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2006/08/08
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カテゴリ: 本のレビュー



小さな村に迎えられたゲド。
相変わらず人を寄せ付けない彼と、友情を結ぶ船大工の男が現れます。
しかし、船大工の子供が猩紅熱にかかってしまい・・・助けを求められたゲドは、何もしてやれません。
魔法使いは病を治すことができても、死にゆく者を引き止めることはできないのです。結果、子供は死んでしまう。
その頃、近海の島に竜が現れ、ゲドは人々から竜退治を依頼されます。
ゲドはある方法で見事、竜を追い払うのですが・・・私はちょっと竜が気の毒に思えました。
人々から賞賛されるゲドですが、船大工との関係は壊れてしまいます。
竜退治はできても、人の子一人助けられないのか・・・と。
表立って非難はしなくても、そういう目で見られる。
このあたりの描写を読むと、作者はドライな感覚の持ち主なのかなと感じます。
例えばこれがC.S.ルイスの作品だったら?
こういう逆恨みは、規範からの逸脱行為として描かれるでしょう。
でも作者のグウィンは、こういうすれ違いを常態と捉えているようです。
これが当たり前。とてもリアルな展開です。

竜退治は成功したものの、居場所のなさを感じたゲドは学院のあるローク島に帰ろうと思う。
しかし、海が荒れてどうしても島にたどりつけない。ゲドは影に取り憑かれている・・・ローク島は忌まわしい災厄を自ら拒む力があるのです。
行く先の決まらないゲドは、人に勧められて「テレノン宮殿」なる場所に向かいますが、その途中、再び影に襲撃され・・・

(つづく)








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Last updated  2006/09/26 12:03:44 AM
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