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2009年10月03日
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カテゴリ: 雑感・日記
 先日、千葉ロッテマリーンズの試合後のヒーローインタビューで、西岡剛選手が、過激化する球団批判の応援幕を諌める様子が、ニッカン・スポニチ両誌にのっていました。

ロッテ西岡過激横断幕に「抗議」の先頭弾 - 9月27日付日刊スポーツ・nikkansports.com

 今年のマリーンズは、開幕前からシーズン終了後の監督交代が決まっていて、さらにチームの強化の方針などでチームの中がごたついていました。また、そのゴタつきが、現場にも影響し、試合に臨むには…という状態になったままシーズンは進行。今シーズンは5位で終わりそうなシーズンになってしまいました。

 物事が思うように進まないと、必要以上に「欠点・短所」に目が行きがち。
 何かが足りないから、納得行かない結果になる。
 それは分かるんですけどね。

 「批判こそが、物事を進ませる力となる」
 こういう言葉を聞いたことがあります。
 欠点・短所を乗り越え、物事前に進ませるには必要。それはわかります。
 ただ、思うように物事進まないという事態、その事による“欲求不満”やイラつき。そういう思いも乗りやすいものですし、こういう状態になっていると、みんなピリピリしがちですから、ちょこっとした事で爆発しやすい。

 自分に関わる事態で言えば、7月の東京都議選挙での共産党議席減。
 普通に考えれば、13議席が8議席になったことは、得票の微増があったとは言えショックなこと。減った割合で言えば、自民党以上のダメージを負ったのは事実でした。
 これは何がどうしてこうなったのか、関わった所で色々と手を打っている事とは思いますが、その時に“近い所”からも罵声に近い形でこの選挙での等のたたかい方を批判した方もいました。

 以前、あるコメンターから“政治に関わる事への『狂気』”に関してアドバイスを受けたことがありました。いわく、世の中の人は生きるか死ぬかという思いで選挙に関わっている。だから、自分が(その政治家に関わって)生きることができなければ、平気で見放して、違う人につくのは当然のこと。そういう目で見れば、共産党は候補者も支える人も“甘い”と。

 考えましたね。
 物事ガツガヅとあたるのはどうにも…て自分ですが、人間どうしても甘えが出てくる部分というのもありまして、必要な事ができなければ、それをどうにかすんべ、という行動に出るのも、当然の事。そのことにまでどーこー言う気は、ないです。

 その批判が「程度を越える」のはいかがか。
 批判をする事で物事前に進ませよう、という思いが、自己の欲求不満を晴らすだけの行動になっていやしないか。
 ただ相手をぶっ叩き、気が付いてみたら、敵を増やしていただけだった、という事がないか。

 先のヒーローインタビューのとき、西岡選手は言った。
「僕たち選手は一生懸命プレーしている。~中略~そこで許されないような言葉で書かれた横断幕を出したり…。僕自身この成績で言える立場じゃないけど、1人の人間として間違っていると思う」


 人間がだれもが犯しがちなミス。
 ミスがあれば、不利益被る人がいるから、どうしたって厳しい視線、向けがちになるけども、それも程度によらないと、逆効果さえ生んでしまう。

 先のマリーンズの一件に関して言えば、元は、マリーンズが好きで、何とか勝ってほしくて、そのために自分らの声援が必要だと思って、応援の輪に加わったんだと思います。だけども、去年秋からどうにも歯車がうまく回らなくなって、フロント、監督の関係がおかしくなって、その影響が現場にも来て、チームが勝てなくなって、イラつきさえ起こしていた事は想像に難くない事と思います。

 ただ、その行動の結果が「~死刑」ってのは…。
 「違うだろ、それは」ってしか、言いようありません。

 逆にそういうメッセージは「悪影響」生むだけ。

 だから、だったんですね。
 西岡君がああいう発言をしたのは。
 案の定、次の日には一部ファンからは“逆襲”もくいましたが、大方のファンの方には西岡君の言わんとしている事が分かった事と思います。
 その一部のファンにしても「マリーンズを応援する」と言う心があるのは同じでしょうし、そうでなかったとしたら早々に離れるだけでしょう。

 何にしても考えさせられました。
 まじめに物事考え、進ませようとするとどうしても避けられない「衝突」。
 その「衝突」にどう向き合うか。
 それに失敗した人間としては特に。

 何にしても、魚のカツオであるまいし「叩き」で物事全て解決するのは違うんじゃないか、とは普段から思っている事。批判というのも必要なことだけど、程度は考えっぺ、てなこと語らせていただきまして、この項終わらせていただきます。

伊東宛の私書箱はこちらからです。どうぞご意見をお寄せください。





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最終更新日  2009年10月03日 20時05分19秒
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