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罪と罰-------------。
「お母さんは才能のある子が大好きよ」
そういい聞かされて、自分もピアノを弾いて育った多蕗。
そして生まれた弟-------。
彼は小さなときからおもちゃのピアノを弾きこなす・・・天才だった。
このままでは自分はいらない子になってしまう。
焦った多蕗は・・・自ら手を潰して、同情を買おうとしたよう。
「お母さんは才能が大好きよ」
次のコンクールでは弟が代わりに優勝してくれるわと言った母。
その日、鳥は鳥籠から出られなくなってしまったんだ----------。
エレベーターでどこへ向かうのか?
「僕達の、運命の至る場所------------」
そして、建設中のその建物の屋上、苹果だけを取り残し、こちらへ来られないよう細工して、陽毬の手を引く多蕗。
自分が何のために生きて、高倉家に復讐するのか。
苹果にそこでよく見ておけと言う多蕗。
何故、もう晶馬たちには特別な感情は持っていないと多蕗は言ったのに・・・。
それが運命------------。
その時、陽毬を手分けして捜していた冠葉の元に多蕗から電話が入る。
そして陽毬を誘拐したと宣言。
開放して欲しくば・・・なんと 父をここに連れて来いと言い出したのだ!!
剣山は行方不明ではないのか?
苹果の問いにそうだと答える多蕗。
では、ここにつれてきてどうするのか?
「確認するんだ。
桃香が僕に生きることを望んだ意味をね-------」
子供の多蕗が母からもらった鳥と鳥籠を持って座っていた場所・・・。
そこにはたくさんの子供達がいた。
「こどもブロイラー」
そこは要らない子供たちが集められる場所--------------。
ここに集められた子供達は、透明になって、やがて世界から忘れられる存在になるのだ。
やはり自分は母に・・・。
だがその時、その壁を壊して現れたのは--------。
「帰るわよ」
桃香!!
さぁと差し出された手。
だが、多蕗はそれを握り返せない。
「どこに?」
自分にはもう帰る場所なんてないのだ。
だが桃香は 「あなたを必要としてくれる人の元へ」
と言うのだ。
そんな人はいないと言う多蕗。
「それは---------私」
放課後、音楽室でピアノを弾いていた多蕗。
それをいつも聞いていたという桃香。
では、やっぱり桃香も多蕗を捨てるのだ。
だって、多蕗はもうピアノが弾けないから・・・。
「そんなの関係ない。
私が聞いたのは、あなたの心だもの」
「君に何が分かる。
一番じゃなきゃ意味がない」
叫ぶ多蕗。
だがその時、担当者が現れ、 今から子供達を粉々に砕くとアナウンスしたのだ!!
痛くはない。
透明な存在になるだけだから。
これで自由になれる。
ピアノからも母からも----------。
受け入れようとした多蕗。
だが、最後にそれを止めたのは・・・桃香!!
「行っちゃダメ!!」
多蕗は多蕗のままでなくては!!
必死になって落ちそうになる多蕗を支える桃香。
だが、 ライフラインを焼ききると、バーナーで桃香の腕を焼ききろうとする担当者。
これは酷い(><)
生きる意味などないから、もう離せという多蕗。
「だったら、私のために生きて!!
さぁ、一緒に帰ろう」
そして-----------自由を得た多蕗。
その代償は・・・ 桃香の腕につけられたやけどの痕。
これで多蕗と同じだと笑う桃香。
「きっとそうなる運命だったのよ」
その日、生まれ変わった多蕗。
ゆりと同じく、彼もまた桃香に救われたひとりだったよう。
そして、屋上へ駆け上った冠葉が見たのは・・・。
工事用のゴンドラに乗せられた陽毬の姿。
剣山の居場所を知らないという冠葉に、嘘はよくないと、ワイヤーを一本切ってみせる多蕗。
知らないものはどうしようもない。
だが、それを嘘だという多蕗。
苹果が警察を呼ぶというと・・・止めたのは、なぜか冠葉。
「高倉冠葉、僕は君の秘密を知っている」
なんと、多蕗は、冠葉が陽毬の命を救うためにどうやって大金を手にしているのか知っているというのだ!!
奴ら・・・つまりあの事件の犯罪組織の残党とまだ繋がっているという冠葉。
そして、組織を指揮しているのは・・・剣山だと!!
