つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

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2006年09月22日
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 今日は、病院に行きまして…手術した足の回復は順調との事。予定より早く仕事に復帰できそうですが油断は禁物。中途半端に畑に出てアクシデントが起きたら「あ、しまった」ではすみませんからね。そこは気をつけて行動していきます。

 決意と報告の後は、今日、とうとうこの本の読破に取り掛かりました。
バトルロワイヤル
 高見広春さんが書いた約1300枚の作品。
 この作品に関して、色々な意見があり、世の中を騒がせた事は、今更私如きが語るまでもないだろう。一番騒がせた理由としては「クラスメイトを一人になるまで殺し合わせる」というのが残酷だ、という事。その事に関しては、長年疑問が解けず、この作品を読むまでに覚悟が必要だった事は記しておきます。

 では何で、この本を読み始めたか。一つは 「スクールランブル」 の作品の中で、この「バトルロワイヤル」もどきのストーリー(文化祭で『喫茶店』をやるか『演劇』をやるかを決めるのにサバイバルゲームはないだろう)があり、それを読んだ事で、ある事に気づいたからというのが一つ。もう一つは「バトルロワイヤル」「スクールランブル」そして、まだ正式な題材はつけていないが「伊東制作小説」の3つに共通する事として
「沢山の人間の触れ合い 関わりあい」
 が書かれている-バトルロワイヤルは漫画版なら少し読んだ時があります-事。スクールランブルはほのぼのとした現代学生を描いているし、私自身の小説は登場人物は社会人。では、多感な時期に極限状況に置かれてしまった「バトルロワイヤル」の面々はどう「人との関わり」に対して行動しようとしていたのか。それを知りたくて、古本屋で100円で買い(高見さんすみません)只今熟読中という所です。

 といっても、全部読んだわけではなく、章立てで言えばまだ「中盤戦」に入ったばかりの部分です。ここまで読んだ感想で言えば、殺害シーンの描写こそ生々しくて読むのが辛いけど、それを除けば
「生きるという事に対してどういう姿勢が求められているのか」
 というのを考えさせてくれるモノであると私は思います。作者自身はどういうスタンスでこの分を書いていたか、私は良く知りませんが、読んだ文面でいえばそう思ったわけです。
 そしてこうして悩みながら行動する-どの生物もそうだが、原則的には『死を恐れる』様にできています-中で、生きるための行動に対して冷ややかに、かつ軽く見ているバカどもの姿も見えます。自分は生徒に「死出の旅」を命じておいてから、誰が残るかに金をかけている金八先生の偽者(名前も、態度もだ)。日本軍…おっと、ここでは「大東亜共和国」でしたな。この国のためとお為ごかしを吐きながら年間約1950人もの生徒を殺す事をためらわないバカ政府。読んでいて嫌悪感が隠せそうにない。
 この作品自体に関して言えば、まだ3分の1も読んでいないので、状況に応じて続編も書いていく予定にします。(感想文に『続編』なんてあるのか、というツッコミはおいといて)

 さて、私伊東自身。下手の横好きって奴で小説を書いていますが、何を主題にするかといえば
 「人間の連帯」。
 一番最初に読んだ小説の「ぼくらの七日間戦争」(宗田理さん著作)が生き方、小説のスタンス両方の基になっているだけに、それを自分なりに消化し、ここまで生き、小説も書いてきました。今度書いた小説はまだ二次校正の最中ですが、宗田さんとも、高見さんともまた違った角度で「人間の連帯」に向き合って物事を書いてみました。
 今の時点で言えるのは一つ。私は、負のイメージを主題としては文を書けないという事。
 どうにも苦手なんですね。人が苦しむ所を見ているだけ、書いているだけってのが。でも、実社会では、そういうことは多々あるわけです。でも、多々あるわけ、とは書いたけど、それを簡単に「ああそうですか」ではすまして欲しくない。関われるのなら、出来るだけ手を差し伸べて欲しい。しかもそれが一人よりは二人、二人よりは四人(以下略)の方が力になるのだから。そういう社会であって欲しい、という願いをこめて書いた作品、出せるものなら、世に出してみたいという思いはあるのですが、色々足踏み状態です。ま、バカが悩んでどうすんだ、という気持ちでやれば一番いいのでしょうが。

 今日ここに紹介した作品。共通点は「それぞれの悩みに対峙して、それを乗り越えようと行動する」事。作風には違いがありますが、これを共通点として読んで(作って)います。
 悩む事、苦しむ事無く生きていきたいという事も多々考えますが、どんな人だって、それなくしては成長できないというのもまた事実。この「バトルロワイヤル」を読み終わったとき、私はまた一つ何かを得ることが出来るでしょう。そう思って、明日は溜まりに溜まった洗濯をしながら、バトルロワイヤルを読んでみる事とします。

 今日は(←今日も、だろ)文が散り散りになってしまいました。こういう時に、一度箇条書きにしてから書くのが一番いいのですが、どうもそれがまとまらないうちに書くと「何を書きたいのかわかんな~い」という一文になってしまう私の悪いクセでした(←あと1526個あります)。
 こんな長文拙稿にお付き合いいただいて有難うございました。また明日、お目にかかります。

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最終更新日  2006年09月28日 21時00分11秒
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