北の浪漫人

北の浪漫人

2006.01.03
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カテゴリ: まちおこしバンク
道づくり懇話会の進め方について、
住民参加の手法に疑問があり、とある方に愚痴をこぼしていたら、
こんな資料が送られてきた(メールに添付)

それは、
【住民参加のはしご】という一文
一昨年、平成16年2月にコミュニティービジネスで風連・協働のデザインづくりで下川を訪れたNPO研修情報センターの代表理事で政府の地方制度調査会委員など活躍されている世古一穂さんの著書の抜粋であった。

とっても参考になる資料なので、ご覧頂きたい。

シェリー・アースタインは Citizen Power という観点から住民参加の形態を8段階に分類し「住民のはしご」と呼んだ。 以下は、1969年にAPIジャーナルに掲載された記事より。

「住民参加のはしご」

8

Citizen Control
住民によるコントロール
Degrees of Citizen Power
住民の力が生かされる住民参加

7

Delegated Power
委託されたパワー

6

Partnership
パートナーシップ

5

Placation
懐 柔
Degrees of Tokenism
印としての住民参加


4

Consultation
意見聴取


3

Informing
お知らせ


2

Therapy
セラピー
Nonparticipation
住民参加とは言えない



1

Manipulation
あやつり




8) 住民コントロール:住民がプログラムや組織の運営において自治権を持っている場合。 アメリカでは、学校運営に関してこの様な事例があったり、ある目的のもとに住民が自主的に設立したNPOがこの例である。

7) 委任されたパワー:この段階では住民の側に大きな決定権が与えられる。たとえば組織のボードメンバーや委員会などで、従来の権力者より住民のほうがマジョリティになっている場合。こうなると意見の食い違いがあった場合に、権力者のほうから住民側にネゴシエーションするようになる。

6) パートナーシップ:この段階では実際に、住民と権力者の間で決定に関するパワーが共有されている。例えば委員会などの組織の中で、責任が住民に配分されている場合。 このような形になると、住民への協議なしの一方的な決定変更というのは難しくなる。

5) 懐柔:この段階ではじめて本当の意味で、参加者が決定に関する力を持ち始める。しかし、まだそれがある程度に抑えられていたり、住民の意見の合法性や正当性の判断を権力者が保留している場合。

4) 意見聴取:意見を聞くことは、何が起こっているかを知らせると同時に、住民参加の第一歩として最も大切なことであるが、それが必ずしも生かされるという保証無く行なわれる場合。例えば、住民の意見をアンケート調査やワークショップなどで聞くけれども、それがどのようにプランに繁栄されたカなどは知らされない。

3) お知らせ:行政主体から住民への一方通行の情報伝達に終わり、住民からのフィードバックの機構や意見を述べる機会が与えられない場合。例えば、プランがほぼ決定した段階で通知が行なわれ、人々がその作成に有意義な影響を与えることが出来ない場合。この例として見られるのがパンフレット、ポスターや表面的な公聴会など。

2) セラピー:住民参加をグループセラピーとしてとらえ、住民が抱いている不満の本質的原因を正すのではなく、感情をなだめることを目的としている。

1) あやつり:この段階では、参加者は協議会のメンバーとしてミーティングの席に付かされるが、実際には決定権を持っている人が自分の意見にサポートを得ることを目的としたもの。形式として住民参加の形を取るが、実際には住民の意見を反映するというより自分達の決定事項への説得を目的としていたり、住民参加をしましたということを言うための道具に利用する。

「協働のデザイン:パートナーシップを拓く仕組みづくり、人づくり」(世古一穂 著)より





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最終更新日  2006.01.06 15:13:06
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