その他、中国で人気のある人物を題材にしたのが「岳飛伝」、「風よ、万里を書けよ」「楊家将」がある。「岳飛伝」は南宋の時代、中国史上最大の英雄岳飛が金軍の侵攻に立ち向かう話であり、中国では「説岳」として民衆の間に講談として入り混じっている。「風よ、万里を駆けよ」は隋朝後期、父に変わって男装して出陣した花木蘭の説話を題材としたもので、ディズニー映画として「ムーラン」の名で上映されたこともある。「楊家将」は宋代初期、宋の将軍楊継業とその一族の転戦を描いた作品で、女性の活躍が多く、イギリスでは「Yang’s Lady Generals(ヤン家の女将軍達)」という題で出版されている。日本国内で出版されているこの作品は残念ながら(?) 、男たちの挽歌(!?)状態になっているが、面白さはまったく損なわれていない(と思う)。
その他の作品は全て短編集で、読み応え十分の作品がそろっている。他にも中国ものは沢山あるので是非図書室にきたら中国ものを借りて読んでほしい。 WRITTEN BY K・M