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ここブログで書き溜めた記事をHPにお引越ししましたぁ。 ↓http://bettyhongkong.web.fc2.com/ブログでは続きものの記事等、読みにくかったので、時系列に並べ替えました。2~3の記事を追加しましたが、これからまたぼちぼちアップしていないネタなど追加していこうかな、と思ってます。ホンマはブログじゃなくてHPを作りたかったんですけどね、作り方がわからんかったんだよ~。やっとHPを作れるようになりましたぁ旅関係もしくは海外在住関係の方、リンク希望の方は言うてね。これからもよろしくです(^-^)
Jan 7, 2011
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<近況報告>大変ご無沙汰しております…。「たまにはブログをアップしろ!」とのお言葉をいまだに各方面(?)から頂くので、ここらでまた近況報告をしておきます。現在の状況: 「相変わらずメタル三昧な日々」日本に帰国して2年が経ちました。早いなぁ。その間、海外脱出したのは、去年の夏のドイツのメタル・フェスのみ。日本は素晴らしいですなぁ。毎週のようにヘヴィ・メタルのライブやイベントが目白押し。あまりにも毎週のように予定が入っているので、いつ海外に出たらいいかわかりませんwそして現在の私は、メタルのDJイベントをやっております。あ、早く言えば、メタル・ディスコ?(笑)コレ→ Metal Shock日本でのヘヴィ・メタルにまみれた生活は楽しくて仕方ありませんっ。大阪にもメタルDJイベントは数多ありますが、 王道バンドの定番曲ばっかりじゃ楽しくないじゃないか! リクエストもしたいじゃないか!好きな曲をかけてくれ! もっと十分なスペースで思いっきり首振りたいぜ! もっとメロスピ率を増やしてほしいぜ! 毎月爆音で聴きたいぜ! その他( )!という希望を勝手に自分で叶えてしまっていますwDJ 2人で回していますので、半分は私のカラーです(笑)落ち着いた大人な雰囲気のロックバーで毎月開催しています。ここなら他のメタルバーと違い、十分にモッシュやヘドバンできるスペースがあるので、ロックバーなのに、メタル爆音イベントをさせてもらっているのです。楽しすぎます(゚∀゚)アットホームな雰囲気でやっていますので、遊びに来て下さいね♪そして私は今年の夏も世界最大のメタルフェスに参加するためドイツに飛びます。あ、香港には、必ず来年1度戻りますよ。3年連続して香港を離れると永住権が剥奪されるので。そのときは、香港ネタを持って帰りますね。まとめ: 現在の私…相変わらずメタルバカ以上、近況報告でした。→ …人生楽しんでナンボです
May 8, 2009
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<近況報告>いやぁ、近況報告です、スンマセン…(^-^;近頃、「最近海外へ出てないの?」 とか 「もうブログやめたの?」 とかいろいろと温かいお言葉を頂いており(汗)、世間様から忘れられそうなヤバい雰囲気になってきたので、ここらで一発近況報告しておきます。近況報告なので、コメント下さっても構いませんが、次の記事をアップしたら、この記事は消すと思います、スンマセン…。ブログ、やめてません(^-^;まだまだアップしていないネタはたくさんあるんですぅ。行きたい国はまだまだあります。ウズベキスタン、パキスタン、モンゴル、エチオピア、ペルー、またインド、そして香港とかね。現在の状況: 「メタル三昧な日々」帰国してから、入院していた父が奇跡的に息を吹き返し(死んでないけど)、落ち着いてからの私は、もう 目も当てられないほどの 水を得た魚のようにライブ三昧な日々を謳歌しており、こんな自堕落な生活をしていていいのかこんな幸せな日々を過ごしていいの?と思いつつ毎日を送っております。日本は素晴らしい!日本はメタル大国、メタル天国!(´∀`)毎月選べるほど各国からバンドが来日し、近所にも山ほどライブハウスがあり、店に行けば欲しいCDが普通に買えて、毎月イベントも盛りだくさん。当たり前のようですが、香港では選べるほどバンドが来ないし、私が欲しいようなCDはなかなかゲットするのが難しい状況で…こんな調子で、日本に帰国して、あっと言う間にもう1年過ぎてますがな…。その間、ずっと海外に出るのを我慢してたんですが(おっと、この私が!?)、来週あたり、フィンランド経由でドイツに行ってきます。いや、観光じゃなくて、世界最大のヘヴィメタル・フェスのためです。Wacken Open Air に参戦です。おぉ!ばっけ~ん!!ヾ(゚∀゚)ノ普通の観光はするヒマありません。3日3晩の間、朝から晩までライブで、夜はその場でテント泊です。世界中から、メタルにうつつを抜かしたバカな 心底ヘヴィメタルが大好きな愛すべきメタルヘッズがドイツの某所に集合します。幸せです。楽しんできます。゜+.(*’ヮ’*).+゜と、いうわけで、気が向いたら、ドイツ編をアップするかも知れません。いや、「知れません」 て…。おいおい(´∀`;)とりあえず、フィンランドでは、トナカイの肉を食べてきます。まとめ: 現在の私…メタルバカ以上、近況報告でした。→ …すっご~く幸せ♪
Jul 26, 2008
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サハラ砂漠に隣接する南部の土色の世界と、対岸にイタリアのシチリア島を望み地中海に面する北部のヨーロッパ風味の世界の、2つの異なるカラーを持つチュニジア。私は断然土色の世界が好きなんだけども、せっかくなので今回は北部のヨーロッパ風味満載の町にも出かけてみよう( ^―゜)b白い壁に青い窓、という地中海のイメージがここチュニジアにも!地中海の青、空の青を映したかのようなこの鮮やかな青がチュニジアン・ブルーと呼ばれるチュニジアを表す青。この青は、チュニジアのいたるところで見られる。特に、チュニジアン・ブルーで有名な町が、シディ・ブ・サイド。このシディ・ブ・サイドはチュニジアの中で最も美しい町と言われている。こんな感じだ! レストランも… 住宅も… 土産物屋も…鮮やかな青が真っ白の壁に映えて、なんて美しい~゜+.(*’ヮ’*).+゜さらに、真っ白な壁を彩るかのようにブーゲンビリアが植えられている家がたくさん見られたが、チュニジアン・ブルーと壁の白とブーゲンビリアのショッキングピンクの3色が、鮮やかなトリコロール・カラーを作っていてこれまたなんて美しい~゜+.(*’ヮ’*).+゜ここがアフリカ大陸であることを忘れてしまいそうな色彩。さらに、ドドンと、こんな感じだ! カフェ 住宅 青い窓 青いドアこのブルーは、シディ・ブ・サイドだけでなく、本当にいろんな場所で見られた。特に、チュニスの土産物屋がたくさん並ぶメディナ(旧市街) なんて、店が開いている間はわからないが、店が閉まっている時間帯は、どの店のドアも、青・青・青・青・青…って、それ以外の色を使ったら死刑(※死語) になるんかいっ!?という勢いで、通りの端から端まで青!(笑)しかし、美しいから許す(´-`).。oOん~、でもなぁ。さっきから、ずーっと気になってるんだけどな~。なんで香港を思い出すんだろう?と思ったら、この白い壁に青い窓は、香港警察の色じゃないか!あぁそうだ、香港警察の色だよ~(゚∀゚;)香港警察は、どこの警察署でもなぜか必ず白い壁(というか、汚れてグレー?) に、青い窓。その色彩は結構美しい(笑)あぁ香港警察の写真がなくてスンマセン(^-^;香港在住の方ならわかってくれるよね、これって、香港警察だよね?→ へ。 …なんでやねん
Jan 8, 2008
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香港の正月 (と言っても、1月1日でなく、旧正月)では、毎年獅子舞、花火、そしてお年玉が飛び交う。香港のお年玉は、年齢に関係なく既婚者が未婚者に贈る。また、行きつけのレストランのウェイトレス、自分の住んでいるアパートの管理人にも贈る。そして、正月が明けて出社1日目には、社長や部長からもお年玉が社員に配られる。得意先も各社がオフィスに配りに来る。そう、香港では、大人になってもお年玉もらい放題。いいだろ~(^-^)さて、日本に帰国した私…。今年の正月は、11年ぶりの日本の正月なので、両親の希望により、実家 (と言っても隣の市だけど) に帰って過ごした。今年ぐらいは両親と過ごしておかないと、私のことなので、来年からの正月休みはまた毎年インドやネパールやスリランカなんかに出かけていて日本には居ず、一生両親と過ごすことは無いと思われる…。さて、久々の日本の正月なので、コタツに入ってみかん食べたり、ついうっかりコタツでウトウトして低温火傷して後悔したり、っていうベタなことをしてみたかったけれど、最近の日本も進んでいて、実家は床暖房になっており、コタツそのものが絶滅していた。_| ̄|○さて、お年玉はどうしたらいいのかな?日本では大人が子供にあげるんだよね?大人はもらえないんだよね?あー大人はもらえないんだよね?実は帰国してみたら私には姪が突如出現しており、現在1歳なんだ。1歳は、どうなんだ?お年玉あげるのかな?あげないのかな?(^-^;友達に聞いてみた。まだ何も認識してない1歳なら要らないんじゃない?幼稚園ぐらいからでいいんじゃない?うん、そうだよね、お金は要らないよね?動くパンダちゃんを買っていった。喜ぶだろ、1歳は。かわいいぞ。私が欲しいぞ。これで遊んでね(´∀`)しかし、元旦、私の両親はポチ袋を3つ出し、「じいじと、ばあばと、香港のお姉ちゃんからよ~」 ※おばではなく、お姉ちゃんと呼ばせているのだ、ツッコミ禁止!と、姪に渡しているではないか!中身は1万円ずつだった。1歳に1万円ずつかよ!( ̄ロ ̄lll)じゃあ、来年からも私も1万円ずつ出し続けるのかよ!イタイな~。大きくなってくると金額も徐々に大きくなっていくのだ、必然的に。1万円スタートかよ(´∀`;)香港のお年玉の額はもっと小さいので、妙にビビる私(´Д`;)日本のお年玉の相場がワカラナイ~。皆さんはどうしてるの~?→ …でも姪はぶっちぎりの可愛さ!
Jan 3, 2008
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今の職場で働き始めた頃、昼休みのご飯のときに同僚に 「あの~、もしかして、Bettyさんと違います?」 って私の香港ネームで声かけられて、超ビックリ!( ̄ロ ̄;) なんでこの日本の新しい職場で私の香港ネームを知ってる人がいるの!? (別に秘密にしてるわけじゃ無いけども…) なんとその同僚と私は香港で1度食事を共にしていたのだった。 香港ではよくある。 「来週の日曜、日本から日本人の友達が遊びに来るから一緒にご飯しない?」 って声かけられることが。 中華はなるべくたくさんの人で円卓囲んだ方がいいもんね♪ そういうわけで、香港に住んでる間に、どれだけの 「友達の友達」 と一緒に円卓を囲んだか! 日本の職場で再会した彼女は、日本から1週間ほどの旅行で香港に来ており、たまたま友達の友達として現地に住む私と円卓を囲んだのだった。日本からの旅行者からすると、普通のパック旅行とは違い、現地で働いている日本人に会っていろいろと苦労話が聞けるなんて貴重な体験じゃないだろうか。来港した旅行者からは香港生活について質問され、私は 「いま日本では何が流行ってるの?」 と質問したりして、「知らない世界」 の情報交換ができたりして、なかなか楽しい。 どれも一期一会だ。電話番号なんか交換しないし。 それが、私と同じ職場の同じフロアの同僚に円卓囲んだ人がいたなんて本当に偶然でビックり!単に旅行で1回香港に来ただけなのに。 日本は広いのにな~。 おかげで、私の香港ネームが職場でバレた(笑) 皆さん、一期一会と思っててもどこでバッタリ再開するかわからんでぇ。 袖触れあうだけの人にも親切にしといた方がよろしおすえ~(^-^)→ …仲良くしてます
Dec 29, 2007
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HANOI ROCKS 2007.10.23. 大阪、クラブ・クアトロLOUDPARK大阪の2日目のブラックサバスは思いっきり捨ててハノイを取った私。なんでハノイの単独公演とラウパーの日程がかぶるかな!(怒) しかし、ハノイのライブはメタルとは雰囲気が違う。女性率高くて華やか。更に、アンディのコスプレ野郎(?)がたくさんいて、華やか。メタルのライブは真っ黒だけど(笑) 美しい、華やか、きらびやか、ステキ~! キラキラの派手な服がめっちゃ似合う!モンちゃんのお色直しは数回。どれもキラキラ゜+.(*’ヮ’*).+゜ハーモニカとサックスとタンバリンを使いこなす素敵なモンちゃん。ついでに、マイクも振り回すパフォーマンスの派手なモンちゃん。そして、猫のようにアンプによじのぼってサービスをするモンちゃん。さらに、観客にバラの花を1本1本ばらまくモンちゃん。バラが似合う! アンディとは打って変わって、終始機嫌がよく、サービスの良いモンちゃんだ。 予想通り新曲から始まり、でも予想に反して新譜からの曲が多かった…。が、3曲目にマリブビーチが!「Osaka Beach, That's what I'll do!」 でしめくくられる。 後半で昔の曲を次々と演ってくれるメンバー。嬉しいなぁ(^-^) A Day Late A Dollar Short と Don't You Ever Leave Me で涙腺がゆるみ、Tragedy で感動の涙が頬を伝う。えぇ、泣きながら歌いましたさ! やっぱ、生Tragedy は良いなぁ~(T∀T) しかし、名古屋公演では、motorvatin' を演ってくれたらしい。いいなぁ~、大阪も演ってほしかったぁ。 High School と Obscured と Up Around the Bend では歌わされたが、メタルのライブとは違って、女性の声が勝っている!おぉ、新鮮。メタルのライブは重低音だから(笑) ハノイのライブは華やかで良いなぁ。 数回のお色直しの後、最後のほうはあまりに派手で、美川憲一のように なっていたモンちゃん(笑) でも、いいよ、カッコよかったよ(^-^) こんなにカッコイイ ロックバンドは他に無いよ セットリスト: Fumblefoot And Busy Bee Hypermobile Malibu Beach Nightmare Street Poetry Highwired A Day Late, A Dollar Short Bad News Power Of Persuasion Teenage Revolution High School Fashion Transcendental Groove Back to Mystery City Back In Yer Face This One's for Rock'N'Roll Until I Get You Don't You Ever Leave Me Tragedy People Like Me (と、メンバー紹介) Boulevard of Broken Dreams Oriental Beat * * * Powertrip Self Destruction Blues (別アレンジで) Obscured Up Around the Bend (Taxi Driver のフレーズで Outro)→ …メタルも良いけどロックも良い
Nov 2, 2007
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LOUDPARK fes 2007.10.22. Zepp Osaka日本史上最大のメタル・フェス、LOUDPARK に今年も参戦してきた。去年は香港から千葉へ見に行ったけど、今年は地元大阪で(^-^)●ANDRE MATOS なんでこんなに太ってるんだよ、アンドレ!( ̄ロ ̄lll) まぁ、ANGRA の曲演ってくれると思ったけど、Nothing to Say、Angels Cry、と、期待通り Carry On を演ってくれたので、首を振ってきた。Carry On で、おとなしかった周りのみんなも急にヘドバン隊と化す(笑)あと、演ってくれたカバーが、JOURNEY の Separate Ways。スティーブ・ペリーに似てると思ってたけど、このとき完全にペリーと化していた(笑) …似てるよね? なんと日本語でMCをするアンドレ。 「私はアンドレ・マトスです。こちらは僕のバンドです。盛り上げるのは皆さんです」 おぉ、「アリガトー大阪!」 じゃなく、「文章」 でしゃべっている。やるなぁ。結局アンドレは最初から最後まで日本語で押し通したのだった。すごいな(^-^) どーでもいいけど、ドラムがめっちゃ若くてイケメン!…誰? 16歳らしい。…頑張れよ(^o^)●SAXON あぁ、これのためにラウパーのチケットを買ったのさ!(T∀T) 大英帝国の鋼鉄鷹! 私は、どーしても SAXON のときだけは前で見たかったので、3列目を死守。というわけで、私の周りはパッチGジャンの人ばっかり。濃い(笑) メタルのライブでだいたい前の方は阿鼻叫喚の地獄絵図のようになることが多いが、SAXON はモッシュもダイブも何も無く、みんな定位置で首を振るので安全。たまたま私の周りは偶然いつもライブで会う知り合いが多かったので、なお安全(^-^) 前の方はたまにウザイ男が居るんだ。私みたいな小柄な女が前にいると、「こいつ潰して前に出てやれ」 とか思う奴。私はただ小柄なだけで、体力はめっちゃあるので、ライブ中でも絶対ヘバらない。そういう輩とは、バックエルボーをかます、等して闘うことにしている(笑) しかし、そんなこともなく、SAXON のファンはただ熱い!めっちゃ熱い(笑) いつもライブで会う人等、知った顔もたくさんあったが、普段はボーっとしたおとなしい~人なのに、今日は 「サクソ~ン!サクソ~ン!」 と叫び倒し、首を振りまくり、歌いまくっている。いやぁ~、この人こんなに熱かったのかぁ。別人?(^o^) みんな我を失い、別人のような野獣と化していた(笑) 一発目が、バイクの爆音とともに始まった Motercycle Man だぁ! キター!こ、心の準備が…(゚∀゚;) ビフの指笛が響き渡る。 「モーラー・サイクル・メーーーーン!」 と叫び倒す群衆。 曲間にも SAXONコールが…! 「SAXON!SAXON!SAXON!」熱いぜ、みんな。 なんせ26年振りの来日なので、私と同年代の人たちは、軒並み SAXON 初体験だと思う。ファン歴=待った年数だもの、そりゃ盛り上がるさ。 さすが余裕の貫禄と上手さでステージを進めるビフ様。完璧だ(^o^) そこらのバンドとは年季が違うっちゅーねん。 「ビフ、サイコー!ビフ、サイコー!」 と叫び倒すボンズ。 熱いぜ、みんな。 こんなに盛り上がって、メンバーもさぞ嬉しかったに違いない。 Princess Of The Night では、不覚にも泣いてしまった。泣くよね。私の顔は汗と涙で、えらいことになっていたに違いない。ええねん。 きっかり1時間のステージだったけど、足りない。足らんわ、もっと聴きたいわ。短すぎるわ。 ビフが 「また来年、大阪で会おう」 って言ってたけど、本当かな?言ってみただけかな?単独で来てほしい、1時間じゃ全然足りない! こうやって大阪で SAXON が見れるなんて。生きてたら良いことあるなぁ。なんだか、夢のような1時間だった。 確かに鷹は大阪に舞い降りたのか、と思うと、また泣きそう。うるうる。 セットリスト: Motorcycle Man Dogs Of War Let Me Feel Your Power To Hell And Back Again Witchfinder General Crusader Heavy Metal Thunder I've Got To Rock Demin & Leather (少しギターソロ) Wheels Of Steel Princess Of The Night●ARCH ENEMY リィィーメンーバァァァ!SAXON の余韻がすごくて、ARCH ENEMY への気持ちの切り替えができない… しかしやっぱり、アンジェラ姐さんは、カッコイイなぁ~、惚れるわ。相変わらず野獣のようにアグレッシブだなぁ~、惚れるわ。 どうしてもアンジェラに目が行ってしまう私。 …しかし、あぁ、SAXON の余韻が…(^-^; 「クリストファーがバンドに戻ってきたよー!」 と叫ぶアンジェラ。兄弟が並んでツインリードを弾く様は、思わず目頭が熱くなった。 …しかし、あぁ、SAXON の余韻が…(^-^; 私は昔の曲の方が好きだなぁ。新しい曲が多かったような気がする。 …しかし、あぁ、SAXON の余韻が…(^-^; もう早く家に帰って、SAXON 聴いて思う存分余韻に浸りたい! SAXON!SAXON!SAXON!→ …生きててヨカッタDeath
