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2007年03月06日
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※連載記事の前号 「第27号 現在の政治の状況と「現政府に異議を申し立てる人の共闘」についての考察(その2後編)」 は、ここからどうぞ。

 こんにちは。伊東です。
 この連載-というには、すでに時間が経ちすぎているきらいがありますが-もいよいよ最終回。今の状況下でどんなやり方がいいのかを書いてみます。

1・現状では野党というだけで協力できる条件はない。その前にやる事はあるはずだ。

 国政選挙にしても、首長選挙にしてもよく叫ばれるのが「共産党は降りろ」。「野党票を分散するから」というのがその理由だそうだが、今まで政治に関わり、自分なりに見てみると自民・公明両政権党と「野党」民主党の違いが見えてこないのです。
 国政では今の格差社会を生み出している基となる法律案に対して、どういう態度をとってきたのか。

「貧困と格差」 だれが広げた 国会この10年 各党の態度 (赤旗07年2月21日記)

貧困と格差 だれが広げた 国会この10年 各党の態度(下) 大企業は「成長」なのになぜ家計は? (赤旗07年2月22日記)

 詳しくは、記事の中を見ていただければと思いますが、国民・有権者の意思を一定程度反映(平たく言えば「その法案に対する反対運動が起こり」と書いた方がいいのかな)した場面では「反対」する場面もありますが、大抵は格差社会を生み出す基となった法律案に賛成、あるいは反対はしたけども考え方は同じでも手法の違いからというものもありました。


 では、憲法はどうでしょうか。「改憲手続き法」ともいえる国民投票法案に関しては、自民党案には乗らないという立場は明らかにしていますが、世論の動向を気にして「反改憲の意見も逃がしたくない、しかし改憲したいという政策を引っ込めることもできない」という事で、ここでも「現行憲法を生かす」という流れには民主党は立っていません。

 代表として2つをあげましたが、根本問題ともいえるこの二つを見ただけでも、政策という面では相容れないものがあり、この両党が全国的に共闘してたたかうという状況には、私はないと思っています。これを無理に結合しようと思ったら、1+1=2という算数では測れない無残な結果となるでしょう。

 これは、地方議会でも同じ。以前に愛知県に関して触れてきましたが( 第56号 愛知県の政治の状況/たたかう人の姿勢~こういう省み方をしていました/論戦再開。まずやる事は…。 )大方の県では多かれ少なかれ、日本共産党とほんの一部の議員の他は当局と癒着傾向が強く「オール与党」といわれても仕方がない現状があります。

東京都「こんな都政に誰がした 福祉切り捨て 大型開発 知事の“暴走”-07年2月19日赤旗-」

兵庫県「福祉切り捨て、大企業応援――日本共産党の前進で異常な「逆立ち」ただそう 神戸演説会 志位委員長の訴え-07年2月20日赤旗-」

京都府 「ムダ遣いと不正ただし、福祉まもる日本共産党をのばそう
京都大集会 志位委員長の訴え-07年2月19日赤旗-」


福岡県 「日本共産党をのばし、「巨大開発病」をただそう
福岡演説会 志位委員長の訴え-07年2月16日赤旗-」


大阪府 「日本共産党をのばし自治体に「福祉の心」をとりもどそう
大阪演説会 志位委員長の訴え-07年2月7日赤旗-」


岩手県「2・11演説会での斉藤県議の演説大要」-斉藤信県議のホームページより-  斉藤県議のホームページ本体は こちらから

 志位委員長のホームページではありませんが、そこはご勘弁を。
 他の党と違うたたかい方をしている現状下で、しかも同じ目的でたたかう条件がない時、自分らのたたかいをより広め、大きくするために自らの責任で動く。「どこかのホカンセイリョク」ではなく、そういう思いで各選挙をたたかっているのです。
 東京にしてもそう。寄り道したブログでは「共産党でも『金の使い方の問題』でしか石原氏を攻められない。石原氏の政治は完璧だ」という声もあったが、政治の流れを根本から変えるという視点で見なければ、 そういう問題も拾い上げられない (リンク先は共産党東京都議団ホームページ・【談話】第四回定例会を終えて 06年12月15日 談話は吉田信夫都議です。)。
 また、そういう視点でたたかってきたからこそ、自分達の力で変えなアカン、という事で吉田万三さんを推して都知事選をたたかう、という事を知っていただきたいのです。

 だいぶ長々と書いてきましたが、要は
「何をやるかで一致しなければ、本当の共闘とはいえない」


 そういう趣旨で、私個人としても、共産党としても対応しています。
 一致する問題があれば、その問題の範囲で積極的に行動する。しかしその条件がない時は、問題点の発展のために自力で頑張る。
 ただそれだけです。

 次号記事「第91号-2「現政府に異議を申し立てる人の共闘」についての考察(その3-2)」 はここからどうぞ。





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最終更新日  2007年03月06日 13時50分45秒
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