「人のせいにするというのは都会の人間の典型的な特徴」
という言葉にドキっとしました。私は東京出身で埼玉育ち...。
埼玉は東京から見れば都会でないかもしれないけど、地球規模で見たら都会でしょう?
そして、この本は、こう続きます。
「なぜかと言えば、都会というのは人が作ったものしかないんだから、なにが起こったって、追求すりゃあ人のせいにできる。
これが自然の中なら「仕方がない」で済むんです。ところが、仕方がないなんて言うのは遅れた人間だ、という教育をぼくらはめんめんと暗黙のうちに受けてきた。
沖縄へ昆虫採集に行ってハブに咬まれれば
「仕方がない。バカなやつだ。」ですむけれど、
東京でハブに咬まれたら、誰が放したんだという責任問題でしょう。
都市では必ず背後に人間の行為があって...(略)
「虫眼とアニ眼」宮崎駿、養老孟司著 p60より抜粋
読みながら、なるほど...と思ってしまった。
確かに私の日常は、「責任の所在」って、いつも問われている気がする。
これじゃ、息がつまりそうになりますよね...。
やっぱり、ときどき自然に帰りたいと、旅に出ずにはいられません。
宮崎駿監督は、一本映画を撮り終えると、
最低半年、山小屋にこもり、毎日自炊して、散歩して、またご飯を作って・・・というシンプルなことを繰り返すそう。
こうして、創造性を回復されるんでしょうか?
この本は、私が丸い家の集まった街に住みたいと友人のKちゃんに語っていたところ、Kちゃんが紹介してくれた本です。
この本の冒頭の、宮崎駿監督の理想の街のイラスト、共感します...。
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