つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

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2014年09月03日
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カテゴリ: 私の事、色々と

─ひとつの旅行記も、いよいよ終着駅を迎えようとしていた─

伊東「あつーなー。今日(※この作品中では実際岩泉線跡をたどった4月26日)ホントに4月か?」

ベン「そうですね。それにまだ朝9時ですよ」

びー「気温計あった…げ。」

伊東「どした」

びー「さんじゅう度」

びー子「あ、何か街が見えてきた」

びー「ゴルゴ練習場かな、あれは?」

伊東「ゴルゴ…松本さん?それとも13?どっちにしろそんな練習場ないよ」

ベン「伊東君は前に一度来たときがあったとか」

伊東「ああ、まあな。だけどあん時は逆から来たからな。」

びー「逆から?葛巻?」

伊東「同じだよ!あっちから!小本から!」

びー子「岩泉駅への看板出てるよ」

伊東「びーへのツッコミは後にしてやらぁ。
 さて、16年ぶりのご対面、といきますか」

B太郎「ぼもー」

伊東「お前は16年前何歳よ(笑」

 岩泉駅にかかる橋の手前で一旦停止する伊東。

びー「どうした?」

伊東「いや…16年、経っちまったんだなってな」

─16年前、伊東は知人の手伝いで2週間、宮古に泊まり込んでいた。「岩泉に一度」は知人に頼まれての送迎。いまはその知人も世にない─。

伊東「さあ行くぞ」

びー「刑事ドラマ風に5人並んで歩くか」

伊東「すぐ近くに警察あるぞ。俺が行きたいのは岩泉“駅”であって岩泉“警察署”じゃないの」

─そして橋を渡り…16年振りに岩泉駅にたどり着いた!

IMGP4774.JPG

伊東「さて、中に…開かない!」

IMGP4775.JPG

びー「開かない?んじゃ何か、跡地利用もなされてない、ってことか」

ベン「…のようですね。隣には岩泉消防署がありますが」

伊東「16年前も広く感じた駅内だけど、そんでも今までの駅内は…あ!」

ベン「茂市は現役だし、待合室は開いてても駅舎は開いてない!」

びー子「ねーみんなー。ホームは見に行けるみたいよー」

伊東「ほんじゃ見ますか」

ぞろぞろと移動する5人組。近所で何か工事している音が静かに響き渡る。

ベン「トイレだけは開いてましたね」

伊東「岩泉線は廃止になっても玄関口ではあるからな」

─ここまで書いたところで電話の電池切れ発生!記事製作はサスペンデットに─

【後日再開はここから】
 ─これまでの牛筋─
 コンビニで200円も出せば売ってるよ。

 もとい。

 ─これまでのあらすじ─
 4月26日に岩泉線跡を歩いていた伊東たちはとうとう岩泉駅に着いた…が駅舎は閉鎖。ホームに向かった伊東たちは何を見る?

伊東「おお、ホームは入ることできるんか」

ベン「立ち入り禁止の看板は何もないようですね」

びー「ただなあ、駅を示すものは何もかもなくなっているな」

IMGP4778.JPG

びー子「ゴミ箱はあるけどね」

伊東「ん…みんな、駅舎見ろよ」

4人「ん…あっ?」

IMGP4776.JPG

 岩泉駅舎の入口には、岩泉線で町に来た人を迎える大きな看板が掲げられていた。いまとなっては…役目の終わった看板。それでも4時間かけて来た伊東たちを労うような看板でもあった。

伊東「大変長らくのご乗車、ありがとうございました。終点、岩泉、いわいずみでございます。降り口は左側、左側です─。

 ふう。

 一度は、本物に乗ってみたかったな。」

 クソ真面目に語る伊東を見つめるびー、ベン、びー子。B太郎だけはホームをくるくる回っていた。

ベン「ここは“終着駅”なのでしょうが、岩泉に住まわれている方にとっては“始発駅”でもあったんですね」

IMGP4777.JPG

びー「森林、鉱山資源があって、そんで沿岸につながる途中の街場。調べてみれば実際のわかんだろうが、パッと見た目の存在価値はこうなんかな、思ったりして」

びー子「(遠くで)ねー、ベン君、伊東君、びー君、奥になんかあるよ!」

B太郎「とめー、とめー」

伊東「もしや?」

ベン「意外と近かったようですね」

びー「ああ。できる限り近づいて見てみようぜ」※ 
 ─駆け出す3人。

 5人、岩泉駅と線路止めと両方見える所に立ち、岩泉線の最終地点をじっと見やる。

IMGP4782.JPG

伊東「むかしはこっから更に沿岸の小本までつなごうと計画されていた。もっと言えば、一戸から葛巻通っての横断線も考えられていたとも」

ベン「幻の小本線、ですか(下記写真は道の駅岩泉で撮影した展示物)」

IMGP4785.JPG逕サ蜒・0009.jpg


伊東「時代の流れいうのも簡単だけど、こーやって生きる基盤次々崩すことがいいものか。風情とともに考えなアカンな…とか考えるようになった。岩泉線そのものだけじゃなく、その沿線歩いたら…な」

びー「ダジャレ多いコント入れてやったけど、この部分は離してわんないな」

びー子「これでやーっと“上がり”だね」

ベン「ずいぶん長い“4月26日”でしたよ」

びー「途中で放っとかれないだけマシ、てことにしようぜ」

B太郎「おつ、おつ」

伊東「風変わりな岩泉線紀行でしたが如何でしたか。お付き合いありがとうございました」

※線路止めは個人宅の畑を渡った所にあります。見に行く際はその部分を留意の上行動してください。






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最終更新日  2014年09月17日 19時24分25秒
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