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土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。
本日の病気のテーマは、一頃、話題になった「てんかん」です。
脳神経細胞はお互い電気信号によって通信しています。 てんかんは、この脳のネットワークに、一時的に異常放電が発生して発作が起きる病気です。
てんかんの原因はさまざまですが、原因が明確な「症候性てんかん」と特定の原因が不明確な「特発性てんかん」に大きく分けられます。
「症候性てんかん」の原因として、脳の血管障害や生まれたときの仮死・低酸素状態、脳炎、脳腫瘍などが考えられます。
発作には、脳全体に放電が起きる全般発作と脳の一部分に放電が起きる部分発作があります。
全般発作には、突然意識を失って倒れけいれんが起きる大発作、数秒から十数秒の瞬間的に意識が失われる小発作などの症状があります。また部分発作は、身体の一部分にけいれんやしびれ、幻視、幻聴、感覚・感情の異常などの症状が起こります。
てんかん発作は子供に起きるケースが多く、神経疾患では最も多い疾患の一つです。
てんかんは、抗てんかん薬による内科的治療によって、発作を八割近くコントロールできるようになりました。
しかし抗てんかん薬は長期間にわたって服用する必要があり、勝手に薬を止めると発作を起こして外傷などの危険もあるので注意が必要です。
ただ 「難治性てんかん」と呼ばれる薬でコントロールできないてんかんもあって、その場合は手術による治療も検討されます。
「難治性てんかん」の 種類によっては、手術成績が良好だと知られており、今後、有力な治療手段の一つとして期待が持たれています。
<今日のポイント >
● 百万人の患者さんがいると推定
・ てんかん発作は子供に起きるケースが多い
・ 抗てんかん薬によって、ある程度発作をコントロールできる
・ 難治性てんかんの 種類によっては、手術が有効な場合も
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