グッドライフ・セレクションのブログ

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2008.02.24
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◆池田炭ってどんな炭?

茶道において、池田炭(菊炭)は道具炭の最高級品として使用されています。
和の空間の流行に合わせて、空気の浄化・癒しの効果を持つインテリアとしても
池田炭(菊炭)は利用されています。
池田炭(菊炭)の水質浄化としての利用も一般的になりつつあります。


茶席




◆池田炭の名前の由来は?

炭問屋があった池田の町を経由して出荷されたことに由来します。
切り口が菊の形をしていることから「菊炭」とも呼ばれています。

池田炭 (菊炭)





以前の産地は、池田の“奥郷”と呼ばれる、豊能郡、兵庫県川辺郡の辺りでした。
池田炭の生産には大量のクヌギが必要とされ、地域を区切って“輪栽”形式で
伐採していたといわれます。
現在の産地は、大阪府(箕面市、能勢町、豊能町)、兵庫県(川西市、猪名川町)
一帯です。
池田炭産地




◆どんな歴史があるの?

「池田炭」の歴史は古く、池田市にある久安寺では久安元年(1145年)~
明治3年(1870年)まで宮中でお茶に用いる池田炭を献上していたことや、
文禄4年(1595年)に豊臣秀吉が同寺で観月の茶会を催し、池田炭を賞用
したことなどが伝えられています。


池田炭 イメージ



◆どんな人が作っているの?


炭焼き職人の小谷さん



平成15年 新しい時代を拓く「もりのくに・にっぽん」運動、森の名人100人の
内の1人、炭焼き(黒炭)の部・全国7人の内の1人に小谷さんが選ばれました。




クヌギの伐採

製炭活動風景
【撮影協力】下西満雄さん (下西窯 豊能町)




茶の湯炭としてとても有名な炭です。



池田炭のせっけんもお土産物として人気があります♪

土産物 池田炭せっけん


池田炭のインテリアセットもありますよ♪

土産物 池田炭インテリア



二酸化炭素と炭焼きとクヌギの伐採の関係:
池田炭の原料となるクヌギを伐採することで山の手入れを行なっています。
森は人の手が入らないと二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出す循環サイクルを
行えなくなります。だいたい200年で森はそうなるようです。
また、池田炭となったクヌギは炭焼きの過程で、二酸化炭素を放出しますが
本来、樹木の内部に固定化された二酸化炭素がまた空気中に放出されるので
循環を繰り返すことになり、二酸化炭素を増やしているのではありません。
クヌギは伐採されることで、木々の間に広々とした空間ができ、残ったクヌギが
効率的に光合成を行い、二酸化炭素の吸収が1本のクヌギあたり効率がよくなります。



グッドライフ・セレクション
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FAX/072-751-0962
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Last updated  2008.02.24 23:36:03


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