Nov 1, 2007
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KORPIKLAANI 2007.9.14. 大阪、難波ハッチ◆前座ADAJIIO (っていうフランスのネオクラ系のバンド) ◆ライブ楽しい! コルピは、陽気で楽しい曲調のが多く、また、「ヘイ!」 と合いの手を入れやすい曲が多いので、ライブでは楽しく盛り上がれるね(^∀^) 全アルバムから満遍なく演ってくれたコルピ。 あまりの人気にソールドアウトだったコルピだけど、女率高いかと思ったのに、ほとんどボンズじゃないかっ。めっちゃ見えないし! 背の高い男が多すぎるぞ(´Д`;) 会場には、斧を持ってくる奴、剣を持ってくる奴、各1名。また、頭に角のついた帽子をかぶった全身バイキングなコスプレ野郎1名出没。盾には、ちゃんと血糊がついてたし(笑) 私も次回のコルピのライブにそなえて、斧買っとかなくちゃ。 (マジで?) しかし、ライブが始まったとたんに、みんな暴れる!これ、ほとんどパンク系のライブの乗りだよ。君らパンクスかよ!今日のライブ、パンク?メタル?どっち?(^-^; ヒヨコのように体の小っちゃい私は、みんなに 「ぷちっ」 て踏み潰されそうで、超危険だったぞ(^-^; しかも、めっちゃ床が揺れて、首振れないし(^-^; …という盛り上がりの会場であった。 ひたすら無表情でヴァイオリンを弾くヒッタヴァイネン(ベン髪)。彼は、ヴァイオリン以外に、なにやら不思議な楽器も担当する。 (よく見えなかった。もっと見たかった…) それとは対照的に、とっても楽しそうなギターのケインさん。何気に男前のヨンネさん。マイクスタンドは、トナカイの角だった。 私の大好きな 「痛快!飲んだくれオヤジ」 を演ってくれて、感激~ !「全然ステージ見えないぞ!ラジオかよ!」 とムカついてた私だけど、この曲で、思いっきり機嫌が直る(笑) あと、「アヤーヤヤーヤ!」 とか、「ビア!ビア!」 とか、絶対盛り上がれる曲があるので、コルピのライブは楽しい(^-^) 一旦 「ビア!ビア!」 で引っ込んだメンバーだったが、なんと、「コルピクラーニ!」 コールじゃなくて、「ビア!ビア!」 コールでメンバーを呼ぶ大阪会場。 やるなぁ(笑) 「コルピクラーニ!」 コールじゃ呼びにくいもんなぁ。 …って、他の会場は、どうだったのかな? じゃ、斧買いに行こか(^∀^)◆セットリスト 旅行けば 立ち上がれ!森の妖精コルピ軍団 コルピと古の黒き賢者 サウナでひとっ風呂 ハートに火をつけろ 黒鷲は飛んで行く ドラム・ソロ アコーディオン・ソロ ビールこそが神の水 血塗られた赤ん坊伝説 痛快!飲んだくれオヤジ 酒が入れば百万馬力 酒場で格闘ドンジャラホイ 「狩り」こそ漢の宿命 吐くまで飲もうぜ ~アンコール~ 朝まで飲もうぜ 朝から飲もうぜ ?(タイトル不明/SHAMAN時代の曲) 写真はHPより→ …バイキング・メタル♪
Sep 14, 2007
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香港から日本に帰国して、ようやく日本に慣れてきたというか。日本を懐かしく感じる余裕がでてきたというか。懐かしいついでに、ノスタルジックな時間旅行に出てみた。うちから1時間の茨木市は私の本籍地、住んだことはないけれどおばあちゃんが生前住んでいたので、よく通っていたため、私の第2の故郷と言っても過言ではない。 ※しかし20年ぶり!いきなり茨木市駅が美しく生まれ変わっていたのでビックリした。ひゃ~、ココはどこ?私は誰??おばあちゃんの家までの道のりを辿る。もう景色が違うし!(゚∀゚;)お寺だけが当時の姿を残す。その先に踏切があるはず。あった。今でもときどき私の夢の中にでてくる踏切。スーパーも、パーマ屋さんも、駄菓子屋さんも、ことごとくつぶれてるし。あぁっ、おばあちゃんの家なんか、原型を思い出せないほど無くなってマンション群に変身してるし!(゚∀゚;)昔はよくアゲハ蝶が飛んでいた。道端の溝の脇に水仙が咲いていた。近所の家には、ほおずきの実がなっていた。夏は、おばあちゃんの家に行く前に、道々の駄菓子屋で、カップのバニラアイスと、真ん中がバニラで周りがカキ氷の 「みぞれ」 をいつも買って行った。その駄菓子屋も無くなっていた(T-T)おばあちゃんの家の隣に、美世ちゃんというお姉さんが住んでいた。私が小学生の頃、おばあちゃんの家に行くたび、よく遊んでくれた。おばあちゃんの家でお風呂に入れてもらったこともある。私には無かったけれど、美世ちゃんにはおっぱいがあった。しかし美世ちゃんが17のとき突然会えなくなってしまった。なんでも、美世ちゃんに男ができて家出したということだった。もっと聞くと、美世ちゃんが妊娠したため、両親に勘当され、もう美世ちゃんはこの家には戻ってこないということだった。いつも遊んでくれた優しいお姉さんだったのに、さみしい~。ご両親は相当怒っていたようだった。それから、美世ちゃんには本当に1度も会うことがなくなってしまった。しかし、会えなくなってしばらくしてから、美世ちゃんの家の庭で、美世ちゃんのお父さんが嬉しそうに乳飲み子をだっこして、あやしている姿を見かけた。きっと、ご両親は美世ちゃんを許したのだ。そんな思い出の美世ちゃんの家もろとも、おばあちゃんの家の並びが全部なくなっていたので、もうあの景色は、時々でてくる私の夢の中でしか見ることができなくなってしまったということなんだなぁ…(iωi)昔おばあちゃんとよく行った神社へ足を伸ばしてみた。あった。お稲荷さんも、あった。お賽銭を入れてみた。今でもときどき夢にでてくる神社は、ここ。当時の面影はわずかにお寺と神社と踏切だけ…、と思ったら、おぉ!道端に、おしろい花が咲いているじゃないか!なつかしい~!今でも日本に咲くの?(T∀T)昔、学校からの帰り道、ピンクや黄色のおしろい花を摘んでラッパみたいにして吹いて遊んだ。香港では、ブーゲンビリアは咲いても、おしろい花は咲かない。そういえば昔、沈丁花もよく咲いていた。今でも日本に咲くのかなぁ?私が帰国したのが4月なので、それから季節が一周するまでには、また沈丁花を見ることができるだろうか?→ …思い出は既にセピア色
Sep 4, 2007
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陰陽座 2007.8.31. 大阪、難波ハッチ◆会場さすが陰陽座のライブ(?)、メタルな人が少な~い(^-^;わずかに、JUDAS PRIEST のTの人、ANGRA のT、メイデンT、LOUDPARK、SLAYER、SONATA ARCTICA のTの人、発見。あとは、ゴスロリ系、浴衣、巫女さんみたいなコスプレ系、そして大部分の一般人たち!って感じで、MANOWAR のTの私って、浮いてる…?(^-^;◆ライヴ陰陽座がなんであんなに人気があるのか、本日よ~くワカリマシタ。 陰陽座のライブ、上手いなぁ。楽しいし。MCも、オモロイし。かなりプロフェッショナル! 私ちょっと陰陽座をナメていたかも知れない、スンマセン…。(´∀`;) だって、今日が、陰陽座のライブ初参戦だもの。 生黒猫があんなにカワイイ人とは思わなかった。巫女姿が似合ってて小柄で、声がかわいくて、元気な人だったんだねぇ。 …だって、ジャケットにはいつも怖い顔で写ってるんだもの(^-^; ステージで瞬火が客席に向かってマノウォーサインを出していたが、それわかった人って、今日一体何人いたのだろうか?きっとあの会場なら私1人だけだったかも(^-^; 私はもちろん熱くマノウォーサインを瞬火に返してやったぜ、本日の私は MANOWAR のTで参戦だもの(笑) 黒猫の、「私は生まれも育ちも大阪、今日はここ大阪に戻って来れて嬉しい、ただいま~!」 の声で始まったライブ。 私も大阪に戻ってきて、嬉しいよ。私が香港にいる間ついに1回も香港には来てくれなかったもの。やっとライブ見れたっちゅーねん、あぁ今日まさに。 「陰陽座は大阪で生まれたバンド、ここがふるさとだ~」 と何度もくり返す瞬火。おぉ~(T-T) 私、これからここで生きて行くぜ。ここに住んでいれば、好きなライブに好きなだけ行けるんだもの~(T-T) あぁライブに行けない人生なんて。メタルの無い人生なんて。 ラストの 「生きることとみつけたり」 で、会場一面に扇子の花が咲き乱れたときには、泣きそうになってしまった。 つーか、泣いた。 だって、今日が、初陰陽座のライブだもの。香港にいてる間は行けなかったんだもの。おぉぉぉ(T∀T) あぁ、そして、アンコール1曲目は、なんと予想外の 「鳳翼天翔」だったので、もう周りの目もはばからず、ドードーと熱い感動の涙を流しまくったさ!えぇ、声を限りにフルコース歌いきったさ! 「鳳翼天翔」 演ってくれるか!ありがとう。 呼べば出てくる陰陽座、アンコールは4回で。 ‘サイコーいという言葉すら生ぬるい’ライブ。 生きててよかったデス 陰陽座、前よりも好きになったかも(^-^) ◆曲目: 序曲~魔王 黒衣の天女 彷徨える 舞頚 不倶戴天 泥田坊 ひょうすべ 大頚 百の鬼が夜を行く 接吻 覇道忍法帖 鬼斬忍法帖 骸 卍 式を駆る者 生きることとみつけたり ~ 追加 1 ~ 焔之鳥~鳳翼天翔 亥の子唄 ~ 追加 2 ~ おらびなはい ~ 追加 3 ~ わいら ~ 追加 4 ~ 悪路王→ …ライブに行ける幸せを噛みしめています
Aug 31, 2007
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Sin追悼ライブ 2007.7.30. 大阪、サンホール◆参加バンドR.O.M & BELLEY(元CITY INDIANのギター) LAUGHIN'NOSE COBRA R/A/P/E/S THE TRASH バミューダ★バガボンド G.D.FLICKERS KOOL RODZ 村上陽子&佐山正之 1-MINUTES TAIKI(TERRITORY)◆ライブサイコーにかっこいいパンク・バンド、CITY INDIAN のVo.の Sinさんの追悼ライブに行ってきた。Sinさんの誕生日に合わせてのライブ企画。 私が日本にいた頃、行きまくったぁ、CITY INDIAN! あぁ、どれだけライブに行ったか! ライブ会場では遺族の方の希望により、祭壇が設けられ、お経があげられた。私は THE EXPLOITED のTシャツで参加。(バックに Punks Not Dead って書いてある超ベタなT…) LAUGHIN'NOSE、生で初めて見た。CD持ってるけど曲覚えてないし(^-^; 会場にいた客って、Punxばっかりで、メタルな人って多分私1人と思われ…。みんなちゃんと歌ってたもんなぁ。このバンドって、メタルで言えばどのぐらいのバンドの位置づけになるのかな~? COBRA 、カッコイイなぁ。 RAPES の新谷君、全然変わってないなぁ。 トリの R.O.M.が、Viviant Rock、Drunky Boxer、Mad Sister 等演ってくれて、CITY INDIAN の曲を生で聴けるなんて、幸せで泣きそうになった(T∀T) Mad Sister、めっちゃ好きな曲やっちゅーねん! この R.O.M.が! 私が日本にいた頃、鬼のようにライブに行きまくっていた GRAVE YARD のメンバーのバンドなので、ずーっとライブに行きたかったのさ!今回、帰国したので、やっと見れたのさ!香港に住んでた頃、何回 GRAVE YARD のライブに行ってる夢を見たか、っちゅーねん。よっぽどライブに行きたかったんだろうな、私。 11年ぶりでメンバーの顔を見た!変わってなかった(^-^) 他の客のタバコの煙&ビール&何かわからない液体まみれになりながら、最前列で燃え尽きたぜ _| ̄|○ 幸せ…(´-`).。oO Sinさん、誕生日おめでとう & R.I.P...。 CITY INDIAN、本当にかっこいいバンドだった。→ …Sinさんありがとう
Aug 1, 2007
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帰国するに当たり、持ち物の整理をしていたのだけど、一体私は、この狭い部屋のどこにこれだけ大量の要らないものを溜め込んでいたのか!今回、捨てた捨てたぁ、要らない服、本、雑誌、ビデオを…。大漁、あ、いや、大量だぁ!(´Д`;)あぁ、もっと早く、こうやって部屋の整理をしていれば、この狭い部屋をもっと広く快適に使えたんじゃないか!!…なんてことに今ごろ気づくなよ、私。皆さまも、「部屋が片付かない、要らないものが多いのでは?」 とお嘆きの方は、いっそ 「引越しする気持ちで」 部屋を片付けてみれば、きれいになること間違いなし!しかし、片付けが遅々としてなかなか進まないのは、つい思い出にひたってしまったり、本や手紙を読んでしまったりするからなのだった。そう、手紙。香港に来たばかりのまだパソコンが無かった頃は、日本の友達が実にマメに手紙を送ってくれていた。中学の同級生、高校の同級生、職場の同僚、広東語仲間、メタル仲間、1人暮らしをしていたときの大家さん、バイト仲間、そして両親。手書きはその人の顔が見えるようで、いいね。手書きの文字はそれ自体がその人の 「ロゴ」 になっていて、字を見ただけで誰からの手紙かがすぐにわかる。性格も文字に出ているような気がする。特に多かったのが返還前後。これは世紀の大ニュースで、日本でもよく報道されていたのに違いない。そして「自分の友達が1人香港に住んでいるんだ」と思ってくれていたのに違いない。メタル友達からは、メタル不毛の香港に住む私のために、メタル最新情報の他、わざわざラジオ番組を録音したテープをマメに送ってくれたりしていた。テープかよ!?(^o^;ありがとう。そして、私は犬が好きなので、犬のポストカードが多数!初期の頃の手紙に共通していた内容は、「もし香港生活がしんどいなら、笑えへんから、ムリせんと早よ帰っておいでや」 というものだった。香港に来た当初は、なかなかビザがうまく行かなくて苦節の1年だった。ビザが下りたのは来港してから実に10ヵ月後だったのだから。しかし、私1人が頑張ってここまで来たんじゃないんだね。香港で、ビザに関する助言をくれたり、転職活動を手伝ってくれたり引越し先を決めるのに広東語でヘルプしてくれたり、実質的なヘルプを香港でたくさんの友達にもらったが、精神的なヘルプを実は遠く離れた日本からたくさんの友達にもらっていたのだった。日本にいた頃は、自分は1人で生きてるんじゃない、なんて思ったことなかったのに。何度も繰り返し手紙をくれた友達、本当に感謝しています。どうもありがとう (´-`).。oO→ へ。 …手紙の文字は温かいです
Apr 11, 2007
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たった1週間しかないトルコ旅行の中で、パムッカレ(石灰棚の温泉で有名)に行く予定を変更し、イスタンブールへ向かう日を1日早めて私が見てきたもの…。それは、セマーという旋舞のパフォーマンスなのだった。…セマーとは?(゚Д゚)bメヴレヴィー教団(て何?)の修行の1つらしいが、グルグル回って神と一体化するらしい。そして、グルグル舞う人のことをセマーゼンという。宗教的な意味合いを無視して誰が見に来てもいいらしい。私が行ってもいいらしい。あぁ、見たい、旋舞を見たい!(゚∀゚)と言うわけで、オリエント急行の終着駅、スィルケジ駅へセマーを見に行ってきた。セマーは、生演奏をバックに舞われるらしい。楽団が登場だ。とても厳かな雰囲気。しかし…。厳かすぎて退屈だ。まるで、お経のようだ。10分…20分…30分…(-_-)zzzおっと危ない、うっかり寝るところだった。 セマーの伴奏をする人たち セマーゼンの入場30分ほど経った頃、厳かに入場してくるセマーゼン達。静かにまわりに礼をした後、黒い上着を脱ぎ、おもむろに4人のセマーゼン達は、いきなりグルグルまわり始めた。え!?( ̄ロ ̄lll)ただグルグルまわってるダケ!?振り付けは何もないの??そうなのだ。一言のセリフも無く、振り付けも無く、ただ両手を天に向かって差し伸べ、ただひたすらコマのようにグルグル回っているだけなのだった。とても機械的&規則的に左回りに自転をくり返すセマーゼン達。人間とは思えない。まるで人形のようだ。背中に電池が入ってるんじゃないか? と思って、セマーゼン達の背中を凝視してみたが、電池の入れ口は無かった。そして自転のスピードは、信じられないことに、1秒間に1回転ほどの高速回転。それを、5分間ほどぶっ続けで回るセマーゼン達。とても人間技とは思えない。※1秒に1回転 x 5分、さて全部で何回転?よく見ていると、セマーゼン達は自転しながら公転しているようだった。少しずつなので気づかないが、さっきと4人の位置が左回りにずれている。左回りがポイントなのだろうか?自転しながら公転する様は、オルゴールの上で舞うバレリーナ人形のようだ。そして、セマーゼン達の表情は、魂が抜けた人間のような恍惚状態で、目は半開き、しかし目の玉は動いていないので、どこも見ていないようだ。5分ほど舞うと一斉に止まり、正気の人間(?)に戻って礼をしている。えぇ~っ、いきなり止まって、よくヨロけないなぁ。直立不動だ。すごい!1分ほど礼をした後、またおもむろに回り始めるセマーゼン達。再び5分間ほど自転&公転をくり返す。そして止まって1分ほど礼をする。それの繰り返しで、セマーゼン達は30分間、グルグル回り続けたのだった。※1秒間に1回転 x 30分、さて全部で何回転?セマーとは、ただひたすら、それだけなのだった。しかし、とても人間技とは思えないすごさ。舞い終えたセマーゼン達は、礼をした後、黒い上着をつけ、何のセリフも無く、静かに退場していった。とても厳かな雰囲気なので、会場はしーんと静まり返っていたが、私は心の中で、「ブラボー!」 と叫びまくり、拍手喝采していた。一体セマーゼン達はどれほどの修行を積んでいるのか?今回のトルコ旅行では、もちろんセクシーなベリーダンスも鑑賞したけれど、そんなものは、このセマーの足元にも及ばないぞ!と心から思った。→ へ。 … セマーがマイナーなのが許せない
