活き活きPC&園芸三昧

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January 31, 2019
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カテゴリ: 天文


  そこで何とかAZ-GTiマウント本体にPoleMasterを取り付けたいと念じながらマウントを眺めていましたら、マウント本体に、赤経軸に垂直な面が見つかりました。この面を利用すれば赤経軸に平行な向きにPoleMasterを設置できることになります。


             AZ-GTi経緯台の赤経軸と垂直面【 写真クリックで拡大 】


  AZ-GTiの6ヶ所のネジを取り除き黒いプラスチックのカバーを外します。中は、モーター、歯車、基板などで高い密度となっています。電気配線が2カ所あるので外します。写真の矢印の2ヶ所にドリルを使って穴を開けます。大変狭いスペースなので、注意深くドリルする必要があります。

                     矢印の箇所に穴を開けます



  最初はボルトとナットで金具を固定する予定でしたが、余りにもスペースが狭いので、ナットを挿入することが困難でした。ので、ネジを切ることにしました。

  ネジ切りはM6用のタップを使用しました。タップを使う前に、あらかじめ5㎜のドリルで穴を開けておきます。T型タップホルダーを使えば素人でも簡単にネジが作れます。

                     ネジ切りに使ったタップとT型ホルダー


  ネジ穴を開けた写真が下の写真です。向こう側の2つのドリル穴は、”Oh, Mistake”の穴です。

                         2ヶ所M6ネジ穴を開ける


  次に、M6六角穴付きネジでダブルL型金具を取り付けます。写真では、ダブルL型金具には1/4インチネジでPoleMasterのアダプターを取り付けています。

                     ダブルL型プレートをネジ止めする


  PoleMasterをアダプターを通して取り付けました。赤緯、赤経を回転させても大丈夫そうです。

                 本体にPoleMasterを取り付けたAZ-GTiマウント


  PoleMasterに夜露防止フードを取り付けてみました。このフード(FTフードまがい)は、段ボール紙製で、Edge HD800の大型のものまで作製しました。作製格闘編は、またの機会に紹介します。

                 PoleMasterに夜露防止用フードを被せる


  ASI224MCなどのCMOSカメラには背面に1/4インチのカメラネジ穴が付いています。このネジ穴を利用すればPoleMasterと同様にダブルL字型プレートに取り付けることが出来ます。下の写真では、レンズとして、コーワ製のLM100JC(口径40㎜、焦点距離100㎜)のCマンウントレンズを使用した例を示しています。ZWO社のASIカメラには購入したもの全部に Cマウントのアダプター が標準で付いています。 SharpCapの極軸合わせ を使いたい場合は、この方法が適宜利用できます。


                   ​ 電子極軸望遠鏡(ASI224MC)を取り付ける ​


  以上、AZ-GTiマウント本体にPoleMasterまたは電子極軸望遠鏡(ASI224MC)を取り付ける方法を紹介しました。








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Last updated  December 31, 2019 07:42:40 AM
コメント(7) | コメントを書く


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Re:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
Sam さん
初めまして、ほしぞloveログというblogを書いているSamと申します。

以前の記事でSharpCapの極軸合わせの昔の私のブログの記事を参考にされたようで、このページにたどり着きました。赤経軸と電子極望の軸について書いてあったのでもしよろしければ参考までに。

基本的に赤経軸と電子極望の軸が並行である必要はありません。そこそこあっていれば(例えば画面内で端の方にでも北極星が見えているくらいで)平行でなくても原理的に正しく動きます。

赤経軸と電子極望の軸が完全に平行であるということは、もし赤道儀の極軸が完全に取れていればPC上のカメラ映像画面のど真ん中に極軸が来ているということになります。それ以外許されません。
でも実際にはど真ん中からずれていても、完全に極軸が取れて赤道儀を回しても、画面上の(真ん中でない)極軸周りできちんと回転するかと思います。これはカメラがどの方向を向いていても、赤道儀が極軸周りに回転すればカメラも必ず極軸周りで回転するからです。これはもちろん無限遠と近似できるくらい星が遠くにあるためです。もし理解しにくい場合は、ものすごく広角なカメラを持っていると想像してください。カメラがどの方向を向いていても、必ず北極星が入るような広角な焦点距離のものすごい短いカメラです。その視野内に北極星が入っていさえすれば、赤経軸を回せば北極星(正確には極軸)の周りで像が回転するのが想像できるはずです。

私はPoleMasterを使ったことがないので、もしかしたらPoleMasterは赤経軸の位置で、赤経軸と平行にカメラが置かれていることを前提にアルゴリズムを組んでいるのかもしれません。でももし本当にそうなら随分と無駄なアルゴリズムを組んでいることになります。原理的に考えても、そんなアルゴリズムを組むような間抜けなことはしないはずなので、位置も平行度もそこそこあっていれば、全然気にすることはないはずです。少なくともSharpCapで極軸を合わせる場合は全く気にする必要はありません。 (March 1, 2020 10:13:45 PM)

