ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2006年01月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 こんにちは。

 昨日の夜は、年末から続けている最先端医療の現場レポート作成のため、神奈川のクリニックを訪れました。

 肺がんが脳に転移して、小さな腫瘍がたくさんできてしまった患者さんの治療の取材です。

 脳腫瘍といえば、頭に穴を空けて腫瘍を摘出する手術を思い起こしますよね。

 しかし、ここのクリニックでは切らずに治療ができる。もちろん痛みはまったくなし。

 屈強なロボットアームが、ベッドに横たわる患者さんのまわりを静かに、そして正確に動いて放射線を発射するのですよ。

 ホワイトボディの洗練された器械のデザインは、機動戦士ガンダムの腕のよう。

 治療が終わったら、患者さんが笑顔をうかべながら歩いて治療室から出てきました。

 パジャマやガウンではなく、セーターにズボンという普通の格好。



 なんとも簡単なので、びっくりしました。

 経過観察は続けるそうですが、順調に行けばこれで脳の中にたくさんできた脳腫瘍は消えてしまうらしい。

 放射線は、正常組織に当たると深刻な副作用をもたらすのですが、屈強なロボットアームが、正確に腫瘍だけを狙って放射線を発射する。従って、副作用も極めて小さくできるのだとか。

 …ということで、今、この最新医療をテーマにレポートを書いています。

この器械で治療できる病気を調べたり、他の治療法との比較研究をしたりしなければならないので、当分の間はブログの更新が滞りがちになるかも。

 なるべく頑張りたいと思いますので、よろしくご配慮のほどお願い申し上げます。

 さて、今日はおとといの続きです。

 前回は、トトロの森を目指すところで終わってしまったのでした。

 それでは…。

 北野天神社から全徳寺を過ぎ、パンフレットを見ながら進んでゆくとやがて道は、市街地から田園風景、そして林へと入って行きます。

 やがて「虫たちの森」といういかにも奥深そうな森を連想させる道標を左に入ると右手に歴史のありそうな神社の屋根が見えてきました。



 神社の石段から、広々とした茶畑を見下ろすことができます。茶畑と雑木林に囲まれた古びた神社。

 なんかとても相性がいいですね。

 景色もいいですし、ご利益もありそう。

 それなのに、誰もお参りする人がいない。

 ここは、掘り出し物かも、と、しっかりお参りしました。



 道標にそって、森の中に足を踏み入れました。

 起伏が相当ある割には、うっそうと木が茂っていて見晴らしはあまりよくありません。

 でも昼なお暗い森の中で、立ち止まって静かに耳をすますと、どこかから「猫バス」が飛んできそう。

 急斜面を苦労しながら降りると、谷になったような場所に「トトロの森 1号地」の掲示板がありました。


トトロの森


 広さは、1183平方メートルとか。

 意外と、狭いのですね。

 もちろん森自体は広いのですが、森の中の一部分を地主から買い取って、森を保存しようとしたらしい。

 解説板を読むと、武蔵野の自然を守りたいという全国の人々から寄せられた基金によって1991年に取得されたのだとか。

 ほかにも狭山丘陵の自然を残すために、2号地や3号地もその後取得したのだそうです。

 こういう形をとらないと、東京近郊の自然はどんどん破壊されてしまうのでしょうね。

 整備された公園もいいけれど、やはり癒されるのはこういう、あまり手の入っていない自然の風景。

 トトロという映画から、狭山丘陵の自然を残す活動が始まったのでしょうか。

 やはり心に残る映画は、いろいろなところにプラスの作用をもたらすようで。

 さて、そこから狭山湖へ向かいました。

 トトロの森から続く小道を歩くとやがて車が行きかう広い道へ出ます。パンフを見ながら右折すると、何だありゃ?という思いがけない風景が。

 遠方に壁のように立ちふさがる土の要塞。

 狭山湖の堤防なのでしょうか。それにしても高さがすごい。

 冬なので枯れていますが、芝が植えられているようで、夏に来たら青々とした壁が前面に立ち塞がっているように見えるでしょうね。

 苦労して堤防の急斜面を登りました。

 堤防の上はものすごい突風が吹いています。持っていたタオルをアラビアのロレンスみたいに顔に巻いて防ぎました。

 広い湖面の向こう岸は深い森。

 狭山湖の水面に日が反射してキラキラ輝いています。

 堤防の上には石造りのレトロ感のある柵がどこまでも続いている。近くの解説板を読むと、昭和初期、狭山湖が作られたときのものだとか。

 戦時中は、空爆に備えて堤防をかさ上げしたときに埋もれたままになっていたらしい。それを最近の護岸工事で掘り返し、再利用したのですね。

 ずっと埋もれたままになっていただけに、最近作ったかのようにとてもきれいでした。

 堤防の上をユネスコ村方面に向かって歩きます。

 右手は、深い水をたたえた狭山湖。左手は、今見てきたトトロの森や近くの住宅地が広がっています。

 すごくいい景色。

 よく見ると、左手の土地は、右手の狭山湖の水面よりはるか下にある。この堤防が土とコンクリートの要塞みたいに堅固な理由がよく理解できました。

 ユネスコ村の近くへ来て、上を見上げると巨大なUFOが飛んでいました。観覧車のような役目なのでしょうが、最初見たときはまた「何だ、あれは?」と驚くほどインパクトのある眺め。

 どこからあのUFOみたいな展望台に登るのだろうと考えました。エレベーターや梯子らしきものはどこにもない。

 すると展望台ごと下へ降りて行くじゃありませんか。

 クレーンの先端部分に展望台が取り付けられているのですね。

 と言っても、円盤状の展望台はあまりにも大きく、上にあがっている状態では予想不可能な光景でした。

 車道をわたり、狭山山不動寺へ。

 ここは、さまざまな古い建築物が移築され、横浜の三渓園のよう。さまざまな門や多宝塔は国や県の重要文化財に指定されるなど、建物の博物館のようでした。お寺の境内にあるのですが、無料で誰でも見られるのがうれしい。

 最後に、古い建築物と新しい建築物の対比が面白い山口観音へ行って帰路につくことにしました。

 帰りは、ご存知西武ライオンズの本拠地、インボイスSEIBUドームが正面に見える西武球場前駅から。

 インボイスSEIBUドームは、まさに森と湖に囲まれた場所にあるのですね。完全にドームで囲われているのではなく、屋根と客席の間から深い森の緑を見ることができる。

 堤義明さんの自然と共存して事業を行おうというコンセプトは悪くなかったと思うのですが…。

 やはり独り占めは何でもよくないですよね。

 経営が絶好調で、トップが行け行けドンドンになっているときが一番危険である。

 先人からそういう教訓を得ていなかったのでしょうね、ホリエモンは…。


狭山湖と堤防

 ユネスコ村方面から見た狭山湖と堤防





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最終更新日  2006年01月20日 13時32分28秒
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