Mar 18, 2007
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こんなにメジャーなトルコなのに、なぜか今までずっと後回しにしていてスンマセン。もっと早く来るべきだったね、トルコ。こんなに素敵な国なのに(´∀`;)いや、あの~本当はウズベキスタンへ行こうとしたのだが、香港から直行便は無くイスタンブール経由で、しかも乗り継ぎのタイミングが非常~に悪い。なら、いっそ、イスタンブールで降りて、今回はトルコ観光にすればいじゃないか、と思って、なりゆきでトルコに来てみただけなのだった。※でも、そんなトルコも今回、バーレーン経由と、いうわけで、東洋と西洋の出会う街、イスタンブールへ飛んでみた。さて、ここで問題デス (゜o゜)b問: トルコって、アジア? ヨーロッパ? どっち? ん~、実は私は今まで、トルコはアジアなのかヨーロッパなのか、どちらに属するのかわからなかったのだった。…なんとなく、両方?(´∀`;)アジア!とも、ヨーロッパ!とも、どちらとも断言できないところが、なんだか日本に例えると、三重県的な位置づけで私の中にあいまいに存在していたトルコ。今回、実際にイスタンブールの街に降り立って、初めてそれが判明したのだった。トルコという国は、そしてイスタンブールという中心的な街は、実はアジアとヨーロッパの陸地の両方にまたがって位置していた。おぉ、そうだったのかぁぁ( ̄ロ ̄;)そして、その境い目には、ボスポラス海峡が存在していたのだった。これが境い目だ。 アジア側からヨーロッパを望む ヨーロッパ側からアジアを望むだからトルコは今まで私の中で、アジアともヨーロッパともつかなかったのだった。あぁ、なんだかスッキリ!つーか、私の無知さ加減が今ココに暴露されてドッキリ!(゚ロ゚;) 私は今まで、アジアと アフリカと 南米の地図ばかりを凝視して毎日を送っていたので、そんなことにも気づかなかったのだった。…トルコ、ごめん。トルコは、まさに、アジアとヨーロッパを股にかけて存在していたんだね。そして、ボスポラス海峡をフェリーで渡った私は今回、アジアとヨーロッパを股にかけた女(*^_^*)→ へ。 … 答:中近東
Mar 10, 2007
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日本にしか住んだことのなかった頃の私は、英語が世界の共通語だと思っていた。英語さえできれば、世界中どこへだって行けるさ、と思っていた。…甘い。甘すぎる。世界はもっと広かったのだった。中国で英語が全く通じないのは当たり前として、このチュニジアでも、英語を話す人は非常~に少なく、しかも皆、「なんで君は英語しかしゃべらないんだ?」という強気の態度で私に接してくるのだった。いや、その、私にも日本語という母国語がありまして、第2&第3言語として、英語や広東語をしゃべっているのであり…(汗)すると相手は、「あなたはどうしてフランス語をしゃべらないの?」 と、さもフランス語をしゃべらないのはヘンだ、というような口調で素朴な疑問をぶつけてくるのだった。しかも、素朴な疑問人は、1人や2人ではなかった!…フランス語しゃべれなくてスンマセン(´Д`;)日本には英語教育はあるけれど、フランス語教育は無いのでありまして…(汗)日本は今までどこの国にも統治されたことが無く、外国語教育として英語が義務教育に導入されているが、過去にどこかの国に統治されたことのある国や、チベットやウイグルのように、どこかの国にムリヤリ自治区として取り入れられてしまっている国には、強制的に第2言語が普通に流通しているのだった。そして、その言語はさまざま…。そんな国にさらに外国語教育として英語(第3言語)を強制するのは酷に違いない。英語が通じなくて当たり前。日本の常識は世界の非常識(´∀`;)※母国語以外に2つの言語が義務教育に取り入れられているのは香港ぐらいじゃ じゃないだろうか?香港人は広東語以外に、ヘタながらも英語と北京語を話す※ちなみに、中国人が英語を話さないのは、母国語 (上海語、広東語、福建語等) 以外に共通語として北京語が義務付けられているので、それだけですでに2ヶ国語これからの旅先として私のターゲットに入っているペルー等の南米もスペイン語なので、きっと英語が通じないに違いない。あぁ…。※これに備えて、既に 「スペイン語会話入門」 は購入済(笑)…と、いうわけで、英語が世界の共通語と思っている方、それは甘いぞ!!あぁぁぁ本当に世界の共通語、地球語 みたいなのがあればいいのにぃぃ。あ、そーだ、あるじゃないか、エスペラント語が! これこそ、世界の共通語じゃなかったのか!?( ̄□ ̄;)エスペラント語が地球を救う!…と思ったけれど、これをしゃべる人間に生で会ったことは、いまだかつて一度もないのだった。あぁ…。エスペラント語をしゃべる人に会った!、というの人の数は、UFOを見た!、という人の数よりも少ないんじゃないだろうか??全く流通度ひくくて、意味無いじゃん!_| ̄|○→ へ。 …思ったよりも地球は広い
Mar 3, 2007
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→→→ここでは、最低でもフランス語を理解しないとメニューも読めないのだ。インドのメニューも、たいがいそんな感じだが、普段でもインド料理の店にしょっちゅう出入りしている私は、インドの食べ物の単語には結構対応できる。しかし、フランス語にはまだ私の脳みそは5%程しか対応していない。※ちなみに、アラビア語に対する私の脳みその対応度は0%「これは何ですか?」 というフランス語だけを駆使し、メニューを指差す。帰ってきた単語を私が聞き取れないので、店員の方もゼスチャー。あ、鶏ですね、ありがとう。私は羊を食べたいです。「メェェェメェェェ~」 と言ってみる。あぁ、バカみたい(´Д`;) * * *ファスト・フードもしかり。ひたすらアラビア語とフランス語のみなのだった。チュニジアにはおいしいものが沢山あるので、朝食から、できればホテルなんかでなく、街へ出て毎日いろんな店でいろんなものを食べてみたい。なぜかチュニジアの朝食は、立ち食い処が多かった。なぜ、立ち食い…??(´∀`;)サンドイッチを注文すると、必ずフランスパンを切って中に具を挟んだものが出てきた。普通のレストランでも、何かを注文すると必ず出てくるのがフランスパン。サンドイッチもフランスパン。朝昼晩、フランスパン。しかし、おいしいので、毎日フランスパンでも全く飽きないのだった。それに、サラダとティーを注文してみる。ミント・ティーはフランス語で、テ・ア・ラ・モンテなので、「テ」 と言ってみる。「?」あ、通じてない(´Д`;)「テ」 だよ、「テ」。手のひらに、「The」 と書いてみる。うん、うん、と頷く店員。通じたようだ(´∀`)しかし、サンドイッチとサラダはいいが、ティーの出てくるのが遅い。いやな予感(´Д`;)あぁ、はやり!!出てきたのは、ティーではなく、なぜか鶏だった。なんでやねん!(´Д`;)よく、飛行機の中で、コーヒーを注文したらコーラが出てきた、とか、ビールを注文したらミルクが出てきた、なんかはよく聞く話だが、そんなレベルの間違いではない。ティーを頼んだら鶏だよ!間違いのレベルが全然違う。私の何が悪かったのか?もう注文し直すのも面倒だし、仕方ないので、ティーを飲む代わりにロースト・チキン半匹をおとなしく食べやることにした。→ へ。 …まだまだ修行が足りん
Feb 16, 2007
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→→→さて、アラビア語とフランス語まみれの、英語の通じないチュニジアで、旅の後半にはパントマイムのスキルがメキメキ上達してきていた私。あぁしかし、パントマイムが通じない場面もあったのだった!それは、電話。電話だ、電話。ゼスチャーなんて何の役に立つか!( ̄△ ̄;)なんで電話しなければいけない場面なんかあるの?…って、あるんだよ、絶対。帰りの飛行機のリコンファームだ。※リコンファーム : 往復の航空券を買っていたら、予定通り帰りの便に必ず乗ります というダメ押し確認の電話を航空会社にしないと、勝手に帰りの便をキャンセル されてしまう。それも、乗る3日前までにしないと。(航空会社によっては不要)さて、カタール航空へ電話して、リコンファームしないと。まぁ航空会社なんで、いくらチュニジアと言えど英語ぐらいは通じるだろう。多分…。あぁ、しかし!!航空会社に電話がつながったはいいけれど、人間が電話に出ない(´Д`;)何語かわからない(多分アラビア語とフランス語だけど) の声がテープで流れるだけ。テープかよ!どうする!?あわてて電話を切ってしまった私。だって、一言もワカラナイんだもの。もう1度かけてみる。やはり、テープ。…って、何度もくり返すな、私。何度かけても同じだよ、私。 (´Д`;) ←ひたすらアラビア語とフランス語香港でも、よくある。番号案内や、電話会社、銀行等へ電話すると、まずテープの声が流れるのだ。「広東語の方は1番を押して下さい」 と広東語で流れ、次に「英語の方は2番を押して下さい」 と英語で、そして「北京語の方は3番を押して下さい」 と、北京語で、まず流れる。番号を押すと、その後は、客の希望の言語のテープの声に切り替わる。日本じゃ ありえないが、普通に2ヶ国語以上の言語がまかり通っている国では、このような仕組みになっている……んだね?そうだ。もう1度、かけてみる。「XXXXX、アン、XXXXXXX、ドゥ。……」 アン、ドゥ、トロワ。1、2、3 だ、きっと、そうだ。「何番を押して下さい」 だ。しかし、なんで選択肢が2つしかないんだ、チュニジア!?きっと、アラビア語とフランス語の2択だ。英語は無いのかよ?あぁ、3択にしてほしかった _| ̄|○めげていられない。帰りの飛行機に乗れなくなるじゃないか。なんとかしてテープじゃなくて人間に辿り着かないと。人間に出てほしい~。どうせ聞き取れないんだ、なんでもいいや、とりあえず押せば。延々と押し続ければ最終的には人間が出るさ(多分)。人間が出ればこっちのモンだ、電話口に出た人が例え英語がわからなくても、英語がわかる人に換わってくれるさ。適当に、2 を押してみる。また、2 を押してみる。すると、…あぁ、ついに、人間がでたぁ!(T∀T)「あの~、リコンファームしたいんですけど」「では、日にちと名前を言って下さい」あぁ、英語、通じた~!(T∀T)ヤッター、勝った~、勝利だ、私の。結局、正義が勝つんだ!…何の?(笑)帰りの便、確保!今日の任務、完了。 * * *あぁこのように、リコンファームなんて1分で終わる仕事なのに、チュニジアでは一苦労。まるでドラえもんの 「苦労みそ」 を舐めてしまったような気分だ、舐めてないのに…。たったこれだけなのに、大仕事をしたような充実した気分を味わえたのだった。大仕事の後のミント・ティーは、格別においしかった。→ へ。 …言葉が通じないのもまた楽し(^-^)
Feb 10, 2007
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チュニジアで話されている言葉は、アラビア語とフランス語 (と、ベルベル語?)であり、悲しいくらい英語が通じない!あぁほんとに通じない…(T∀T)前回のモロッコでは、使用頻度の高そうないくつかのフランス語を紙に書いて覚え、香港合気道4級(1級昇級したぞ)のフランス人に発音指導までしてもらって臨んだが、当然そんなものでは全然足りないので、今回は 「旅の会話集(フランス語)」 という本まで買って、万全の態勢で、よっしゃ~、もう、どっからでもかかって来んかいっ。…と思ったが、案外使えないよ、これ(;´□`)だいたい、あらゆるシーンで自分の言いたいことがピンポイント的に載っているとは限らない。しかも、目指す文を探すのに結構時間がかかったりする…。例えば、タクシーに乗って、「ここをまっすぐ」 と言いたいのだが、乗りもの編のページには「右へ曲がって下さい」 と 「左に曲がって下さい」 しか載っていなかったりする。あぁ、もう、ゼスチャーの方が早いよ、思いっきり(´Д`;)「旅の会話集」 なんかを使っていて感じたことだけど、ピンポイント的に使用頻度が高そうと思われる限られた文章しか載っていなく、今まさに私の言いたいことが載っていない、もしくは、探せない、という場面が多々あったので、こんなことなら普通に(?)、「フランス語入門」 とかなんとかいう語学用の本か、辞書の方が使えるかも…。それなら、あらゆる単語が載っているだろう。動詞、名詞、形容詞。アイ・マイ・ミー・マイン。あぁ次回から、辞書だ、辞書。…という極端な考えに至ってしまうほど、言葉に不自由した。 ←標識も こんな調子少し離れたショッピング・センターへ行くのにタクシーを使ったはいいが、ここからなら帰りのタクシーを拾えるかどうかわからない。「私がショッピングをしている間、ここで待っててくれる?10分ぐらいで帰ってくるから。帰りは、もと来た場所へ戻って下さい。時計の針が、今はここ。そして、ここまでね。アナタはここで待つ。後で私はアナタと会う。だから今は運賃を払わない」これも全部ゼスチャーだ、ゼスチャー。チュニジアくんだりまで来て、なんでこんなとこで 買い物の素振り(※吉田戦車の「伝染るんです」参照) をしなければいけないのか。情けない(´Д`;)旅の前半はなんとか本と格闘していたが、後半はほとんどパントマイム状態だ。そんなワケで、このチュニジア滞在中に私のパントマイムのスキルは飛躍的にアップ。言葉が通じないなら、笑顔とゼスチャーで乗り切れ!…「旅の会話集」 はどこへ行った?? ※今回新たに覚えて、もう忘れない単語: ツナ、チーズ、オレンジ、ケーキ、魚、メニュー食べ物ばっかりかよ(´∀`;) → へ。 …チョコレート・ケーキは、ガトー・ショコラ。
Feb 4, 2007
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どちらかと言えば都市部よりも、田舎な景色や、民族衣装を着た少数民族やその土地の先住民族なんかが出そうな場所が私の萌えポイント。目的地へ行く途中に、古そうな村なんかが見えたりすると、目的地そっちのけで 村を歩きたい気持ちの私を止められる者は誰もいない。1日車をチャーターして、クサールからクサールへ巡る途中に、、いかにも古そうな村が!あぁっ、こんな村を歩いてみた~い!「さっき通り過ぎたのは、なんていう村なの?」「ベルベル人の村だよ。そこには寄らないよ。この先に良い景色の所があるから」運転手の言う良い景色というのは、山や土漠が見渡せる ひらけた場所。いや、そんなところじゃなくて、ベルベル人の村がいいですぅ(´∀`;)運転手さん、戻って下さい、お願いしますぅ…。お願いお願い…。「時間がないよ~、じゃあ10分だけだよ、夕方には僕は家に帰るんだ」10分だけかよ!それだけで、村のベルベル人とふれあいが持てるかよ!( ̄△ ̄;)持てないけど、いいよそれで。運転手さん、家に帰りたいんだよね。うおー、村までダッシュ!村に入った途端に、ベルベル人の子供達がよってくる。お~、しあわせ(´∀`)「どこから来たの?日本から?こっちに来てよ、いいもの見せてあげる」時間がないので、どこでもいいから素直に連行されてみる。連れて行かれた家は、大量のオリーブからオイルを採っている作業場のようだった。チュニジアはアフリカの1番北端に位置するため、地中海に面しており、すぐ対岸はイタリア。イタリアに負けず、ここでもオリーブがとても豊富に取れる。都市部以外では、遥か彼方まで延々と連なるオリーブの木々を見渡せる素晴らしい景色を堪能できる。 彼方まで続くオリーブの木 ロバに挽かせる オリーブを絞るオリーブオイルを作っている所なんて初めて見たぁ。このように、ロバにぐるぐる挽かせている。そして大量のオリーブを絞っているのだった。私はオリーブが大好きなので、オリーブを毎日食べられるチュニジアは堪らない!どんな料理にもオリーブとオリーブオイルがたっぷり使われているんだもの!(^¬^)まだ町へ出る前の、できたてのオリーブオイルを舐めさせてもらった。あぁぁぁ、んまいっ!(^▽^)フランスパンにつけて食べさせてもらうと、あぁいくらでも食べられる~。こんなにおいしいオリーブオイルを初めて食べた。そりゃそうだ、出荷前だもの。これ以上新鮮なものがあるだろうか?はっ、しまった、運転手が待っている。早く車に帰らなくっちゃ。あぁ惜しい~。「すごく楽しかったよ~、ありがとう、もう行かなくちゃ」「ちょっと待って。気に入ったなら、これ買って行かない?できたてだよ。安くしとくよ」うお、そう来るか!そんなオチかよ(゚∀゚;)「この入れ物に詰めてあげるから」空になったミネラルウォーターのペットボトルだった。しかも、汚い。しかし、それしか無いので仕方が無い。ありがとう。プチ工場見学(?)ができて、とっても楽しく、充実した20分間だった。あ、運転手さん、待たせてゴメンね(´∀`;)→ へ、ヨロシクです。
Jan 27, 2007
