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「ずっと持っておきたい、大切なマンガです」と今田さんは『悪女(わる)』への愛情を語る。今田さんが『悪女』と出会ったのは4年ほど前。本作をドラマ化した『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』で、主演を務めた折だった。
「私の生まれる前に出版された作品なんですけど、働く女性の悩みなど、現代に通じるテーマがたくさん描かれています。今でも、自分が迷ったりしたときに、読み返すんです」
最も魅力的だったのは、やはり自身が演じた主人公・麻理鈴だった。
「麻理鈴は本当にピュア。T・Oさんを大好きな気持ちだけで、出世を目指して頑張れてしまう。天真爛漫で、目の前のことにいつも一生懸命です。そのピュアな素直さが素敵だし、素直でいることって大事だなと気付かされました」
物語の中で麻理鈴は、庶務課、システム企画課、海外事業課など様々な部署に異動し、経験を積む。
「それぞれの組織に固有の問題も描かれていて、素晴らしいお仕事マンガです。麻理鈴は周囲の人の影響を受けて変わっていくと同時に、彼らを幸せにする。読みながら私も、明日も頑張ろうと、彼女に元気をもらえます。初心を思い出させてくれる作品ですね」
間もなく放送開始する主演ドラマ『クロスロード 〜救命救急の約束〜』でも今田さんは、自らの仕事に邁進する女性を演じている。役どころは、24時間体制で患者の命と向き合う救命医・春木遥。医師役には今回が初挑戦となる。
「遥は、『どんな命も救うことをあきらめない』と心に誓っています。だから、常に誠心誠意、患者さんの命と向き合っている。命を救うために、ときに病院も巻き込んで全力を尽くす彼女の突破力には、勇気をもらえます。遥の絶対にあきらめない姿には、私も考えさせられます」
本作では、医師のみならず、遥が出会う救急隊員・渋川輝と警察官・横峯健斗の立場からも、救命救急医療の最前線が描かれる。
「3つの職業の若者が、協力しながら一つの命をつないでいく。医療ドラマとして非常にオリジナリティがあって、私もそこに惹かれました」
遥と渋川と横峯の成長も見どころ。
「3人は私と同世代で、まだまだ未熟で。社会や制度、組織の問題など、正義感だけでは乗り越えられない現実にも直面します。その中で3人が見出していく道を、ぜひご覧いただければと思います」
いまだ・みお●1997年、福岡県生まれ。2022年、映画『東京リベンジャーズ』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他の出演作に、連続テレビ小説『あんぱん』など。26年は主演作の映画『白鳥とコウモリ』が9月公開、ドラマ『メリーベリーラブ』が放送・配信予定。

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