金を渡している証拠写真を見せる多蕗。
だが、それでも父親の事は知らないという冠葉。
そこで多蕗はまたワイヤーを切って見せる。
どんどん落下していくゴンドラ。
では剣山に会ってどうするのか?
「罰を受けてもらう。
桃香は僕達の・・・人類の救世主になるはずだった--------!!」
だが、本当に父の居場所は知らないと訴える冠葉。
そこで多蕗は、では罰は子供達に受けてもらうと言い出したのだ。
その頃、地下鉄にいた晶馬とようやく連絡がついた苹果。
必死に現場へ走る晶馬。
残るワイヤーは後1本。
陽毬が助かるには、それを支えるしかない。
「陽毬、しっかり捕まってろよ」
そう言って、ワイヤーを握り締める冠葉。
そして・・・ついに切れてしまったそれを必死に掴む冠葉。
痛いだろうとそれを眺める多蕗。
「愛は痛みだからね」
だが、何があろうと絶対離さないと、腕から血をしたたらせながら答える冠葉。
その姿--------桃香と重なる。
多蕗にもうやめてと訴える苹果。
今の自分は醜い。
桃香が助けてくれたのに、桃香を失って、すっかりダメになってしまい、生きる目的を失ってしまった・・・空っぽな人間。
ワイヤーを必死に支える冠葉。
陽毬はもうよしてと訴える。
「あたしのために頑張らないで。
もう、十分」
自分がもう治らない病気だということも知っている。
だから・・・。
よせと止める冠葉の前で、陽毬は多蕗に最後に宣言する。
父の罪は自分が背負う。
だから兄たちを許してくれと。
「ありがとう、冠ちゃん」
これからは自分のために生きてと笑顔を見せる陽毬。
「俺は・・・お前のために生きたいんだ----------」
ゴンドラが目の前で落ちていく。
絶望した瞬間。
多蕗の腕に支えられていたのは----------- 陽毬。
彼女を冠葉に渡し、苹果の元へ向かった多蕗。
そして、自分のようにはなるなと言い残し、行ってしまったのだ。
・・・結局多蕗も非情にはなれなかったか・・・。
誰かのために必死に助けようとする姿は、自分たちと重なるだろうしね。
駆けつけた晶馬が見たのは・・・気を失っている陽毬を片手で抱きしめた冠葉の姿。
「罰は俺が受けた、安心しろ」
冠葉の左手・・・きっと大変なことになってるはず。
それより陽毬に薬をと言う晶馬。
どんなときでも、冠葉の一番は陽毬なのだ。
エレベーターの前で多蕗を待っていたのは--------ゆり。
お互いが今回の事は利用した形になったよう。
所詮偽の家族でしかない・・・いわば共犯者というところか。
だがそんな多蕗の頬をひっぱたくゆり。
「さようなら」
そういい残し、今度こそ去っていく多蕗。
ゆりと夏芽の戦いはやはり決着がつかなかったようですね。
あの家にはもう冠葉を置いておけないと言い出す夏芽。
晶馬は同じく気を失った冠葉と陽毬を両腕に抱きしめるしか出来ない。
「どうして・・・何も望んでなんかいないじゃないか」
涙を流す晶馬。
そんな晶馬の背中に頭をぶつける苹果。
「あたしは違うよ。
あたしは晶馬くんたちをキライになったりしない。
あたしは受け入れて強くなるよ。
だから-------」
あぁぁぁ。
これは切ないなぁ。
みんなこんなことがしたいんじゃないんだろうに、傷ついて・・・傷つけることでしか生きている意味を見出せないのだろう。
唯一の存在である桃香を失くしてしまったから-----------。
やっぱこのトリプルHのEDは涙を誘うわ。
すっごく作品の世界にあってるもんなぁ。
そうか、笑顔の下に、こんな過去が隠されていたんだね、多蕗。
単なるおバカキャラではなかったわけだ。
でも、こうなると気になるのが剣山の居場所。
それに彼のこと、金のことを多蕗が知ったルーツはどこなんだ?
眞悧が怪しいけど、じゃぁ、メリットはどこなんだろ。
相変わらずいい意味で色々期待を裏切ってくれる今作。
次はどこへ向かうのか。
次回も気になるね。
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