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→→→→→いつも旅先では、きれいな景色や建物よりは、普段の生活の人間の写真を撮るのが好きな私。観光先も、きれいな景色を見るより一般家庭を覗いてみたい。今回、チュニジア南部(サハラ砂漠の隣)での宿泊は、ホテルの数も少なく、万一の為に「すみませんが、今晩泊まるホテルが無いので、お宅に1晩泊めてもらえますか?」というフランス語も紙に書いて、香港合気道のフランス人に発音指導までしてもらって臨んだ。しかし、残念ながら 幸い、到着後すぐにホテルの宿が取れた。発音指導までしてもらったこのフランス語は使う場面が無かった_| ̄|○私が狙っていたのは、ベルベル人の住んでいた住居跡をそのままホテルにした所。なんと、北アフリカの先住民族であるベルベル人は、地面を掘って土の中に住んでいたのだった。まるで、モグラのように。過激なアラブ民族から逃れるために、地面の下や、山肌に直接穴を掘って身を隠しながら暮らし始めたベルベル人の歴史が垣間見られる貴重な資料だ。このように地面に穴を掘っただけのベルベル人の住居跡をホテルにした所が数件あり、最近建設されたきれいなホテルに泊まるより、こんな所に泊まる方がよっぽど文化的体験ができるじゃないか。あぁ、気分はモグラ…あ、いや、ベルベル人。 上からみた中庭ホール 吹き抜けの青空中庭ホール 部屋の中。壁はでこぼこ地面の下に掘られているさすがにホテルなので、土の断面(壁)や、部屋の中は白くペンキで塗られているが、彫ったそのままの形なので、各部屋の形が1つ1つ違い、ドアも内壁もいびつな曲線。地面に大きな穴を掘り、その青空ホールのような中庭から、さらに四方に穴を掘り、部屋とする。その青空ホールから横に地面を掘り進んで通路を作り、その先にまたホールを作る。各ホールからは、四方に穴を掘っていくつもの部屋を作っている。それはまるで、地面の下に作られた要塞というか、蟻の巣のような感じなのだった。上から見た見取り図を描くと、こんな感じ。 ↓ 白い丸が空まで吹き抜けの青空ホールの中庭。私が泊まったのはピンクの部屋思いっきり青空吹き抜けになっていてもOKなのは、ここが雨の降らない砂漠地帯だからかも知れない。穴の中は、さぞかしあんなモノやこんなモノが住んでいるかと思いきや、乾燥しているので何もいない。壁の穴ぼこに巣を作ってクモが住んでいたぐらいだった。掘った穴が適当で、でも四角い木のドアがしつらえられているので、形が合わなくてちゃんと閉まらないし、鍵もチェーンのみ。猫が出入りできるぐらいの隙間が空くのでまぁ人間は入って来られないかも知れないが、サソリぐらいなら余裕で入って来るかも…。(゚∀゚;)ベルベル人って、こんな所に住んでいたのかぁ。本やTVで見るより、実際に泊まってみるとよくわかるもんだ。ここのホテルもスターウォーズの撮影に使われたので、その場所は今は「スターウォーズ・バー」 として開店しており、また、撮影に使われた中庭ホールもそのまま残っているので、このホテルは一生 「スターウォーズ」 だけで食っていけるんだろうなぁ(´∀`;)スターウォーズのファンの方はぜひ。というより、現地民族の生活様式に興味がある方は、ぜひ(^o^)ここは貴重なベルベル人の生活様式のわかる立体資料として、永遠に残してほしい。→ へ、ヨロシクです。
Jan 20, 2007
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北は地中海に面していて、すぐ対岸はイタリアのため、北部はとってもヨーロッパ風味、南はサハラ砂漠に面していて、先住民族の住む土色の世界が広がる異国風味…という、全く違う2つの顔を見せるチュニジア。1粒で2度おいしい国なのだ。もちろん私を魅了するのは都市部ではなく、南部の土色風味の場所(´∀`)あぁこんな景色がある限り、地球上ならどんなトコへでも飛行機で飛んで行きますぜ。タイ語しか通じないような雲南省の少数民族の村で民族衣装のおばあさんに会った時、インドネシアのバリ島の寺院独特の割れ門から、こっそり厳かなる儀式を覗き見た時、香港の旧正月に、カンフー道場の武術家によって舞われる躍動的な獅子舞を見た時、チベットで三つ編を背中で束ねた信者が経を唱えながら寺院の周りを回るのを見た時、ラオスで橙色の袈裟を着た坊さんの、果てが見えないほど延々と続く托鉢を見た時、インドで 陽気でフレンドリーなインド人に朝から晩まで だまされまくった時(?)、あぁここに来てよかった、ここに居てよかった、と思う(´∀`)なぜなら、日本にはない異文化だからだ。さて、チュニジアと言えば、北アフリカの先住民族であるベルベル人の古い村が私の萌えポイント。ベルベル人の村に行くと、必ずこのクサール郡がある。ゴルファと呼ばれるかまぼこ型の土の家を連ねたものが、写真のクサール。どうだ、日本にも香港にも無い景色。あぁ心躍る! 現在使われていないクサール 階段は外 窓は木製 中庭通路このゴルファの中に入ってみたくてチュニジアまで来たようなもんだ!ベルベル人の穀物貯蔵庫なのだが、住居や敵から身を守る砦としても使わていたらしい。日が当たらないし、中に入るとひんやりしているので、貯蔵庫としては最適。2階や3階へは、外付けの階段で登るようだ。そして木のドア。めっちゃアンティーク(´∀`;)ゴルファが延々と連なり、巨大なクサール郡を築いているのもあれば、ベルベル人の家の脇に1つだけポツンと建つゴルファもあり、これは、マイ・ゴルファ?(笑) 最近改装済(☆) もうすぐホテルになる(☆)主のいない古いクサールは崩れかけているものもあり、そこだけ時間が止まっているようだ。巨大なクサール郡に四方を囲まれていると、それはまるで異星にでも来たような光景であり、そこに目をつけたのがジョージ・ルーカス監督なのだった。1部のクサールはスターウォーズのロケ地に選ばれ、ナントカ星人(誰?)のふるさと として撮影されたらしい。 (→写真☆) …あぁ、スターウォーズ・ファンでなくてスンマセン。ブルース・リーのロケ地なら、めっちゃわかるんだけどぉ~(´∀`;)ここを異星のロケ地に選んだルーカス監督のセンスに脱帽。ベルベルの村を巡るたびに出てくる昔のクサール郡を目の当たりにし、あぁ、ほんとに遠いところまで来たぁ~、…と感慨に浸ったのだった。 ←ベルベル人 → へ。 …次回はベルベルの住居を紹介
Jan 12, 2007
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香港でグルメって、北京ダック、アワビ、フカひれ、ツバメの巣?もう、みんな、そればっか…(´∀`;)これらは、はっきり言って、お金さえ出せば日本でも食べられる!日本では食べられないB級グルメにこそ香港の真の味覚あり!茶餐廳(ちゃーちゃんてん)こそ、香港の真の姿だ(^-^)早く言えば、街中いたる所にある大衆食堂、かな。普通の中華レストランと茶餐廳の見分け方は簡単。茶餐廳は普通、道路に面したところにあり、非常に入りやすい。そして、その風貌は、とてつもなく、しょぼい。 ほとんどの店は、ウェイトレスはいなくて、おっさんのウェイターのみ。なぜ茶餐廳には、おっさんしか就職できないのか、謎である。たまに、おばさんの場合も、ある。なんと言っても、茶餐廳には、普通の中華レストランには無いメニューがあるのだ。叉焼煎蛋飯(チャーシュー卵かけご飯)、焼鵞ライ粉(ロースト鵞鳥麺)、等、高級レストランには無い素敵なメニューが盛りだくさん。また、牛肉茶(解説不可能な味)、おしどり(コーヒー&ミルクティーのミックス)、お湯卵(お湯に生卵が入っているだけ)、アーモンド・ドリンク(杏仁豆腐味)等、あやしいメニューも盛りだくさん。これも茶餐廳にしかないメニューなので、ぜひ果敢に挑戦してみてほしい。あぁ、ぜひ(´∀`;)茶餐廳を使いこなしていない人は、香港を半分ほどしか楽しんでいない、と言っても過言ではない!そして、茶餐廳では香港の素顔に触れるチャン~ス!もう、香港人のいい加減な国民性がホール全体に炸裂。これこそ香港の真骨頂だ。例を挙げてみよう。持ってきた水をTVを見ながらテーブルに置いたりするので、水を倒して客を水浸しにする。「あ、ソーリー」 と軽く言われる(´Д`;)※頻度10%アイスコーヒーを頼んだら、ウェイターが 「アイスコーヒーの人、だれー?」と言いながら厨房からコーヒーを持って出てくる。何番テーブルか確認して持ってこんかい。客に挙手させるな。しかも、アイスコーヒーを頼んだ人が2人いれば、先に手をあげた者勝ちかよ?※頻度20% 友達7人で入っても、ウェイターが水を5つしか持ってこない。ちゃんと客の数を数えんかい。適当に持ってくるな(´Д`;)※頻度30%エビ団子麺を頼んだら、何食わぬ顔でブタ団子麺が出てくる。「エビ団子麺頼んだんだけど」 と言うと、「あ、エビ団子切れたから」 とのたまう。適当に持って来るな、適当に!※頻度40% ミルクティを頼んだら、間違えてコーヒーがやってくる。「これ、違うよ、頼んだのはミルクティだよ」 と文句を言うと、「コーヒーの方がおいしいよ、もうこれでいいじゃん」 と押し付けられる。いや、私の飲みたいのはミルクティだから(´Д`;)※頻度50%3つ以上違うものを注文すると、必ず違うものがやって来る。注文の際は、必ずメモを取っているか確認の必要あり。3つ以上のものは暗記できない。…カラスも3つ以上のものは暗記できないそうだ。※頻度98%まだ食べ終わっていないのに、目にも止まらぬ早業で皿を下げられる。 ※頻度100% …怒ってはいけない。これらは茶餐廳ならではのオプションとして楽しむ心の余裕が必要だ。あ、いや、よく考えたら普通にいろんなレストランで見られる光景かも知れないなぁ、香港では。…ということに今きづいた私であった(´∀`;) → へ、よろしく。 …香港を楽しもう!
Dec 28, 2006
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インドへ一歩入ると、ヒンドゥの神様からは逃れられない…。あっちでもこっちでも神様の大安売り(^-^)タクシーやリキシャに乗れば、必ずミラーの所に神様グッズが揺れていたり、フロントガラスに神様の絵が飾られ、どんな小さな商店にも神様が飾られ…。見ていると、1番人気はシヴァ神、2位はヴィシュヌ神のようだ。シヴァ神は、白い牛に乗っていて、首にコブラを巻いている人だ。だからインドでは牛を食べないし、コブラに噛まれて死んだ人は焼かずに河に流す。だいたい、シヴァ神を信仰している人は、その奥さんのパールバティ女神や、息子のガネーシャ(象の頭の神様。象のくせにネズミに乗っている)も一緒に飾り、「神様一家総出」 でコーディネートしている人もいる。何かその人なりのポリシーがあるのだろうか。ただ単に 「多けりゃ良い」 と思っているのかも知れないが(^-^;ヴァラナシの青空市場で、野菜にまぎれて、神様のポスター売りの屋台が出ていた。インドの神様は、極彩色…。暑苦しいぞー。だいたい、シヴァ神の体の色は、デビルマンのように、青いのだ!(※本当は黒)そして、奥さんのパールバティ女神がメタルちっくに変身した別の女神、カーリー様 も、全身がデビルマンのように青い。(※本当は黒)ありがたくない…(´Д`;)しかし、神様売り場をひやかすのは楽しい。あぁっ、しかし、極彩色の各種神様のポスターの中に、どさくさにまぎれて、見慣れた女優の顔が!これは、私がインド一美人と信じて疑わないアイシュワリヤ様ではないか!なぜ神様グッズの中に1人だけアイシュワリヤが…??屋台のおっさん、アイシュワリヤは女神、と言いたいのか??(↑少し同意) ←インド一美人のアイシュワリヤもしかして、もうアイシュワリヤは、インドでは神様扱いなのか?それとも、神様が、女優といっしょくた扱い…?(´Д`;)ガンジス河近くの商店街を歩いていると、さらに神様グッズが満載。神様を讃える歌のニセモノCD、神様のペンダント、神様のブロマイド、神様のフィギュア。商店街を歩いている間、神様を讃える歌が延々と私につきまとい、ボーっとしていると、ついうっかり洗脳されそうになってしまう…。あぶないあぶない。もちろん、食料品やサリー等、神様に関係ないものや、意味不明なモノも売っている。いろいろ売られている意味不明なモノの中で私の気を引いたのは、毛糸のミニチュアドレスだった。よく、キューピーさんが着ている毛糸のワンピースみたいな…。しかし、大きさが中途半端だ。キューピーさん用にしては大きいし、子供用にしては小さい。謎だ。断じて私はこんなモノ絶対要らないけども、気になるので店の人に聞いてみよう。「おじさん、これ、何?人形に着せる服なの?」「これはね、神様や犬に着せるんだよ(^∀^)」えぇっ、今なんと!神様や犬かよ!私の聞き間違いか!?( ̄ロ ̄lll) いや、店のおっさんは確かに 「god や dog に最適です」 と、のたまった。どないやねん、インド…。インドでこんな毛糸のドレスを犬に着せるなんて、暑くて虐待同然なのでは?しかも、このドレス、神様のフィギュアにも着せるのかよ! インドでは、神様と犬がいっしょくた。あぁ、行く度にまだ私の知らない世界を万華鏡のように次々と見せてくれるインド。何度行っても行っても理解できない、あ、いや、私を魅了してやまないインド…。インド偉大なり。インド万歳(´∀`;)→ へ。 …来年も行きます、インド
Dec 20, 2006
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私の記憶力の無さは、家族・友達・親戚一同 の間でかなり有名だ。 道を歩いていてバッタリ友達に会い、 「あら Bettyさん、久しぶり♪(^-^)」 と言われて、 「え…この人、誰??(゚∀゚;)」 と思うことは、普通である。向こうは私の名前を呼んでるのに!(;´Д`)狭い香港の日本人社会、日本人同士の集まりなんかに出席し、新たな人と会ったとき、うっかり 「初めまして」 とか 「Bettyと申します」 とか言わないようにしている。既に会ったことのある知人かも知れないからだ。あぶない あぶない…まず相手の出方を見てから挨拶…は、鉄則。うっかり私が誘拐なんかされて (うちはビンボーなので私が誘拐されることはありえないが…)、犯人の顔を見てしまったからといって、私を殺さないでほしい。自信を持って言うが、たとえ何日も監禁されて毎日顔を見ていても、1回しか会ってないならば、絶対に覚えていない。断言してもいい!まぁそれはいいとして、私生活ならまだしも仕事で顔を忘れるとヤバイ…。というわけで、頂いた名刺の裏には、必ず名刺交換した日付と場所、会ったシチュエーション、相手の特徴等をその日のうちに記入することにしている。その日のうちに、がポイント。なぜなら3歩あるけば忘れるからさ(´∀`;)しか~し…私の名刺の裏って、「つるっパゲ」 や 「デブおやじ」 等、相手の特徴が遠慮なく書かれているので、絶対他人には見せられないのだ!その他、「ガンジー似」 や 「ねずみ男似」、「ウォーリーをさがせ似」 等、あとで自分で見てもわかりやすいものもあるけれど、そうでないものも…。「ふくろうみたいな顔」 や 「正面から見た魚みたいな顔」、「自信なさそうな顔」、「キョロキョロしたネズミみたいな人」 等、もう自分で見てもワケがわからない…。あげくの果てには、「典型的香港人顔」 って…(´Д`;)ここは香港なので、典型的な香港人顔の人なんて、500万人ほど居る(推定)この人、よほど特徴のない人だったんだろうか、他に書きよう無かったのかよ…。名刺の裏に特徴書くなら、もっとわかりやすく書けよ、私。本日、自分の名刺を整理していて、記憶力の無さに加え、思いっきり自分の頭の悪さも露呈したような気がしますぅ…。→ へ、よろしく。 …記憶力ください
Dec 8, 2006
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私のブログを初期から読んで下さっている方はご存知だと思うが、石橋を叩いて渡る性格の私は、行き当たりばったりの勢いだけで来港したワケではなく、密かに着々と水面下で準備をしていた。しかし、会社に退職の旨を告げ、両親にも香港行きを告げると、予想通り、両親そろって鬼のように香港行きを反対してきた。 まぁ仕方ないか、私の親の時代の人間は、女性が自分から1人で海外に住むなんて!!…という考え方が一般的だと思われる…。両親だけでなく、普段眠っていた親戚一同も、わらわらと突然ゾンビのように起き上がってきて、みんなで寄ってたかって私の香港行きを阻止(゚∀゚;)自ら何度も現地に足を運んで治安を確認し、すぐに香港で仕事できる程度には広東語も身につけ、仕事も住む所も先に確保済みで、最初はホームステイだから何も心配は要らないと言ってるのに…「いや、香港なんて、売り飛ばされて行くところやんか、危ない。やめときなさい」って、今どき、「売り飛ばされて」 って…。いつの時代やねんっ(´Д`;)しかし、それとは対照的に私の友達一同は、ほとんどみんな揃って私の香港行きを前向きに捉え、喜んで励ましてくれたのだった。その中の1人は、私に触発されて本気で北京留学を決めてしまったぐらいだ。この、あまりにも顕著な世代間の考え方の違い…。自分で決めたことは絶対に曲げない私の性格を知っている母親は、私の香港行きを阻止するため、ここで予期せぬ作戦に出たのだった。それは、「いい人がいるから、お見合いしなさい」 だった。 えぇっ!今まで1度たりとも、そんなこと言ってきたことなかったのに!( ̄ロ ̄lll)甘い。甘すぎる。そんなモンごときで私の香港行きを阻止できると思っているのだろうか。20代後半の独身女が誰でも 「今すぐ結婚したい」 と思ってるなんて、甘いぞ。「会ってもいいけど、もう香港行きは決まってるから、100%断るよ」「断ってもいいから、会いなさい」 …会いなさいったら、会いなさい(;`O´)そんなお見合いは失礼じゃないか…と思ったが、母親を説得するために、会った。果たして、彼はとても真面目で誠実ないい人だった。高校の先生をしていた。とても 「ひやかしで会いました」 とは言えない雰囲気だったが、適当なことを言うのもかえって失礼なので、正直に香港行きを伝え、失礼を詫びた。しかし、予想外に彼は私のことを気に入ってくれ、彼なりの妥協案を出してきた。「2年間だけ待ちます。香港で過ごして2年後、必ず大阪に戻ってきてくれるなら結婚はそのあとで構いません」あぁ、ごめんなさい…。私が2年で香港を離れられるワケないじゃないか(;´□`)私は香港行きのための準備を、既に2年以上もかけて行っていたのだった。既に5年勤めている社内報の副編集長という素敵な仕事を辞めての渡港なので私なりに決心は固く、たかが2年で帰ってくる自信はなかった。もっと長く香港に住むつもりに決まってるじゃないか。…ということを正直に伝えた。そして彼はわかってくれ、両親はあきらめ、私は予定通り香港へ移住。あの時の誠実な彼が、その後、私よりももっと素敵な女性と出会って素敵な家庭を築いていますように…。そして私はといえば、両親には説得がてら、「1年で帰ってくるから」 と、とんでもない大ウソをついて香港へ飛んだのだった。「1年で帰る」 なんて、そんなこと、ハナから嘘に決まっていたのだった(*´∀`)→ へ、よろしく。 …一生に一度のお見合いでした
Dec 2, 2006
