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阪神タイガースが2026年10月3日、球団史上初となるセ・リーグ連覇を達成しました。優勝マジック「1」で迎えたこの日、阪神は広島に4-6で敗れたものの、2位・巨人がDeNAに逆転負け。阪神の通算8度目となるリーグ優勝が決まりました。昨季は9月8日に両リーグ史上最速で優勝を決め、今季は139試合目で歓喜の瞬間を迎えました。
優勝マジック「1」の阪神は、10月3日のデーゲームで広島に4-6と逆転負けしました。しかし、ナイターで2位・巨人が今季最終戦となるDeNA戦で終盤に逆転を許して敗戦。これにより、阪神の2年連続リーグ優勝が決まりました。
阪神のリーグ優勝は通算8度目で、セ・リーグ連覇は球団史上初です。昨季は両リーグ史上最速となる9月8日にリーグ制覇を決めましたが、今季は139試合目で優勝に到達しました。
マジック対象球団の敗戦によって優勝が決まるのは、2003年にヤクルトがDeNAに敗れて決まって以来2度目。また、阪神が優勝、巨人が2位となる順位は史上初です。過去には巨人が優勝し、阪神が2位となったシーズンが16度ありました。
デーゲームの広島戦では、阪神先発の才木が2回に中村奨に適時打を浴び、先制を許しました。しかし3回、坂本の10号ソロで同点に追いつくと、佐藤輝の39号3ランで勝ち越します。
ところが才木はその裏、末包に2号3ランを浴びて4-4の同点とされ、3回4失点で降板しました。その後は両軍の救援陣が踏ん張りましたが、8回に6番手・ドリスが中村奨に決勝適時打を許し、さらに石井も坂倉に適時打を打たれて2点差となりました。
阪神は9回に好機をつくったものの、最後は近本が凡退。4-6で敗れ、自力での優勝決定は持ち越しとなりました。
一方、ナイターの巨人-DeNA戦では、巨人が4回にリチャードの適時打で先制。6回には丸の3号ソロで追加点を挙げ、2-0とリードしました。
先発の井上は6回まで1安打1四球、無失点の好投を披露しましたが、7回に救援陣が崩れます。中川、堀田、船迫がDeNA打線につかまり、5安打を集中されました。
代打・佐野、古市、成瀬に3者連続で適時打を浴び、この回一挙4失点。巨人は7回以降、DeNAの救援陣から得点を奪えず逆転負けとなり、その瞬間に阪神の優勝が決まりました。
開幕戦の敵地・巨人戦では、2年連続で開幕投手を務めた村上がキャベッジに先頭打者本塁打を浴びるなどして黒星スタートとなりました。しかし、第2戦は高橋が9回3安打無失点の完封勝利。第3戦は打線が13安打12得点と爆発し、開幕カードを勝ち越しました。
4月は連敗が2連敗の1度だけと安定し、貯金8。2位・ヤクルトに1ゲーム差をつけて首位で4月を終えました。
4月26日の広島戦では、不動の1番・近本が左手首に死球を受けて骨折し、離脱しました。それでも5月中旬まで3連敗はなく、交流戦直前の敵地・巨人戦では同一カード3連勝。今季最長となる5連勝で貯金を11まで伸ばし、交流戦に入りました。
交流戦では日本ハムに同一カード3連敗を喫するなど苦戦し、3度の3連敗を記録。最終的に6勝12敗で終えました。一方、セ・リーグでは巨人だけが交流戦を勝ち越し、阪神・巨人・ヤクルトの三つ巴でリーグ戦再開を迎えました。
7月に近本が復帰すると、阪神と巨人は大きな連勝こそなかったものの大きく崩れず、着実に貯金を積み上げました。一方、ヤクルトは大型連敗を重ねて首位争いから後退。阪神と巨人がともに貯金11の同率首位で8月に入りました。
8月11日からの首位攻防戦では、敵地・東京ドームで巨人に同一カード3連勝。さらに月末の28、29日には甲子園でも巨人に連勝し、3.5ゲーム差まで広げて優勝マジック「23」を点灯させました。翌30日にも勝利し、巨人戦7連勝を記録しました。
9月3日には巨人に最大5ゲーム差をつけましたが、5日の広島戦から巨人との直接対決を含め、今季ワーストとなる7連敗。巨人とのゲーム差は一気に縮まりました。
それでも一度も首位の座を明け渡すことなく、連敗後は9月を8勝2敗と立て直してマジックを減らしました。10月1日の今季最後の「伝統の一戦」では延長12回の末に引き分け。苦しみながらも優勝へ前進し、3日に歓喜のゴールテープを切りました。
攻撃陣では近本が一時離脱したものの、中野、森下、佐藤輝、大山は2年連続で上位5番までの不動のオーダーを形成し、捕手は坂本を中心に起用されました。
佐藤輝は打率.314、39本塁打、自己最多105打点を記録し、リーグ三冠王。森下も打率.296、35本塁打、84打点と、いずれもリーグ2位の成績を残しました。
大山も84打点を挙げ、2本のサヨナラ本塁打を含む4年ぶりの20本塁打を記録。勝負強さを発揮し、佐藤輝、森下、大山の破壊力あるクリーンアップが大きな故障なくシーズンを戦い抜きました。
投手陣は先発防御率2.66で両リーグトップ。高橋、村上、才木の強力な先発3本柱がチームをけん引しました。
高橋は3試合連続完封勝利を含む開幕から無傷の10連勝を記録し、球団79年ぶりの快挙を達成。ここまで両リーグトップの16勝を挙げました。
村上は10勝9敗ながら27試合に登板し、リーグ1位の防御率1.85と安定した投球を披露。才木は6月まで5勝4敗、防御率3点台と苦しみましたが、7月以降は5勝1敗と調子を取り戻し、3年連続2桁勝利をマークしました。防御率の上位3人は村上、高橋、才木が占めています。
救援陣では2年目右腕の工藤、木下が急成長。工藤はチーム最多の55試合に登板し、防御率0.892を記録しました。8月以降は11セーブを挙げ、守護神として試合を締めました。木下も44試合に登板して防御率1.61を残し、接戦の中盤を支えました。
一時は近本の離脱や交流戦での苦戦、9月の7連敗もありましたが、阪神はシーズンを通して首位を譲らず、打線と投手陣の総合力で球団史上初のセ・リーグ連覇を成し遂げました。
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