Re[1]:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
Samさんへ

  はじめまして、教示下さりありがとうございます。

  当方、この趣味にはまりましたのは、2年前です。多分、子供の頃の単なる望遠鏡が欲しいという記憶のよみがえりだと思います。逆に、どうせ天体写真を撮ってもハッブルには遠く及ばない、何の発見もあり得ない、不健康な趣味だという葛藤もありました。ということで、天文機材の工作などを楽しむ毎日になり下がっています。

  赤経軸と電子極望の向きが平行でなくても良いということですが、この言葉はSamさんのブログでも記載があったような気もしますが、実は未だに理解が出来ていないのです。極軸合わせとは、赤経軸を極軸に限りなく合致させようとする作業だと思っています。極軸が合った時は、当然極軸と電子極望の向きは平行でもあります。よって、最初に電子極望を取り付けるときは、赤経軸に平行な向き、あるいは赤経軸と垂直な面に取り付けると言う意味合いで、「赤経軸と平行な向きに」という表現を使っているものと理解しているのですが、間違っていますでしょうか。当然ながら厳密に平行な向きではあり得ません。平行あるいは軸を合わせるのが極軸合わせと言う作業だからです。

  例えば、Samさんだったら簡便で多用するAZ-GTiマウントに電子極望を取り付けるとしたら、どのような表現をされるのでしょうか。さらに言えば、ファインダー台座に電子極望を取り付けての極軸合わせが出来れば最高ですが、Samさんならばそんな方法論をお持ちなのかなと楽しみにしています。 (March 2, 2020 10:36:16 AM)

Re[2]:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
Sam さん
キジトラ7077さんへ

ブログ内の天文関連の記事全部読みました。カメラを自分で組んでみたり、かなり高度なことをしているので純粋に凄いと思います。まだ2年なんですよね。月が綺麗に撮れたところの記事なんかは、読んでいてまるで自分のことのように嬉しくなりました。

さて、いくつかの疑問にに関してですが、「赤経軸と平行な向きに」という表現でもちろんいい(垂直だとかの意味でないということ)のですが、通常は誤差が問題になってきます。平行というと、誤差どれくらい以内という範囲指定が必要ですが、今回のポイントは原理的には誤差が(極端にいうとどれだけ)あっても構わないというところです。もちろんカメラの視野に北極星とかが全く入っていないような場合は論外です。

例えば電子極望に使う小さめのセンサーを1/3インチサイズとして、レンズの焦点距離を50mmにすると、視野角は計算すると大体5度くらいになります。この場合実際には5度以下くらいの精度で合わせればいいという話です。でもこれが例えばASI294とかの4/3インチのセンサーを使えば、4倍の20度以下くらいの誤差でも許容できます。このように実用上の誤差範囲の限界はありますが、原理的には誤差は問題にならないということです。

一番のポイントは、カメラを赤経体の上に乗っけなければ意味がないということです。赤経軸を回すと一緒にカメラも動くということです。でも、電子極望のカメラのセンター光軸を赤経軸に一致させる必要はありません。上に書いた通り、北極星くらいが見えているなら(センサの大きさと極望のレンズによって)数度から数十度くらいのそこそこの平行度で全く問題がないです。

鏡筒は当然赤経体の上に乗っかっているので、さらに鏡筒の上に亀の子状態で結構適当に極望用のカメラを乗っけても問題ないです。なので私はAZ-GTiに載せた鏡筒の鏡筒バンドの上にアルカスイス互換のプレートを取り付けてあって、そこに亀の子で極望用のカメラを乗っけています。カメラ側にはアルカスイス互換のアダプターをつけています。

あ、ちなみにAZ-GTiはほとんど経緯台モードで動かしています。月とか太陽の明るい天体はほとんど問題なく、さらには輝度の明るい星雲くらいまでは経緯台モードで撮影可能かと思います。もちろん視野は回転するのですが、多少トリミングしてしまえばほとんど問題ないです。

あと、今書いてて気づいたのですが、観測最初に固定した赤緯体の向きはきちんとあっていなくて度のオーダーでずれていることの方が多いので、そこもカメラ光軸の平行度を壊している原因にもなっていますね。もちろんこのズレもなんら問題にはなりません。


「極軸合わせとは、赤経軸を極軸に限りなく合致させようとする作業だと思っています。」

というのはまさに正しいです。あくまで合わせるのは「赤経軸」と極軸であって、「カメラの中心光軸」と極軸ではありません。PoleMasterの精度がどれくらい出るのかはわかりませんが、SharpCapだと赤経軸と極軸は1分角くらいには平気で合わせこむことができます。それ以上は大気の誤差で多分合わせこむことは難しいです。ここまで合わせ混むと、ピリオディックモーションの方がはるかに大きくなり、ガイドを必要としてきます。一方、赤経軸を極軸がそこまで合った状態でも、カメラの光軸はやはり1-2度くらいのオーダーで実際に極軸からずれていますが、なんら問題はありません。

と、こんな説明でよろしいでしょうか?