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M.S.G. 2006.11.23. 九龍湾国際展貿中心◆会場もちろん今日は残業は無しっ、速攻でワンピースからメタルT&ジーンズに着替え、会場にダーッシュ!九龍湾駅前から乗ったシャトルバスの中になぜか鳴り響く「私バカよね~おバカさんよね~うしろ指うしろ指さされ~ても~♪」 の広東語バージョンのBGMにめげず、私の脳内BGMは Armed & Ready だ。最近のメタル系のライブといえば、もうずっと九龍湾国際展貿中心だね。いつでもメタル・バンドが来ればライブを演れる会場があるのはいいことだ(^-^)数年前、RING OF FIRE の来港が決まったときは、北角の京劇の劇場だったもの…。京劇の会場でメタルのライブ演るんかいっ!?しかも、キャンセルになったし。私が香港に来た当初など、ロックのライブはうるさい、という住民の反対の声で、ロックのライブすらできない状態だったのに。あぁ、香港も進歩したなぁ~。あぁ、しかし!本日到着した会場には客が誰もいな~い。到着したの、私で3人目?…どうしよう、今日はたくさん客が入るんだろうか、あまりのシケシケ具合に、神は機嫌を悪くなさらないだろうか…?(;´Д`)しかし、ポツポツと知った顔が…。あぁよかった、少なくとも200人はいるかな。前回の EDGUY よりはマシのようだ…。 ←1本目のV◆ライヴ「M.S.G.!」 という叫びと Assault Attack で幕を開けるライブ。おおっと、本物だぁ、神が香港に降臨!しかし、かなり丸くなっている様子…(外見が)ツートンのVだけど、昔のVとは違うんだね。帽子にサングラス、黒のTに黒の皮パン姿のマイケル。本物かなぁ?(゚∀゚;)しかし、Vの片翼を股に挟み、前かがみで顔を左右に振りながらギターを弾く姿は本物のマイケルだった。あぁ、しかし、予想外の展開が…!香港の客は全員イスに座ったまま静かにライブ観戦…( ̄ロ ̄lll)えぇっ、この曲でノラないのかいっ?立とうよ、歌おうよ、メロイック・サイン掲げようよ。ここは学校の教室かよ。イスに座ったまま、携帯で写真を取りまくる観客。写真ばっか撮ってんじゃね~よ。このまま盛り上がらないまま最後までいってしまうのだろうか?こんな昔の曲を演ってくれてるのに~。こら、ボーカル(※名前知らない)、ちゃんと会場を盛り上げろよ!とドキドキしている間に1曲目が終わってしまった。誰も立たない(´□`;)どうしよう~、神は機嫌を悪くなさらないだろうか?…ドキドキ。と、思ったら、あぁっ!1曲目が終わった時点で無言で肩からギターを下ろし、ボーカルに手渡すマイケル。えぇっ、1曲かよ!?香港は3曲じゃなくて、1曲で終わりかよっ!?||||/( ̄ロ ̄;)\||||と思ったら、上着を脱いでギターを掛けなおしただけだった…。あぁぁ、ドキドキ…。帰るのかと思ったよ。シェンカーのライブはスリル満点(笑)ボーカルが、「Are you ready to rock !?」 と叫ぶ。やったぁ、2曲目、この曲だ!ヽ(゚∀゚)ノもう、誰も盛り上がらなくても私1人で盛り上がってやる~。最前列に移動!すると、会場のみんなも移動。普通に盛り上がり始める会場。よかった(T∀T)本日の私の合格ライン(?) は、中盤に演るはずの Into the Arena、とりあえずこの曲まで持ってくれたら、良しとしよう。…と私の中では思っていた。その後はサクサクとライブが進む。近くで見ると、マイケルは機嫌が良いようだ。あぁよかったぁ~。寡黙にギターを弾くマイケルに対し、ベース(※名前知らない) のキャラはナイスで、ラーメンマンのような髪を振り回して会場を盛り上げていた。銭形平次のようピックを飛ばしまくり、これまた会場を盛り上げていた。マイケルの反対側に位置していたので誰も見ていないかも知れないが、キーボード(※名前知らない) も私としては結構ツボで、曲によって鍵盤をギターに持ち替え、器用にサイドギターと化していた。ナイス。全ての曲がゆっくり目の安定したテンポで進む。マイケルはとても機嫌がよく、ノリノリの様子だ。あぁよかったぁ~。6曲目に、Lights Out、そして、あぁ、ついに Into the Arena が。おぉ、目標(何の?) 達成~。ここ香港で、生でこの曲が聴けるなんて~。感無量ですぅ(T∀T)途中、ドラムソロも挟み、10分ほど掛けて Into the Arena を演ってくれるマイケル。素晴らしい。もうあとは、何曲で終わっても納得することにします(笑)ライブは順調に進み、On and On、Armed and Ready、Mad Axeman と昔の曲が満載。あぁ、来てよかったぁ~。それと同時に私が感激したのは、香港の観客がちゃんと歌っていたこと。みんな、昔の曲もちゃんと聴いてるんだね。素晴らしい。まるで普通のメタルのライブのようだ(笑)このままの調子で香港にもどんどんメタルが栄えていくことを切に願う…。Attack of the Mad Axeman で機嫌よく奥へ引っ込んだメンバーを会場のみんなが熱く 「We want more!」 コールで呼ぶ。おぉ、素晴らしい。まるで普通のメタルのライブのようだ(笑)会場のみんなが 「Doctor Doctor!」 コールをする。アンコールは、お約束の2曲、Doctor Doctor と Rock Bottom を会場のみんなが歌う。盛り上がる会場に満足そうなマイケル。アンコールでは、ツートンのVを、マイケルとルドルフの顔が描かれた木目調のVに持ち替えていた。ネックには Schenker の文字が。かっこいい~っ!香港は1曲でフィニッシュか!?というのも杞憂に終わり、無事にアンコールまで突っ走ってくれたシェンカー。香港に来てくれてありがとう。本日、香港に神は降臨なさったのです。 ←2本目のV◆おまけ香港では、普通ライブの後に全員対象のサイン会があるのだけど、シェンカーの場合はどうかなぁ、と思っていたが、神の機嫌が良かったのでサイン会決行。ここまで行くとは思っていなかったぁ。しかも、カメラを向ける私に対し、ペンを持つ手を止めてカメラ目線で笑顔をくれ、更にツーショット写真にも快く応じてくれたのだ。ウソのようです。幸せですぅ。1人1人に笑顔で答え、カメラに収まり、握手をするマイケル。 今日のマイケルは忍耐強いぞ~。素晴らしいっ。香港のファンも素晴らしい。新譜だけでなく、昔の自分のお気に入りのCDやLPのジャケットを何枚も持ってきている輩も。「飛翔伝説」 という日本語が見える。また、シェンカーの写真集にサインをもらっている人もいた。香港にこんなにM.S.G.を好きな人がいたなんて。感激ですぅ(T∀T)◆セット・リスト (2曲不明なタイトルは後で追加します)Assault AttackReady to RockDust to DustShadow LadyLightsoutInto the ArenaToo Hot to HandleOn and OnOnly You Can Rock MeArmed and ReadyAttack of the Mad Axeman * * *AracnophobiaDoctor DoctorRock Bottom解説 : M.S.G.のライブは当たりハズレがあり、香港公演の直前の東京公演では、 突然3曲目の途中でギターを放り出して、ライブはそこで終了。…ハズレ。 今回の香港公演はアタリだが、その後の台湾公演では1曲も演らずドタキャン。 その日の公演が当たりかハズレかは、まさに神のみぞ知るのだ。→ へ、ヨロシクです。
Nov 25, 2006
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騙されても騙されても何度でもインドに行ってやる~o(`ω´*)o、と思うほどインドにハマッている私が最初にインドに触れたのは、実は中学の頃にさかのぼる。なんの拍子か中学の頃、あるイベントでユネスコ(国連教育科学文化機関)の小さなチラシを手に入れた。世界には日本よりも貧しい国がたくさんあるのを知っていたが、そこには、そのような国に散らばっているユネスコのプロジェクトの内容と寄付金先が書かれてあった。なんと、そこで中学生の私の目を引いたのは、「寄付をすると、そのプロジェクト先からお礼の手紙があなたの元にとどきます」 という文章だった。おぉ! ゜+.(*’ヮ’*).+゜私の目がキラリと光る。寄付してみよう、これらの国々に。魅力的な地名が並んでいた。インド、ネパール、パキスタン…等々。それらの国で、貧しい村に学校を作ったり、子供だけでなくその母親の識字率を高める活動等をしている とても素敵な機関なのだった。その頃からとても 偽善者 いい人 だった私は、そのような事業に興味があっただけでなく、昔から海外交流や外国語等に興味がある国際色豊かな子供/font>であり、しかも英語も習い始めたばかり。「その手紙を受け取ってみた~い」 と思った。まぁ、不純な動機…?それから月に1回ずつ、リストの上から順に郵便局から寄付金を送った。中学のガキの頃のおこづかいからなので、月500円ずつというはした金…。しかし、送り続けた。こんなはした金に返事は来ないかと思いきや、どんな小額の寄付金でもちゃんとお礼状が届くのにはビックリした。嘘じゃなかった、ユネスコ(^-^)現地語のものもあり、英語のものもあった。辞書を引きながら英語を読んだ。その中から、なぜかインドのユネスコの長から来た手紙を選び、「私の寄付へのお礼の手紙、どうもありがとう」 という、お礼の手紙に対するお礼の手紙を出してみた。「日本からわざわざ手紙をありがとう」 という、私のお礼の手紙に対するお礼の手紙が、またまた私の元に届いた。 そこから私たちの文通(死語) が始まった。 ←意味もなく挿絵その頃、既にアメリカに同年代のペンパル(死語) がおり、これで文通相手が2人に増えたが、インドのユネスコ長からの手紙はとても待ち遠しかった。中学生の私に対して、とても丁寧な文章でインド・ユネスコクラブの状況報告をしてくれ、国際会議で来週はどこの国へ行きます、というような報告に、私の心も彼と一緒に世界中に飛んだ。「中学生であまりお金がありません」 と書くと、「その気持ちが嬉しいです。お金がなければ、日本の古切手を送って下さい」という手紙が来たので、それから鬼のように送った送ったぁ、古切手を!(笑)その度に丁寧な返事をくれたのだ。彼は南インドのマンガロールで学校を作る事業に関わっていたのだった。「いつかインドに行ってみたいです」 と書くと、彼は大変喜んでくれ、「大歓迎します!宿泊と食事は全てお世話しますので航空券だけ取って来て」と書かれてあった。ありがとうございます~(´-`)それから私たちの文通は10年以上、社会人になっても続き、1度インドへ行こうとしたときは、宗教戦争が勃発し、初のインド行きを断念。…残念。まだインドに呼ばれてなかったんだね(´Д`;)そして20代の中頃、私は香港と出会う。広東語を勉強し、香港へ移住した。それから私の生活モードが完全に広東語に切り替わり、初めての海外での1人暮らしが始まったため、アメリカ人とインド人との文通は途絶えてしまった。…いや、私が出さなくなったんですぅ、スンマセン。香港に来た当初は山あり谷ありだったんだもの~。人生で1番苦労したよ~。あのインドのユネスコ・クラブのSouza神父は今どうしているかなぁ?もう定年退職しているかも知れない。私が香港に来てから既に10年だもの…。今まで北インドばかり歩いてきた私、次の渡印は南インドを目指している。もう Souza神父はいらっしゃらないかも知れないけれど、南インドを見たいので。私をインドに呼んでくれてありがとう(´-`).。oO→ へ。 …しかし、ずいぶん南だぜっ
Nov 20, 2006
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坊主に目が無い私、もちろんチベットに来たら片っ端から行けるだけの寺を見てまわる。たくさんの寺を見てまわったが、ここセラ寺では、なにやら中庭の方からワイワイガヤガヤ坊主どものざわめきが!中庭を覗いてみると、おぉ、なんと、軽く100人は超えているであろうたくさんの坊さん達が立ったり座ったり思い思いの格好、思い思いの場所で 「シェ~」 をして遊んでいた…。いや、違う、これはセラ寺名物の禅問答修行をしているのだった。しかし、寺中の坊さんが集まったのかと思うほどの人数が中庭に集まって、みんなお互いにしゃべりたおしているので、うるさい。しかも、ゼスチャー付き。上の写真が、正しい禅問答の修行中の2人だ。この真剣な顔!ここの名物の押し問答、あ、いや、禅問答は、立っている人と座っている人にわかれ、立っている人が質問係、座っている人が回答係、というのが決まりのようなのだけど、立っている人が質問を出すときに、激しいゼスチャーを繰り出す。片足を上げてバランスを取ったり、両手を打って相手を指差したりして攻める。ん~、しかし、ふざけているようにしか見えない…。普通に質問しちゃダメなのかなぁ(´∀`;) こんなにたくさんの坊さんが! 質問ゼスチャーその1 質問ゼスチャーその2しかし、見ていると、とっても楽しそうだ。修行をしているように見えない。中には、2人1組ではなくて、4人1組で全員が地面に座り、単に雑談をしているようにしか見えない坊主たちも多数。いや、どう見ても雑談だ。これが問答無用、あ、いや、禅問答なのかよ。楽しそうでいいなぁ。3人1組で、ボーっと座ってひたすらこちらを見ているグループも…。その笑顔はなに?写真を撮ってほしいのかい?いや、それはいいんだけど、修行しなくていいのかい?4人くらいで集まってダラダラとダベっているような輩も…。「あのさ~、てっちゃんさ~、明日の休み時間、満福食堂にお茶しに行かない?かわいいバイトの子がいるんだよ」 「うん、行こうか~」とかなんとか、禅問答に全く関係ないことを言っているようにしか見えない…。和尚さんは知っているのだろうか、かわいいバイトの話をしているなんて。(想像)ここでは、尼寺とはまた違った活気があって、とってもにぎやかで楽しそうな修行風景を見せてもらい、私も楽しくてなごやかな気分になった。日本の寺ではありえない、楽しい修行風景なのだった。あぁ、やっぱりここも来てよかったぁ~。→ へ。 …イケメンが結構多かった
Nov 14, 2006
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おぉ、ここは今までに見てきた他の寺院とは雰囲気が全然違うぞ!きれい、かわいい、華やか、何と言っても、花が咲き乱れているじゃないか。ここはどこ?私はだれ?( ゚Д゚)ポカーン・・・??ここは、アニ・ツァングン寺、尼寺だ。当たり前だけど、尼さんがいっぱい。チベットに、こんなにたくさん尼さんがいたなんて。ラサの三大尼僧院だそうだ。てことは、チベットには他にももっと尼さんが生息しているの~?(゚Д゚) ここでは、年季の入った尼僧から、うら若き乙女まで、多数の尼さんが一緒に生活しながら修行をしているようだった。なんとなくホッとする雰囲気。敷地内に、宿舎とお堂と作業場とマニ車…等が混在していた。何と言っても、本堂の前には花が可憐に咲き乱れ、宿舎がこれまた、とってもカワイイ。こんな宿舎なら私も寝泊りしてみた~い。さすが、女性の寺院は違うなぁ(´∀`)トイレは共同のようで、部屋の外にあるようだったが、場所を確認せずともそのニオイが場所を強烈に主張していた。ん~、せっかくきれいな尼寺なのに、当番を決めてトイレ掃除くらいせんかぁ、この尼、 …あ、いや、なんでもありません。また、ここの尼さんたちは、みんなとってもフレンドリーなのだった。私がそ~っと部屋を覗き込んでいると、こっちへ来なさい、と手招きしてくれるのだった。ここは有名な尼寺なので、観光客も多数訪れるだろうに、尼さん達はいちいち他所から来た私達に興味シンシン。しかも皆、やわらかな笑顔だ。写真を撮らせてくれたり、一緒に記念撮影をしたりしていたが、突如、1人のフレンドリーな尼さんが 「私にも撮らせて~」 と、私達のカメラを取り上げる。あっ、なにをするか、この尼、 …あ、いや、いいよ、撮って下さい(´∀`;)彼女達は、作業場で、マニ車に入れる経文を作ったりと、なごやかに数グループでいろいろな作業をしているのだった。これも修行の一種なのかな? 色とりどりの花が かわいい宿舎 カメラを取り上げる尼本堂の方へ上がってみると、数十人の尼さんたちがそろって読経をしていた。そこだけ他と空気が違うような、厳かな時間が流れていた。低く柔らかな女性の声だけで奏でられる読経のハーモニーというものを初めて聴いた。ゆるゆると全員で声を合わせて読経をしながら、尼さん達はチラチラと私達の方を見る。目が合うと、微笑んでくれたり、手招きをしたりしてくれ、やはりとてもフレンドリーだ。どれほどの長い経文なのか、彼女達の読経はいつ果てるともなく延々と続く。しかも、そのメロディ(?)は、あるのか無いのか、なんとなく合っているようでバラバラのようで、でも要所要所ではツボがあるのか、ときどきハモっているようだ。合わさったり崩れたりしながら、ゆるゆると上下しながら続く読経のメロディ。あぁ、癒される~(´-`).。oO私は去りがたく、しばらく隅に座っていた。私自身が読経をせずとも、彼女達のやわらかな声が私の心の中の硬いものをほろほろと溶かしていくようだった。あぁ、尼寺に来てよかったぁ~。→ へ。 …女性の声は癒し系ですね
Nov 6, 2006
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トップにも宣伝してありますが、大阪老舗のライブハウス、BAHAMA の閉店前に、バハマさよならライブということで、ANGELUS が再結成ライブをします。 11/1(水) 6:30pm \2,000 at BAHAMA メンバーとセット・リストを入手しました。メンバー:Vo.Taizou(EX.Mightelayer)G. Sheja from Volcano(EX.Gargoyle,Animetal)G. Kouichi Ogawa(EX.Angelus,Mightelayer)B. G.I.E from KNOCK'EM DEADDr.Satoshi from KNOCK'EM DEAD(EX.Angelus)GUEST AGE (FROM ANGELUS)CHEE-YANG (FROM ANGELUS)AKIRA (FROM EBONY EYES)MATSUBARA (FROM WITH)????? (Secret guitarist)KITAYAMA of the guitarist of MIGHTELAYER might also enterfrom Tokyo this gig. セット・リスト: 1.LOVE TONIGHT 2.MAGIC 3.ILLUSION 4.COLD AGE 5.SAD LADY 6.Kowareta Tokiga(At broken time) 7.TRIBUTE TO YOU(FAREWELL) 8.SPEEDER 9.ROCK BOTTOM10.LAST CALLEncore11.LOVE TONIGHT(original ANGELUS)12.DOCTOR DOCTOR8曲目は、なんと、MEIN KAMPF の曲です。 あぁ、しかし、平日のど真ん中です!(T∀T)もう1日も有休の残ってない香港在住の私としては、かなり厳しいです。さらに、当日は私は1日中会議の通訳に入っており、次の日は中国出張です。あぁ、今のところ、行けない率90%です。 どなたか、行かれる方、いらっしゃいますか?私の代わりに行って見てきてほしいです。こんなこと、ここで書いたらアカンかも知れませんが、こっそりMDで音を記録してきてほしいです。めっちゃ聴きたいです。あと、こっそり携帯で絵を記録してきてほしいです。めっちゃ見たいです。ステージの写真1枚でもいいから、見たいです。 ライブ代は私が出しますから。大阪へ帰ったらご飯おごりますから。 せっかく大阪出身なのに、今ほど海外に住んでることを悔しく思ったことはありません。MEIN KAMPF の曲でっせ! どなたか、行かれませんか?ライブ代は私が出しますからぁ!
