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2013年08月20日
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カテゴリ: 雑感・日記
 こんばんは。
 今日読んだ本でどうしても触れておきたいというモノがありましたので触れていくことにします。檜山良昭氏の『昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す!日本本土決戦』。4時間かけて読みました。

 1945年に終結した戦争。しかしそれでも収まらなければ「ダウンフォール作戦」=「決号作戦」が発動される危険性がありました。小松左京氏の小説でも触れられてはいましたが、それは短編小説。Wikipediaで関連書籍を探してみました。
 その中で「あまりにも都合のいい設定」のモノは対象から外しました。“願望”とリアル混ぜられても困りますから。色々出ていた感想たどって、たどり着いたのが檜山さんの一冊だったわけです。「あのまま突き進んだらどうなっていたか」をキーワードに読み進めていきました。

 感想語るとすれば「これでもかとばかりに人が死ぬな」というのと「狂気にさらされた人間はどこまでも“堕ちる”な」と。正直読むのが辛いですが、一方でこれが実態なんだろうな、と思いながら読み進めていました。
 人死にに関しては両軍兵隊や義勇軍に止まらず、ついには“皆兵”状態にしてしまう描写が。  「児童疎開を禁止、爆雷を持ってソ連戦車隊に突撃し870人全員死亡」等国民学校の生徒・児童、女性、老人まで“総特攻”する描写が目をひいた。 「やりかねない」という意味で身震いを感じた。
 狂気に関しては…文中に書かれていた「大竹中佐」はじめとした主戦派の行動。国体を守るために 「犠牲かえりみず連合国を多く殺傷する」 事を基本に。 「50万人が住む避難地区への無差別空襲で18万人の死傷者で済んだ事に満足」

 この作品で書かれた本土決戦の結末は…

▽死者1560万人(軍人160万人、他は民兵と一般人。)但しゲリラ戦や自決で更に増える予想。
▽全ての都市消滅、農村荒廃、経済や行政の破壊で生活レベルは“原始時代”。更に「半年以内に餓死者500万人」。

 武器の殺傷力が増し、更に民間人の犠牲割合が高くなるのが傾向なら、問題解決に戦争を使うことの愚かさを改めて強く感じました。紛争は起きてしまうでしょう。それを戦争に持っていかせない。その事を第一に考える世を維持せないかんと。強く。強く。

 折しも戦争が生み出している一断面を描いた『はだしのゲン』の封殺を狙った動きが出てきています。「戦争の酷さ」を忘れさせたら、また同じことをやりかねません。~民族、ではなく人間の欠陥として。そういう意味で一度この本も読んでみることをお勧めするものです。
 今日はここで失礼します。





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最終更新日  2013年08月24日 02時35分10秒
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