOVO(聯想)本社のロビー





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Last updated  2004.12.04 01:26:10
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