Oct 26, 2006
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香港在住日本人のロック仲間を集めて、時々、おいしいモノを食べながらおいしい音楽を聴く会を開いているが、この前はインド料理で。この会はいつもメンバーの家で、てんぷらを揚げたり、たこ焼きを焼いたりしながら、ロックやメタルのライブ映像を見て熱く盛り上がったり、私の J-pop に関する知識の無さを容赦なくみんなで攻撃し、血祭りにあげる…というような、とても楽しい会で、香港在住の洋楽好きの方、いらっしゃいましたら参加してね。メンバーはいつでも募集中♪ → mixi のコミュニティ 「香港でロックを語る会」 にアクセス、Go!前回のインド料理屋で、ロックとは全く関係ない 「こんなものを食べたことがある」自慢 という話題に突入した時、私が 「小学校のとき給食でうさぎ肉ソーセージを食べた」 という話を振ったら、一気にみんなの興味が私に集中!( ̄△ ̄lll)いや、うさぎ以外にも、私はサソリや、豚の脳みそや、鶏の睾丸等、いろんなモノ食べてるのに、なにもウサギにそんなに反応しなくても…。「日本でウサギ?そんなの、ありえな~い!」(;`O´)oいや、小学校のとき、時々給食で出たおいしいソーセージには、まぎれもなく「うさぎ肉ソーセージ」 と書いてあったのだ。ウソじゃない。それは、魚肉のようなアッサリ味の、薄ピンクのキュートなソーセージで、間違っても家庭で 「今日は うさぎ肉のハンバーグよ♪」 なんてこともあるわけなく、唯一給食のときにしか食べることの出来ない、子供心にも禁断の味だったのだ。ほんとにおいしくて、私は時々出される そのうさぎ肉ソーセージを、これまた時々出されるプリンと同じぐらい楽しみにしていた。うさぎ肉ソーセージをわくわくしながら待つ、そんな小学校6年間を過ごしたのだ。※ちなみに、私の市は、大阪市の隣の市です。しかーし!みんなは、執拗に私の話を疑いまくり、私を許してくれない(;´Д`)「そんなの、ウソに決まってるよ、日本でうさぎなんて食べられないよ、絶対」(゚Д゚)…と言っても、ホントにソーセージには 「うさぎ肉」 と書いてあったんだよ~。「わかった、それ、きっと、「うさぎ肉ソーセージ」 っていう名前の魚肉ソーセージだよ」えぇっ、それの方がよっぽど有りえないぞ~!それ、詐欺じゃん( ̄ロ ̄lll)「じゃあ、わかった、それ、「うさぎ肉ソーセージ株式会社」 っていう会社の商品だよ、単に」えぇっ、そうくるか!?( ̄ロ ̄lll)どうして信じてくれないんだ、うさぎ肉ソーセージって書いてあったんだ、間違いない!「それ、うさぎ じゃなくて、うなぎ だったんじゃないの、見間違いだよ、Betty の」いや、いくら小学生でも、「さ」 と 「な」 は間違えないだろ!( ̄ロ ̄lll)しかも、「うなぎ」 のソーセージなんて、そっちの方がよっぽど有りえないぞ~!特に、メンバーの中の2人の、AさんとBさんが、どーーしても信じてくれない。私の記憶力って、そんなに信用がないのだろうか…?_| ̄|○→確かに、私の記憶力の無さは定評があるがじゃあ、こうしようじゃないか、「探偵ナイトスクープ」 に依頼してみよう!私の小学校時代、私の市で、うさぎ肉ソーセージが給食で出されていたかどうか、ただちに優秀な探偵さんをアナタの町に派遣して調査をしてもらおうじゃないか。私が依頼主で探偵さんに依頼し、どーしても信じない友達として、2人のうちの1人のAさんに 「そんなん絶対ウソです」 と、出演してもらう。これで、どーだ!満場一致で決定(^∀^)そして、その夜、探偵に依頼する前に、一応密かにPCでググってみた。あぁ、なんと!いとも簡単に 「うさぎ肉ソーセージ」 で多数のサイトがヒットしまくるではないか!…拍子抜けだぁ。こんなに簡単に調べられるのなら、探偵に依頼できないなぁ(´Д`;)数々のサイトによると、うさぎの肉は、つなぎに適しているので、よくソーセージに加工されている、ということだ。さらに、現代の日本でも、通販で簡単に購入できる。また、うさぎ肉はアレルギー体質の人にとても良いらしい。…と、次々と謎が解明。「探偵ナイトスクープ」 に出演する案、却下 _| ̄|○次の日、証拠の品として、ヒットした数々のサイトを、メンバーに送りつける。すぐさま Bさんは、「あ、ほんとに有ったんだね、疑ってごめんね~」素直だ。しかし、Aさんは、「うん、ホントだね、でも、給食に出されていたかどうかは解明されてないね」えぇ~っ、まだ言うかぁ~。私は心から早く 「信用される人間」 になりたい~。「アナタも今日から信用される人になれる」講座、なんてものがあれば、参加キボン。→ へ。 …皆さんの給食はどうですか?
Oct 25, 2006
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LOUDPARK fes 2006.10.14. 幕張メッセ日本史上最大のメタル・フェス、LOUDPARK に参戦してきた。 約20年振りに見た ANVIL、去年香港に来そうで来なかった ANGRA、香港人ギター擁するDRAGONFORCE、黄金期のメンバーの ANTHRAX の他にARCH ENEMY、再結成 MEGADETH 等を見てきた。3泊4日で帰国したので、とりあえず、親に顔を見せて、仏壇に線香もあげて、ついでに来月閉店する大阪老舗のライブハウス、BAHAMA の写真を撮った後、次の日の深夜から夜行バスで寝ながら千葉へ。インドのバス移動に比べて50倍ぐらいマシだけど、往復続けざまに夜行バスで寝ながらの移動はさすがにキツかったぁ。もう若くない、と実感(笑)大阪に戻ったその日のうちに香港に帰国。どんなハード・スケジュールやねんっ。 やっぱ、フェスはいいなぁー!o(^▽^)oこんなフェス、あと1000年待っても香港じゃ有り得ない!会場は、当たり前だけどメタルな人で満載。めっちゃ黒い(笑)日本にはこんなにメタルな人がいのかぁ、と、あぁ~しみじみ感激(T∀T) みんなのファッションをチェックするのもライブの楽しみの1つ。 METALLICA、ANTHRAX のTシャツの人が多かったけども、レアなTシャツ着てる人も。 メタルじゃなくてパンク系のTシャツ着てる人も数人。パンク系も聴く人なんだね。Wacken フェスのTシャツの人も。ドイツまで行ってきたんだね。私は普通に鋲ベルだったが、今どき(?)ガンベルト巻いて来てる人も!おぉ! 私もガンベルト持ってるけど、普段は着けないよ、かっこいいぞ~(笑) また、パッチGベス(※メタル・バンドのワッペンを貼りまくってるデニム・ベストです。 大体は黒の革ジャンの上に着たり…) の人も数人!もちろん背中には MANOWAR が。 おぉ、かっこいいぜ! 私は、レアな HIRAX Tで参戦。誰か反応してくれるか…と思っていたら、予想外に私より年下っぽい女性が私のTシャツに反応。男じゃないのかよ( ̄ロ ̄lll)「これ、HIRAX ですよね、好きなんですか?この前、日本に来そうだったのに、ドタキャンしましたよね。私、楽しみにしてたんですよ」おぉっと、女性なのに濃い。ナイスです。嬉しくなってきました(^o^)メタルのライブは、いつも半数以上がボンズで、私のような女は少数のため、なんと、女子トイレは空いているのに、男子トイレが激込みで、長蛇の列なのには笑ってしまった。映画館のトイレとは反対の現象だ(笑)また、20バンド弱が出演する巨大フェスなので、見るステージ、暴れるステージ、体力温存の時間、食事の時間、グッズを買う時間、サイン会に参加する時間…と各自タイムテーブルと照らし合わせ、計画的に動く。しかし、休憩はいいけれど、あの爆音の中で、床に寝転んで体力温存してる輩が多数いたのには笑えた。よくあそこで寝られるなぁ、君ら!また、元香港在住で、今は日本に帰任してしまったメタル野郎とも再会。今年の香港の STRATOVARIUS のライブにわざわざ日本から参戦してきた女子にも今度はここ日本で再会。ネットで知り合ったメタル友達にも会うことができた。これだから大きなフェスは楽しいな♪ Takaさんや、 Angeさん、 jakeeさんも、お会いしたかったですね。ひとつ残念だったのは、KORPIKLAANI が見られなかったことか。あぁ、楽しみにしてたのに~。ライブでは、隣のボンズたちとぐるぐるフォーク・ダンスを踊ろうと思ってたのに~(爆) コルピはまた次回の単独公演に期待だ。朝から夜まで10時間のライブを堪能。あぁ、この世にこんな幸せなことがあるだろうか!今もまだ私の頭(心?)は LOUDPARK でいっぱいで、何も手につかず、本当はチベット編の続きのネタもあるのだけど、ずっとアップしてなくてスンマセン…。あぁ、今、とっても幸せDeath。とりあえず、今日まで生きてて良かったDeath (^-^) ※バンド別のライブ・レポートは、左の フリーページ に置いてありますので 見に来てね♪本日の出演バンド: -gigantour stage- -big rock stage- -ultimate stage- ANVIL FLYLEAF NORA HARDCORE SUPERSTAR OPETH ZEROMIND BACKYARD BABIES DRAGONFORCE FIREWIND DIR EN GREY CATHEDRAL LEGEND OF ROCK ANGRA ARCH ENEMY UNITED MEGADETH ANTHRAX NAPALM DEATH※写真は、クリエイティブマン撮影→ へ。 …来年は2日間とも参戦する所存です
Oct 20, 2006
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香港では、春節(旧正月)に次いで大切な行事が中秋節。この日は、なにがなんでも家族もしくは親戚一同で集まり、一緒に中華な食事を楽しまなくてはいけないのだ。なにがなんでもなので、会社も昼過ぎに終わったりする。全く関係ない日本人の私も昼過ぎに帰れたりする。ラッキー♪深センで働いている人も、なにがなんでも家族で中華な食事を楽しむために、国境を越えて香港へ帰ってくる。そして夜を徹してランタン遊びなんか楽しんだりする。お陰で、地下鉄も夜通し運行になったりする。どんだけ大切やねんっ(゚∀゚;)子供はランタン遊びだけれど、青春者たちは、海辺の砂浜なんかで、直径2mほどのハート型にロウソクを立てて、その中で2人、なぜかジッと寝転んでいたりする。…怖い(;´Д`)と、毎年このような光景が繰り広げられる中秋節。 * * *ここでポイントは中秋節お約束の 「月餅」 だぁ。中秋節が近づくと、必ず毎年欠かすことなくオフィスへ月餅が届けられ、社員全員に有無を言わさず配られる!これがマズイんだ!( ̄ロ ̄lll)しかーし。中秋節に月餅を食べるのは、お約束中のお約束で、こればっかりは日本人の私でも毎年逃れられない運命なのだ。「要らない」なんて言った日にゃ!「え~っ、なんで要らないの!?月餅だよ!」 (゚∀゚;)「だって、…マズイじゃないですか」 (;´Д`)「月餅はみんな食べるよ!」…非国民扱い。 どれだけお約束かと言うと、中秋節が近づいてくると、地下鉄といわず、新聞&雑誌といわず、TVといわず、各社が競って月餅の宣伝を始めるので、香港中が色とりどりの月餅の広告で埋め尽くされるのだ。…マズイのに。どこへ逃げようと執拗に追ってくる月餅の広告。そうやって日々マインド・コントロールされれば、つい私も地下鉄の駅で月餅の缶に手を伸ばし、「これ下さい(´∀`)」 と言ってしまいそうになる。…あぶない あぶない。あの、ねちょっとした蓮の実あんの甘さと、アヒルの塩漬け卵の味。中に埋まっている黄色い塩漬け卵は、中秋の満月を表しているんだそうだ。香港人にしては珍しく風流だが、マズイことに変わりは無いぞ。香港人も、心の底ではマズイいうことに気づいているのか、最近ではティラミス味や、マンゴー味、アイス風等、ニュータイプが出ているようだ。あぁ、でも、なんでうちのオフィスに贈られてくる月餅って、伝統的な蓮の実あん?マンゴー味のとか、来ないかなぁ?そんなの1度も来ないぞ~。嫌がらせのように、蓮の実あん味のしか来ないぞ~。というわけで、今年も食べた伝統的月餅。…マズかった_| ̄|○→ へ、クリックよろしく。 …今年も非国民じゃないぞ~
Oct 7, 2006
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10/1 は、国慶節 (中国の建国記念日) なので、中国は今日から1週間も連休だ。いいなぁ…。なんで香港は1日だけ…?そう、香港と中国は祭日が違うのだ、知ってましたか、皆さん? 春節(旧正月) と国慶節には、香港では花火が上がる。春節の連休は、私はもれなく海外へ逃亡しているので、国慶節の花火ぐらいは見ようかな。 なぜか知らないけれど、花火が上がるとき、香港人はみんなして いちいち、 「ほわぁ~!」 と大合唱するのだ。大合唱だよ! 急に土砂降りの雨が降ってきてビックリしたときも、香港人は 「ほわぁ~!」 と言う。 香港で、「ほわぁ~!」 が口をついて出てくるようになれば一人前。 まぁ、それはいいとして。 せっかく、ビクトリア湾に面した窓際の席を確保してレストランで食事しながら花火に備えてたのに、あぁ、この席からじゃ見えな~い!音だけ聞こえてきて、花火が見えないぞ!惜しいっ。煙は見える。 だからこの席、空いてたのか!( ̄ロ ̄lll) この状態は、ヘヴィ・メタル(特にDeath系) のスタンディング(席なし) のライブで、9割ボンズばっかりの中にまぎれた背の小っちゃい私の、ステージは見えねど音だけ聞こえてくる 「ラジオ状態」 の残念なライブ…の状態に似ているかも知れない(´∀`;) 花火は23分で終了する。店を出て移動しよう。 おぉ、ビルとビルの隙間の細長い空間からかろうじて花火が見える~。 「あ、ここから見えるよ」「もう、ここでいいよね、ビルの隙間から少しでも見えれば良しとしよう」「うん、隙間産業って感じで、いいね」 …いや、それ、違うし(´∀`;) 「やっぱり香港の花火って、日本のとは違うね~」「え、そう?もう日本の花火ってどんなのか忘れたよ」「忘れたよ」「忘れたよ」 香港在住歴4年が1人と、10年以上が3人の日本人、計4人。 「ほら、香港の花火って、散った後の余韻がチカチカしてるよ」「ホントだ、キラキラだ、星みたいできれいねー」「うん、光ファイバーって感じだねー」 …いや、それ、違うし(´∀`;) みんな、日本語、おかしいよ!気づけよ!日本を出て海外に住んでるからって、そういう問題じゃない気がするよ!全然意味ちがうし!しかも、みんなつっこまずに普通に会話続けてるし…。思わず、つっこませて頂きましたが、私、合ってるよね?σ( ̄∇ ̄;)え、それとも、みんなの方が合ってる…??→ へ、クリックよろしく♪
Oct 1, 2006
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今回は、世界文化遺産にも登録されいるジョカン(大照寺) という有名な寺院のすぐ裏にあるホテルに泊まったのだけど、便利な場所でヨカッタネ、とかなんとかいうより度肝を抜かれたのは、朝・昼・晩と、途切れることなく寺院の周りをブツブツ経を唱えながら、グルグルグルグル…(中略)…グルグルグルグル…回る人の数!マニ車を回しながら回る人、五体投地しながら回る人、犬の散歩を兼ねながら回る人…。おびただしい数の人が経を唱えながら、ひたすら寺院の周りを回っているのだった。チベットの仏教徒はとても信心深い!巡礼者は、チベット各地からこのラサを、そして、最も聖なる寺院であるジョカンを目指してここへやってくるので、最終的におびただしい数の信者達が寺院の周りをグルグル回っているのだった。寺院を中心に右回りに回るのが基本だ。これをコルラという。ここで、1人だけ流れに逆行して歩くのは恥ずかしい…。流れるプールに逆らって泳ぐお調子者の小学生のようになってしまうので要注意だ!朝7時に目を覚まして下を見ると、もう巡礼者たちがグルグル回っていた。そして人の流れは日が暮れるまで途切れないのだった。さらに、ジョカン寺院前では、これまたものすごい数の信者が延々と五体投地をくり返していた! グルグル回る人たち 五体投地をくり返す人たち 五体投地で回る信者合掌した手を頭の上、顔、胸、のあたりにかざした後、地面に寝転び、地面に額をくっつけたまま、頭の上で再び合掌して起き上がる…。これを何十回とくり返していた。延々と、立っては寝転び、立っては寝転び…をくり返す人たち。これは何回くり返すのかな?息が切れるまで、かな?というより、高地でそんな荒行をすると、私ならあっと言う間に息が切れて死んでしまう…。それを、おじいさんや おばあさんのような高齢の巡礼者がくり返しているのだった。額に たんこぶのような五体投地ダコ(?) のようなものができている人もいた。両足をヒモで結び、案山子スタイルで五体投地している人たちもいた。地面には、ヨガ・マットのように、布を敷いてそのうえで五体投地をしていた。そうだよね~、でないと、膝が血まみれになるよね~(´Д`;)きっとみんな、マイ・五体投地マットのようなものを持っているのに違いない。さらに度肝を抜かれたのは、五体投地をしながら寺院の周りを回っている人たちだった。五体投地をしながら、だよ、みなさん!ただ歩いて回るだけでも結構かかるのに、なんてこった。地面に体を投げ出し、2~3歩進み、また地面に体を投げ出し、2~3歩進む人たち。もっとすごい猛者たちは、チベットの各地から五体投地をしながら、ここラサを目指して這ってくる巡礼者たちなのだった。何ヶ月もかかって。そんな人がいるのかぁ!信仰って一体なに!?私の理解を超えていた。いつしかカメラを構えていた手が止まり、頭が真っ白になっていた。→ へ。 …中国政府よ、チベタン信者には勝てないぞぉ!
