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2009年03月19日
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カテゴリ: 政治について
 こんにちは。伊東です。
 前回の土曜日の記事中、もう一つ記事書ければとか言っていましたが、その日は具合が悪くなり、さらに翌々日には仕事中にぶっ倒れてしまう始末。当然ブログ制作何ざ「とんでもない」ということで、中4日空いての記事制作となります。どうかご勘弁ください。
 まずは…ここしばらく県立病院の問題から岩手県政の記事も書いていましたが、見過ごせない発言が出てしまいました。

無床診療所計画案:「机上の空論」 代表病院長会議で猛反発
 /岩手 - 毎日jp(毎日新聞) 09年3月18日配信


 「何でこんな発言したんだ!」というのが正直な思い。
 その地域に住む人の不安も見ずに、必要な事もせずに、ただ単に「知らない事が愚か」だというのは、ちと違うのではないか。そして、ああいう発言をすることが、新たな“対立”を生み出す事をわからないのだろうか。

 他の党がどういう風にこの問題に対応しているか細かい所までは知らないが、共産党の場合は、ただ単に反対というのではない対応もしています。下に斉藤信さんのホームページの議会での審議大要が書いてあるページにつなげますので、そちらをごらんいただければ、と思います。

斉藤信県議ホームページ・09年分県議会報告

 この問題が“~のための~”という態度ではどうにもできないのは明らかです。
 全国的に起きている医療問題・医師不足が影響しているのも確かでしょう。
 でも、医師不足という問題があったからと、県民の命を守るという“意思不足”が起きたのでははじまりません。また、医者の退職者数ばかりをクローズアップし、現にいる医者数のことを語らない事、あるいは「病院の空きベッド」の数ばかりを取り上げ、実際入院している人、あるいは入院しようとしている人への対応に関して(※1)の不安を放置するというのも問題です。


 一部の識者のモノの言い草には反発も覚えましたが、それでも各地域で行われている取り組みは「健康を守る」という一点ではいずれも面白いと思えるもので、それなりにフムフムいいながら読ませていただきました。そんなに危ない危ない言うのなら、もっと早くに情報提供すべきなのに、それをせずに4ヶ月前にいきなり案を持ってきて、すぐ実行というのは合点がいきません。住民に負担をかけるという物事なら余計に時間をとる事が必要ではなかったのでしょうか。

 岩手県は国がやってきた医療改悪の影響もある事は話しています。だったら、それを補完する事が本来自治体のやるべき事なはずです。それを「そういう制度がある」のを仕方がないとし、住民負担は当然だという姿勢で臨んでいるのには、何回でもいいますが、合点が行きません。医者の数の問題、その地域の方の医療にかかる権利(※2)様々考えると、今回の「医療縮小計画」には納得しないし、急激に物事進めるごとに各関係者の対立が激しくなる事にも不安を覚えます。

 「対立する事がその地域の医療を壊す」というのは当たりであり、外れです。
 病院と地域、医者と患者、さらに基幹病院のある地域とない地域…対立点は作ろうと思えばいくつでもあります。そこらへんがバラバラになってしまっては元も子もないのはそのとおりですが、だからといって問題点うやむやに「県の言う事聞いていりゃいい」というものでは絶対無いはずです。まして、問題点だらけのやり方を見せ付けられては。

 色々寄り道しながら記事書いてきましたが、最後に必要なこと一つ。
 住田、九戸、花巻大迫をはじめ、「規模縮小」に対して各地で反発・不安が何で起きているか。数年前の規模縮小で「何とか今の規模(19床)で維持する」といったのを、すぐに翻して無床化に持ち込もうとした岩手県の態度を見て「また何か“理由”つけられて、今度は 病院自体をなくされるのではないか 」という不安があるから。

 特に名前を挙げた3地域には、事実上他(※3)に医療機関はありません。
 そして、普代村では唯一の医療機関である診療所の医師がいなくなる事態になる危険性が起きようとしています。(※4)
 簡単には片付けられない問題ではありますが、規模縮小というのは誰でも簡単に思いつく事。でもそれは、間違いなく「住民の健康を守る」という事を考えれば大後退なのですから、テキトー(※5)な縮小は許さず、地域の健康と命を守るあり方を地域で考え実行する、という段で物事の解決を図る。その事考えたら 「実態知らない」と誰かをくさすような、新たな対立を生むような発言はできませんよね、各院長様 。


 地域に必要な医療を、医者など関係者を壊すことなく実行させる。
 書きゃ簡単だよ、と自分でも思いますが、何かを捨てるような形で実行させる物事ではないし、そういう方向目指してがんばらなければ意味はない。そのための知恵工夫凝らすことが必要で、今の岩手県みたいにしゃにむに押し通すことが能ではない事を指摘して、だらだらと続けてきた長文のまとめとさせていただきます。

 この拙文から、何かをくみ取っていただけたら幸いです。
 今日こそもう一つ、野球の事も書いていきます。
 ここはいったん失礼します。


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伊東宛の私書箱はこちらからです。当面これしか連絡手段がありません。どうぞご意見をお寄せください。



※2 たとえばマイクロバスでの移動の事にしても、ただでさえ時間(今までは自宅→地域内の病院だったのが、自宅→地域内のバス停留所→基幹病院)がかかる事に加え、必要な医療機関への回送ができるか。ただ単に近くの基幹病院(九戸→二戸、大迫→中部新病院、住田→大船渡)にまわせばいいというものでもありません。

※3 九戸は完全に無し。住田、花巻大迫には一つ病院がありますが、こちらも入院には対応できません。

※4  普代で無医村の恐れ 診療所長が今月末で退任
 岩手日報 09年3月7日記事


※5 「適当」→適する所に必要な物事をあてる。
   「テキトー」→でたらめにどうでもいいやと対応する。
    2009年伊東勉脳内辞書(←そんな辞書は実際ない)





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最終更新日  2009年03月19日 19時46分38秒
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