サッカー日本代表「Samurai Blue」応援 & ラリホッ!moto-Life
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
久しぶりに、日本代表の試合を見た。ここまで、レベルが下がった日本代表を見たのは、W杯に初出場したフランス大会以来だ。韓国には、スーパースターのパクチソンがいる。最初の彼の1点目は、まさにワールドクラスの得点だった。見事な1点だ。日本のDFで、今、あのクラスを止められる選手も戦術もない。それえが明確に証明された一瞬だった。その後の日本代表には、精彩のない試合運びであった。今日の主審が、次回のイングランド代表のプレミアリーグの審判だったという不運以上に、何の戦術もなさが特に目立った。ジーコジャパンは、本大会前のドイツとの親善試合で、勢力を使い果たし散々な結果に終わったが、本大会前までは、少なくともこのようなみっともない試合はしたことはなかった。ミラクル・アジアW杯での奇跡の逆転V2も記憶に新しい。では、今の日本代表はどうだろうか?全く希望が見えないのではないだろうか。選手を個々に評する気はしないが、闘争心がみられたのは、長谷部と本田、それに交代出場の森本くらいだった。大久保も良く動いていたが、彼に守備は期待しない。韓国代表も日本代表も中盤に5人という1トップの戦術だったが、これは事前に相談していたことかも知れない。つまり、W杯本番での対強国との戦いでは、どうしても守備を厚くして、カウンターでの攻撃しか勝利の道はない。それができていたのは、韓国代表であり、できなかったのが日本代表だった。日本代表は、体が凄く重い印象で、ボールが足元でキープすらできない。セカンドボールも拾えない。攻守の切り替えも遅い。中盤に5人もいるのに、ボールをもって役に立っている選手は、ただ一人。いつも一人で、そしてパスの相手を探しているうちに、韓国代表の長身の選手にすぐに奪われてしまう有様。はっきり言って、日本代表には戦術らしい戦術は見えなかった。6月19日のオランダ戦は、野球で言えばコールドゲーム並みの得点差が予想される。このままでは、アジア枠が減らされる危険性もある。韓国代表は、総じて日本代表よりも長身選手が多かった。その分、対オランダ戦やカメルーンを想定しても良かった。それは褒めすぎとしても、日本選手のパス一つとっても、韓国選手の足を伸ばせばが届く範囲のコースにパスを出しては、簡単にインターセプトを受ける。日本選手は、相手にプレスを掛ける動きも少ないし、特に日本の中盤の選手、中村俊輔や遠藤などは、ほとんどプレスを掛けない。日本の特徴は、FWからMFまでは、ボールもった相手に、シツコイくらいにプレスを掛け続けること。それによって相手のパスミスから、素早いカウンター攻撃で得点をするパターンだった。日本代表には、桁外れの運動力を必要とするサッカースタイルなのだ。個人技では、現在、韓国や他の代表選手よりも優れているものはない。素早いスピードも、正確で鋭いパスや足元にぴたっと止まるトラップ、意表を突くフェイントも何もない。中村俊輔は、ボールキープすらできない。容易く倒れてファールすら審判に取られない。ボールを奪われ、日本代表に危機をもたらしても、リカバーには走らない。選手同士の自主性で、グラウンドでプレーしながら話し合い、自分たちで修正できたジーコジャパンの当時のような選手はいない。中田英寿に代わる選手はいないのである。ピッチには、リーダーがない。何をどうやるか相手次第になるから、いつも相手のペースに合わせる試合運びしかできないでいる。このようなチームが、W杯で何ができるのか??
2010年04月08日
コメント(1)