Sep 21, 2006
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→→→→→チベットへ行ったらしようと思っていたこと…公衆トイレの壁に 「中国はチベットを解放しろ!」 と油性マジックで落書きしてこっそり当局にたてついたり、バター茶を飲んで 「まっず~い!もう1杯!」と言ったり、いろんなお寺に行って五体投地する人を見ていろいろ考えたり…しようと思っていたが、それより もっとリストの上の方にあったのが 「鳥葬見学」。鳥葬とは、食葬の一種だ。日本では人が死ねば火葬にして荼毘に伏すのが一般的だが、その他には、土葬や水葬、そしてこのチベット等で見られる鳥葬がある。魂が無くなり その使命を終えた肉体は他の生き物(禿げ鷹)に布施し、鷹に食べられた肉体は鷹と共に天に舞い上がることから、天葬とも呼ばれている。これこそ究極のリサイクルだ。鳥葬見学にはルールがあり、写真に撮ってはいけない。…いやぁ、撮れないよ(´Д`;)インドのヴァラナシの火葬場でも、写真は撮らない。また、外国人は見学禁止、と聞いていたので (なぜか日本人、中国人はOK)、私はいかにも外国人に見えないように、チベット人に倣い、髪を茶色から黒にわざわざ染め直してチベットへ臨んだのだ。あぁ、それなのに!!今年から鳥葬見学は全面禁止になった、と!?( ̄ロ ̄lll)なんてこったぁ、高山病が怖い~なんてチベット潜入を先送りにしていたばっかりに!もっと早くチベットに来るべきだった…。20年程前、せっかくジョー・リンをつれて RAINBOW が来日したのに、「また来るさ」と思って無視したら、突然その後 解散して、結局ライブを1度も体験できず大後悔!…という苦い経験を思い出した(´Д`;)教訓 : 行きたいと思ったらすぐに行こう!先送り禁止私がこんなに海外へ出かけている目的といえば、「異文化体験」 に尽きる。TVや本やガイドブックでも、いくらでも異文化を勉強はできるけれど、「知識」 と 「体験」 は、全くの別物! 体験してこそ感じるものがあるのだ!鳥葬なんて、まさに異文化じゃないか!魂の無くなった肉体は大草原にポツンと置かれた鳥葬台の上にて、鷹が食べやすいように天葬師によって首を落され、体はナタでバラバラに解体され、待ち構えていた無数の鷹によって食べられる。内臓も全部食べられてなくなってしまう。徐々に食べられて何日もかけて肉体がなくなっていくのではなく、一気に鷹が奪い合い、あっと言う間に骨になってしまう。その骨さえも細かく砕いて鷹に食べさせる。そして、いつしか、鷹の糞となり、土へ還るのだ。チベットでは、この鳥葬が1番いい葬り方なんだそうだ。この鳥葬はチベット文化の1つであり、また、チベット以外の地域にも鳥葬が普通に行われていることから、そんなに特別なことではないようだ。日本人の私からすると、とても特別なんだけれど。きっと、過去に 「写真に撮ってはいけない」 と言われたにも係わらず、こっそり撮りまくった輩がいるのに違いない!!うぬぬ~。お陰で、異文化である貴重なチベットの鳥葬を見学できなくなったじゃないか。おぉ、鳥葬見学を逃したと共に、公衆トイレの壁に 「中国はチベットを解放しろ!」 と落書きをしてくるのも忘れたぁ…_| ̄|○ → へ。 …しかし密かに文化は継承される
Sep 14, 2006
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〈番外編〉香港沈没(!?)級の天変地異よりも激しく信じられないあってはならないニュースが私の耳に飛び込んできた。なんと、大阪のライブ・ハウス、BAHAMA が、再来月閉店 !?||||/( ̄ロ ̄;)\|||| あぁ昔どれだけこのライブ・ハウスに通ったか!あぁどれだけのメタル・バンドがここから巣立っていったか!大阪で1番小さなライブ・ハウス、しかし、1番老舗のライブ・ハウス、なんと言っても、私が生まれる前からあったんだもの。EARTHSHAKER、44 MAGNUM、RAJAS、MARINO、X-RAY、魔女卵、AION等、そういえば、X や DEMENTIA もここで観た。最近のバンドでは、陰陽座も、このバハマ出身。※しか~し、陰陽座は私が香港に来てからのバンドなので、1度も見ていない(T-T)PRESENCE なんか、めっちゃ見に行ったぁ。白田くんのサインも持ってる(笑)INSPIRE、怖いバンドと思ったら、オモロイバンドなんで、これも毎回見に行ったぁ。MEIN KAMPF のドラムは、ツー・バスじゃなくて、真っ赤なフォー・バスだった。最前列でいつもめっちゃ首振ったぁ。ANGELUS の○○君が好きだった(…んだけど、その○○君は私の友達の☆☆ちゃんが好きだったので、私の片想い…_| ̄|○でも、その☆☆ちゃんも、別の男が好きだったので、結局○○君も片想いだった…)バハマは、「おとうさん」 と 「おねえさん」 の2人で切り盛りしていて、のほほんとした おとうさんと、バンドにビシバシ喝を入れ、檄を飛ばす おねえさん…というコンビだった。その昔、ジャパメタ全盛期だった頃、関東よりも関西の方がいいバンドが多く、勢いがあったので、よく 「ジャパメタ界は西高東低」 と表現された。おねえさん がビシバシ バンドを育て上げ、世に送り出していたからだ。みんなバハマ出身、バハマあっての関西メタルだったのだ。キャンディ・ホールや、バーボン・ハウスや、バナナ・ホールまでつぶれたけれど、バハマが無くなるのが1番ショック~!。゜゜(´□`。)°゜。ここでニュースです(゚Д゚) PRESENCE が瞬間的再結成して、バハマで演るらしい。11月ライブ予定。ANGELUS や MEIN KAMPF の復活はないのだろうか? …無いの!?10月、11月は、バハマから巣立ったバンドたちが里帰りライブをする予定らしい。ここで後悔です(T∀T) あぁぁ毎年、年初めに会社の年間スケジュールが出ると、どの休みにどの有休をつけてどこに旅に出るか、速攻で予定を立てて実行し、1日の有休も残さない私。あぁ、こんなときに!有休を残しておけばよかったぁぁ!インドやモロッコやチベットなんかに行ってる場合じゃなかったぁぁ!_| ̄|○ 今年、残り2日の有休は、来月の LOUD PARK (メタル・フェス)で完全消化。※既に飛行機を押さえ、チケットも入手済みだ、どうしよう毎年、1日も無駄にせずインド人とのふれあい等に有休を使うため、風邪すら引かずに気合で健康体で1年を過ごす私。なのに、突然こんな天変地異(!?)が起こるなんて!どうする、PRESENCE!?もう有休ないよ~。あぁ、親を危篤にするか!?(爆)しかし、もしかして ANGELUS 復活するなら、ANGELUS 優先?(○○君が出るなら) ↑さらに爆!海外からの参戦は、ピンポイント的に日程を逃さず、休みと飛行機を押さえる必要があるのだ。どなたか、最新情報お持ちの方、私にタレコミを、心からお願いします。来月、再来月、大阪に住んでいたなら、好きなだけライブに行けたのに…。あぁ今ほど海外在住していることを悔しく思ったことは無い…!バハマの最期は見届けたかったぁ。久々に、仕事以外で、泣いた…(T-T)→ へ。 …43年間、お疲れさまでした
Sep 8, 2006
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→→→→→チベットへ行く前に、インドのダージリンのチベット料理屋で飲んでみたバター茶、それは期待に反して破壊的なマズさだった! (´Д`lll)しかーし!チベットへ行ったら、本場チベットで再び果敢にバター茶にトライ!と思っていたのだ、ずっと。もう1度、チベットでバター茶を飲んでやる~。チベットに着いた途端にトライしてみた。やはり、マズかった!!Σ( ̄ロ ̄lll) チベットに来て、なんでバター茶がマズイのか、わかったぞ。ヤクだ。ヤクの臭いだ。 ※広東語では「蒙牛」と書くので、牛の一種と思われるダージリンで飲んだときはわからなかったが、チベットでは日常的にヤク肉が食べられていて、これがケモノ臭い!ヒツジ肉がダメな人はヤク肉もダメに違いない。 いや、肉というより、 ヤクの乳がさらに臭いんだ!昨日バター茶が入っていたかも知れないカップで普通の飲み物を飲んでも、臭い。ちゃんとカップ洗えよ~。レストランで出てくる飲み物、もれなく微かに臭いよ~(´Д`;)ヤクの乳が入っているデザートやバターを使ったものも、もれなく臭い!デザートが臭いって、これ、どうよ!?どのデザートも完食不可能…。チベットに数多ある寺院の中に静かに灯されている灯り等も、熱心な参拝者がマイ・バターを継ぎ足して行くので灯りが消えることはないのだが、これもヤクのバターに違いない。嫌がらせのように各寺院に充満する独特の匂い…。 ← 参拝者のマイ・バターで灯されるしかし、事態はバター関係だけに収まらないのだった。だいたい、何を食べてもマズイ。味、無いし…。チベット人は、マズイものが平気なのかも知れない。おいしい味付けをして、おいしく食べよう、という気が全くないように感じる。なんと、アイスクリームですら、期待通りのぶっちぎりのマズさ。アイスクリームのくせに滑らかさなんて全くなく、シャーベットもびっくりのシャリシャリ感…というか、ジャリジャリ感。いい味(?)出しているB級アイス(´∀`;)私たちはレストランで何かを注文する度に、「アンタ先に食べてよ」「いやいや、アンタこそ、お先にドーゾ」 「これ、クッサ~い!食べてみて、食べてみて」「こら、残すな」「要らな~い」などとスリル満点な食事を楽しんでいた。高山病による食欲不振と、チベット料理のマズさとが相まって、旅行期間中は私たちの間で 「チベット・ダイエット」 という言葉が瞬間的にはやっていた。日本から 「チベット・ダイエット・ツアー」 なんて企画すると流行るんじゃないか?“チベットでポタラ宮等を見学しながらの1週間の集中ダイエット・プログラムです”しかし、ツアーから帰ってくると、空気は濃いし、おいしいもの満載で食欲アップし、瞬間的リバウンドが来ることは間違いなし(´∀`;)→ へ。 …ヤク肉ジャーキーはおいしかったです
Sep 3, 2006
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いつもは2人旅が多い私が、今回のチベットはなぜか楽天ブログ仲間と4人旅。女3人、男1人で出かけた。全員、初チベット潜入(´∀`)「行きたい場所第2位」 に位置していたチベットにとうとうやってきた!ヤッター(´∀`)チベットの首都であるラサは 3,700mほどあり、もう そこ自体が富士山のてっぺんと同じぐらいの標高だ。なので、いきなりラサに入り、高山病の餌食になる旅行者続出。高山病は、男女の別や年齢には関係なく、また、体力の有る無しにも関係なく体質によるものらしいので、こればっかりは行ってみないと自分に症状がでるかどうかはわからない。初期症状は、頭痛や吐き気等だが、ひどくなると高度を下げるため下界に降りるしかなく、成都まで戻って病院で点滴…なんていうのはまだマシで、意識がもうろうとなって助けを呼べないで死亡、なんてパターンも有り。うぉぉ、油断大敵。チベットへは1人旅禁止…(´∀`;)私の症状といえば、到着後2~3時間の心臓ドキドキ…だった。それだけ?…それだけだ~! やったー、楽勝!しかし、自分の体調がどう変化するかわからないので、初日はあまり動き回らない方がいいのだ。とりあえず、走れない。自分の体が空気に慣れるのを待つ。と、思ったら!あぁ、私以外の3人が次々と高山病の餌食に…。う…苦しい。あたま痛い。しばらくホテルで寝てる~ (@o@)。.:*:・’°え、大丈夫? (;´Д`)ノホテルのロビーで酸素缶をゲット。このような 軟弱者 旅行者 が続出するので、ラサではどこのホテルや商店でも酸素缶を売っている。このような症状は正しい人間としての普通の反応だ。しかし、徐々に回復する2人と相反して、本格的症状に突入する男子約1名。頭痛、嘔吐、食欲減退、と、初期症状のフルコース発現で、ベッドに貼り付く。死んでいるのか生きているのかワカラナイ~(;´Д`)大丈夫か!?うううううん…。あ、生きてる、大丈夫(´∀`;)彼は次の日までずっとこのような症状が続いた。しかし、2日目からは普通に歩き回れたので、まだマシかも知れない。ひどい人は旅行期間中ずっとベッドの上…。しかし、慣れても空気が薄いので、少し階段を登るとハァハァ息切れがする。もちろん、走れない。そして、食欲が減る…。このような症状は正しい人間としての普通の反応だ。私達は旅行期間を通してずっと食欲がなかったので、「チベット・ダイエット」という言葉が生まれたぐらいだ。おぉ、みんな、今すぐチベットへ行こう!しかーし。正しい人間の症状の他の3人の仲間に対し、なぜか私1人だけが 高山病の初期症状もあまり出ず、ポイントである 「食欲減退」 にも陥らなかった。ここ、ポイントなのに。私1人だけがバカみたいに食欲モリモリっぷりを発揮し、みんなを部屋に残し1人で食堂にご飯を食べに行ったりしていたので、このチベットにおいても「私だけは絶対にダイエットできない」 という事実が悲しくもここに判明した。→ へ。 …私も かよわい女を演じてみたかった(T∀T)
Aug 26, 2006
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ある日系デパートの2階に、手作りっぽい一点ものばかりを集めたかわいいアクセサリー・ショップがある。かわいくてキラキラしたものに弱いのが女の性サガ…。私の親友のTammyさん御用達の店。「見て、Betty、このネックレス、すんごくカワイイ~!」+.(*’ヮ’*).+10秒間凝視。よしっ、家に帰ったらこれと同じもの作ろうっと。私はあまり衝動買いはしないのだ。と、思ったら!あぁ私としたことが…。ある時計が私の心をワシづかみ…!「どうしたの、Betty?」「か、か、かわいい、この時計♪」「おぉ、まさに直球ど真ん中のBetty好み~」文字盤は私の好きなピンクだけれど、子供っぽいピンクではなくてスモーキーな色調、ケースにちりばめられているライン・ストーンは、時字と同じ色の黒で、大人の女の使用に耐えるデザインになっていた。「気に入ったなら買えばいいじゃん」「でも~。。。」衝動買いするには私にはちょっと高いよなぁ。実は、私は日系の時計メーカーに勤めていて、わざわざこんなお金を出してヨソのメーカーの時計を買わなくても、いくらでも安く自社の時計が買えるのだ。あぁ、しかし…。うちはこんなカワイイ時計は作らないのだ、あまり。お金出してでも欲しい。でも、今買ったら衝動買い…。迷う。これを逃せばもう2度と手に入らないような珍しいデザインだ。しかし、私はあまり衝動買いはしないのだ。 う…しないんだよ、しないったら。「買わないの~?」「う、がまん…。今日は買わないでおく…。今買ったら衝動買いだもの」そして家に帰ったが、ストロベリー・チョコのような色のあの時計の誘惑は強烈だった。他に無いようなデザインなんだもの。売り切れてしまったら終わりだ。私のためにあるような時計だった。私に訴えかけていたもの。(※ぬいぐるみも時々訴えかけてくるけれども…)4日考えて、5日後には、1人であの店に舞い戻っていた。あぁ、しかーし! ||||/( ̄ロ ̄;)\||||既に遅かったぁ。無情にも時計は売り切れていた。あぁそんなぁ…。「スンマセン、私のこと覚えてます?あのピンクの時計、もう無いのかな?」「あれは先日売れましたよ。もう同じのは入らないの、ごめんなさい」だから1週間以内に来たのにぃ。ショーック!!! _| ̄|○無いとわかれば更に欲しくなるのが人情…。※教訓 : 強烈に欲しい!と思ったら、一期一会と心得、速攻で手に入れようあんなに強烈に私に訴えかけていたのに、私が無視したのだ。きっと縁が無かったのだ…。 「Tammy、聞いて~、あの時計、速攻で買いに行ったのに売れ切れてたの~」(iωi)「え、そうなの、そんなにガッカリしないでよ、もうすぐ誕生日でしょ、元気だして」(^-^) * * *その2週間後、海に面したタイ・レストランで私の誕生会をした。そしてTammyからのプレゼントの包みを開けると、なんと、私が買い損ねた あのピンクの時計が出てきたのだった。えぇっ、なんで!? (゜ロ゜;)ふふふ、と 微笑むTammy。あぁっ、やられたぁ…。やるなぁ、Tammy。完敗です。泣きそうです。もうあの時計は手に入らないと思っていたもの。Tammyは、迷いに迷った末あきらめた私のために、次の日 1人で店へ行き、あの時計を買っていたのだ。「もし友達が買いに来ても、私が買ったって言わないでね」 と店員に口止めをして。 * * *その後も、誕生日のたびにTammyのくれる包みからは、なぜか私の欲しいものが出てくる。きっと彼女は密かにリサーチしているのだ、相手の欲しがっているものを。本当に素敵なプレゼントとは、金額の多少に関わらず、相手の欲しいもの、に尽きる。ピンクの時計は、あれから今も、ずーっと、もちろん大切に愛用している。私がもらったのは、Bettyを喜ばせてあげよう、という彼女の気持ちだもの。→ へ。 …子供っぽいピンクじゃないのがミソ
Aug 20, 2006
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カトマンズでは、移動はほとんどローカル・バスで済ませた。バスならタクシーの10分の1程の値段で移動できるもんね~。車体の前面にネパール文字でしか行き先が書かれていない不親切なバスに乗りまくり、町から町へ移動。読めないよ、行き先が!( ̄ロ ̄lll)そのかわり、バスには必ず車掌が乗っており、行き先を連呼しながらやってくる。「乗る!」 という意思表示をすれば、その場で停まり、乗せてくれる。また、「降りる!」 と言えば、その場で降ろしてくれる。料金は直接その車掌に払う。ここで特筆すべきは、車掌の多くが子供、ということだった。平日の昼間に、中学生ぐらいの子供が車掌をして働いているのだった。学校へは行かないの?日本で言えば義務教育の年齢なのに。ミニバスに同乗したネパール人の青年に聞いてみた。「子供の車掌がすごく多いよね?あの子達は学校へ行かないの?」「みんなが学校へ行けるとは限らないよ。貧しいから仕方ないんだ、ネパールはいろいろな事情があるんだよ」「ボーダ、ボーダ、ボーダ、乗らんか、乗らんか~!」 と、バスから身を乗り出して大声で連呼し、乗客を募る。そりゃもう大人顔負けの働きっぷりなのだった。そんな車掌が、あっちにもこっちにも居た。さんざんバスを乗りたおしたが、実にその半分ぐらいが子供の車掌なのだった。運賃はといえば、1度もボラることなく、きっちりお釣りが返ってきた。外国人だからボッタクッてやろう、という大人の汚さも まだ持ち合わせていず、ただひたすら一生懸命に働いていた。とっても清々しい感じがした。本当は学校へ行くのがいいのかも知れないが、日本とは事情の違うネパール、大声を張り上げて、ただひたすら一生懸命働くカトマンズの子供たちってたくましいなぁ、と思ってしまった。→ へ。 …働く、という手もある
Aug 17, 2006
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ネパールにもやはりインドと同じように、赤ちゃんを抱いた子供の物乞いがいた。子供を抱いた女性の物乞いだけでなく、子供という小道具の無い人は仔犬を抱いた物乞いなんかもインドでは多数出没して、とても私の心を惑わせていたが、子供が更に小さな赤ちゃんを抱いて 「マネー」 と哀れな声で手を差し出してくるのはもう反則じゃないか!?(´Д`;)学校へ行きなさい、学校へ。でも、学校へも行けないほど貧しいのなら、ゆゆしき問題だと思う。 * * *宿の近くで、赤ちゃんを腕に抱いた まだ幼い少女が私にまとわりついてきた。「この子にミルクを買って下さい、ミルク代が無いんです、お金は要りません、ミルクを!」「マネー」 じゃないのか?新手だ (´∀`;)「お金無いから」 「お金は要りません、ミルクを買って。私のお母さんはいないので、私がこの子の面倒をみているのだけど、ミルクを買うお金もないの。あそこの店でミルクを売っているの。ミルクを買って。でないとこの子が死んでしまう」あぁぁぁ、どこまでもついて来る~。そんなに私って買ってくれそうに見えるのか?私がターゲットなのは物乞いの勘なのか?「あそこの店にミルクを売っているの。お願い、お願い」ああ、もう仕方ないなぁ、どこ? (´Д`;)「こっちよ」 連れて行かれた先は、普通の小さな雑貨店だった。少女が粉ミルクの缶を指差し、店のおじさんに向かって 「それちょうだい」 と言う。「これかい?」「違う、その隣の」大きい缶かよ!?(´Д`;)「それ、いくら?」「250ルピー」えっ、高~いっ!( ̄ロ ̄lll)言っておくが、私だってネパールへ入ってからそんなに高い買い物はしていない。私が今まで買い物した何よりも高いじゃないか。250ルピーだとぉ? ※約400円「ダメダメ、高いじゃん。そんなお金ないよ、ごめんね~」「えぇっ、お姉さん、お願いお願い、ミルクを買って、ミルクを!」もう~、私から離れてよ~。私のスカートから手を離して~。仕方ないなぁ、じゃあ、その隣の缶はいくら?「190ルピー」げげっ、まだ高いよ ( ̄ロ ̄lll)ごめんごめん、私だってそんな買い物してないんだよ~、ごめんね少女…。しかし、「プリーズ、プリーズ…」 と哀れな顔でどこまでもついて来る。あぁ…。結局、小額の札を少女に握らせた。しかし、やはり、というか、「こんな額じゃ足りない、もっとくれ」 と懇願されたが勇敢に少女を振り切る私…。あぁ、残念無念な表情で少女に思いっきりガッカリされしまった。 * * *本当にあの少女はミルクも変えないほど貧しかったのだろうか?しかし、粉ミルクの缶がほんとうにそんな値段がするものだったのだろうか?あるいは、少女と店のオヤジがグルだったのだろうか?私にはわからない。いつも物乞いとのやりとりは、私という人間を試されているような気がしてしまう。そして、疲れる…。ちょっぴり、悲しい気分にもなる…。あそこで高いミルクを買ってあげても私は 「飢える」 ことがないんだもの。→ へ。 …買ってあげたらよかった?
