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引っ越しシーズンに向け、運輸企業が人手不足に
向けた対策を打ち出す。日本通運は単身者向け
引っ越しで3月後半~4月初めにかけ割増料金を
新たに導入し、受注の分散を目指す
。ヤマトホールディングスの子会社は
荷造り作業を前倒しする。両社などは企業の業績回復を
背景に人事異動が増え、今春の受注件数は例年より
10%前後伸びると予想している。
日通は3月20日~4月5日にかけ「単身パックS」
(最低料金1万5千円)と「単身パックL」(同1万6千円)
を対象に割増金を設け、引っ越し日の分散を目指す。
割増金は荷積み用の箱(単身パックLの寸法は
104センチ×104センチ×174センチ)1つあたり2千円。
同社は人事異動の増加に加え、今春は消費増税に
よる住宅の引き渡し時期の関係で「3月下旬に引っ越し
する顧客が昨年よりも増える」とみる。法人契約を結ぶ
企業には3月下旬の引っ越しを避けるよう要請する。
ヤマトホームコンビニエンス(東京・中央)はこの春、
作業員が荷造りする主力サービスの「引越らくらくタイム
リーサービス」で、作業を前倒しする。これまでは
引っ越し日の1~2日前に作業員が顧客宅へ赴いて
荷造りしていたが、生活に必要なものを除き1週間前
には荷造りすることを提案する。
同社は「景気が上向いておりトラックにも余裕がなく、引っ越しの遅れを避けたい」と話す。求人大手インテリジェンスによると、1月に同社のサイトで紹介した引っ越し作業員の求人数は前年同月の2倍だった。
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