（仮）主婦なまいにちを生きる

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ミノリ1006

突然母が他界して、精神的にも紆余曲折の５年間。転職の大きな分厚い壁にぶつかったり、うつ病にかかったり、山あり谷ありの人生。でも自分なりに今を生きてます。只今のライフワークは転職活動+韓国になっちゃってます。

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2006年01月31日

１月３１日・・・

ワタシの母の命日です。

去年の午前７時１５分。母は病院で亡くなりました。

まだ５０代半ば・・・子供が成人してようやく父と、
「２人でどこでも行けるねー」 っと話してた矢先の胃癌の再発・・・
胃癌は抗癌剤でやっつけたけど、今度は卵巣癌・・・腹膜にまで転移して最後には体中に癌がちらばってたみたいです。
亡くなる半年くらい前から母のお腹は妊娠したの！？って位に膨らみ始めました。お腹の中には、大量の腹水。
普通では考えられないような量です。
最高で５リットル 入ってたみたいです。腹水を抜くのは最終手段とかで、亡くなる１ヶ月前に初めて腹水を抜いた時、人間の体の偉大さを知りました。
「こんなにも水がどこから溢れてくるんだ！？？？」 しかし、腹水を抜いても絶えず、腹水は溢れていました。
しかし、人間の体は不思議なもので亡くなる前には腹水は全くなくなっていました。
一体、人間の体ってどうなってるんだろーって不思議でなりませんでした。

今日、母の一周忌です。
考えてみれば、去年の今頃、母のお通夜、葬式の準備で泣いてる暇なんてありませんでした。
気が付けば、喪服を着て・・・
お通夜の喪主である父と妹の真ん中に座り、祭壇を眺めていた・・
気が付けば、喪服を着て・・・
長女だったので、遺影を持って霊柩車に乗ってた・・・

全て、昨日のことのように思えてなりません。

一番、今でも鮮明に残っているのが母の姿。。。
病気になるまでふっくらとした母だったのに、棺に納められていた母は痩せて、痩せて・・・今までの面影はどこへやら・・・？

病気って本当に怖いものです。

亡くなってから葬式が終るまでの３日間・・・
ワタシが生まれて今日までの中で 一番、辛く、悲しく、淋しくて、生きた心地のしない３日間 でした。
言葉に表すことの出来ない悲しみでいっぱいでした。
でも、それと同時に安堵感もいっぱいでした。
もう、母の苦しむ姿・・・ベッドをのた打ち回る姿・・
「もう楽にさせて・・」

それから１年・・・ホントにあっと言う間でした。
何してたんだ？？この１年っと思うくらい。
まっ、母の死以外にも色々あったので・・・
中身の濃い１年でした。

朝、仏壇の前で 「もう１年経ったんやねーそっちの世界はどう？」
きっと、向こうの世界で祖父（母の父親）に振り回されながら楽しくやってるのかなーっと・・・
あっ、そうそう今日の夢でワタシが 「死亡宣告」 受けてる夢を見ました。
起きて、かなりホッとしましたが・・

慌てて母の仏壇に・・・
「もう少し、やりたいことがあるからこっちにいさせて～やりたいことやり終わったらそっちに行くから～」 って言ってやりました＾＾

自分の母親が亡くなるなんて・・・
誰が想像したでしょう。
あんなに健康体で病院嫌い、薬嫌いの母がナゼ！？
自分が２０代で母親を亡くすなんて夢にも思いませんでした。

でも、ある意味母のおかげで強くなれた気がします。

だって、 もうこれ以上怖いものは何もないので・・・

母よ・・・安らかに・・・

なんか、今日の日記はとても暗い話題になってしまいごめんなさい。

一周忌・・・節目なので書かせてもらいました。

親孝行したいときに親はいない
その通りです。

少しでも、ホンの少しでもいいから「 親孝行 」してみませんか？？

きっと自分のココロがあったかくになりますよ。

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