シングルファーザー　びんちょうまぐろの日記

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2014年12月23日

久しぶりにみたお笑い芸人鉄拳さんのパラパラ漫画「振り子」。

ちょうど良い機会なので、漫画の力を借りて以前からなかなか伝えられなかったものを伝えることが出来ればと思う。

自分には子供がいて、それはかけがえのない存在である。
「お前、子供のために死ねるか？」と聞かれれば、即答で「いいよ、できれば痛くないヤツでお願いします」と僕は言うだろう。

子供は自分が命をかけるべき価値のあるもの、それは間違いないと思う。

でも、やはり奥さんに抱く想いとはやはり別のもの。

この物語にも子供は登場するが、やはり主の存在ではない。
あくまで主なのは、自分と生活・感情を共有し無条件の愛を捧げてくれた妻である。

ここら辺は子育てに対しての男と女の本能の部分、その違いじゃないかと思う。
作者の鉄拳さんは男性なので、たぶん自分寄りのイメージになっているのかな？

※ここからネタバレあり、注意！！

この物語で、先に死んだのは実は男性という事が最後の方の描写で分かる。

それでも最後の振り子を必死で止めようとした彼は何をおもっていたのだろう。

奥さんに昔、話した事がある。

自分が先に死んでも幸せになってもらいたいので、その後は良い人とめぐり合って結婚して子育てをしっかりしたら楽しい老後を送って長生きしてほしいと。

奥さんのいない自分の人生は無意味なものであるが、自分のいない奥さんの人生は多分無駄にはならない。

そういう意味で、本当に順番が違うなと思い続ける自分がいる。

世はクリスマス真っ只中、それっぽい話題じゃなくて申し訳ない。

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