Aug 13, 2006
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インドには子供の物乞いがたくさんいたが、ネパールにも子供の物乞いは居た。年端もいかないような少年や少女の物乞いがボロをまとい、日々私にまとわりついてきた。大抵は無視して通り過ぎていたが、あるとき真正面から子供達にぶつかった。宿の近くの雑貨屋でトイレットペーパーとチョコを買って店を出る私を狙って待っていたようだ。子供達を突破しないと店から出られない…。「マネー、マネー、マネー!」 (^▽^)ノうぬぬ~、逃げられない体勢…。ちょうどいいや、小銭の釣り銭があったので、それをあげてみようっと。「はい、これ持って行きな」 (´∀`)すると、「えぇっ、なんだ、こんなハシタ金っ!ふざけるな、ワーレー!」 凸(゚Д゚#)と、ブチ切れる子供。えぇっ、そそそんなっ…( ̄ロ ̄lll)その後、続けざまに何語かワカラナイ早口言葉で私に向かってののりしながら、私の顔の目の前5cmの所に中指をおっ立ててブチ切れながら風のように去って行く子供…。えぇぇ、なんでぇ~??せっかくあげたのに、ナンだコノヤロー ┗(゚Д゚#)┛じゃあ、いくらなら満足なんだ、いくらなら!私もブチ切れるぞ、言ってみろ、ワーレー!→ へ。 …はした金でスンマセン
Aug 9, 2006
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実は今まで行ったことの無い中で私が1番行きい場所リストのトップにあるのはネパール、不動の2位に位置しているのがチベットだった。ムカつくインド ばかり行って、なぜこの2箇所を先送りにしていたかというと、マオイストが出て危険だから、というのと、高山病にビビッていたから、なのだった。でも、来てしまった、ネパール(^∀^)そして、ネパールには、中国の弾圧から逃れるためヒマラヤを越えて亡命してきたたくさんのチベット人が住んでいるので、チベット寺院もたくさんある。ネパールの中のチベット寺院!そりゃー、私としては行かなくっちゃ!その中で、1番大きなストゥーパ(仏塔)のあるボダナート寺院へ行ってきた。あぁ、もう、とんでもない人の数!!( ̄ロ ̄lll)チベット人だ。ここはチベット?いや、今日は特にたくさんの人出のある日らしい。それにしても、このおびただしい信者の数!イナゴの大群の大移動のようだ!巨大なストゥーパの周りを右回りにグルグル回る人たち。ブツブツ経のようなものを唱えながらグルグル回る人たち。マニ車を回しながらグルグル回る人たち。五体投地をしながらグルグル回る人たち。定位置で ただひたすら五体投地をくり返す人たち。五体投地のフリをして、ただ地面に寝転んでいる子供…。 ストゥーパ マニ車を回す人 五体投地する人ここは信心深いチベット人たちの聖地のようだ。あぁぁ、なんでもっと早く来なかったんだろう、私っ。ストゥーパの上まで登ってみた。遠くに白く輝く山脈が見えた。チベットの経文が書かれた五色の旗、タルチョが周りに無数にはためいていた。寺院の敷地内で、これまたたくさんの信者がただひたすら五体投地をくり返しているのが見えた。老若男女。ただ、ひたすらだ。なんで?この人たちは一体ナニ?インドのガンジス河で身を清める人たちや祈る人たち、火葬場で焼かれる人たちを見ても動じなかった私が、ネパールにはヤラれた…。なんでかはワカラナイ。ずっと憧れてた所だから?…違うな。アジアのいろんな国を見て歩いてきた、他のどこの土地に行った時とも違う、なんだか特別な感覚が私の心の中に入り込んできた。私としたことが… _| ̄|○行きたかった所第2位に位置しているチベットに早く行かなくちゃ。ヒマラヤの向こうからチベットが私を呼んでいた。先送りにするのはヤメだ。行こう、チベットに。→ へ。 …ネパールにも、きっとまた行きます
Aug 1, 2006
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Salaamさんから、「ここのブログの人は見れない」という正しいツッコミ 指摘が入りましたので、ここにもアップしておきます~。■[指定型バトン]のルール■回してくれた人からもらった『指定』を【 】の中に入れて答えること。 また、回すとき、その人に指定すること。 ※指定…Bettyへのお題 【ジャッキー・チェン】 おいおい、「ヘヴィ・メタル」 じゃなくて 「ジャッキー」 かよ! まぁ、そりゃ~、「ヘヴィ・メタル」なら、あまりにもベタすぎますわなぁ。◆最近思う【ジャッキー・チェン】 ハリウッドに出たいのはわかるけど、それじゃー好きに映画撮れないジャッキー。1人で主役張れないし。私としては香港で好きなようにアクション満載な映画を撮ってほしい。 この前の 「新警察故事(邦題が「香港国際警察」?)」 では、久々に香港で好きなように撮ったジャッキー・チェンの映画!って感じで、めっちゃ嬉しかった~。最近のジャッキーにガッカリしてた人は、この映画は見るように(´∀`) ◆この【ジャッキー・チェン】に感動 子供の頃、TVでやってた「五福星」で、脇役で出てたジャッキーを見た。 黄色のつなぎを着てトラックの下をくぐったジャッキーは、ぐわしっ!と私のハートをわしづかみ…。それ以来、ジャッキーは私のヒーローでごさいますよ! ◆直感的【ジャッキー・チェン】 「プロジェクトA」 …自転車に乗ろうとしたらサドルがなくて、サドルの芯でキン○を刺す(T∀T) 「ポリスストーリー」 …永安百貨の電飾ポールをバチバチいわせながら1階まで滑り降りる 「サイクロンZ」 …ヒロインにキスしようとして、ほっぺを しばかれる(T∀T) ◆好きな【ジャッキー・チェン】 ワイヤーは使ってもCGは使わない、体を張ったアクション。CG多様は反則。 ◆こんな【ジャッキー・チェン】は嫌だ 最近は単なるエロおやじと化しているジャッキー…。喰いたい女優と共演してるだけやろ。映画を見るたび、「今回はこの女を喰いたかったのか」 と思いながらみています(;´Д`) ◆この世に【ジャッキー・チェン】がなかったら 香港に来てなかったかも知れません! …って、んなアホな(´∀`;) ◆次に回す5人(『指定』付きで)既に Salaamさんに回しました。「インド」か「ビール」か「関西弁」で。あ、「インド」だけと言わず、「ビール」と「関西弁」でやってくれはっても、よろしおすえ~。→ へ、よろしゅうお願い~♪
Jul 24, 2006
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デリーの安宿にチェックインし、荷を解いたら、今日の用事はニューデリー駅の2階でヴァラナシ行きの列車の切符を予約すること。前回のインドでは、私の前に立ちはだかる数々のインド人ショッカー達にジャマされ、なかなか切符まで辿り着けなかった苦い経験があるので、今回は最初から誰の言うことにも耳を貸さず、突破する作戦で。来るなら来~い!今回の私は前回よりも経験値がアップしているぞ~!o(`ω´*)oチェックイン時、フロントのおやじが 「キミ達、デリーの地図要るかい?」 と声を掛ける。あ、要る要る(´∀`)「地図はこの男があんないするから、こいつについて行って」ん?ここ(フロント)でくれればいいのに。どこへ行くんだ?「こっちだよ、ふふふ」ホテルの向かいの個人旅行社へ連れて行かれた…。あああここへ連れて来たかったダケか~ぃっ!!(゚Д゚)ゴルァ!!「地図ちょうだい、地図」「それより、キミ達、今日デリーに着いたの?明日はどこに行くんだい?デリーにはたくさん見所があるんだよ。ここと、ここと、ここと、それから、ここ…」あああ、そんなところは前回すっかり行きました、今回デリーには用は無いんだよ!香港からデリーへ直行便が出てるから、とりあえずここに飛んできたダケ。「いや、いいから、そこ全部行ったから。地図ないならもう行くよ」「え、どこに行くんだい?デリーには見所が…」「デリーに用は無い。明日、ヴァラナシへ移動するから。あばよ」「お、お客さん、ヴァラナシなら、ここで列車予約できるよ。ほら、どうだい?」ウザイなぁ…。「Betty、別にいいじゃない、ここで列車の切符が取れるなら。時間節約」 と友達。うん、まぁ、そういう考え方もあるね~。「明日、夜の便で、寝てる間にヴァラナシに着きたい。安いやつ」「エアコンつきなら、この値段で…」「エアコン要らんっちゅーの。安いやつ。3段寝台のエアコン無しの夜の便がいいな」「んー、その時間はないなぁ。この値段のしか」「じゃあ、もうちょっと前の時間は?」「ないなぁ~。そんなら3日後ならあるけど」「明日も明後日もないの?」「ないなぁ~」「あれは」「ないなぁ~」「これは」「ないなぁ~」「それは」「ないなぁ~」(;´Д`)「あ、飛行機はどうだい?列車じゃなくて飛行機ならあるよ」そんな高いモン、私が利用するワケなかろう~!(ノ`д´)ノ┻━┻ピーーーーーーーーーーーーーー。時間切れ。ゲームオーバー。「さ、予定通り、デリー駅2階の切符売り場へ行こうか」「そうだね」「無いよ、チケット、無いからっ。飛行機ならあるよ」(;゜∇゜)ノ「あ、忘れてた。地図ちょうだい。これでいいよ」(´∀`)リキシャを拾ってデリー駅へ。切符はきっとあるよ。さて、デリー駅の2階では、選べるほど列車の便はあった。前回の経験を生かし、今回はルピーに加えてUSドルも用意していたので、速攻で希望の寝台切符が買えた。ヤッター。今日の仕事終わり。今回は多少、ジャマが入ったとはいえ、簡単だったなぁ。…なんか、つまらんなぁ~(´∀`;)?今回のバトル度は30%。ん~、バトル度70%ぐらいのインドの方が楽しいかなぁ…。→ へ。 …インド人を信用するな!
Jul 20, 2006
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タクシーやリキシャに乗り込んで、「○○ホテルまで行って」 と言った途端に旅行者の行きたいホテルは軒並みつぶれまくるインド。つぶれまくっているのはホテルだけではない。ショッピングセンターも、しかり。いや、ショッピングセンターだけでなく、旅行者が用事のある駅の切符売り場なんかも、突然閉まりまくる。「あぁ、そこは先週つぶれたよ」「そこは今日は閉まってるよ」「もっと良いホテルあるよ」「もっと良いショッピングセンターあるよ」「あぁ、列車はどれも満席だよ」ああああどないやねん、インドっ、もう、ウソばっかり!(ノ`д´)ノ┻━┻しかも、タクシーやリキシャの運ちゃんばかりでなく、道ゆく人もみんな善良なインド人のフリをして、嘘ツキ野郎ばっかりだ。 * * *デリーの道端で、札を小銭に崩そうと、適当に小さな雑貨屋に入った。崩すだけなので、小さなペットボトルの水でも買おう。と、店先で水を物色していると、道ゆく 善良なフリをした 嘘ツキ インド人が通りすがりに早速 私に声をかける。「キミ、ここで何してるの?水を買うの?ここじゃなくて、あっちにもっといい店あるよ」出たな~、インド人っ! キタ━━━━(・∀・*)━━━━ !!!!「うるさい、そんなモノ要らない。水買うだけだから。あっち行って。シッシッ!」「いや、ここにあるのはみんな売り物じゃないよ。売り物はあっちの店にあるよ」どっひゃーっ!「売り物じゃない」 だとー?( ̄□ ̄;)聞いたか、皆さんっ!そう来るかー!予想外だ。予想外のアングルからの攻撃!しかも、店のおじさんがここにいるのに。大胆不敵にもほどがある。なんでそんなガキみたいな見え見えバレバレのアホな嘘をつくかなぁ~!?「これはみんな売り物じゃないから、あっちにもっと素敵な、ガバルメントのやってる安心なマルケットがあるんだ。連れて行ってあげるよ」そうやってついて行った先には、きっと100%の確率で銅像や絨毯を売ってる店があるに違いないんだ。いや、私の欲しいのは水ですから。『売り物じゃない』。あぁ… _| ̄|○このあまりにもアホなフレーズは、しばらく私のなかでプチ・ブームになった。ちうい: 1.ガバルメント…政府のことです。 2.マルケット…マーケットのことです。→ へ。 …「売り物じゃなかった」店のおじさんは怒らないのかな?
Jul 12, 2006
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→→→地球は丸い、地軸を中心に回っている、そしてインド人は人を騙す…と、中学の教科書にも載っている。私の住む香港の尖沙咀地区にもたくさんのインド人が生息しているが、ここが香港だからって、油断大敵…(´Д`;)重慶マンション (数え切れない程のインド料理屋とゲストハウスがひしめく複合ビル) を1歩入った途端に20人ほどのインド人客引きに取り囲まれ、「君の行きたい○○レストランはもうつぶれたよ」 などと言われ、ついうっかり 「え、ホント!?」 などと、ひるんでしまった先日の私。いかんいかん、ここが香港だからって、油断大敵。ウソに決まっている。こんなのインドじゃ普通の手口じゃないか!香港だと、つい油断してしまうなぁ。こんなインド人の言うことなんか無視して突破するに限る。 * * *インドじゃー、当たり前のことだけど、リキシャやタクシーに乗って 「△△ホテルまで」 というと、100%の確率で「あぁ、そこはもう、つぶれたよ。それより、僕の知ってるホテルがあるから、どう?」などと、ほざかれる。誰が行くねんっ!(゚Д゚)ゴルァ!!旅行者の行きたいホテル、または、予約しているホテルは、インドではあちらこちらで つぶれまくっている!予約していてもお構いなし!インドでホテルがつぶれるのは、当たり前(;´Д`)こんなインド人の言うことなんか無視して突破するに限る。 * * *インドを歩くのは、まるで自分がドラクエの主人公になったかのような楽しみがある。1回目より2回目、2回目より3回目のインドでは、確実に自分の経験値がアップしているのを確信できる。次々と私の目の前に立ち現れる敵!しかし、必ず前回よりも強い武器や防具を手にしている私!どっからでもかかってこんか~い!ヾ(`Д´)ノ3回目のインドでは、再びヴァラナシへ。夜行列車で到着した駅でオートリキシャを拾い、「◇◇ゲストハウスまで」というと、お約束どおり、「あ、そこはもう、つぶれたよ。それより、ここはどう?」などとほざく運転手。ほら、出たぁー! キタ━━━━(・∀・*)━━━━ !!!! 「つべこべ言わずに、◇◇へ行かんかい!」「いやいや、そこは先月つぶれたんだよ。それよりいいゲストハウス知ってるから」「だーかーらー!◇◇へ行くの!」「いやいや、ダメダメ、僕の知ってる××ロッジはガンジスに近いから。そこへ行こう」って、勝手に行くな~!!(゚Д゚)ゴルァ!!「ねぇねぇ、Betty、運転手の言ってる××ロッジって、ガイドブックにも載ってるゲストハウスだよ」 と友達が言う。「ほら、近いよ。そこでもいいんじゃない?」 そうかな。運転手の持ってる地図と照らし合わせると、友達が言ってるガンジス河に近いゲストハウスと同じようだ。「私、ここでもいいなと思ってたんだ。ガンジス河に近いなら、そこにする?」うん、まぁ、そんならそれでもいいよ(´∀`;)「じゃあ、そこに行って」「へい」部屋を見て、値段が合えば、まぁいいか。かなり ちょっと 汚かったけれど、シャワーとベッドがあれば満足なので、ここに決める。時間がもったいないし、移動の後は疲れているのでホテル選びは素早く決めるに限る。スタッフもフレンドリーそうだ。チェック・イン。今回は運転手の行きたいホテルに決めてやったぞ~、どうだ!∩(゜∀゜∩)さっそく、ガンジス河へ。あぁ、しかし!!( ̄ロ ̄lll)ガンジス河はどこ!?地図と全然ちがーう!ここはドコ?私はダレ? ??(´Д`≡´Д`)??でも運転手の持ってる地図と、私のガイドブックの地図は同じだったなぁ。ホテル名も合っている。一体ここはガンジスからどれだけ離れてるんだよ!?なんで?「あぁっ!見て、Bettyさん!ここのゲストハウスの名刺、オールド・××ロッジって書いてある~!」えぇっ、××ロッジじゃないのぉ~?||||/( ̄ロ ̄;)\||||ホテルの入り口に 「××ロッジ」 と書いてあるが、その上に、20分の1ぐらいの読めないぐらいの控えめさの文字で、ひっそりと 「オールド」 と書かれてあった。微妙に名前の違う別のホテルだ…。…その手があったかぁ _| ̄|○私の泊まったホテルは地図で確かめると…、つーか、ガンジスから離れていて地図に載らないほど端っこなので、確認もできないのだった。くそ~、まだまだ私の知らない手がインドには満載…。リベンジだ。来年の旧正月休みもまたインドに行ってやる~!私の経験値が1上がった。新たな防具をゲット。どっからでもかかってこんか~い!!ヾ(`Д´)ノ ← これかよ!?→ へ。 …そしてインド詣りはやめられない
Jul 7, 2006
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7月1日は、香港の中国返還記念日で祭日。休みなので、友達と日帰りでマカオに遊びに行ってきたぞ~。世界一高い所からのバンジー・ジャンプにチャレンジできるマカオ。香港には無い ビスケット・プリンの食べられるマカオ。 ※おいしい!漢字の看板と広東語にまみれながらも ポルトガル風味のするマカオ。香港には無い ドッグ・レースも楽しめるマカオ。香港から日帰りでいける海外旅行先(?)として人気(´∀`)え、海外?そうなんだ。香港もマカオも、中国に返還されて、一応中国にはなったけれど、それぞれの間には国境があり、出入りするのにいちいちパスポートが必要。そして国境で出入国のスタンプを押してもらう。香港のスタンプって、何色もあるの、知ってますか皆さん?空からの出入りは黒のスタンプ、海からは紫、鉄道は赤、車(バス)は緑。どーいう風に出入りしたか、スタンプを見ればバレバレ(´∀`;)そして、スタンプ・コレクターの私としては、もちろん過去に全色収集済み(^-‘)bしかし、香港人(または永住権保持者)は、香港出入国に関してはスタンプが押されず、香港IDカードのみで顔パス状態で出入り可能だ。そして、さらにマカオに関しては、海外であるマカオ側にてもスタンプ不要。国境越えたらスタンプ押せよ、スタンプ!さらに、ここに来て国境はとんでもなく進化していた( ̄ロ ̄lll)香港永住者用の列には係員は居ず、駅の自動改札のような様子に進化していた。自動改札に IDカードを差し込むと改札が開き、改札機のセンサーに親指をかざすと自動で指紋照合。数秒で改札を通過。これで国境通過だ。え、これだけ?無人かよ!ちょっと進化しすぎ…。つーより、味気なさ過ぎ!他の人はみんな係員に手動で(?)パスポートにスタンプを押してもらってるのに!あぁ、私もアナログ的にスタンプ押してほしいぃぃ~っ。既に永住者である私は本当は香港のスタンプを押してもらえないのだけど、今回の出入国では、あえて係員に 「スタンプ欲しいから押してぇ」 って頼んでみようと思ってたのに、係員がいないので頼むスキもなかった(T∀T)ヒドイぞ~。じゃあ、マカオ側の出国時に係員に 「スタンプ押してぇ」 と頼んでみたが、「君、永久居民やん。あかんで」 と無表情で秒殺。なんでぇ~。このまえ新しいパスポートをゲットしてから、モロッコとマカオに訪れたけれど、普通の人(?)なら、香港2個に、モロッコ2個、さらに香港2個に、マカオ2個、合計8個のスタンプが美しくパスポートを飾っているはずなのに、私のパスポートにはモロッコのスタンプがたったの2個、押されているのみ…。スタンプ・コレクターの私としては、許せない。許せないぞ~。私にもスタンプ、押して~(T∀T)誰か、スタンプをゲットする裏技知ってる人、教えて~。→ へ。 …永住権なんか要らん~っ
Jul 1, 2006
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