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2006年06月09日
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テレビが壊れている間に読んだ本について書いとこう♪

頼子のために
頼子のために

法月綸太郎さんの、

著者と同名の探偵役が登場するミステリ

『誰彼(たそがれ) 』 に続く第4作目



<ストーリー>
「頼子が死んだ」。17歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて相手を刺殺、自らは死を選ぶ──という手記を残していた。手記を読んだ名探偵法月綸太郎が、事件の真相解明にのりだすと、やがて驚愕の展開が!

(↑講談社のサイトからコピペ…スミマセン!)








などの賛辞が並び

また

前作 『誰彼』 が、 メチャ笑える作品 だったコトもあり

かなり期待して読んだのですが…



全然笑えない!

てか、メチャ悲しい話だよ!

『誰彼』 の 喜劇路線から一転

悲劇 な作風になりました

次第に明らかになる真相も悲劇だし、ラストの救いの無さも悲劇



探偵役の法月綸太郎も

前作の超絶推理(爆笑モノ♪)を封印(?)

なんというか、

真面目に事件を調査しています(笑)

ハードボイルドな感じ

ヤクザ(?)に拉致されそうになったりとか(お約束?笑)



あとがきによると

この作品は

「ロス・マクドナルドの主題によるニコラス・ブレイク風変奏曲」

だそうです



ロス・マクドナルドとニコラス・ブレイクという作家(なの?知らん)

の!

どっちかが 悲劇 で

どっちかが ハードボイルド

なのだと思います

もしくはどっちも?(笑) ←勝手な予想



なので

ロス・マクドナルドとか

ニコラス・ブレイクとかが好きな人だったらスゴく楽しめるのかも~♪

あたしは 『誰彼』 のがヨカッタ



返す刀で、もいっちょ★

一の悲劇
一の悲劇  ← 画像デカ!(笑)

法月綸太郎さんの、著者と同名の探偵役が登場するミステリ

↑の 『頼子のために』 に続く第5作目



<ストーリー>
「あなたが茂(しげる)を殺したのよ」と山倉史朗(やまくらしろう)は,泣き叫ぶ冨沢路子(とみさわみちこ)の前で絶句した―。路子の一人息子茂が誘拐されたのだが,犯人は山倉の息子隆史(たかし)と,同級生の茂を間違えたらしい。非常線の中,身代金六千万を運んだ山倉が犯人との接触に失敗,茂は死体となって発見されたのだ。誰が,なぜこんな残酷なことを? やがて浮かんだ容疑者三浦には犯行当日,名探偵にして作家の法月綸太郎(のりづきりんたろう)と一緒にいた,というアリバイがあった……。

(↑祥伝社のサイトからのコピペ…またもやスミマセン!)



『頼子のために』 は悲劇一色な感じでしたが

コチラは 悲劇と喜劇の間でバランスをとった 様な印象

といっても

悲劇と喜劇の中間をとったのではなく、

悲劇と喜劇が同居してる感じです

事件は悲劇なのですが、その中にメチャ笑える場面があります (←分りにくい?ゴメン!)



この作品では

法月綸太郎や法月警視の視点ではなく

山倉という

この作品にのみ登場するキャラクターの一人称で書かれているのが

今までの作品と異なるのですが

この山倉の視点から見た法月綸太郎が笑えるんですよ~♪



法月綸太郎のコトを部下の黒田に調べさせる山倉

「わかりました。法月綸太郎、字がむずかしいけど本名です。職業、推理作家」
「なるほど」それで、警官と知り合いなのだろう。「売れっ子なのか」
「何冊か本は出ていますが、ベストセラーといえるほどのものはありません。賞にも縁がないようです。書評もあまり評判はよくありません。なかなか痛烈なやつを見つけました。

『法月は、まったくの白痴か、まったくの偽者か、あるいはその両者だ』 」

とか



黒田が何を言いたいのかよくわからないが、よりによって名探偵とは。

どうも、まともな人物ではなさそうだ。

小説を書いているだけならまだしも、進んで名探偵を自称するとなると、

誇大妄想狂か性格破綻者の疑いもある。

とかね♪



『頼子のために』 では抑え気味だった

推理がコロコロ変わる展開も復活!

読み物としては、なかなか楽しめました♪



ところで

この作品、あとがきによると

本書は志水辰夫氏の文体と原寮氏のプロットにものすごく影響を受けている。(中略)
とりわけ原氏の 『私が殺した少女』 の構成に負うところが大きい。

のだそうです

そして…

例によってあたしは

志水辰夫さんの本も、原寮さんの本も読んでないね…(汗)



読んだコトのある方は

比較してみると面白いかも~♪ (他力本願)





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最終更新日  2006年06月09日 07時50分19秒
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