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2007年04月18日
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カテゴリ: 政治について
 こんにちは。伊東勉です。
 今日は、最悪のニュースで目を覚ましました。
 前日、凶弾を受けた伊藤一長さんが、なくなった事。
 政治的立場は違う。政策面でも個々に見れば違うものはある。
 でも、原爆と原爆を軽んじている政治家に対してのスタンスは同じものがあった。

 何が起きたかは知らない。
 でも、その相手を除去する事で、問題点の解決が図られるのか?
 朝に書いた『速報』でも書きました。
「意見や存在が嫌だからと、その存在自体を排除する。こんな事を許したら、だれもが存在できなくなります。」


 鉛筆で書いた字を消しゴムで消すのとは訳が違う。
 一旦消えてしまった命は、書き換えが聞かないのだ。

 それぞれの人には、それぞれの『味方』がいる。
 その人を信頼する人がいる。
 結果、その人たちをも傷つけることになってしまった。
 この凶行は。
 だからオレはこの事件を許せない。

 これも少し前に書いた記事だが、暴力に関してこういう事を書いた。
人間はどうしても暴力という恐怖には弱い、と語りましたが、その威力を最大限に使おう、という人はどこにでもいる様で。時代劇でもそうですね。圧政に苦しむ百姓。だけども、その窮状を訴えた百姓に対して、遠慮仮借なく牙は向けられる。
 暴力が恐い。こう思う事そのものは当たり前だ。
 だけども、暴力は、いったんそれに屈してしまったら、後は暴力振るう側の思うがままにされてしまいます。


 文にして書いたのは、ここまででした。
 でも、実は暴力を振るった側のほうが弱い部分もあるんです。

 だけどもそこから逆転狙うためには…
 一番簡単なのは「相手を消しちまう」事なんですね。

 ある小説で書かれていた事。
 「万年2位の人が1位になる簡単な方法。
 それは1位の人を消してしまえばいい」

 どうして+の成長が図れないものか…。

 暴力。気に食わないものは消しちまえ。
 こういう空気が、まだ全体を覆っているとは言わないが
 徐々に侵食しているのは感じます。
 だけども、暴力を使って
 他人を傷つける。ましてやあやめるなどという事を
 許してはいけない。

 そういう意味で、マスコミは鈍感な部分を改めていただきたい。
 前々号で、ここ2年で起きた共産党関連のテロ未遂事件の記事を紹介しました。
 しかし、この事件の内、マスコミに扱われたのは福岡の件のみ。
 こういう『対外暴力』にも防御策を練っている共産党だから、被害を少なく抑えられていますが、それでも一歩間違えていれば候補者が死んだり、事務所が火事になってやはり…って事もありえたわけです。

 もう、こんな事に寛容でいてはいけない。
 昨日、高知での不穏な動きがある事を知らせるために、予定していたエントリを変更して高知・東洋町で起きている事を記載しましたが、まさかその記事を書いている最中でこういう凶行が起きるとは…。事態は、思ったよりも早く侵食している。

「政治をする側が“有権者”の期待に応えていない。だからこういうことが起きても仕方ない」
 などと、物知り顔で言うバカがいたらこう説いてやる。
その言葉を、伊藤さんの家族の前、長崎市民の前で言ってみろ!
 政治に対する注文と、一人間として守らなければならない事は別だろ!
 そういうのは頭いい振りした、ただのバカというんだよ!


 事件が起きた時、家族の方が伊藤さんの元に駆け寄り、必死に看護をした…だが、回復はならなかった。どれほど悔しく、悲しい思いをさせてしまった事か。
 なぜ「させてしまった」と書いたか。
 暴力を肯定するような世の中。
 そして「気に食わない勢力は潰してしまえ」と煽る連中を止められなかった。その結果が伊藤さんの銃殺につながったとなれば…。

 考えてみるべ。
 一人ひとりが、身近にある「暴力」を軽んじて見ない。
 ここから始めてみましょう。
 そういう行動の一つ一つが
 「暴力こそが絶対だ」
 という空気をはがすのにつながるからだ。
 やっと積み上げてきた
 「暴力の否定」
 ここで壊させるわけには行かない。

 伊藤さんが自宅に帰ってきた時の家族の悲痛な叫び声。
 自分が気に食わないと思った人間にも
 大事な人はいる。
 こういう凶行に及んだ人は
 多分そう思える人がいなかったのでしょう。
 だからと言って、許す気はちっともありませんが。

 伊藤一長さんのご冥福をお祈りします。
 こんな事は繰り返させねぇ。

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最終更新日  2007年04月18日 21時14分28秒
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