大事なのは、何が誤差を決めているかを認識して、そこを叩くということだと思います。誤差を制限しないところをテコ入れするのは手間も時間もお金も無駄になってしまうので、もったいないということです。といっても、私も散々無駄なことをやってきているので、あまり大きなことは言えなくて、そういった無駄も楽しむくらいの余裕を持ってやるという方がはるかに大事なのかもしれません。無駄なことをすることで理解が進むことも多々あると思います。

またわかりにくかったら、聞いてください。私のブログの方にも遠慮なく書き込んでください。今後ともよろしくお願いいたします。 (March 2, 2020 12:17:08 PM)

Re[3]:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
Samさんへ

  無意識ではありますが、私自身もSamさんのブログをかなり読破?していると思います。まだ初心者なので理解できないところが多くありますので、よろしくお願いいたします。

  私には、視野角〇度、誤差〇分、精度〇秒とかいう感覚は全く理解出来ていません。最近やっとオートガイドの実地訓練が出来たくらいですから、オートガイドの精度が云々といわれてもPHD2のグラフが荒れているとか、いうくらいしか理解が及びません。スタックのテストをしているうちに、ガイドが少々ずれてもソフトが位置修正をしてくれるので、そんなに神経質になることもないということも分かってきました。少し前までは、ガイド精度を高めることに目的に、赤道儀の平ギヤのバックラッシュを無くすためにベルトドライブへの道へ遠回りもしています。そのお蔭で、使いもしないベルトドライブ赤道儀を2台もため込んでいます。

  さて、本題ですが、Samさんが実行されている鏡筒に小亀方式で電子極望を取り付けて極軸合わせを実行されている根拠が理解できていません。赤経軸に対する向きは、鏡筒が赤経体の上にあるということで理解できますが、赤緯方向はどのように管理されているのでしょうか。極望に北極星が入りさえすれば、SharpCapで極軸合わせができるのでしょうか。機会がありましたら、PoleMasterをファインダー台座に取り付けて極軸合わせを実行してみます。

  最近は、安倍政権の非科学的、突発的発言と幼稚な国会答弁でストレスが高くなっています。コロナこそ論理でもって方向性を決めて欲しいものです。 (March 2, 2020 05:13:36 PM)

Re[4]:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
Sam さん
キジトラ7077さんへ

赤緯軸も適当です。せいぜい赤道儀の矢印で合わせているくらいだけなので、1度くらいのズレは平気であるかと思います。

正確には、鏡筒のアイピース口にCMOSカメラをつけて、目立つ天体を入れてセンターにします。その時に電子極望、電子ファインダー、ガイドカメラを兼ねた別のCMOSカメラをアルカスイスクランプで親子亀で取り付け、そこにも同じ天体がセンターに入るように、ブラケットとネジとアルミ箔で微調整して固定します。いったん調整し終えたら、アルカスイルは外しますが、カメラとブラケットの角度は二度とずらしません。この状態でなら、それ以降ほとんどカメラと鏡筒の相対角度がずれることはないので、一定の精度を担保できます。

http://hoshizolove.blog.jp/archives/15051837.html

実際にはこの記事からモノタローで

https://www.monotaro.com/p/0839/4803/?displayId=5

を買ってさらに精度を高めています

さてその上での話なのですが、最初に書いたようにやはり赤緯軸は適当です。でもカメラの固定でずれることはもうほとんどありえないので、たとえずれがあったとしても赤緯の方がずれていると確信を持つことができます。 (March 2, 2020 07:48:22 PM)

Re:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
木下凱文 さん
AZ-GTi経緯台の赤道儀化を行っております。
その際、いろいろ参考にさせて頂いております。
文中、ダブルL型プレートなる言葉が出ておりますが、
ウエブで検索しても商品がヒットしません。
ダブルL型プレートを手に入れる方法をお教え頂ければ
幸甚です。 (January 10, 2021 09:07:34 PM)

Re[1]:AZ-GTi経緯台の赤道儀化  その5. PoleMasterまたは電子極軸望遠鏡を本体に直付け(01/31)  
木下凱文さんへ

ホームセンターで入手できます。近所に5ヶ所ホームセンターがありますが、全部に置いてあります。ただ、ダブルL字型プレートでなくても、平板プレートでも、障害物がなければOKだと思います。現在は、私も平板プレートにしています。
(January 11, 2021 10:43:28 AM)

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